家庭菜園用の耕運機の選び方のポイント

前輪のある耕耘機

(1)菜園の大きさから選ぶ
耕運機は菜園の坪数によって、まずは絞り込みます。小さな菜園に大きな耕運機をえらんでも小回りができません。なので、販売店で坪数にあった耕運機を選定して下さい。

(2)耕運機の燃料の種類
耕運機の燃料は次の4とおりあります。
・電気で動く
・ガス(家庭用のガスボンベ)で動く
・2サイクル用の混合ガソリンで動く
・ガソリンで動く


(3)耕運機の馬力(パワー)で選ぶ

耕運機の馬力は「電気 < ガス < 2サイクル用の混合ガソリン < ガソリン」です。
機種によっては逆転があるかもですが同じ値段であればほぼ間違いありません。

(4)菜園の場所で選ぶ
菜園が自宅の庭で隣接する家があるとかであれば「2サイクル用の混合ガソリン」は避けたほうが良いです。うるさい(騒音)ので近所の迷惑になるかもです。
菜園が自宅から遠い場合は「電気」の耕運機はあきらめましょう。コードが届かないです。

(5)菜園の土質で選ぶ
菜園の土がさらさらしているような菜園はどれを選んでも良いですが粘度質であればパワーも必要です。なるべく、パワーがある機種が良いです。

(6)耕運機の形態で選ぶ/貴方の体力(大事です)
家庭菜園用の耕運機には次の2種類があります。
・前輪(タイヤ)があって、その後ろにロータリ(回転して耕運する爪)があるタイプ
・前輪はなくてロータリ部分が回転して進むタイプ
前輪があるタイプ(写真参照)は軽くもっていれば前進しますが、前輪がないタイプは自分で押す力が必要になります。体力に自身のある方はどちらでもOKです。

(7)耕運機で行う作業で選ぶ
耕運作業の他に畝作りなどもしたいと考えるなら方は2サイクル用の混合ガソリンまたはガソリンの燃料で前輪があるタイプ(写真参照)を選定して下さい。
畝作りのための機具を装着してそれを耕運機が耕運しながら引くことになりパワーがないと進みません。
借りている農園では前輪のないタイプ購入してから買い換えた人、購入して何度か使用してそのまま眠っている前輪のない耕運機があります。

(8)その他
耕運機は家庭菜園を行うのに絶対に必要というものではありません。シャベル、鍬があれば家庭菜園は行うことができます。
ただ、体力的にシャベル、鍬での作業はきつくなってきます。そのため、家庭菜園をやめてしまう人もいます。
また、家庭菜園用の耕運機は6万円から15万円くらいして高価なものです。個人で購入するのでは無くて菜園に仲間がいれば共同での購入をお奨めします。 耕運機は毎日つかうものでもないでレンタルで安く園芸で扱ってくれるといいなと思います。