小松菜の育て方(全般)

<はじめに>
写真は中央がほうれん草で両脇が小松菜ですが左下のほうはカブです。
ほうれん草は虫がつかないので中央にほうれん草で虫よけのつもりです。
1.小松菜の種まき時期
3月中旬から10月末ころまでです。
真夏は暑すぎて無理です。秋まきが虫の被害も少なくて良いです。
また、早春に蒔いて5月連休には収穫して茄子、胡瓜の栽培に移行するなど輪作の間の栽培に小松菜は便利です。
2.小松菜の肥料
小松菜は種まきから1か月くらいで収穫になります。なので、即効性のある肥料が良いです。
種袋には堆肥、苦土石灰などが記載されてますが・・。
秋の種まきなら夏の茄子/胡瓜などの残肥があるので化成肥料で十分です。
苦土石灰は土壌のPHが5.2から6.0であれば良好な状態なので不要です。低いようなら苦土石灰を少し蒔いてPHを調整したあとに肥料を施します。
3.小松菜の連作
小松菜は連作OKですが、やはり1年くらいは同じ場所は避けたほうが良いです。
4.小松菜の種蒔き分量
小松菜の秋まきは収穫ができるようになってからそのまま春まで収穫が可能で収穫できる期間が長いです。ただし、風によって葉が固くなります。
春まきは収穫期間が短いので時期をずらして少しづつ種をまくのが良いです。
小松菜の栽培記録(秋まき)

2015.10.21 種まきをしました。
品種は丸葉こまつなです。種袋からわかるようにDAISO100均の2袋で100円です。

2015.11.6の様子です。
本葉もでて成長が早いです。土表面がカチンコチンなので中間を溝を中耕をかねて作ってそこに化成肥料を施して土をかぶせています。
肥料は土の上からパラパラとやるより中耕をかねて土と混ぜてやるほうが効果的です。
他の野菜もそうです。

2015.11.26の様子です。
右下部分の小松菜は収穫できるようになっています。大きくなったところから収穫して行きます。
肥料のかたよりがあって大小が発生していますがあまり気にしません。家庭菜園では1度に全部大きくなってしまうと食べきれないので困るからです。
小松菜は種まきから収穫開始までの期間は1か月くらいです。

2016.03.12の様子です。
小松菜は3月になると塔立ちします。塔立ちした花蕾は折って収穫します。
茹でてたべても良いし、炒めてたべても美味しいです。虫に食われて食べられなかった小松菜もそのままおいておけば塔立ちして花蕾が食べられます。菜の花より美味しいです。
写真は1度塔立ちした花蕾のしたからさらに新芽が伸びて花蕾ができるところです。この花蕾を収穫したら栽培完了です。
小松菜の栽培記録(春まき)

<はじめに>
小松菜は周年栽培ができる野菜ですが春から夏は虫の被害、暑さによって栽培がうまく行かないことが多いです。
栽培は虫がでない早春、秋の種まきによる栽培がお勧めです。
また、小松菜の種まき適宜は3月上旬から10月下旬になっており、栽培期間はほぼ1か月です。
秋の大根、人参、ブロッコリーなどの収穫が終る3月に種蒔きて5月の連休の茄子、胡瓜、トマトなどの野菜の植え付け時期には収穫が完了します。
写真の種は園芸店で見て「25日で収穫」となっているので購入です。あまり信じていませんが栽培期間は短いのでしょう。
<春まきの栽培ポイント>
①栽培期間が短いので土ができているかが重要なポイントで堆肥などを十分に施します。
・前作の野菜は冬の長い期間収穫しているので肥料は不足していると考えたほうが良いです。また、小松菜の収穫後に栽培する夏野菜(茄子、胡瓜)もあるので肥料は十分に与えたほうが良いです。
②石灰はPHが5.2から6.0以下であれば与えます。酸度計がなければ畑に「ホトケノザ」などの葉の広い草が生えているようなら不要、葉が針金のように細い葉の草なら石灰が必要です。
2016.03.15 小松菜の種まき
2016.03.15 種まきをしました。
<種まき方法>
園芸本には10幅の薄い溝を作ってバラマキとあります。株間は最終的には10cmとするとあります。私は10cmの条間で3条をの種まきをしました。バラマキより間引きがしやすいのでそうしています。
2016.04.05 小松菜の種まきから20日が経過

種まきから20日が経過しました。
本葉もでているので種まきから25日すれば間引きした小さな小松菜は食用になるような気がします。天候がよければですが・・・。
発芽を確認したところで防虫をしています。