東海自然歩道(神峰山(かぶさん)〜ポンポン山〜大原野)

今回このコースは今迄何回となく歩いているが、記録や写真といったものを全然残しておらず、HPを作成するようになると、俄然必要になり、再度行かなくては〜と思っていました。
おりしも1ヶ月前、囲炉裏村の連中がパソコン通信上での会話から、「ポンポン山って頂上で飛ぶとポンポンと音がなるからポンポン山と云うらしいで〜」との話に「じゃ〜そこで麻雀したらもっとおもろいで〜!ポンを2回しないと上がれないとか・・」のコメントが長々続き、とうとう其の日が実現したのです。
「ついでに氷を頂上まで担ぎ上げ、「カリカリオフ」もやろう〜ゼ」と!
いや、全く囲炉裏マンの考える事は奇想天外、何でも遊び感覚で楽しく実現させる驚くべき行動力の連中達だ!
中には、この為にわざわざ東京から参加するという極め付きも現われる。(@_@)
「全くアホに付き合ってられない」と一人静観していた俺も何やら気になり、他のコースを歩く予定を当日同じコースに合わせて出掛けて行った自分も、かなり「イロリ菌」に犯されていると自覚あり。
では、これより今日一日の様子を写真と音楽を織り交ぜてご案内致します〜。(^-^)


【山  名】 ポンポン山679m
【地  域】 高槻、京都西南部
【日  時】 1998年07月5日(日)
【メンバー】 単独そして山頂は(囲炉裏村の仲間)総勢13名
【コ ー ス】 神峰山寺〜本山寺〜ポンポン山〜金蔵寺〜大原野
【天  気】 晴
気温34度。とにかく暑かった〜〜!!
【時  間】 東海自然歩道は5時間。山頂では1時間の遊び。

神峰山寺口手前から見た田園風景

今日はとにかく朝から蒸し暑い!途中コンビニで弁当とビールを買い求めバスで神峰山寺口に降りる。
この辺の風景は都会から少し離れたといえ、田園風景たっぷりで実にのどかだな〜!
左が摂津峡、右がこれから歩く神峰山寺への東海自然歩道が続く。

神峰山寺

さあ〜神峰山寺に着いたぞ!
ここは今迄5回は訪れているな〜。特に秋の紅葉は最高だ!昨年はどうも冷え込みが少なく、色付きが悪かった。写真も撮ったが良いのが1枚もなし。今年はさてどうかな〜?

この神峰山寺から次の訪問地である本山寺まで登り道が続く。
いやはや〜結構辛い登りだ。オマケニ今日の暑さは何と蒸し暑く、たまらんワイ!!

何と1時間も掛かってしまったぞ。暑さでピッチが上がらず。

本山寺本堂の階段
写真クリックで別の写真
を掲載。

ここが本山寺。開基は役小角(えんのおずる)とか。葛城山で修行している時、この山に五色の彩雲がたなびくのを見て来訪し、毘沙門天像を刻んで堂を構えたらしい

この階段の右側に自然の湧き水が出ており、あまりの暑さで頭から水を被る。
「ひゃ〜冷たくて気持ち良い〜〜\(^O^)/」

東海自然歩道はこの階段を上り、本堂の脇から境内林(天然の針葉樹林)を縫う近道を辿ると、再度東海自然歩道と合流し、ポンポン山に通じるハイキングコースがある。
山頂まで約40分。よく整備されたコースで気持が良い。
ひんやりとした冷気が流れ、あの暑さも此処だけは別世界のように感じる。

早く山頂まで登らないと、かき氷が食えなくなるぞ〜!
時間も12時10分、ここの休憩も無しで、兎に角先へ進めだ。

ポンポン山(678.9M)
写真クリックで別の写真掲載

さあ〜着いた。おっ!いるいる!!デンと真ん中の特等席にバーナーや食材を広げて、ワイワイ騒いでいる。
右に麻雀台が。でも暑そ〜〜!取り敢えず登頂確認の写真をパチリ。

アレ〜??何か人数が少なそう。どうしたの〜?
後続隊が未だ到着しておらず、待っているとの事。

山頂での麻雀オフ
写真クリックで別の写真掲載

やっと着いた京都府向日市・善峰寺経由からの部隊と合流し、女性群も4名、全員で13名になった。やはり暑さでバテタらしい。ただ、この場所はあまりにも日差しがきつく、手前の木陰に移動だ。
やっと落ち着いたところで、再度食事をするものや、麻雀を再開する者でワイワイガヤガヤ。
通りすがりのハイカーの冷たい視線もなんのその!!

まさに自然をバックにした最高の遊びだ。後ろには氷の旗が・・・。
冷やしたスイカを頂いたり、この後氷をカリカリと削り、ハイ、みぞれ一丁!
多分知らない人達はどう思っていたのでしょうねぇ〜?

残念ながら、私は東海自然歩道の写真撮影が未だ残っていたので、皆さんに引き止められるもここでお別れとなる。

ポンポン山からやや東方向に尾根を下ると釈迦岳(631m)があるが、今日のところはパスとする。そして左の杉谷を下る。

金蔵寺の山門
写真クリックで内部敷地を掲載


そして杉谷集落に合流すると、右に善峰寺(よしみねでら)左に金蔵寺(こんぞうじ)の標識が立っている。
善峰寺にも行きたいが往復する時間も無いし、自然歩道は金蔵寺に続くのでそのコースを取る事にする。
舗装道路を暫らく歩いた後、小塩山中腹を横切る感じで道が続く。ただ小塩山に至る標識が破損しており注意を要する。
どんな場合でも詳細な地図とコンパスは忘れないようにしましょう〜(^-^)

金蔵寺の秋の紅葉は誠に素晴らしい。山門から急峻な階段を上りつめる迄の紅葉のトンネル、境内にも紅葉と、初めて訪れた秋の金蔵寺に暫し感動した思い出が彷彿させられる。得てしてそういう時には写真機を持っていない。今度秋を狙って写真を撮ろう。

大原野及びその後ろの京都市西京区
を望む

金蔵寺から大原野までの下り約40分。ここは京都市西京区とはいえ、大野原迄は山村集落といった感じで、バスの時間も1時間に1本しかなく、仕方なく灰方まで歩く。



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