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ダブルパドルの持ち方
 右利きの場合、腕を真っ直ぐ前に伸ばした時、右のブレードの表面が自分の方に、左のブレードの表面が真上に向くように持つ。左右の手の間隔は、両手を上にあげシャフトを頭に付けた時、肘が直角に曲がる幅で、中央から等間隔に持つ。
右腕の握りは、どんな時もずれないように、しっかりとシャフトを持つ、これを右固定という。左腕の握りは軽くしてシャフトが手の中で動くようにする。
フォワード・ストローク(普通の漕ぎ方)
 右前方なるべく艇の前本体近くの水面にブレードを入れる。ブレード表面は下を向いている。この時に右腕をほぼいっぱいに伸ばし、左手は左肩口の前にある。正面から見て水面とパドル・シャフトの角度が45度が目安。ブレードを水に入れる位置が艇に近すぎると(角度が立ちすぎると)安定感が無く、艇から遠く離れると(角度が寝すぎると)曲がりやすい。
 水中のプレードを右手で引き寄せると同時に、左手を真っ直ぐ押し出す。右側が完全に漕ぎ終わったら右のブレードを水から引き抜き、シャフトをしっかり握ったまま右肩口前方まで右手をあげ手のひらが正面を向くように手首を返す。この時左手の握りを緩め手のひらの中でシャフトを滑らせると左のブレードが左前方の水をキャッチする角度で水面に達している。この右手首の返しをフェザリングと呼ぶ。
 今度は水中の左ブレードを左手で引き寄せると同時に右手を真っ直ぐ押し出す。この繰り返しで艇が前に進む。押し出す力を7引く力を3位にするのが理想で、長時間のパドリングの時に疲れにくい。
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