ルアー絵9月9日(水) 忠類川でサケ 午後編

 昼食をとるために駐車場へ戻った。隣の車の人達がサケやマスが入った発砲スチロー
ルの箱をワゴンの荷台に積んでいた。神奈川から飛行機で来たらしい。車はレンタカーで。
ラーメンを作るために、車の脇でシングルバーナーでお湯を沸かしていたら
”営業車のようなワゴンでしょ?”
と、にこやかに話しかけてきてくれた。
”へぇ〜、大宮からですかぁ。何日釣るのですか?”
などと話しがはじまった。斜め前の受け付けのおじさんが、
”お〜い、サケ持っていかんか?”
と、こちらに向かって叫んでいる。
”私たち、欲しいです”
と答え、受け付けへ走っていった。
”実は朝から2人ともゼロなんですよ”

 あまりにも哀れに見えたのか、2匹もいただいてしまった。。。取り敢えず、実家には送れ
る。情けなかったけれどありがたかった。14時になり、17時の調査終了時刻まで再チャレン
ジ。
”また夕方になると釣れるかもなぁ”
と、受け付けのおじさんはやさしく言ってくれる。
”ほれ、このイカ持っていきな。”

 赤く色づけされたえさ用のイカをいただく。ここまでしていただいたら空では戻ってこれな
いなぁ。。。

 調査区域の下限から1.5キロまではルアー・フライ専用。そこから18キロまでは餌・ルアー・
フライ兼用区域、またそこから上限までの2.5キロはルアー・フライ専用区域に区分されてい
る。

 車で更に奥に入り、餌釣りがOKな区域に移動した。コウメイさんは2度ほど当りが。私は
1回のみ。でも結局逃げられてしまう。流れにのって、流していくと良いよ〜。静かに入れる
のだよ。など、色々な方からアドバイスをいただいた。何でも、経験がものをいいますね。

 16時半頃、とうとうあきらめ最初の受け付けに白紙の釣穫報告を提出した。
”残念だったねぇ。。。ほら、これ持っていきな”

 また、3匹いただいてしまった。そのうち2匹は何とメス!!努力賞だと思って戴いてきた。

 帰り道、車の中の2人は意外にあっけらかんとしていた。やるだけのことはやったし。。。
ハハハ、開き直りかな(^^;翌日送るための発砲スチロールの箱を日用品店で買い、キャンプ場
に戻った。

 今日は、えらくキャンプ場が騒がしい。昨日想像していた通り、どこかの中学生の一行が来
ていた。バンガローに班ごとに泊まっているらしい。今度の旅行の予行を兼ねて来ているらし
いが、あきれるくらいまとまりがなくて、他人の私たちまでいらいらしてしまうほど。寛大な先生
だなーっと思ってしまうほど、言うことの聞かない生徒達に振り回されていた。。。

尾岱沼青年旅行村写真

 コウメイさんは、魚をさばきに、私はコインランドリーで大洗濯。洗濯機を廻しているあいだ、
食事をつくりにサイトにもどったら家から持ってきたタッパいっぱいにいくらが!!戴いたサケ
のお腹に入っていたものだった。700ccの容量なので、700〜800gはあったと思う。サーモン
パークで覚えていた、いくらの作り方を思い出しながら、筋子からほぐして醤油とお酒で漬け
た。2、3日したころおいしくなっているだろう!!獲りたてのいくらは驚くくらい皮がしっかりし
ていて驚いた。家のほうではほとんど一度冷凍されたものを口にしているから。

 明日は、釧路川をカヌーで下るぞ〜。この日も、シュラフに入った途端に熟睡。。。
 
 

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