画廊「蔵」の手前の信号のない交差点を右に曲がり、看板に従って進むと、染谷花しょうぶ園があります。 染谷花しょうぶ園は、毎年6月の1ヶ月間だけの開園しています。今年も6月1日に開園しました。花菖蒲は6月25日頃まで楽しむ事が出来ます。 染谷花しょうぶ園の向かいには、花菖蒲直売所があり、また毎週金・土・日曜日の午前8時〜11時半までは、朝市もやっています。(97年6月14日現在)。 |
開園日 :6月1日〜6月末日 開園時間:AM9:00〜PM5:00 入園料 :400円(75才以上の方と幼児は無料、 但し土曜・日曜は有料です) 交通 :大宮駅東口から国際興業バス7番 東川口駅行・・・・・・染谷新道下車(徒歩15分) 中野田引返し場行・・・染谷新道下車(徒歩15分) 染谷折返し場行・・・・染谷中下車(徒歩2分) 問い合せ:染谷花しょうぶ園 〒330 埼玉県大宮市染谷2丁目248番地 電話 048(683)8787(代) 【解説】 「染谷花しょうぶ園の由来」
屋敷の北側に作物や植木が生育不良の低湿地があった。雨期には沼となり、冬は凍結して終日溶け出さない。植木の生産販売を営む傍らこの土地の利用法をと腐心したあげく花菖蒲の栽培を思いつく。苗圃の整備を手がけつつ各地の花菖蒲園の見学を続けるうち花しょうぶの美しさを施設のお年寄、老人クラブそしていっそ多くの人に見て頂きたいと思うようになった。池や八ツ橋、あづま屋を整えて本格的な花菖蒲園にと思い立ち、準備を進める事2年。力と智恵のかぎりを尽くし一応の完成にごぎつけた。 染谷とは、この里の地名でいかにも谷間を紫色に染め上げる花群を彷彿とさせる。命名は市長が快く承諾され「染谷花しょうぶ園」となった。施設は天然素材の木や竹を用いた。現在約8,000平方メートルに300数種類が絢を競っている。さらに内容を充実させ、四季折々の花木、お茶の野点、謡会、句会、種々イベントにと年間通してご利用頂ける市民のオアシスに造り上げて行きたいと願っている。 −園主− (染谷花しょうぶ園の入園チケットから)
【解説】 片柳歴史散歩コース「地名”染谷”と花しょうぶ園」
地名”染谷”は、染屋を職とする人たちが住んでいたことに由来するとの説が有力です。一方次のような言い伝えもあります。その昔この地に住んでいた美しい娘を男たちが見染めたので「見染めヶ谷」というようになり、それがいつの間にか”染谷”になったという伝承です。 作物や植木が育ちにくい低湿地帯を活用した花しょうぶ園は、昭和58年に開園しました。以来各地の花しょうぶを集め、300種以上が園内8,000平方メートルの谷間を染尽くし、染谷の新たな地名のイメージを生み出しています。6月1ヶ月間だけ開園され、多くの方が花しょうぶを楽しんでいます。 〜お問い合わせは〜 大宮市教育委員会文化財課 TEL:048−647−8032(直通) (染谷花しょうぶ園前の掲示板から) |