大谷ホタルの里の北側に面する道路を東に進み、見沼代用水東縁に架かる樋の口橋を渡って日光御成街道を越えます。ちょっと行くとふるさと歩道の道標があり、道標に従って右に曲がると膝子八幡神社があります。 境内には、推定樹齢300年の大欅(けやき)の木がそびえています。 |
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【歴史】 「膝子八幡神社」
当社の創建年代は不明であるが、境内に樹齢推定約三百年の神木の大欅があることから、かなりの古社であることがわかる。祭神には応神天皇を祀っており、大祭は十月十二日である。戦後一時中断した六月の虫送り行事も昭和五十八年に復活した。参道には江戸後期の鳥居や道しるべのある庚申塔が残っている。 八幡信仰は早くから仏教と結びつき、奈良時代には東大寺の鎮守として手向山八幡宮が造られ、平安時代には朝廷から大菩薩号が贈られるなど、伊勢信仰につぎ全国に信仰圏を拡めていった。特に源氏の氏神として仰がれ、源義家は八幡太郎を名のり、源頼朝が鶴ヶ岡八幡宮を造営したことから八幡社は武士社会の守護神として全国に勧請されていった。江戸後期の「新編武蔵風土記稿」によると、大宮市内で20社が数えられ、当社もその一つである。 (膝子八幡神社の掲示板から) |