活動記録－２００３年後半、１１／１６、１１／２６、青森県大畑町関根橋小学校

さんま大先生が行く

１１／３０、１２／７、１２／１４
山口県下関市立蓋井（ふたおい）小学校

蓋井島へ　自己紹介　質問　金毘羅山へ　魚釣り　カラオケ大会
 授業　ラケットベースボール　収穫祭　お別れ

活動記録２００３後半へ　あっぱれトップページへ

背景：「羽根パステル」 / Copyright(C) 木漏れ日の素材場

BGM：「未来のドア」 / Copyright(C) Super Crimzon

蓋井島（左にある白い建物が小学校です）

３回目の旅は山口県下関市です。
蓋井（ふたおい）島にある蓋井小学校を訪問します。生徒数は６名です。
男の子はたった１人です。その子がさんま先生に手紙を送ってきてくれました。

学校の場所はこちら→。

蓋井島へ　先頭へ

さんま先生、下関の吉見港から蓋井丸に乗って蓋井島へと向かっています。
蓋井小のくらもとこうき君からの手紙を読みます。

さんま先生、
　「さんま先生、こんにちは。僕は蓋井小学校のくらもとこうきです。僕らの学校は山口県下関市の吉見港から
　　船で４５分のひびきなだに浮かぶ小さな島にあります。全校生徒６人、そのうち男子は僕だけです。
　　だから時々寂しくなることがあります。さんま先生、こんな僕が住むこの島にぜひ来てください、お待ちしております」

夜（遊ぶところは）は何もないそうです。
さんま先生、「でもあれあるやろ？、スーパーとか」
スタッフ、「５時半に閉まります」
旅ガラスによると、本土から船での所要時間は３５分、島の人口は３９世帯、１２２人だそうです。

蓋井島が近づいてきました。
さんま先生、「見る限り民家は一軒もありません。ほんとに人が住んでいるんだかどうか、
　　　　　　　　　あっこに灯台が１つあるだけで」
山が海岸線まで迫っていて断崖になっています。

さんま先生、「電気とか来てんのやろな？、もちろん。あ、ほとんど空いてるんだ、土地は。あの一角だけだ」
上の地図をご覧になればお分かりのとおり、島は北西から南東方向へくびれた形をしています。
その中央部の南側が開けて港があります。
港の少し上に校庭が見えます。学校はすぐそばですね。
さんま先生、「しもた、こんなええところやったら『さとうきび畑』ここでロケしたらよかったね。こんにちは」
港に到着。手紙をくれたひろき君が待っていてくれました。他の子は学校にいるみたいです。

さんま先生、「こんにちは。たった１人の男の子？」
こうき、「はい」
さんま先生、「学校に案内してもらわなあかんから。学校あれやろ？、あの見えるとこやろ？」
こうき、「はい」

島の人たちも来てくれてますね。
さんま先生、「まあ、揃いも揃って年寄りばっかりで(笑)。ちっちゃいな、みな」
港を出て学校に向かいます。
さんま先生、「あと全部学校で待ってんの女の子？」
こうき、「はい」
さんま先生、「あらまあ。えっ、美人はいるの？、この学校には」
こうき、「・・・、あんまりわかりません」
さんま先生、「(笑)ハハハハハ、いるんだ１人」
こうき、「何人か」
校庭の上り口で５人の女の子が待っていてくれました。「さんませんせー」
さんま先生、「まあ、かなちゃん、まんまるとねえ、きたねえ。ほな上にあがろうか、なあ。行こう・・。
　　　　　　　　　運動場、６人の割には広いなあ。ぜいたくしてるな君ら。立派な小学校やなあ」
体育館に生徒と先生方が座っています。そこにさんま先生登場。
さんま先生、「大きな体育館やなあ（拍手）。あ、こんにちは。ちょっと６人にはぜいたくすぎるよねえ。あ、先生も６人」
昔は生徒数が多かったのかもしれませんね。

自己紹介　先頭へ

あゆな、「２年、くらもとあゆなです。私の性格は、兄ちゃんはわがままだと言いますが、
　　　　　　自分では元気いっぱいだと思います」
さんま先生、「要するに元気いっぱいのわがままやね(笑)。たち悪いね、それ」
＊お兄ちゃんはこうき君です。

かずみ、「４年、西かずみです。好きな芸能人はウインズです。」
さんま先生、「ウインズのどの人がええねん？」
かずみ、「(笑)フフ、左のほうに」
さんま先生、「ファンやったら名前ぐらい知ってるやろ」
かずみ、「りょうへい君」

まこ、「４年、ふじながまこです。私の性格は明るく面白い性格です」
さんま先生、「うそ、いいなあ、自分のこと面白いって言えるなんて。俺、まだ自信ないわ、そこまで言う」
まこ、「(笑)フフフフフ」

さんま先生、「そして、君４年生やったんか？。どうぞ」
かな、「４年、しまもとかなです」
さんま先生、「(笑)すっかり６年生やと思うた」
かな、「私の性格は、すぐ部屋がぐちゃぐちゃになる性格です」
さんま先生、「暴れるの？」(笑)

こうき、「４年、くらもとこうきです」
さんま先生、「かわいそうになあ、女ばっかりでなあ(笑)。つらいと思うわ」
こうき、「僕の性格は、恥ずかしがりです」
さんま先生、「こんだけ女に囲まれて育ったら恥ずかしがりやになるよわな」
こうき、「将来の夢はプロ野球選手です」

なな、「６年、はやしななです。私は怒りっぽい性格です。人には男勝りだと言われます」

先生方も自己紹介をします。
「給食を作っています、西です」
「養護しております、酒井です」
「４、６年、５人の担任をしております、森です」
「２年のあゆなちゃんだけの担任、家庭教師です。澄川です」
「教頭をしております、西田と申します」
「校長先生をさせていただいてます、大西規夫と申します。よろしくお願いします」
校長先生は５０歳で、教頭先生より２つ下ですね。

質問　先頭へ

「さんま先生に質問したいこと」です。全員手を上げました。

あゆな、「どうしたら同級生が増えるんですか？」(笑)
さんま先生、「(笑)すっごい難しい質問やな」
かな、「おいしいサツマイモ料理の作り方を教えてください」(笑)
さんま先生、「(笑)ハハハッ・・知るか、そんなもん。(笑)何で俺にそれを聞くねん？」

「今１番心配なこと」です。

あゆな、「犬が病気にならないか心配です」
さんま先生、「何飼ってるの？」
あゆな、「ミニチュアダックスフンドです」
さんま先生、「なってもしゃあないしねえ、あいつら変なもん食いよるから、黙って」
あゆな、「でも、１人だけかまない。ぬいぐるみとかはあまりかまない」
まこ、「３匹飼ってるから」
さんま先生、「ああ、それ説明してくれなわからへん。３匹飼ってんの？」
あゆな、「いやぁ、はい。赤ちゃんが」
さんま先生、「こうき、お母さんが２匹生んだのか？」
こうき、「いや」
あゆな、「えーと、最初は４匹生まれたけど、だけど２匹死んで１匹あげたから１匹」
さんま先生、「ほいで何で３匹やの？」
あゆな、「(笑)ハハハハ」
さんま先生、「いやいや、笑うとこちゃうねん」
あゆな、「大人も合わせて」
さんま先生、「あっ、おじいちゃんおばあちゃん、犬に入れてるのか、いや違うがな」(笑)
親犬２匹と子犬１匹で計３匹ですね。

金毘羅山へ　先頭へ

「さんま先生に紹介したいこの島のいろいろいろなNo.1」です。

まずは「島で１番景色のよい場所No.1、こんぴらさん（金毘羅山）」です。
ちょっと歩くみたいですが、あゆな、しゃがんでますね。
さんま先生、「どうしたの？」
あゆな、「おなか痛い」
さんま先生、「どんな風に痛いの？。チクチク？、それともウーッていう感じ？」
あゆな、「・・・」
さんま先生、「ちょっは行けるやろ？。犬何匹？(笑)。笑ってる、この人」
歩いて４０分ぐらいかかるようです。
さんま先生、「地元の人間がこんな水筒ぶら下げてて、よほど大変やろ」(笑)
あゆなはこの後少し歩いてリタイヤしました。

標識（立て札）が立っています。
さんま先生、「『やまどりの散歩道』。おい、全長１５００ｍって書いてあるけど、（頭を掻いて）そういうこと？」
「(笑)ハハハハハ」
山道になります。
さんま先生、「この辺にに何かなってないの？、アケビとか」
「ムベ」（蓋井島では「ウベ」とも呼ばれていて、果実は熟すとアケビに似てますけど、アケビのように実が割れません）
まこ、「種がいっぱいぎっしり詰まってる」
さんま先生、「あー、アケビやろ？」。地面から生えてます。
「ムベ」
さんま先生、「アケビ言うてるやろ？」
「ムーベ」
さんま先生、「アケビ」
「ムーベ！。(笑)フフフフ」
さんま先生、「ムベ！」
「(笑)アケビ！。(笑)フフフフ」
さんま先生、「あと野イチゴは？」。道端にありました。
「野イチゴって今あったの？」
さんま先生、「食べろよ」
なな、「いや、嫌い」
さんま先生、「おまえら、あんまり山に来いへんのか？」
「時々しか」
さんま先生、「そやろ。俺より山に来てないなあ。俺より知らんもんなあ」

更に歩き続けます。
さんま先生、「はぁ、もう着くやろ？」
「まだまだ」
さんま先生、水筒を持って来てないので、「おい、誰が１番おいしいお茶や？。ななちゃんちょうだい」
なな、「(笑)ヘヘヘヘ」
さんま先生、「買うわ」。結局、こうきからお茶をもらいました。

かなりの急坂になります。ロープが張ってあり、みんなそれを手にして登っていきます。
さんま先生、「やっぱりかなちゃんが遅れております。よいしょっ。これ、毎日歩いたらええ運動になるよね。
　　　　　　　　　ああ、しんどい。申し訳ないけど（頂上に）行ったって曇ってるで」
そして視界が開け頂上に到着しました。標高１４５ｍです。
さんま先生、「うわぁ、曇ってる」
でも島の稜線ははっきり見えていて、それほど視界は悪くはなかったです。
さんま先生、「あー、でもここへ座ったら気持ちええよな。みんなやりたいのはこうだ、落ちるなよ」
頂上はコンクリートが敷き詰められていて、その端に座ります。

港付近に立ってる家も見えます。
「おーい！」と叫ぶと下からの声も聞こえました。
さんま先生、「ええよな。１日ここでしゃべってられるよなあ」
「・・・」
さんま先生、「そうかぁ？。で、ここ、後何があるの？」
こうき、「ここでみんなが叫んでくるの、自分の秘密」
ということで、みんなの秘密を「叫ぶ」ことになりました。
まずはさんま先生、
　　「こないだゴルフ練習場でおしっこをしにいったらうんちが出ましたぁ(笑)。
　　　お酒飲んだ次の日やったからな。あの時俺は人生終わったと思ったから。今捨てゲーム、毎日が」(笑)
かな、「小さい頃、千円を２人で分けなさいと言われて、半分に切ってごめんなさい」(笑)

魚釣り　先頭へ

みんな港に集まっています。救命胴衣を着けてますね。あゆなも参加します。
こうき、「次はさんま先生と一緒に魚釣りをします」
さんま先生、「まだ僕を振り回すつもりですか？」
こうき、「釣り名人No.1は、林さとしさんと中村もとむさんです」
ということで２人登場します。林さんのほうが年配です。
さんま先生、「私たちが、素人が行っても大丈夫ですかね？」
林、「大丈夫ですよ。魚は上を見ませんでね」(笑)

船は島に沿って西に向かい北側に回ります。
さんま先生、「やっぱり沖に出てきた、波は高いねえ」
子どもたちは船の真ん中に集まって座ってますね。
さんま先生、「何？、こわいの？」
なな、「揺れてこけそうになる」
さんま先生、「こんなドッシリしてんのに」。かなですね。
ニの岩門（にのいわと）という岩が海の荒波で浸食された洞穴を通ります。
奥行きは２０ｍもあって、小舟で中に入れるそうです。
さんま先生、「これ、画用紙に絵の具あったら描いてますわ、俺(笑)。
　　　　　　　　　はぁー、心の写真機で撮っときますわ、これだけええ景色は」

そして港から島の反対側辺りが釣り場のようで船は止まります。餌のエビを付けます。
さんま先生、「これ、どれぐらい落としたらよろしいの？。海底まで？、下まで落としていいんだ。
　　　　　　　　　今、何ねろうてまんの？、名人。アジ？」
林、「いやぁ、コダイ狙いじゃけどね、ここは」
さんま先生、「ちょっと今日はスタッフにおいしいタイでもね」
スタッフ、「たのんまっせ！」。＃誰だ？

さんま先生、「名人、釣れまへんな？」
林、「引かんかね？。１つも引かん？」
さんま先生、「１つも引かん」
その時、藤井ディレクターが、「来てる来てる。あゆなちゃん上げて。（まこに）どうやって上げんの？」

さんま先生、「リール巻くねん！。来た来た、すごい、あゆなちゃん」
藤井、「えっ、こ、どうやって？」。釣りやったことないみたいです。(笑)
さんま先生、「リール巻くねん！。何してもどんくさい女やなあ、もう。
　　　　　　　　　おう良かった、番組終わ、１番ちびっ子が１番先釣った」
タイが釣れました。
さんま先生、「すごいな、あゆなちゃん。うれしい？」
あゆな、「・・・」
さんま先生、「でも絶対最低３匹釣らなあかんからね。今日、あなたのキーワード３匹やから」
あゆな、「(笑)ヘヘヘヘ」
さんま先生、「子供が釣ってねえ、こっちが釣れへんていうのはねえ」
「ようできちょるねえ」(笑)
続いてこうきもコダイを釣りました。
さんま先生、「あー、小さなタイやな。すいません、名人。俺、そっち（船の左側）行かせていただけますか」
そしてまことかながフグを釣りました。
さんま先生、「（タイを）３匹までいくから。何時間かかるかわからへんで。
　　　　　　　　　ねえ、釣りなんてもんは時間制限してやるもんちゃいまんなあ。
　　　　　　　　　都会のデレクターはこれやからおもろいことおまへんなあ」(笑)
次にかずみが細長い魚、エソを釣りました。

日が傾いてきた頃、ついに・・。
さんま先生、「来た来た、さんま先生来ました！。おいカメラ、はよこーい！」
カメラマンが乗っている船が反対側にいるので、自分の側に来るよう促します。
さんま先生、「カメラ回ってるか？。これも余裕やねえ」。リールを巻いていきます。
さんま先生、「まあ、細いタイ」。エソですね。(^_^;)
名人、「あーぁ、あれかね」

港に戻り、次のNo.1です。かながフリップを出します。
「美人で料理が上手No.1　みなとやのおばちゃん」
そこで今日釣った魚を調理してもらうみたいです。
さんま先生、「ほんとに美人やね？」
「はい」
さんま先生、「俺、もうこの島に来て６時間ぐらい経つけど、まだ美人と会ってないねんから」

美人のおばちゃんはみなとやの松本さんです。
さんま先生の釣ったエソはから揚げにしてくれるそうです。
子どもたちは疲れてしまってるようです。
さんま先生、「しんどかった？、今日。そやな、緊張したしな。船も乗ったしな、山も歩いたしな。ちょっとお嬢さん」
あゆな、「うん？」
さんま先生、「疲れた？。早く家帰りたい？」
あゆな、うなづきます。(笑)

魚料理ですが、まずはあゆなが釣ったタイの煮付けです。
あゆな、一口食べて、手で口を押さえた後笑ってます。
さんま先生、「まずい？。まずいって・・あ、おいしい？、ごめんごめん」
こうきは思わずニッコリ。
ななは目玉を食べます。
さんま先生、「通やなあ、後ですすろう思うてたのに。目玉好きな子どもって初めて見た」
次はさんま先生が釣ったエソのから揚げです。
さんま先生、「これ、俺だけね(笑)。もう、名人もがっくりきた魚」
しかし食べてみると、「あっ、いけますいけます」。まずくはないみたいです。

カラオケ大会　先頭へ

体育館に島の人たちを集めてカラオケ大会です。
アシスタントはまこ、審査員はまこを除く子どもたちです。

まこ、「今日の参加者はこの島の歌自慢５人です。審査は５人の生徒が１人３つのサザエを持っていて、
　　　　良いと思ったらサザエをかごに入れます。最高で１５サザエになります(笑)。
　　　　優勝者には獲得した数のサザエをプレゼントします(笑)。参加者にはさんま先生に読んでもらいたい
　　　　紹介コメントを考えてきてもらいました。みなさんがんばってください」（拍手）

１人目。
まこ、「トップバッターは自治会長さんです」
倉本さんです。さんま先生に紙を渡します。「読んでいただけたらと思います」
さんま先生、「これ、歌前に読むんですか？。長いですよ(笑)。
　　　　　　　　　蓋井の自治会長として淡々と漁をしながらみんなをまとめてきた」
イントロが流れ出します。
まこ、「(笑)ハハハハ」
さんま先生、「非力ながらがんばっております。あゆなちゃん、こうき君のおじいちゃんであり、
　　　　　　　　　こちらの大黒柱、倉本まさひろさんがみなさんの先陣をきって歌います。『大河』」
倉本、「♪おーれを　捨てて・・」
さんま先生、「あゆなちゃん、今の歌どうでしたか？」
あゆな、「けっこううまかったです」(笑)
倉本、「ありがとうございました」
さんま先生、「それでは採点、何個サザエでしょう、どうぞ！」
１０個サザエでした。

２人目。
まこ、「続いては酒井はるみさん（男）です」
さんま先生、「今日はかなりおしゃれな」
酒井、「テレビ映らなきゃと思って」(笑)
さんま先生、「それ（上着）はどこで買いましてん」
酒井、「これもらいもんです」(笑)
さんま先生、「もらいもん？、自力で買いなはれ」
酒井、「儲け、収入がないですから」
さんま先生、「またまた、フグ密猟してんのちゃいまっか？」(笑)
曲紹介です。
さんま先生、「仲間とともに、荒波にこぎ出します。願うは、これ何て書いてまんねん？(笑)。願うは今日の大漁です。
　　　　　　　　　祝いの船が今日も。魚が追ってくる夜は眠れない、小倉の街でクラブのママもほれた声(笑)。
　　　　　　　　　島一番の歌声をお聞きください。歌います、『祝い舟』」
酒井、「♪晴れの　門出の　はなむけに　どんとこぎ出す　祝い舟・・・」
なかなか上手ですね。
さんま先生、「かなり小倉の街をうろついてらっしゃる(笑)、さあ、かずみちゃん」
かずみ、｢聞いたことない歌だから、あまり分からない｣(笑)
さんま先生、「要するに選曲ミス」(笑)
７個サザエでした。

３人目。
まこ、「３人目はななちゃんのお父さんです」
さんま先生、「仕事は何をしてらっしゃるんですか？」
林、「漁師です」
さんま先生、「もう仕事聞くのやめましょうね(笑)。ブティック経営とかいませんものね」
林、「いずれ、夢はあります。にわとり経営」(笑)
さんま先生、「ＮＨＫののど自慢で鍛えたのどです。出場したのは２年前。あの時は応援も少なく(笑)、
　　　　　　　　残念ながら予選落ちました。予選や(笑)。今日は島のみなさんに聴いていただきます。
　　　　　　　　澄んだ歌声できっと高得点でしょう。ななちゃんのお父さんが歌います、ふたり酒」
林、「♪いーきていくのが　つーらい日は　おーまえと酒が　あーればいい・・」

かなり高い声が出ますね。
さんま先生、「いいですね。これでまさかの予選落ち」
まこ、「(笑)ハハハハハ」
さんま先生、「これで落ちたんですか？」
林、「もういっぱいアルコールがあったらええんやけど(笑)、今日は飲めんやったんで」
さんま先生、「いやぁ、でも、『エッ、エッ』（歌に合わせて体をこきざみに動かす）独特の歌い方、もう川中美幸も真っ青。
　　　　　　　　　あゆなちゃん、どうでした？、今のななちゃんのお父さんの歌は」
あゆな、「あまり・・」(笑)

結果は５個サザエ。娘も１つしか入れてません。(^_^;)
さんま先生、「えらい親不孝な娘でっせ」
林、「(笑)勘当します」(笑)

４人目。
まこ、「４人目は私のお父さんです」
お父さん、はっぴにはちまき姿で登場です。
さんま先生、「阪神の日本一は残念ながら達成できませんでした。言葉にならないこの浜辺の熱いたぎり。
　　　　　　　　　いくら叩きのめされても阪神は永久に不滅です。来年こそ日本一。阪神日本一のあかつきには、
　　　　　　　　　もう海に飛び込みます。今日のアシスタント、まこちゃんのお父さんが歌います。フォルテシモ」
藤永、「♪おまえの涙も　俺を止められない　今更失うものなど何もない　激しく高ぶる夢を眠らせるな・・」
やっと今風の歌が出てきましたね。
さんま先生、「いかがでした？、こうき君」
こうき、「楽しい歌だったし、上手だった」
これは評判いいですね。１３個サザエです。

５人目。
まこ、「ここの蓋井小学校の教頭先生です」
西田先生、エレキギターを持って登場です。
さんま先生、「ちょっとちょっと。やる気充分、教頭」
曲紹介です。
さんま先生、「まあこの歌はどうでしょうかね？。蓋井小の教頭は仮の姿。朝晩の体育館でピアノを弾くのが日課です。
　　　　　　　　　ロバートジョンソンのスウィートホームシカゴ」
林先生、エレキはまあまあですが、歌声はちょっと音程外し気味です。英語もあまり・・。(^_^;)

さんま先生、「エミューが鳴いたんかと思うたわ(笑)。『ウワァー　アー　＊＊＊＊』」(笑)
７個サザエでした。

さんま先生、「どうでした？、まこちゃん。司会者として」
まこ、「みんな上手だったと思います」
さんま先生、「さあ、その結果、最優秀選手は、司会者、よろしくお願いいたします」
まこ、「４番の私のお父さんです」（拍手）
歌自慢No.1は藤永さんに決定しました。１３個のサザエが渡されます。
さんま先生、「感想を一言」
藤永、「とてもうれしいです、１３サザエ」
さんま先生、「これ食べなはれや。売りさばいたらあきまへんで、これ」(笑)

授業　先頭へ

さんま先生、テーマを書いたフリップを出します。　

「私が今がんばってる事」

あゆな、「なわとびのかけ足です」
さんま先生、「えっ？」
あゆな、両手をぐるぐる回してなわとびのまねをします。
さんま先生、「(笑)いや、わかってるって(笑)。おっちゃんもアホやないから。なわとびがうまいの？」
あゆな、「なわとびのかけ足」
さんま先生、「ちょっと見してもらいましょう。いくよ、よーい、スタート」
えーと、なわとびしながら走っています。(^_^;)
さんま先生、「(笑)ハハハハ、(笑)うまいうまい（拍手）。(笑)がんばってる、確かに。今日は上出来？」
あゆな、「・・・」
さんま先生、「犬何匹飼うてんねんて？」
あゆな、「(笑)３匹」

さんま先生、「まこちゃん、今がんばってること」
まこ、「ピアノ」
さんま先生、「ピアノあんの？」
まこ、「はい」
さんま先生、「ほな、こっちで進行してるから勝手に弾いてきといて(笑)。それはいや？。わかった。タイトルは？」
まこ、「いつも何度でも」
さんま先生、演奏に合わせて歌いだします。「ごめんね、歌うたって。狂う？」
音、狂いました。(笑)。まこ、笑いが止まりません。

こうき、「野球の素振り」
バット振って見せますけど、なかなかいいですね。
さんま先生、「おっ、いー。ちゃんと教えてもらってるんだ」
更にこうき、「宮本のサインボールを持っている」
元巨人の宮本さんとお父さんが高校の野球部のチームメイトだった関係で持っているそうです。

「先生がかわいそうと感じる時」

なな、「みんなからちょっと嫌なことを言われたとき」
さんま先生、「どんなこと言うの？」
なな、「ねずみ。森先生」
確かに前歯が少し出ていてよく言えばりす、悪く言うとねずみ。(笑)
なな、「大体私が言い始めた」
さんま先生、「みんなが違う、おまえがやろ、そしたら(笑)。私にねずみと言われることがかわいそうなんでしょ？」
なな、「ちょっと」

あゆな、「私がテストで９９点だったとき。『あー』って（頭に手をあてて）言うから。ガックリした感じ」

あゆなの担任の澄川先生、
　「１００じゃないじゃないですか。１００だったら（拍手）、やったぁって」
さんま先生、「そんなに勉強できるんだ？」
あゆな、「まあ・・(笑)まあまあ」
さんま先生、「かっこいい、何が得意なの？」
あゆな、「算数のかけ算とか」
さんま先生、「成績は優秀なんですか？」
澄川先生、「かけ算は」
さんま先生、「何が苦手なんですか？」
澄川先生、「漢字」
かけ算のテストが９９点だったようです。

ラケットベースボール　先頭へ

「さんま先生としたいことNo.1」のラケットベースボールを行います。
さんまチームとこうきチームで対決します。
ルールは一応野球に準じますが、チームは５人です。
ピッチャー、内野手が３人（ベース間よりも前にいます）、他に外野手が１人です。
ピッチャーは下手投げです。
キャッチャーは両チーム共通で審判も兼ねています。打席には立たないようです。
メンバーは蓋井小の生徒と先生、地元の野球名人です。
ゴムボールとバット代わりに卓球のラケットを使います。
試合は２アウト交代の２回までです。

さんまチームこうきチーム

ピッチャーさんま先生あゆな

キャッチャー校長先生

内野（右）まこかずみ

内野（中央）かな澄川先生

内野（左）ななこうき

外野森先生地元の野球名人

さんまチームの先行です。

１回表
１番、なな。内野安打です。
２番、まこ。
　さんま先生、「はいまこちゃん、サイン見て。どこ投げんのや」
　あゆなの球、まこの背後を通過しました。
　まこはショートゴロでしたが、１塁のかずみが捕れずに出塁しました。
　さんま先生、「セーフセーフ。これ大量、コールドゲームになっちゃうかなあ」
３番、かな。ピッチャー横のゴロでしたが、こうきはじいてしまいました。満塁です。
４番、さんま先生。
　初球、思いっきり振りましたが、ボールは数ｍしか飛ばずファールです。
　さんま先生、「(笑)ピッチャーちょっとショック。ピッチャー交代したほうがええんちゃうか」
　あゆな、「(笑)ハハ」
　さんま先生、「ダハハじゃないのよ。ピッチャーだいじょぶ？」
　あゆな、うなずきます。
　２球目、高めの球を引っ張ります。いい当たりでしたがレフトライナーです。

　そのままセカンドに送りダブルプレーで０点です。

１回裏
さんま先生、「しまっていこうぜぇ！」
「・・・」(笑)
１番、あゆな。
　さんま先生、「左？。おい、どっち向いてんねん」
　あゆな、ベースに背中向けてます。(笑)
　さんま先生、「ほんまにルール知ってんのか？」(笑)
　第１球。小林投手のマネですね。あゆな空振りです。
　２球目、ピッチャーゴロでしたが、さんま先生、悪送球で出塁です。
２番、かずみ。ピッチャー強襲の内野安打です。
３番、こうき。
　さんま先生、「おう、こうき。これは手抜かへんよ」
　ショート後方のフライでしたが、なな落球。満塁です。
　さんま先生、「捕れ捕れ、ななちゃん。捕れる」
４番、澄川先生。大きなレフトフライ、あゆな戻れずダブルプレーです。

２回表
５番、森先生。ショートライナーをこうき捕れず出塁します。
１番、なな。センターオーバーのタイムリー２塁打で１点先取です。
　さんま先生、「ナイスバッティング！」
２番、まこ。サード前の内野安打です。
　さんま先生、「もういこうぜいこうぜ。泣き出すぐらい打っていこうぜ」
３番、かな。ピッチャー超えのゆるい打球、こうきうまく捕球しましたが、かずみ後逸で出塁、１点追加です。
　まこは３塁に行きます。
４番、さんま先生。ライナー性のショートゴロ。後ろに守っていたこうき、セカンドに送球しアウトです。
　更に１点追加。３－０です。
５番、森先生。大きなレフトフライでした。

２回裏
５番、島でNo.1の野球名人、倉本さん登場。ライナー性のセンターへのヒットで２塁まで行きます。
１番、あゆな。
　１球目、空振り。「早い早い」という野次が。
　さんま先生、「勝負勝負」。２球目は思いっきり速い球になりました。(笑)
　３球目、ピッチャーゴロです。その間に名人ホームインで１点返します。
２番、かずみ。打球はピッチャーの足元を抜け、後ろのななも捕りそこね出塁です。
　さんま先生、「あと１人、あと１人」
３番、こうき。ショートフライ。

３－１でさんまチームの勝利です。

さんま先生、「勝った勝った！。負けてもええのにまた勝った！」(笑)
両チーム、ホームベースをはさんで向かい合います。
澄川先生、「（生徒たちに）やろうや！」
さんま先生、「(笑)くやしいんだ」。こうき、くやしそうです。
澄川先生、「もう１回やろうっちゃ。頼め、『お願いします』って」
さんま先生、「もう１回やりたいのか？」
かずみ、「お願いします」
さんま先生、「もうちょっとちゃんと挨拶してもらわなやってられんなあ」
澄川先生、「はい、座って。お願いしまーす」
さんま先生、「よーし分かった。あと１回だけ」(笑)

ということで延長戦です。

３回表
１番、なな。ピッチャー右横を抜けるセカンドゴロでしたが、１塁手捕り損ねて出塁します。
　さんま先生、「はい、いこういこう。遠慮するな。とどめさしとけよ」
２番、まこ。サードゴロで１アウトです。
３番、かな。これもサードゴロですが、３塁手、１塁手ともはじいてしまい出塁します。
４番、さんま先生、「また回ってきたよ。この風やったらホームランいけるな」
　初球をレフト前ヒット。ななホームインしましたが、セカンドベースでかながホースアウトです。
　さんま先生、「遅い遅い。足遅い」

３回裏
さんま先生、「２点差、２点差」
「ピッチャー江川」の声にさんま先生、江川のマネをします。結構似てます。(笑)
４番、澄川先生。レフトオーバーです。返球のもたつく間に一挙にホームインです。
５番、野球名人。レフト線に３ベースヒットです。
１番、あゆな。ピッチャーライナーをさんま先生捕れず、かなの送球も間に合わず、
　３塁ランナーホームインで同点です。
２番、かずみ。ファーストゴロで１アウトランナー２塁です。
３番、こうき。
　さんま先生、「おっ、きたか、泣き虫ボーイ」
　澄川先生、「さよならじゃ、打ったら」
　さんま先生、「ここで打ったらサヨナラだけど、打たなかったら泣き出すのかな？」(笑)
　初球、ピッチャーの頭を超えるセンターへの打球、２塁ランナーあゆな、ホームへ。
　ホームベースを踏まなかったので踏みなおしましたが、ゆうゆうセーフで、
　こうきチームの逆転勝ちです。
さんま先生、「うちは悔しくないもんねー」(笑)

収穫祭　先頭へ

島のおばあちゃん達が集まっています。
なな、「今日は収穫祭なので、日頃お世話になっている島のみなさまに感謝状を渡し、食事をふるまいたいと思います」
さんま先生、「それでは感謝状を読んでいただいて。まずは誰や？、おばあちゃんは。言ってあげて」
あゆな、「倉本ツルコさん」
倉本さん、前に出てきます。
あゆな、「感謝状、倉本ツルコさん。あなたは私たちに手を貸してくださったり、肥料を分けてくださったり、
　　　　　　いろいろありがとうございました。これからもよろしくお願いします。下関市立蓋井小学校児童会」（拍手）
かな、「感謝状。島本民江さん。あなたは私たちの田の手伝いをしてくださったり、
　　　　　いろいろ教えてくださってありがとうございました。これからもよろしくお願いします」（拍手）
かずみ、「感謝状。西麗子さん。以下同文」(笑)
さんま先生、「以下同文かい！。いきなり冷たいやないかい」(笑)

そして収穫祭です。サザエやイカ、魚などが焼かれています。
その他にも子どもたちが春に植えたサツマイモなどもあり、
魚とイモ、白菜を味噌仕立てのおつゆに入れて、通称、「蓋井汁」の出来上がりです。

あゆな、さんま先生のところにたくわんを持っていきます。
さんま先生、「ありがとう。たくわんだけ？、でも」

お別れ　先頭へ

港で。
さんま先生、「どうも、あっという間の２日間、ありがとうございました、いろいろ。
　　　　　　　　　お世話になりまして、ほんとにみなさん、いろいろありがとうございました。こちらの番組からあゆなちゃん、
　　　　　　　　　これ、みかんの木、記念樹。よかったら校庭に植えといてください」
あゆな、「はい」
さんま先生、「だから君が６年生になるときはかなり大きくなってると思いますから。
　　　　　　　　　ほんで最後に、君とこ犬何匹こうてんの？」
あゆな、「(笑)３匹」(笑)
さんま先生、「えっ、子どもは何匹生まれたんやっけ？」
あゆな、「４匹」
さんま先生、「おかしいやないか、計算が。どういうことなの？。４匹で」
あゆな、「４匹生まれて、２匹死んで、１匹あげて、１匹」
指で数を示していますが、１匹というのをを何故か小指を立ててあらわしています。
さんま先生、「違うそれ、こっちこっち（親指）。最後に残ったのが？」
あゆな、「１匹」
さんま先生、「ピンポーン」
なな、「さんま先生、この２日間お世話になりました。こうき君から感謝状があります」

こうき、「感謝状。さんま先生、忙しいのに私たちに楽しい授業をしてくださってありがとうございます。
　　　　　　おかげで、みんなが元気いっぱいになりました。これからもいろんな学校で大先生としてがんばってください。
　　　　　　下関市立蓋井小学校児童会」

さんま先生、「どうもありがとうございます。感謝状いただきました」

そしてさんま先生を乗せた船が出港します。
さんま先生、「バイバーイ。どうもありがとうございました」
子どもたちは防波堤の突端まで行き手を振っています。

さんま先生、「そいじゃねえ。バイバーイ」
蓋井小のみんな、「また来てくださーい！」
さんま先生、「来年はきっとこれ（小指を立てて）を連れて」(笑)

先頭へ

	さんまチーム	こうきチーム
ピッチャー	さんま先生	あゆな
キャッチャー	校長先生
内野（右）	まこ	かずみ
内野（中央）	かな	澄川先生
内野（左）	なな	こうき
外野	森先生	地元の野球名人

１１／３０、１２／７、１２／１４ 山口県下関市立蓋井（ふたおい）小学校

１１／３０、１２／７、１２／１４
山口県下関市立蓋井（ふたおい）小学校