最初に訪問した学校は田中山分校です。
さんま先生が分校へと歩いているシーンから始まります。
そしてナレーションを務める新キャラ、「旅ガラス」が登場。
毎週さんま先生のトークの中からすぐれたものを「さんま先生語録」として紹介するみたいです。
10/26は、「満点(天)は星だけで充分」「兄貴に勝つには余裕持っている時に泣きまねして殴る」です。
分校の子から手紙をもらったということで最初はさんま先生、そして生徒本人の声で読まれます。
「私は田中山分校のやまぐちあやです。たかはしさよです。さんま先生が来てくれることをとても楽しみにしています。
田中山は景色がきれいで自然が多いところが自慢です。私の家の近くにうえまつよしこさんという
楽しいおばさんが います。そのよしこさんは分校の近くの畑にいると思うので、ぜひ声をかけてみてください。」
手紙の中で書かれていたおしゃべりおばさんという植松さんが登場。たくわんをくれました。
2人でしゃべりながら分校へと向かいます。
分校の入り口には作文を書いた2人が待っています。
2人は教室で待っているみんなの元へさんま先生が来たことを報告し、拍手の練習をします。
「それではさんま先生をお呼びしたいと思います。みんな、大きな声で呼んでね。せぇーの」
「さんませんせえ〜」
授業ということで何枚かフリップが用意されてテーマが決められています。
1時限目・・「さんま先生に聞きたいこと教わりたいこと」
さえ(6年)。「何でそんなにテレビの前でみんなを笑わせられるんですか?」2時限目・・「担任の先生がかわいそうに感じる時」
答え・・仕事だから。(この5年くらいはスランプらしい)
よしひと(4年)。「さんまさんはどこに住んでいるんですか?」
答え・・東京の広尾
しゅん(3年)。「サッカーは好きですか?」
答え・・もちろん「好き」ですね。しゅん君のポジションは「攻め」だそうです。
まほ(2年)。「さんまさんは魚が好きですか?」
答え・・さんま先生、「好きです。仲間だもの」。特に寒ブリが好きみたいです。
わかな(2年)。「特技は何ですか?」
答え・・さんま先生、「一輪車に乗ることでーす」(拍手)
さり(2年)。「好きな動物は何ですか?」
答え・・チーター。さんま先生、「家族愛が強くてね、瞬発力がある生き物が好きなんですよ」
あゆみ(2年)。「私たちに先生が、国語とか算数を教えている時」
ちか(6年)。「私たちの漢字テストが一発合格しない時かわいそうだと思う」
生徒数が少ないと結びつきが強くなって、こういう気持ちになるんですね。
さり(2年)。「(担任の)小宮先生がハエをたたいて疲れるのがかわいそう」
牧場が近いのでハエが多いみたいです。
3時限目・・「つまらないと思われてもいいから紹介したい人と物」
あや(5年)。「分校の上の道路から見る景色。春のときが1番きれい」しゅん(3年)。「家の前の3つの石」
この石の由来はおばあちゃんが知っているということでしゅん君の家に向かいます。
途中、確かに大きな石が3つ置いてあります。真ん中が少し平べったくて、両端が縦長です。
おばあちゃんによると、ここらは過疎になりやすいので居座るように置いたそうです。
昔植木屋をやっていて関係で持ってきたそうです。石には名前を入れるつもりみたいです。
お母さんが町の方へ買い物に行っている間、子供たちはその石の上で遊んで待っているそうです。すぐる(6年)、「玄関が2つある大きな家」
すぐる君の家は坂の上にあるみたいで通学は大変そうです。
隣(といっても少し離れてますが)があのおしゃべりおばさんのよしこさんの家で、ここにも来ていました。
牛を飼ってるんですかね?、大きな建物があります。
それが家の裏側にあるので玄関がそこと表にもう1つあるんですね。
玄関の中にはトロフィーがたくさん置いてありました。ゆうき(4年、女)、「犬のタローとおじいちゃん」
山間の町で冬は寒いようで池がスケートリンクになったりするそうです。
すぐる、「運動場にね、1回雪が降って、で、その雪がとけて次の朝固まった」
行く途中に古い家があり、夏休み中などに学童保育として使ってるそうです。
家に着きました。おじいちゃんがいます。
おじいちゃん、「ゆうきのおじいのうちだです」
さんま先生、「どうしてもね、ゆうきちゃんが僕に、おじいちゃんに会わしたい言うて」
おじいちゃん、「(笑)アハハー」
さんま先生、「・・・ゆうきちゃん、ちゃんと説明してよ、おじいちゃんのこと。あれやろ?、
つまらないものやけどさんまさんに見せたいものなのやろ?。
(笑)おじいちゃん、孫があなたのこと『つまらんもの』て言うてます」
おじいちゃん、「つまらないものを有効に使うことが僕の特技だから」
さんま先生、「あっ、犬出てきた、犬」(笑)。おばあちゃんです。(^_^;)
そして本当の犬、タローが登場。柴犬みたいですが・・。
おじいちゃん、「何だかわからん」(笑)
さんま先生、「ほいでおじいちゃん、この辺の歴史のことが詳しいらしくて?」
おじいちゃん、「そんな詳しくはないけど、昔から住んでたから一応知ってますが」
近くに女塚史跡公園というのがあるみたいです。
女塚についておじいちゃんが説明しているのですが、子供たち聞いてません。(^_^;)
さんま先生、「聞け、おまえら、歴史を」
すぐる、「知ってるもん」
*大仁の史跡というページには、「治承元年(1177)7 月16日、源頼朝(みなもとのよりとも)との
悲恋の結末に、自らの命を断った伊東祐親(いとうすけちか)の娘・八重姫と、
姫に殉(じゅん)じた5人の待女(じじょ)の霊を慰め弔(とむら)ったのがここ女塚であるといわれます。
以前は、峠の四つ辻にひっそりと小さな墓や石碑があったといいますが、
いつしかその行方は分からなくなってしまったといいます。
昭和50年(1975)、「女塚保存会」が結成され新しい慰霊碑(いれいひ)が建立されました。
また、ここを訪れた中河与一(なかがわよいち)夫妻の歌が、保存会によって碑に刻まれています。
平成6年度に、町事業の一つとしてきれいに整備され、『女塚史跡公園』に生まれ変わりました」
と書かれてあります。みか(6年)、「たくあん『いっちゃん』を作ってるお父さん」
丘の上の畑にお父さんがいます。
さんま先生、「すいませんねえ、突然おじゃまして」
お父さん、「いえいえ」
さんま先生、「娘さんがどうしても『つまらないもんやけどさんまさんに見せたい』言うて、
またいっちゃん、選ばれました」
名前が一郎なので「いっちゃん」ですね。
さんま先生、「お父さんもいい顔してらっしゃいますね。『踊るさんま御殿』なら3週ぐらい出れそうですよ」
建物の中に大根が漬けられてますね
出してみると長細くてたこの足みたいに曲がっています。
お父さん、「これはね、丸く漬けてあるの。長いもんでね、漬けづらいんですよ」
毎年同じ味にするのが難しいみたいです。
ここでさんま大先生語録、「たくあんもタレントも毎年味が違いたい」さよ(6年)、「うちが牧場でミニ動物園みたいになってる」
羊、やぎ、うさぎ、牛、犬、猫がいるそうです。
ちょうど牛の子供が産まれるみたいです。
さんま先生、「見たことあんの?、牛の出産」
さよ、「何度もある」
さんま先生、「うそぉ、どんなん?」
すぐる、「もう俺も手伝うけど」
さんま先生、「うそぉ、引っ張んの?」
あおい(4年)、「うん、気持ちいい。足をひもでつけたりして」
さよ、「私がいるとじゃまだって言われるから」
すぐる、「テレビ見てるときに、『すぐる、手伝え!』」
あおい、「お産だ、お産だ!とか言って」
*すぐる君とあおいちゃんは兄妹です。
さんま先生、「何かゾロンと出てきよんのやろ?、あれ。変なんつけてエイリアンみたいにゾロンと出てくるやんか、
なあ・・あら、あっこにほら、きれいな牛、あ、牛ちゃうわ」(笑)
お母さんですね。
さんま先生、「結構大きな牧場なんだ、これ」
*大美(おおみ)伊豆牧場です。静岡県内有数の牧場だそうです。
お母さん、「ちょうどお産が始まります、牛の。よかったらどうぞ」
牛舎では、お父さんと2人の男性が子牛を引っ張り出そうとしています。
さんま先生、「君ら慣れてるからええけど、俺は牛の出産見るの始めて、うわぁ、ひも付けたんだ、もう」
お父さん、「(子牛の)頭が来てない」
牛、「もぅー」
さんま先生、「ご主人ですか?」
お父さん、「はい、そうです。がんばってまーす」(笑)
やがて子牛が出てきました。
さんま先生、「うわぁ、おめでとうございます(拍手)。♪ハッピバースデー トゥー ユー・・」
母牛が子牛の体をなめています。
さんま先生、「これはええもん見せてもろうた。どうも番組のためにタイミング合わせていただいて
ありがとうございます」
お父さん、「ほんと、(笑)オホホホ」
さんま先生、「ほんとはお母さんの出産見たかったんですけどね」
お父さん、「(笑)ハハハハ。もう何年前かなあ。こんなにでかくなったもんね」
今回産んだ牛は牧場の中で1番大きな体重750キロの名前がサントップです。遅れて獣医さんが来ました。
さんま先生、「主治医、何してんの?。あんた、ほんまに主治医?。コントで医者やってるみたいやなあ」(笑)
獣医さん、「遅かったですね」
さんま先生、「具合どう?、先生」
獣医さん、「いいんじゃないですかね」
さんま先生、「そんな簡単なもんでいいの?」
獣医さん、「生きてますもん」
さんま先生、「これ、どれくらいで立ちまんの?」
獣医さん、「2、3時間で動き出すんじゃないですか」
お父さん、「早いやつはね、もう立つけどね」
さんま先生、「あ、(母牛に)水あげてるんだ」
お父さん、「いや、みそしる。ビタミン剤とか薬を入れて。産後の日だちがよくなるように」
さんま先生、「あっ、立つ」
お父さん、「立とうとしますね」
さんま先生、「あ、立つ」
「(笑)何回も言ってる」
さんま先生、「あ、立つ」
「それ何回目?」
さんま先生、「5回目」
お父さん、「出産感激するよねえ。牛でやり飽きてるぐらいやったけど、
やっぱり人間はね、感動したよ、涙流したもん」
さよちゃんの上に双子の兄がいて、1人は北海道に牧場の勉強に行ってるそうです。
さんま先生、「さよちゃんが産まれてまた感動して。しっかりしたええお子さんですよ」
お父さん、「(笑)そうですかぁ?。冗談でしょう?。(笑)ハハハハ」
さんま先生、「すんません」この後、母牛の乳搾りをします。15分以内に子牛に飲ませると健康に育つそうです。
さんま先生、「あ、立つ。ああ」
お父さん、「親のおっぱい求めてんだね」
さんま先生、「なるほど、わかってるんだぁ。すごい神秘ですねえ、お父さん。
また神秘について酒でも飲みながら語りましょか。僕ね、神秘ファンなんですよ」
ここでさんま大先生語録、「僕は神秘ファン」
結局収録中に立つことはできませんでした。そしてお別れです。生徒と先生達は校舎の入り口に立っています。
さんま先生、「今日は1日どうもみなさんありがとうございました。すごいね、いい経験になりまして、
いろんなことがありましたけど、牛の出産まで見れました。これは私、人生で初めてですから。
自分の娘の出産にも立ち会ってませんからね(笑)。いや、ほんとにみなさんお世話になりましたね。
お礼にと言ってはなんですけど、いちじくの木を持ってきたんですけど、教頭先生、どうぞ」
教頭先生、「どうも、先ほど食べていただいて」
さんま先生、「そうなんですよ。だからいちじくその辺にいっぱいあるのにすいません(笑)・・
育てていただきたく思いますのでよろしくお願いいたします」
教頭先生、「大事に育てます」
ここで生徒たちから、自分たちで作ったお芋がプレゼントされます。
さんま先生、「これあれだ、(形が)あざらしみたいになってるんだ。これも何か変わった形してるね。
つちのこみたいな形して(笑)・・さっきの獣医さんの子供は誰なの?。
(手を上げます)おまえ何にも言わへんかったなあ、お父さん獣医って。さっきバッタリおうたよ、
お父さんと。ええ加減なお父さんやねえ(笑)。よろしく言うといて。
どうもほんとにありがとうございました。それじゃあさようなら。バイバイ。元気でね。
また遊びに来る言うてうそかもわかりませんけど、(笑)来れたらきます」