あっぱれさんま大先生

6/22、「裁判、(原告・・零治、玲那)」

陪審員・・山崎裕太

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今回の裁判、久々にゲストが登場します。宍戸開さんです。
宍戸さんは以前、「食いしん坊ばんざい」のレポーターをしていたということで、
零治が「まずいのをおいしいと言うのはおかしい」と訴えます。
玲那は雄之を「恋愛に興味がなさすぎ」と訴えますが、いつの間にかポケモンの話に変わってしまいました。(^_^;)
そしてバンダナをしてる理由も・・。

今週も新人の子が出ましたけど、珍しく長いやり取りがありました。(^_^;)

さんま先生、「1人新人がいます。新しい人、立ってください」
新人、「三重県の松坂市から来ましたまつもとゆかです小5ですよろしくお願いします」
松本有加ちゃんです。一気にしゃべりました。
さんま先生、「どっか切りなさい、それ。続けてるから」(笑)
有加、「特技がフラメンコです。踊る」と前に出てこようとします。
さんま先生、「フラメンコ、踊れるの?。あ、そう」(笑)
有加、「踊ってもいいですか?」
さんま先生、「いいえ、だめですだめです、そんなの。何を言うてるんですか」
有加、「踊りたい!」
さんま先生、「司会者が認めませんから」(笑)
有加、「でも踊りたい!」
さんま先生、「あんまりフラメンコ趣味やないから、俺」
有加、「でも私の趣味やもん」
さんま先生、「さあ、ではさっそく(笑)・・踊りい、放送せんけど」
有加、前に出てきてポーズをとり、「ミララー、えっ?」(笑)
さんま先生、「音楽とかスタートないの?」
有加、「自分で言うもん」
さんま先生、「あ、そうか、すごいね自分・・文句言うてるときも足の角度変えへんもんね」(笑)

そして踊ります。
さんま先生、「やって何年ぐらい?」
有加、「1年ぐらい、2年かな?」
さんま先生、「あ、2年やったら大したことないね。1年やったら天才やったけどね」
有加、「でもコンテスト出てんもん!」
さんま先生、「コンテスト出てどうやったの?」
有加、「だめやった」(笑)

・零治→宍戸開さんへ。「料理番組のレポーターが、まずいのに『おいしい』と言うのがうそくさい」

さんま先生、「先代の『食いしん坊ばんざい』の食い手。あれは何と?」
宍戸、「食いしん坊ですよ、食いしん坊」
さんま先生、「食いしん坊さんが来てくれましたから。この開君に、私の合コン仲間に(笑)、何が文句があるの?」
零治、「あの、いかにもまずそうなものを『おいしい』と言って食べてるんですけど、
      まずかったの言えなかったんじゃないんですか?」
宍戸、「僕もあの『食いしん坊』っていうのはちっちゃい頃から見てて、零治君とおんなじような疑問を持ってたんですよね。
      僕はだからそれが嫌だったんで、正直に『えっ、こんなの食ってんですか?』とかいろいろ言ってたんですよ。
      『おいしくない』とか『まずい』とか言ってたんだけど、で、撮ってることは撮ってるんだけど、
      番組はやっぱスポンサーを抱えてるから」
さんま先生、「はいはい、一社提供ですからね」
宍戸、「結果的にカットしてるという」
零治、「ていうかさ、何かさ、そんなまずくてさ、『うわぁ、まずい』とか言ってカットされるぐらいなんだったら、
      何か暴れちゃってさ、番組ごと停止させちゃえば」
宍戸、「生きていけなくなっちゃうよ」(笑)
さんま先生、「生活があるの、我々。まずいもんでも一応うまいって顔しなきゃいけないわけでしょ?」
宍戸、「そうですね。だからあの番組の場合、おいしいお店とかではないから。
      基本的に誰かさんのおうちに呼ばれるから、作ってるとこも見るわけね。
      友達の、例えば誕生日会とかで、友達のお母さんが何かごちそう作ってくれて、
      それを食べる時にやっぱり『まずい』とは言えないですよね」
さんま先生、「おまえは言うやろ?」
零治、「俺、けっこう言う」(笑)
さんま先生、「俺の番組でも好きでもない人に好きって何人にも言うてるよ(笑)。だからここのお母さん達にも『いつもきれいね』
          って言うてるでしょ。由記ちゃんのお母さんなんかにも『スマートですね』とか言うてるじゃない」
零治、「言えねえ」

望、「あたいはうらやましいと思う。だって、ただで食べれるんだから、『おいしい』って言うのは当たり前のことだと思う」
さんま先生、「要するに恋人と海外旅行行くのと、レポートで海外旅行行くのは全然違うねんぞ」
望、「でもタダだよ。タダで普通に食べてそれでお金ももらえるんだよ」
さんま先生、「そうやない、金払ってでも恋人と行きたいねん。わかる?。金払ってでもレストランで食べたいの。
          仕事、おまえらみたいにちんたらぽんたら仕事してるからそんな気持ちになんのやないか」

仁美、「ひとみが見てるには、食べるスピードが早いんじゃないかなあ」
宍戸、「(笑)あー、この、(笑)ハハハハ」。何かウケてますね。
仁美、「何かガツガツ食ってるから」
宍戸、「あのね、特に好物になっちゃうと、僕だったらごはん物とか、何かかけたりするカレーとかね、そういうやつだと、
      思わず食べる、ほんとにおいしい時はそんななっちゃうの(笑)。ほんとにおいしい時はしゃべるのを忘れちゃって、
     食べることに精一杯になっちゃってる」
さんま先生、「ははぁ、ただ残念なことに松岡修三さん、今レポーターやってらっしゃいますけど、全部大好物らしくて」(笑)
宍戸、「(笑)ちょっと彼食べすぎですよね」
さんま先生、「マネージャーも首かしげるぐらい食べてるらしいですよ。彼の場合はわからないですよ。
         『天職だ』とおっしゃってましたからね」

雄之、「俺はね、零治に賛成やっちゃけどね、ワニとかね、ゲテモノとかたまに外国行った時食べるやん。
      ああいう時とかね、おいしいとか無理やり言わないかんというのがね、
      何となくね、仕事とはいえかわいそうと思っちゃけど」
宍戸、「ワニはなかったですけど僕はね、伊良部ウミヘビという沖縄のほうにある黒いヘビを、
      精力剤的な煮込みを食べたんですけど、その時はおいしく食べてないね。食べた瞬間に、
      『うわぁ、これタイヤ食ってるみたいっすね』って言ったら納得されちゃいましたけど」
さんま先生、「あんた、タイヤ食べたことあんのかいな?、ほいで」
宍戸、「(笑)言われました後からね。そういう問い合わせ来ました。『宍戸開は、じゃあタイヤ食ったことあんのか?』
      っていう問い合わせが来たみたいで、『いや、イメージですから』ってすぐに言って」(笑)

今日は見本を見せてくれるということでスタジオにテーブルが用意されます。
左側に零治、右側に宍戸さんが座ります。料理は由記ママの肉じゃがです。(由記ママは横に立っています)
まずは零治から。
さんま先生、「3・2・1、スタート」
零治、まずじゃがいもを食べます。「うん、じゃがいもが何かね、ねちょねちょしてる」(笑)
さんま先生、「(笑)そんなんあかんねん。さあ、お肉を食べてみましょう」
零治、「安い肉だね」(笑)
さんま先生、「にんじんとかも、☆に切ったにんじんも」
由記ママ、「もみじ!」
零治、「何かすっごい、しみてるね」
さんま先生、「それはいいねん」
零治、「味濃くてにんじんじゃない感じ。何でもいい、粘土でいいよ」

続いて宍戸さんが食べます。
宍戸、「今日はですね」と、語調がやわらかく軽やかになっています。(笑)
    「お台場にあります、由記ちゃんのお母さんに肉じゃがを作っていただきました」
(じゃがいもを箸でつかみ)
    「これはきれいなじゃがいもですねえ」(笑)
由記ママ、「新じゃがです」
宍戸、「新じゃがですか、はぁーなるほど。ではいただきます・・・おいしい!(笑)。たまんないですね、このほくほく感がね。
      じゃあ続いてお肉のほうも・・・いやぁこれもまた味がしみてて、なんか吉野家の牛丼みたいですね」(笑)

再び零治が挑戦です。
零治、「はい、今日はお台場の由記ちゃんのお母さんの家にやってきてます」
宍戸、「いいね!」
零治、「では肉じゃがをいただいてみましょう」
さんま先生、「どうですか?」
零治、「うーん、ねちょねちょしてますね」(笑)
さんま先生、「笑顔で悪口が一番きついのや!」(笑)

このみ、「何でああやって、『お母さんの味みたいですねえ』とか『いいじゃがいもですねえ』とかそういう発想が浮かぶのかあ?」
宍戸、「いや、だからね、あるものをそのまんま、もし自分でケーキとかお菓子作れば、やっぱりあそこが苦労したなあとか
      いろいろあるでしょ。やっぱそれを言ってあげると、とりあえず最初においしい顔と『おいしいですね』っていう
      一言を言って、後からうんちくを語れば安心するんですよね」
さんま先生、「ああなるほど。先に結論を言ってあげたほうが素人さんは安心しはるんだ」
このみ、「じゃあ、さっきの肉じゃがおいしかったですか?」
宍戸、「まずくはなかったね」(笑)
由記ママ、「ガツガツ食べてなかったよね」(笑)

判決はさんま先生が宍戸さん、裕太が零治を支持し、引き分けです。

裕太、「いや、だってうそくさいもん」
さんま先生、「だからうそくさくてええねん」
裕太、「番組でそうやって仕事をしてます、がんばって仕事をしてんのは、俺はそこはしょうがないと思うんだけど」
さんま先生、「おまえ、プロやからわかるやろ?」
裕太、「けど、でもやっぱり一般視聴者としてはうそくさいです」


・玲那→雄之。「中学2年生なのに、恋愛に興味がなさすぎる」

さんま先生、「恋愛興味あるよなあ?。好きな人とかいるわけ?」
雄之、「うん、今うちのクラスにね、浜崎あゆみに似た人がおってね。でね、俺が好きやっちゃけどね、
     ずっとサイン送るっちゃけどね、なかなか気づいてくれんと」(笑)
裕太、「どういうサイン送るの?」
雄之、「何かちょっかい出したりいろいろしとるよ・・デコピンしたりいろいろ」
裕太、「地味だなあまた。ちょっかいの出し方が」
さんま先生、「何の理由でデコピンすんのや?」
雄之、「何かね、気づいて欲しいっていう感じで・・で、叩かれるっちゃけどね」
裕太、「叩き返してくるんだ?。それはまだだいじょぶよ。本気で怒られたらアウトだからね。
      俺もありました、中学校の時。好きな子いて、俺もこういう(雄之のような)タイプだったから」
さんま先生、「(笑)おまえ、ちゃうやないか」(笑)
裕太、「俺なんか無垢純粋なタイプだったから、こういうタイプだよ、俺は」
さんま先生、「(笑)おまえ、こういうタイプちゃうよ」
裕太、「違うね」
さんま先生、「恋してるって」
玲那、「それでも何か子供っぽい。だってさ、中学2年生になってさ、ポケモン見てんだよ」
雄之、「あ、ポケモンいいやろ。ポケモンはロマンばい、男の」
「えー」
さんま先生、「中2いうたらもう見ないのか?」
零治、「見ないに決まってんじゃん」
雄之、「見てるでしょう?。ほんとは見てるでしょう」
零治、「アニメ全然見ないよ」
さんま先生、「お母さん、どう思う?、中2でポケモン見てるって」
裕太、「いや、お母さんがポケモンみたいだもん」(笑)
雄之ママ、「うーん、でも最近は少し色気づいて、何か自分の顔見て、『目がかわいいよねえ』とかね(笑)、
        『癒しの顔やね』とか」
零治、「昨日インターネットで『あっぱれさんま』で調べてたら、雄之のプロフィールみたいなの出てきて、
      ウエスタンハットをかぶって、やっぱりバンダナ、あっ、あのバンダナ!」
こちらです(笑)→。http://www.nac-actors.co.jp/fukuoka/actor/album/tunefuji.html
雄之、前髪を上げてバンダナを見せます。
さんま先生、「(笑)別に見せなくてもいいよ」
雄之、「かっこいいかなあと思って」

勇人、「えっと、雄之君のいいところは、誰にでも優しくて、田舎者だからのんびりしてるところです」(笑)
さんま先生、「あのね、一番言われたくない人に言われたね。田舎者はおまえ!」
裕太、「のんびりしてるのもおまえだ!」

仁美、「ひとみは、雄之君のお母さんと雄之が、街中でお買い物する時に、一緒に歩けてるっていうのがすごい。
      素晴らしいの。何か今日も見たんだけど、一緒に歩いていて、普通の顔して歩いてるから」(笑)
雄之、「(笑)当たり前、どんな顔して歩くの?」
さんま先生、「あー、わかる、仁美ちゃんの言いたいことわかる。俺が中2の時、親となんか歩きたくなかった」
仁美、「こんなに顔似てるのに、こんな普通の顔して歩けるなんてすごいなあと思って」
さんま先生、「雄之は別にお母さんと歩くのは抵抗ないわけか?」
雄之、「別にそれはない」
たまに離れて歩いて欲しいと思うこともあるみたいです。
雄之ママ、「でも、いつも毎日一緒に買い物に行ってますよ」
「えー」
仁美、「あー、あー、もうやだぁ!」(笑)
裕太、「いいことじゃねえか」
仁美、「ひとみが雄之君だったら絶対一緒に歩きたくないよ」(笑)
さんま先生、「何でや?」
仁美、「だってさあ、いやなんだもん」
さんま先生、「お母さんがいやなの?」
仁美、「かもしんない」(笑)
「しつれーい」
さんま先生、「あの、仁美ちゃん、夜道気いつけや」(笑)

望、「あたいは、雄之君が直したらいいっていうところがあって、オーラがすごくおじさんくさいから(笑)、
    だからそれを直して、もうちょっと」
さんま先生、「だって、バンダナ巻いてるよ」
望、「だからそれもおじさんくさい」
雄之、「今日ね、街中でね、2人ね、バンダナ巻いてる人いた、俺と一緒みたいな感じで」
裕太、「これは、秋葉原かタイにしかいないんじゃない」(笑)

玲那、「雄之君がね、モテる方法考えてきたよ・・しゃべり方もうちょっと悪っぽくしたほうがいい」
さんま先生、「玲那ちゃんに『何言ってるんだ君は?』って悪っぽく言ってみ」
雄之、「何言ってるんだ君は?」(笑)。ちょっと強めに言っただけです。
由記、「思いっきり普通」
さんま先生、「ふてくされてるやつ、おまえ、東京弁でやってみよ、『何なんだよう!、おまえ』」
雄之、「何なんだよう!」。体を揺すってます。
さんま先生、「ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃう。それ、欽ちゃんやないか」
裕太、「欽ちゃんかスーダラ節みたいだよ」
さんま先生、「裕太、ちょっと、『うぜえんだよ!、おまえ』って言うてあげて、この女(玲那)に」
裕太、「いや、俺は言えないわ(笑)。俺は無理だ」。手で顔を隠しています。
さんま先生、「おまえ、何をしようと思うてんねん?。この女から金でも引っ張ろうと思うてんのか?」
代わりに零治が言います。「うぜえんだよ!」。あまり迫力はないですが・・・。
再び雄之、「うぜえんだよ!」(笑)。どうもいけませんねえ。(笑)

このみ、「うちもね、直してほしいとこあるんだけど、何かね、人見知りすんのかわかんないけど、
       ここの女子とは絶対しゃべんないの。零治としかしゃべんないの」
さんま先生、「恥ずかしいのか?」
雄之、「うん、ちょびっと恥ずかしか」
さんま先生、「こんだけ長いねんからやなあ、このみちゃんや由記ちゃんなんかもかわいいから。
         もっとしゃべりゃいいじゃない」
仁美、「なんでひとみが入んないの?」(笑)
さんま先生、「残念やったなあ!」(笑)

由記、「うちは、雄之のいいところは、どんだけバンダナのこと言われてもバンダナをつけてる強い意志と」
さんま先生、「そういうところがいい?」
由記、「うん」
雄之、「このバンダナはね、サトシをイメージしてる」
*サトシとはポケモンの主人公の少年らしいです。
由記、「うわぁ、あんなん絶対マネしんほうがいいって!。最悪やん」
裕太、「いや、おまえダメだわ」(笑)
由記、「サトシ、バンダナしてない。帽子やで」
雄之、「帽子の代わり」
「全然イメージ違うなあ」
仁美、「わかんない」
裕太、「ポケモンを常に意識してるわけだ?、格好とかも」
雄之、「そう、いつも」
由記、「(笑)最悪!」

判決は2人とも雄之を支持し、雄之の勝訴です。

さんま先生、「ファッションはこだわってやるべきですよ。いつか時代来ますよ(笑)。でもポケモンはどうかなあ?」
雄之、「ポケモンはいいよ。ポケモンほどいいマンガはない」
さんま先生、「『サトシ』って呼んでほしいぐらいなのか?」
雄之、うなずきます。
さんま先生、「はぁー」
優佳、「『俺はサトシだ!』って言ってみて」
雄之、「俺はサトシだ!」(笑)
さんま先生、「サトシだ!」
雄之、両腕を上げて変則なガッツポーズです。子供たち、大ウケ。
さんま先生、「それ、何ちゅうリアクションやねん?」


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