あっぱれさんま大先生

6/15、「裁判、父の日スペシャル(原告・・このみパパ、望パパ、由記パパ)」

陪審員・・内山信二

活動記録2003前半へ

あっぱれトップページへ

今回の裁判は父の日スペシャルということで原告はすべてお父さん、3件の裁判でした。

このみパパは「癒されたい」と(笑)。娘に優しい言葉一つでもかけてほしいみたいです。
望パパは、娘のやることが長続きしないということで、飽きっぽい性格を直してほしいみたいです。
由記パパは娘ではなくママを訴えます。ちゃんと確かめずに判断してしまうのをやめてほしいみたいです。

それから今回、由記ママが「草食動物」ということがわかりました。(笑)

さんま先生、「先週腰パンでね、えらい非難を浴びましたけど」
内山、「もう、あのオンエアー以来、歩くたびに『見してくれ見してくれ』と」(笑)
さんま先生、「内山君、とうとう笑いのためにはうそまでつくようになったんですか?」(笑)
内山、「すいません、学んだんで、それを」
さんま先生、「誰に学んだんや?」
内山、「えー、さんまさんから学びました。ありがとうございます」と頭を下げます。
さんま先生、「うそでもええからウケりゃいい、というやつやね」

・このみパパ→このみへ。「特別な日ぐらい癒されたい!」

さんま先生、「お父さん、この娘ちょっと問題ありますけど、どういうことです?」
このみパパ、「父の日だからこそ言わせていただきます。特別な日ぐらい癒されたい」
さんま先生、「癒されてないんですか?」
このみパパ、「そうですね。そんなに贅沢は言いませんよ(笑)。ちっとでいいんです。例えば、会社から帰ってきたら、
          『お父さん、お仕事ご苦労さん』」(笑)
このみ、「うーわぁ、やだ、そんな家庭」
このみパパ、「うそでもいいから、それで次の日仕事がんばると。お父さんが元気になれば景気も良くなって、
          日本がよくなって」(笑)
さんま先生、「それ、どこのコピーや?」
このみパパ、「あとですね、『好きなテレビを見ていいわよ』とかですね、ほんとにちっぽけでいいんですよ」
内山、「お父さん、普段どんな扱い受けてるんですか?」
このみパパ、「まあ、あの、ごはんとか食べに家に帰りますよね。一応置いてあるんですよ。
          自分でよそって食べろ、お茶は自分で持ってこい、ちょっと寂しいですから」

さんま先生、「このみちゃん、分かった?、今日の訴えは」
このみ、「えー、でも癒すのは私じゃなくて妻の役目だと思う」(笑)
さんま先生、「あの妻が問題やな、奥様!」
このみママ、「最近このちゃん冷たいから、お父さんがきっとそういう風に言ってるんだと思うの」
このみ、「えー、でも、うちの家族には記念日がない、からできない」
さんま先生、「父の日があるやないか、ここに、今日」
このみ、「いや、無理」
さんま先生、「何が?、お父さんの最近どこがあかんねん?」
このみ、「キモい」(笑)。何か全体がねえ、ちっと変」
このみパパ、「でも、関心を示してくれてるってことはうれしい、お父さん」(笑)
内山、「お父さん、プラス思考ですねえ」

さて子供たちの意見は・・。

優佳、「ゆうかは絶対このみちゃんのお父さんに賛成で、ゆうかはパパとかにお誕生日とか、
      ママでもお誕生日とか母の日とか父の日とかに、プレゼントを選ぶ時に、笑顔とかを、
      もらってうれしいっていう気持ちを考えながら選んだらすごいウキウキする」
このみパパ、「プレゼントなんてそんな大それたものいらないんだよね。笑顔だけでいい」

里菜、「りなもこのみちゃんのお父さんに賛成で。だってこのみちゃんのお父さんはちゃんとお仕事して、
      家族のために一生懸命さ、お仕事してるんですごく大変でしょ。ねっ」
さんま先生、「それは里菜ちゃんのお父さんもできなかったことですからね(笑)。とうとう追い出されましたから」
由記、「うちもこんこんのお父さんに賛成で、父の日や誕生日とかは、うちもそんな優しくしたくないねんけども、
      一応な、ほんまちっちゃいもんでもやっすい50円ぐらいのもんでもいいねんけど、プレゼントしとくと、
      その心が、『おー、いいもんもらったわ』っていう感じで、自分のいい記念日とかにはいいものが帰ってくるやろ」
由記パパ、「まあ、もらうのはうれしいんですけど、俺、犬以下か?!」
さんま先生、「『俺は犬以下か?』と精一杯の考えたツッコミや」(笑)

雄之、「うちはね、お父さんとかにはね、何かプレゼントっていうかね、ケーキ買って、ローソク立てて、
      ちゃんと祝って相手してあげる」
さんま先生、「お母さん、ほんとですか?」
雄之ママ、「そうですね。でも毎日は私が癒してますから」
さんま先生、「えっ?(笑)・・・どんな風に癒してるんですか?」
雄之ママ、「私がいることだけでもう、癒されてる」(笑)
さんま先生、「死刑」(笑)

望、「私はこのみちゃんのお父さんのほうに賛成で、あたいのお父さんは、たまたまでもいいの、時々でもいいから、
     おだてとかないといけないと思う」
さんま先生、「(笑)今のショックですね?、お父さん」
望パパ、「(笑)こういう子に育てた覚えないんですけどねえ」
このみパパ、「でも男ってねえ、だまされたとわかっててもうれしいもんですよ。そういう生きもんだと思うんですけど」
このみ、「じゃあ、うそでも言えばいいんだね?」
さんま先生、「その通り!」
このみ、「あ、お父さん好きぃ」
さんま先生、「何言うてんねん、アホ!」(笑)

このみ、「女心わかってない!。あの、美容院行ってきたのに全然気づかなかったり、
       新しい服買って着てんのに気づかないの」
このみパパ、「あの、気づいてるんですけど、やっぱり恥ずかしがり屋なんですよね」
さんま先生、「男として言わしていただくと、新しい洋服着ました、髪の毛切りました、で、
          気づかれるようなかわいさになれっちゅう話や」(笑)
このみパパ、「お父さんが床屋行ったって気づかないでしょ?」
このみ、「いや、気づく気づく」
さんま先生、「気づくけど何も言わないやろ?」
このみ、「いや、うち言ってるよ。『髪切ったね』って」
このみパパ、「えー。ほんとに気づいてくれてる?。うれしいわ」(笑)

判決は2人とも父親支持でこのみパパの勝訴です。

さんま先生、「これはね、あっぱれ裁判で初めて義務付けます。今日、お父さんの肩もみ」
このみ、「えー」
内山、「これは絶対ですね。まあ、ちょっとの感謝の気持ちをね、言ってもらわないと。こんなわかりやすいお父さんねえ。
      もう、ありがとうの一言で、明日からお父さん、しゃかりきに働くよ」
このみ、「ありがとう」(笑)
さんま先生、「そんな言い方ちゃうわ!。あー、腹立つ!、もう」
このみ、「えっ、どういう風に?」
さんま先生、「『今まで恥ずかしかったけど』とか(笑)、『あ、言えない言えない』とか言うて、
         『言えよ!、このみちゃん』『ありがと』ってこれや」(笑)
このみ、「あ、言えない言えない」
さんま先生、「違う言うてるやろ!」(笑)


・望パパ→望へ。「飽きっぽい性格を直してほしい!」

さんま先生、「我々がこうしゃべってる限り、望ちゃんはそういけないようなことはないように思うんですけど、
          お父さん、やっぱりそれでもある?」
望パパ、「えー、パッと見たらいいみたいなんですけど、この子の性格がですね、飽きっぽいんですよ。
       だからその性格を直してもらいたい」
さんま先生、「どういう風に飽きっぽいんですか?」
望パパ、「あのですね、踊りとかね、編み物でマフラーを編んだりします。もうそういうの、3日もすれば飽きて、
       自分で好きで始めとるのにいっつも完成せんわけ」
望、「でもね、あたいは、長続きしないんじゃなくて、3日も続いたんだって思うの」
さんま先生、「えっ」
望、「だってさ、お父さんもさ、何か、『いろんなことに挑戦しなさい』って言うから、いろんなことに挑戦してるだけだよ。
    3日坊主じゃないもん!・・子供のうちにいっぱいやって、で、大人になったらのびのびと暮らしたいんだもん」
望パパ、「お父さんが言う、『いろんなことに挑戦しなさい』ちゅうのは、1つのことをですよ、最後までね、やり終えて」
さんま先生、「お母さん、これ、中立の立場からどうなんですか?」
望ママ、「まあ似たもの同士やね、親子やから」。お父さんにそっくりだそうです。

さて、子供たちの意見は・・・。

園美、「やっぱり、自分でやりたいって言ったのは、ちゃんとやんないといけないと思う。
      だからそのみは、自分からスケートをやりたいって言ったから、そのみはスケートを長続きしてます」

由記、「うちは望ちゃんに賛成なやんか。だって無理やりやることは、もう辞めてもいいと思うねん。
      だってな、ほんまに自分がしたいことやったら、自分から園美ちゃんみたいに長続きできるやんか」
望パパ、「私が押し付けてるんじゃなくて、望が『これ習いたい』ちゅうから、『はいどうぞ』ちゅうて習わすんですけど」
望、「待って、でものぞみ、習いたいとは言ってないよ」
望パパ、「えー、(笑)エヘヘヘ」
望、「お父さんが、『これどう?』とかって言うから、『あー、うん、じゃあ』っていう感じ」
さんま先生、「ほんまですか?、お父さん」
望パパ、「ええ」(笑)

零治、「自分からやるっつったら、長くやったほうがいいと思う。だって将来とかさ、
      仕事とかできなくない?。そんなすぐ飽きてたら」
望パパ、「はい、そ、それで、今零治君あれで思ったんですけど、私が一番心配すんのはですね、
        望が大人になってから結婚して、結婚するわけやから旦那さんができるわけでしょ。
        その旦那をとっかえひっかえすっとじゃなかと、すぐ飽きて。それが一番心配なんです」
望、「大丈夫!。男はじっくり見るほうだから」

このみ、「でも、それでも望ちゃんの方に賛成なんだけど、飽きるものは飽きるんだからしょうがないと思うし、
       男1人じゃつまんない(笑)。いろんな恋の経験をして、最終的にはその結果を出す、みたいな」
さんま先生、「そう言うとけ!。どんだけ損するのか。俺もそう思うて生きてきたよ。昨日まではな」(笑)
望、「でもね、バレーボールは一応続いてるよ。4年生からやってて」
望パパ、「バレーボールはですよ、私と似てちっちゃいから、私はできるだけあきらめなさいって言ってるんですけど」
さんま先生、「リベロというポジションがあるじゃないですか、バレーには」
望パパ、「うーん」
さんま先生、「マンボ!、いや、言うてる場合やない」(笑)

望パパ、「今、望がですね、1つ私が悩んでるのは、水泳をしたいちゅうんですよ。行かしてくれないかと。
       だけどやっぱしほら、水泳っつってもお金がすごくかかるわけよ、水泳には」
さんま先生、「この辺はちょっと家庭事情も問題ですから。お父さん、ひと月どれぐらいかかるの?、水泳は」
望パパ、「うーん、家族でですね」
さんま先生、「家族で入るんですか、それ(笑)。1人でいいじゃないですか。何で家族で入んのよ?」
望ママ、「お父さん、何で家族で行きたいかって、お姉ちゃんたちの胸を見たいからよ。(笑)ハハハハ」
さんま先生、「(笑)ハハハハハ、バカ!、コノヤロ」
望パパ、「だけども最近ね、一緒に風呂も入ろうと言わんしね、(笑)エヘヘヘ。
       やっぱね、父の日だからいいじゃないですか」
さんま先生、「あなた、風呂に入ってほしい?、(笑)ねえ。(笑)はぁー。今日の裁判で勝てばそれ言ってあげます」

判決は2人とも父親を支持し、望パパの勝訴です。

内山、「まあ、ほんとはちょっと僕は結構望ちゃんの考えに賛成なんですけど、
      何せお父さんに風呂一緒に入ってもらいたいなと思いましてね、父の日ぐらいは」
さんま先生、「あ、そうか。君は裁判としては望ちゃんの勝ちなんですけど、
          風呂に入るっていうことで・・君は別に入れませんよ」
内山、「やっぱりみんなで入んなきゃダメでしょ」
さんま先生、「ちゃう、アホか!」(笑)


・由記パパ→由記ママ。「目測で物を言うのはやめてほしい!」

由記パパ、内山にあいさつしてますね。
さんま先生、「いや、別に内山に愛想振りまかんでもいいですから。
          もちろん、由記ちゃんのお父さんが訴えるのはこの人」
由記パパ、「ゾウさんです」(笑)
由記ママは被告として子供がいつもいるテーブルの方に行きます。
優佳、「デカ!」(笑)
さんま先生、「失礼な。女性にな、『でかい』という言葉は一番失礼やねん」
優佳、「『デブイは?』」
さんま先生、「デブイも嫌い言うたやろ!。(由記ママに)ブタァ!!」(笑)

由記パパ、「例えば仕事の帰りに、『今日、おいしいもんでも食べていこか』という話になって、
         で、車で走ってて『あったあった』って、そこに入れ言われたんですよ。
         ほんで行ったらえらい雰囲気おかしいんですよ。それでもまあ、強く言えないじゃないですか。
         それでメニュー見たんですよ。そしたらよう見たら、『ギョーザの王様へ』って書いてあるんですよ」
さんま先生、「『ギョーザの王様』に行ったわけですか?。あこに王将があるわ、言うて」
由記ママ、「そう、似てるもん」
さんま先生、「(笑)いや、似てますよ。似てますけど、向こうの思うつぼに引っかかったわけですね」
由記ママ、「そうそう、ほんまやられたぁと思うた(笑)、メニュー見たとき。(笑)うそぉと思った」

由記パパ、「あとはねえ、イズミヤにねえ、この前行ったんですよ。ほな、僕とね、おばちゃんと間違えて、
        『うちの前、チョロチョロすんな!』っておばちゃんに言ってしもうたんですよ」
由記ママ、「その前に旦那が私の斜め前に入ってきたりしてたんですよ。それでたいがいイラついてたんですよ。
        歩きにくいわとか思ってたんですよ。ほんでまた私の前にカッて来たから、何やこいつと思って
        『人の前チョロチョロすんな!』って言ったらおばちゃんだったんですよ(笑)。旦那、こっちにおってん」

由記パパ、「この前は昼、ちょうど食事に行ったんですよ。ほんでたまたまそこでね、
         『あっ、由記ちゃんのお母さんや』っていうことになったんですよ。ほんで注文聞きに来た人が、
         『お母さん、よく食べるみたいですね』って言うたんですよ。そしたらそれ、何勘違いしたか知らんけどね、
         何て言うたんやったかな?」
由記ママ、「草食です」(笑)
さんま先生、「小食ではなく、草食です」
由記パパ、「これを言わしたかったんですよ。それでもシラきるんですよ」

由記、「バスケの試合でな、『レイアップシュート』ってあるやんか。あれをな、『あの人すごい。レイプシュートしはった』」(笑)

さて子供たちの意見は・・。

望、「あたいのお母さんもすごいおおざっぱで、夕ごはんの時にサラダを1人1人に盛り付けてほしいのに、
    でっかい大皿にボン!てあるんです」
さんま先生、「ああ、それはこっちも一緒です。由記ちゃんの」
由記ママ、「普通やん」
由記、「ほぼごはん以外は全部」
さんま先生、「やっぱり、『自分でやり』言うて?」
由記、「自分でやり、じゃなくて、ほぼ競争。一番のメインの料理があるじゃないですか。
      あれを自分の前に持ってきはって、うちらの前にあるのはお漬もんとか」(笑)
由記ママ、「でもそれはね、私はちょっと考えてるんですけど、由記は1人っ子やから競争心がないんですよ(笑)。
         兄弟がおったらすごい競争心があるじゃないですか、やっぱしね」
さんま先生、「・・偉いな、いいとこで育ったな、おまえ」
由記ママ、「心の中では泣いてるんですよ」
内山、「競争心は必要ですよ。うちなんかほんとスルメの足1本で殴り合いになったからね。で、俺は鼻まで折ったから」
由記、「そんなな、のど詰めるような食べ方はしたくないねんな。だからゆっくり食べたいねん。
      競争とかそんなんはスポーツとか、どっちが勉強が上とかそういうことでいいねん」
由記ママ、「違う違う。生きてるだけが全部競争。ダメダメダメ」
園美、「競争心したらデブるんだよ。飲み込んで食べたりしたらデブる方だよ」
優佳、「ママに教えてもらってんけどな、20分以内に食べたらな、まだお腹が膨れてるってサインが出せへんで、
      次々食べれるようになってそいで太っちゃうねんか。だから20分以上かけて食べな太るねん」
内山、「それね、僕実践したんですけど、言うだけでほんとは関係ないです。太るやつは何しても太ります」
さんま先生、「(笑)そうそうそう。やっぱ当たってますか?、内山の言うとおり」
由記ママ、「そうですね。何食べても太りますね。夏も太るし」
さんま先生、「要するに食べなくても太るということや、極端に言えば」
内山、「そうです。だって運動しても太るんですもん。運動したらしたで、今度はよけいうまく感じるんですよ。
      汗を流した後のごはんてやっぱおいしいんですよね」
由記ママ、「そうそうそう」
さんま先生、「(笑)ハハハハ。あの、2人でどっか旅行でも行ったら(笑)。つもる話もあるやろ」

判決はさんま先生が由記パパを、内山が由記ママを支持し、引き分けです。

さんま先生、「お父さんでしょ。こんなむちゃくちゃ教えられて、道とか」
内山、「いやいや、お父さんちょっと細かいですよ。痩せた人の悪いところって細かい」(笑)
さんま先生、「でも、レイプシュートとか言うんですよ」
内山、「それはまあ、愛嬌じゃないですか。あと多分お母さん選ばなかったら、僕本当に殺されると思うんでね。
      今リーダーですから」
由記ママ、「よく目が合うんです。アイコンタクト」(笑)
内山、「ちょこちょこ送ってくるんですよ」


先頭へ