陪審員・・バイオリン
さんま先生、「さて、今日の陪審員なんですけど、おたく、どちらさんなんですか?」
陪審員、「(笑)ハハハハハ。バイオリンです」
さんま先生、「おまえがバイオリン?」
バイオリン、「はい」
さんま先生、「何、指輪なんかしちゃってんの?、おまえは」
バイオリン、「ちょっと、最近色気づいちゃって」
さんま先生、「まあな、確かに色気づく歳頃やわ。いくつになったんや?」
バイオリン、「高校2年生です」
さんま先生、「大きくなるもんやなあ、びっくりするわ、ほんとに。今は好きな人とかいるの?」
バイオリン、「いないですよ、はい」
さんま先生、「いるな、これは」(笑)
・このみ→母親へ。「もう中学生になったんだから、友達だけで遠出をしたい!」
さんま先生、「お母さん、遠出とかだめなんですか?」
このみ母、「ちょっと困ります。心配で心配で」
さんま先生、「友達の家に泊まりに行くのは?」
このみ、「もう」
このみ母、「それは絶対許せない」
さんま先生、「何で何で?」
このみ母、「1人にさせるのは」
さんま先生、「お父さんはもちろんいいでしょ?」
このみ父、「やはり嫁入り前ですからねえ」(笑)
さんま先生、「男の家に泊まるわけじゃないですよ。由記ちゃんの家に泊まるとか」
このみ、「それって絶対娘を信用してないでしょ」
さんま先生、「信用してないことをしてるわけや。これはテレビでは言えないことやろ?」
このみ、「(笑)してないよぉ!。ほんとにしてないよぉ!」
さて、子供たちの意見は・・・。
由記、「うちもこんこんに賛成やねんけどな。うちも行ってんのやんか、友達だけで。
でな、中1になったらもう大人やんか、一応」
さんま先生、「ちゃうわ、アホ」
このみ、「大人料金じゃん」
由記、「一応大人やんか。大人やし、自分の判断力だってあるやろ?」
さんま先生、「ない!」
由記、「悪いことはしーひんやんか。自分が進んで悪いことはしーひんやろ。だから別に行ったっていいやん」
零治、「よくさ、『かわいい子には旅をさせろ』とか言うのにさ、かわいいとか思ってないんじゃない?。
『憎たらしい、絶対行かせない』とか、『全てを打ち砕いてやる』とかそういう風に思ってんじゃないの?」(笑)
さんま先生、「おまえ、例え、おっさんやわ」(笑)
諒、「くるみは4年の時から映画館とか友達と一緒に行ったりしてて。でもお泊りは、ちょっと女の子達だけだと、
ちょっと部屋なんかに隠しカメラとかされてたらいやだから」
さんま先生、「(笑)くるみちゃん、女の子じゃないのよ」
諒、「忘れてたっけ」(笑)
雄之、「俺もね、母親に賛成やっちゃけどね。だってね、普通にね、泊まるときとかはね、
何か変な関係とかできたらいかんやん。でね、もしかわいかったりしたらね、
夜道に1人で歩きよったりしたらね」
紫央里、「私はやっぱりこのみちゃんのお母さんに賛成。もしかしたら誘拐、
こんなかわいい女の子が誘拐されたらお母さんだって困る」
さんま先生、「こんなかわいい子、何喜んでんねん?」(笑)
このみ、喜んでます。(笑)
園美、「そのみはこのみちゃんのお母さんに賛成で、あの、泊まったりするのは必ず道を教えてから」
さんま先生、「その子の家に送ってって泊まるのはいいやろ?」
園美ママ、「だめぇ、うちもだめ。私もしたことない」
さんま先生、「知るか!、そんなもん(笑)。どこでも泊まってこい!(笑)。
学生時代とか友達とこ泊まったことないんですか?」
園美ママ、「ないですし、友達だけであちこち行くっていうのは、高校になって初めてバスに乗ることを経験したから、
バス通学でしか行ったことなくて、高校卒業してから自分で行動したりアルバイト許可されたんですよ。
だからここに来るまでの東京の道筋も最初分からなくって、何か悩んで、
結構、決められた道しか歩けないんですけど」
さんま先生、「それは人としての能力の問題じゃないですか?」(笑)
里菜、「りなもこのみちゃんに賛成なんだけど、だってさ、もう中学1年生なんだからさ、
やっていいこととやっちゃいけないことは区別がつくでしょ。だからさ、このみちゃんのお母さんも、
ちゃんと子供のこと信じてあげないとだめだよ」
このみ母、「子供が集まると、何か気が大きくなって」
さんま先生、「ハメを外してしまうんじゃないかと?。どういうことを恐れてるんですか?。
真夜中のパンツ脱ぎ大会とか?」(笑)
このみ母、「私もよそのお宅に泊まったりするのはだめなんですよ。とっても気を使ってしまうし」
さんま先生、「娘はだいじょぶですよ。こんな社交性もあるし。
たまには(夫婦)2人っきりになりたいとは思わないんですか?」
このみ母、「思わないんです」(笑)
このみ父、「そこなんですよ。恐いところ。2人っきりにしないで欲しい」(笑)
里菜、「お泊りはさ、その友達んちのお母さんに、心配かもしんないけど頼めばさ、ちゃんと見てくれると思うからさ」
さんま先生、「(笑)君の家のお母さんの感性じゃないの、こちらは。もういつ泊まりに行ってもいいですか?」
里菜ママ、「OKです」
さんま先生、「1週間でもいなくなってほしい、家から」(笑)
優佳、「ゆうかは絶対このみちゃんに賛成で、お母さんには絶対反対やねんか。で、ショッピングとかは、
もう絶対ちっちゃい頃から貯めててお小遣いとかお年玉もだいぶたまってると思うし、
自分で考えてお金を使う練習をしな、将来買い物上手にならへんし(笑)、それにな、お泊りはな、
友達の家やったら絶対OKやんか。じゃないとな、友達の関係が崩れるやん。ゆうかも、その時だけは
好きな時間まで起きてられるし、兄弟ができたみたいになってすごい楽しいし」
このみ、「でも、泊まりに行くよりも、電車とかで友達の家に行くのもだめなんだよ」
このみ母、「ごめんなさい。ずっと小学生の頭でいたんです。学区内って。大きくなったんだね」
さんま先生、「バイオリンなんかもう行ってるの?、友達んとこへ」
バイオリン、「あー、うちもやっぱり中学校3年、高校になるまで家を出させてもらえなかったです。
何か絶対どっか出かけるときは、『バイオリンをやれ』っていうのと、『まず1時間練習しなさい』」
判決は2人ともこのみを支持し、原告の勝訴です。
さんま先生、「いいじゃないですか、お母さん。そんなに手放したくないんですか?」
このみ母、うなずいています。
さんま先生、「かわいいんだ。かわいいねんて。何?」
このみ、「でも、(笑)エヘヘヘヘ」(笑)
さんま先生、「君ね、かわいいに反応しすぎ。俺のおもしろいとおんなじ反応の仕方」
このみ、「でも将来、そうしたら園美ちゃんのお母さんみたいに私なっちゃうかもよ」(笑)
このみ母、「えっ」
さんま先生、「それは脅迫です」(笑)
・優佳→諒、勇人へ。「もっと男らしくなって欲しい!」
優佳、「くるみちゃんと勇人君には男らしさと筋肉が足りひんし、体もぷよぷよしてるし、それに男の子やったら
もっと運動神経がよくって、筋肉がなかったら男らしくないと思う」
♯筋肉にこだわってますね
優佳、「ゆうかが思う男らしいのは、跳び箱が4段以上飛べるのと(笑)、真っ直ぐきをつけって出来る人と、
はきはきしゃべれる人とか、話の中心になれる人とか、わさび入りのお寿司を食べれる人が男らしいと思う」
さんま先生、「それは優佳ちゃんの好みやからな、あくまでもな」
優佳、「あとな、『バイバイ!』ってさよならのときに振らはる右手に男らしさを感じる」(笑)
右腕を斜め上に真っ直ぐ伸ばして手を振るのがいいみたいです。
諒がやってみます。顔の横で手を振ってます。
優佳、「何か女っぽい」
さんま先生、「女っぽい?。勇人、バイバーイ」
勇人、「カァッ」(笑)。
さんま先生、「だめだこりゃ。言うとおり。もう少し男らしくなれないのかと聞いてるのや」
諒、「えーと、くるみの男らしさは、恋人の誕生日や記念日には絶対プレゼントを忘れない人とか、
奥さんよりきれいな人がいてもチラッと見ない人とか、猛獣とか恐がらずにスキンシップできる
ムツゴロウさんみたいな人がかっこいいと思う。だから筋肉なんて関係ない」
さんま先生、「勇人、反論は?」
勇人、「えー、僕はね、仕事をバリバリやる人のが、バリバリやる人が、、、何だっけ」
さんま先生、「いいと思います」
勇人、「いいと思います(笑)。例えば、ディレクターの藤井さんみたいな人」
さんま先生、「女や、あれは」(笑)
さて、子供たちの意見は・・。
仁美、「ひとみは優佳ちゃんに賛成で、勇人とくるみちゃんはちょっとだめだなあと思って。
ひとみが理想だと思うのは、ケインみたいに筋肉モリモリで守ってくれる人がいいと思う」
里菜、「りなも優佳ちゃんに賛成で、くるみちゃんと勇人君は男らしくないと思うのね。
りなの理想は、べらべらしゃべらない人」
さんま先生、「ハハハァ、だとよ。俺やないか!、それ」(笑)
零治、「俺も優佳に賛成で、2人とも男らしいと思わないんだけど」
さんま先生、「おお、でもええやんけ」
零治、「俺が思う男らしいっつうのはさ、野球好きでさ、坊主でさ、肉好きでさ、野菜あんまり食わない人」(笑)
雄之、「俺はね、勇人君とかくるみちゃんはね、別に男らしくも思わんと。俺も零治と一緒みたいやけどね。
俺が男らしいと思うのは、ケンカしとる中で、『まあまあいいじゃないか。今日のところは俺の顔に免じて』
とか言えるやつ」(笑)
♯標準語になってる
玲那、「れなは優佳ちゃんに賛成で、勇人君とくるみちゃんは全然男らしくない」
さんま先生、「そんな、あのな、見た目じゃないぞ、男っちゅうのは」
玲那、「うちが思う男らしさっていうのは、ね、ちゃんと買い物を、ね、持ってくれる人」(笑)
優佳、「2人ともな、何かな、別にな、性格は優しくてええねんけど、
見た目は何か、髪長かったら女っぽいし、もうちょっと何か」
諒、喜んでます。
さんま先生、「くるみちゃん、ちょっとリアクション違うよ(笑)。カメラは捉えてるよ、くるみちゃん。
これ、くるみちゃん、裁判にかけられんのかなあ?。(笑)これはおかしいよ」
勇人、「でもね、あのね、握力テストでね、2年の中で1位」
実際、力があるかどうか、体力テストを行います。以下の3つです。
背筋力、(小3男子 平均 57kg。中2男子 平均 114kg)
垂直跳び、(小3男子 平均 35cm。中2男子 平均 55cm)
上体起こし(30秒)、(小3男子 平均 15回。中2男子 平均 26回)
まずは背筋力からです。
さんま先生、「見せたれ。普段はこうやけど、ね、男としての力を持ってると。
くるみちゃんわかってるね。運動しなくてもだいじょぶ?。急にぎっくり腰になったりするよ」
結果、74kg(−40)でした。
勇人です。「う〜〜、おりゃあ〜〜」
結果、48kg(−9)でした。
さんま先生、「ほんまに一番になったんか?」
次は垂直跳びです。
諒はあまり跳べませんね。27cm(−28)です。
さんま先生、「ちょっとくるみちゃん、本気?、今の」
諒、うなずいてます。
さんま先生、「でも、かわいさは十分茶の間に伝わってる」
諒、喜んでます。(笑)
はやとは23cm(−12)です。
さんま先生、「あかん。平均いってないよ、2人とも」
最後は上体起こし、腹筋です。30秒で何回できるかを測定します。
床にマットが敷かれ、そこに寝てひざを立て、スタッフが足を押さえています。
さんま先生、「くるみちゃんいくよ。草原で寝てるみたいでかわいらしい」
諒、また喜んでます。
さんま先生、「リアクションおかしいよ。さあいくよ。よーい、スタート!」
これはイケてますね。1秒に1回ぐらいずつできてます。
10回過ぎるとややペースダウンですが、18回(−8)できました。
さんま先生、「今ね、くるみちゃん。小学校3年クラス(笑)。がんばれよ!、勇人。ここは見せるとこやぞ。
(笑)なあ。ハハ、おまえ、(顔が笑ってるので)幸せそうやなあ(笑)。はい、いくよ。よーい、スタート!」
あれ?。起き上がるのが大変みたい。1回はできたけど、その後、体をくねらせて懸命に起き上がろうとしますが・・。
結果、1回(−14)でした。(^_^;)
さんま先生、「これはあかん。勇人、おまえ腹筋全くダメやないか」
勇人、「あー」
さんま先生、「『あー』じゃないねん。ちょっとお母さん、これはどうですか?」
勇人ママ、「(笑)いも虫がゴロゴロ」(笑)
さんま先生、測定結果を載せたフリップを指し、「これ、くるみちゃん、自分自身で振り返ってどうですか?」
諒、「腹筋は頑張りたかった。いつもやってるから」
勇人、「でもね、前の2年生の中で、2年生の時ね、あの、えっと、全員の中で2位」
さんま先生、「(笑)これで?」
勇人、「ううん、違うよ、身長が」(笑)
判決は2人とも諒&勇人を支持し、原告の敗訴です。
バイオリン、「これは個人的な意見なんですけど、やっぱり男は筋肉だけとかじゃないし、
自分はその、夢に向かって頑張るっていう人になりたいです」
さんま先生、「見た目なんかどうだってええやないか。ケイン・コスギばっかりが素敵やないねんから」
優佳、「うん」
さんま先生、「そやろ?。くるみちゃんはくるみちゃんで夢があるわけやろ?。将来はくるみちゃんはどうなりたいの?」
諒、「山崎トオルちゃんみたいに、かわいくなりたい」
さんま先生、「『焼酎は何で割るの?』『乙女割り』とか言うてる人?(笑)。勇人は将来何になんの?」
勇人、「えっ、普通にさ、農家、やれば」(笑)
さんま先生、「家継ぐの?。おまえ、安泰やなあ」(笑)