あっぱれ学園の記録－２００３年前半、２／２３、「親子裁判（このみ、優佳）」

あっぱれさんま大先生

３／１６、「親子裁判（くるみ、由記）」

陪審員・・山崎裕太

・くるみ→零治へ。「由記ちゃんかこのみちゃん、どっちが好きなのかはっきりしてほしい」

くるみ、「楽屋とか、いつもこのみちゃんちの前の席に座るし、このみちゃんのスネ毛とかむだ毛をさわって
　　　　　　　スキンシップとかしまくってるし(笑)、でも由記ちゃんとかの髪の毛はさわんないで２人を手玉に持つ。
　　　　　　　それが許せない」
零治、「そういうわけじゃないけど」
さんま先生、「そういうわけじゃないけどっていうことは、くるみちゃんのことは友達として好きだけど、
　　　　　　　　　　由記ちゃんは恋人、(笑)くるみちゃんちゃう、ごめん。何喜んどんねん、ほいで(笑)。
　　　　　　　　　　訳のわからんリアクションや、それ。このみちゃん、それは。さっきにニヤついてましたけども。
　　　　　　　　　　ほいで私と目が合うとパッとそらしましたけど。友達の彼氏を奪うということは考えてないですね？
このみ、「(笑)はい、考えてないです」
零治、「二股かけてないよ」
さんま先生、「かけてるやないか。何で毛さわったりすんねん？」
零治、「嫌なことをただ言いまくってるだけ。だから、『おめえ毛ぶけえ』とか言って毛をさ、何か引っ張ったりしまくってて、
　　　　　　由記の場合は、『うわぁ、肌きったねえ』とか言ってんの」(笑)
さんま先生、「あんた、なかなかほめんね」

さんま先生、「今日のね、対応ははっきりしてない。零治、正直になれ。ほんとはどっちかが好きなんじゃないの？」
零治、「それはないね」
裕太、「２人好きなら、２人好きでいいじゃん」
零治、「じゃあ、２人好き(笑)。女として考えてないっつうか」
零治ママ、「最近ちょっとね。多分、ちょっと思春期入って、女の子のこと言われるのがとっても苦手」
零治、「どういうのが好きとかなんかわからない」

望、「（楽屋では）どっちも好きに見えるのね。零治君は自分の口から好きって言えないタイプだから、
　　　　　だから態度で現してて」

園美、「そのみ、よくわからないから占いでやってみたんだけど」
由記、「こわいよ何か。めっちゃこわいよ」
園美、「このみちゃんの方が友達としてキスしてみたいって感じで出てたよ」

勇人、「えーと多分、零治君は、由記ちゃんのほうが好きだと思います」
さんま先生、「何で？」
勇人、「いや、ただ、かん、さあ、ただ考えてみたら」(笑)
さんま先生、「根拠はないのか？。この根拠なしボーイが」

優佳、「ゆうかは由記ちゃんのほうが好きやと思う。あのな、こないだな、
　　　　　　由記ちゃんがちょっと調子が悪かったときがあんねんか」
さんま先生、「何の調子が悪かったの？。トーク？」(笑)
優佳、「違う、風邪やってんけど、風邪ひいててしんどそうにしてはるときにな、
　　　　　　何か心配そうにすごいいっぱい話しかけてはったからな」
零治、「そんなことやってないよ」
優佳、「もう１つな、２人を愛してたらな、マリー・アントワネットっていけない恋をしたって言うやんか･･
　　　　　　２人も愛してたら多分死刑になると思う」

くるみ、「このみちゃんは、由記ちゃんが零治君に告ったもんで、このみちゃんは由記ちゃんとの友情を気にしながらも、
　　　　　　　零治君のほうを相手にしないでやってるから、はっきし言っちゃってって感じで」
さんま先生、「キューンとくるわ。『ガスター１０（胃薬）持ってきて』いうやつやね」(笑)
由記、「うちもな、こんこんは零治のこと好きと思うねん」
このみ、「え、ないよ」
関連でさんま先生、かつて自分が出演した「男女七人夏物語」の話を持ち出します。
このみ、「でも、うちは由記ちゃんだと思う。何か由記ちゃんとうちだと、
　　　　　　　由記ちゃんのほうがいいって言ってなかっ、由美ちゃん（零治ママ）が言ってた」
零治ママ、「私は、このみちゃんじゃないかなあって思ってます」
由記ママ、「零治がまだわからんような感じなんちゃう。『友達として』っていうやつやし、
　　　　　　　　　この子らもこの子らで、男の子３人しかおらへんし」
＊４人です。
くるみ、ちょっとうれしそうです。
さんま先生、「それではにかむのがわからへんわ」

裕太、「いや、２人を手玉に取ってもいいんじゃないかなあ、こんぐらいの歳ではね。
　　　　　　多分、きっと零治の意識の中で、自分でもわかってると思うんだよね。
　　　　　　２人はある程度自分に気があるんじゃないかって。それがな、とんでもないところにいってみ。
　　　　　　例えば、このみちゃんが勇人にいくとかさ(笑)。何でって思うよ。俺もあったんだよ。
　　　　　　絵梨ちゃんていう子がいてさ、小学校のとき俺のこと好きだって言ってたのが、
　　　　　　こいつはやめとけよっていうやつにいったんだよ、章久っていうね、やつに。びっくりしてさ、俺」
さんま先生、「自分を仮面ライダーだと思い込んでたやつやねんけどね」
♯ウルトラマンじゃなかったっけ？
零治、「びっくりはするね」
さんま先生、「『雄之』が好きだと言ったら？」
零治、「あー、(笑)ちょっとヤバいんじゃない」(笑)

さんま先生、「『ほんとは零治君が好きだった』っていう人は今言うとけよ」
玲那、「わたし？」とつぶやきます。
玲那、「ちがくて。だってさんまさん、ずっと私のこと見てたんだもん。ジロジロ見てた」
さんま先生、「いや、見てないよ」
玲那、「見てた！見てた！見てた！」
裕太、「自意識過剰なんだなあ」
さんま先生、「見てたことにしましょう。それがどうしたの？」
玲那、「だから私だと思ってたのかなあと思って言っただけだよ」(笑)
さんま先生、「参加したいの？」
玲那、「ちがーうよ。したくないよ」
さんま先生、「人のもの欲しがるタイプやねんなあ」
裕太、「いるね。いるいる」

優佳、「性格はちょっと好きやけど」
さんま先生、「顔かわいらしいやないか、零治」
優佳、「それほどでもない」
さんま先生、「関係ない、君の名前なんかいっぺんもあがってないやないかい(笑)。一応四択にしといてあげて、零治。
　　　　　　　　　　要するに、優佳ちゃんか、由記ちゃんかこのみちゃんか、玲那ちゃんか」
玲那、「何でえ？」
さんま先生、「はい、はい」
玲那、「何で入れんの？」
零治、「どうすればいいのかね」
さんま先生、「だから、このみちゃんやな？、そしたら」
零治、「・・・じゃあそれでいいよ」

さて判決、といってもやりようがないので、白旗がこのみ、黒旗が由記ということになりました。
裕太、「どっちとかわかんねえ、まだ俺。何で俺が進めなきゃいけねえんだよ。意味がわからないよ」

結果、さんま先生が由記、裕太がこのみとなりました。
裕太、「あのね、このみちゃんの毛をいじるって言ってたでしょ。
　　　　　　もうね、そこまでマニアックな域にいってしまったのかと(笑)。
　　　　　　毛が欲しくなるところまでいっちゃったかおまえ、みたいな」

・由記→母親へ。「無駄なしつけを子供に教えるな！」

由記、「あんな、懐石料理とかをな、食べるときにな、使うお箸の持ち方とか置き方とかをな、夕食のときにな、
　　　　　　毎回やらされんのやんか。けどな、生まれてこの方１回も行ったことないしな、
　　　　　　ママだってな、懐石料理みたいなちまちましたやつよりな、
　　　　　　どんぶりで食べるみたなガツガツいくほうが好きやんか。
　　　　　　だからな、連れて行ってくれへんのやったらな、そんなんな、やっても意味ないやろ」

箸を持つときは、手を丸めないで小指と小指を合わせて三角形になるようにして持つように、と言われるそうです。
由記、「ほんで（片方の）手をクルッて回して、『いただきます』」
由記ママ、「懐石じゃなくても、普段お呼ばれしたときとか、例えばもう少しおっきくなって彼氏ができて、
　　　　　　　　　お母さんとかと食事するときに、『この箸の持ち方何？』って思われるんじゃなくって」
由記、「けどな、そこのお母さんが見て、きれいと思うかは別やんか。
　　　　　　この親厳しそうとかさ、そんなん思われたらいややん」
ママさんは箸をそういう持ち方はしないみたいなんですけど・・。
由記、「（ママは）ほとんどスプーンのほうが多いけど」(笑)

さて、子供たちの意見は・・。

優佳、「娘さんいいなと思ってお母さん一緒に呼んで、ごはん食べに行ったりするやんか。
　　　　　　娘さん良くても親さん悪かったらちょっとゆうかいややと思う」
さんま先生、「・・だからいっぺん連れて行ってくれたらいいのやろ？、懐石料理に」
由記、「そうそうそう」
由記ママ、「いやだめ。懐石嫌いやから」(笑)
裕太、「お母さん、ダメだよ。さっきから話聞いてたら。自分がそういう風に思われるのがいやとか」

関連で無駄だと思うしつけを発表します。

このみ、「うちも、お母さんに、『家事をしなさい』って言われる。お母さんが全然ダメだから。
　　　　　　　ママの遺伝子だからしょうがないし」
このみママ、「私、料理結構やってたの。でも、ダメにしたのはお父さんなの」
このみパパ、「私が味オンチってことですかね？」
このみママ、「私、結構いろんなもの作って出したんですけど、食べない」
このみパパ、「食べますよ。食べなかったら捨てられちゃいますから」
パパさんが残すのでだんだんと作らなくなってしまったみたいです。

優佳、「ゆうかも無駄なしつけされてんねんか。顔洗うときにな、こう洗ったらな、顔がちっちゃくなるって言われてな」
両手を唇の両わきから頬に向かって動かしています。
優佳、「毎日こうやって洗っててんけど、ちっともちっちゃくならへん。反対にここ（頬）の肉がこう（上向き）なってきてる」

雄之、「うちもね、お母さんにね、変な教育されちょっけどね。あんね、年がら年中ね、しゃべるけん、
　　　　　　『うるさい』って言われるたい。だけんね、『もう１分でもいいけん、しゃべらんで』って言われるっちゃ。
　　　　　　で、俺はね、しゃべっとったほうが何となく人間やんけん落ち着く」
雄之母、「うるさい。だから最近耳栓をするようになったんです、私」(笑)
裕太、「ほんとに困ってるような顔してるもんね」

望、「あたいは、由記ちゃんのお母さんのほうに賛成なんだけど、由記ちゃんは逆に幸せだと思う。
　　　　　あたいのお母さんなんか、そういうしつけなんか一度も教えてもらったことなくて。
　　　　　箸の持ち方もろくにわからなくて。で、その、わからないから、
　　　　　しつけは覚えといたほうが自分の身のためにもなるし」
望パパ、「しつけがないんじゃないんですけども、ごはんもちゃんと食べてますよね、うちの子も。
　　　　　　　　教えてないんですけど、ちゃんと食べれるんですよ。だからそういうやつはもう教えるつもりは全くない・・
　　　　　　　　おいしい料理を前にして（箸の持ち方が）こうだったかな、ああだったかなと思ったら、
　　　　　　　　もう料理もおいしくなくなるです」

由記ママ、「だから、私がどんながさつな食べ方をしても、由記自身が、
　　　　　　　　　『あっ、いい子だね』と思われればそれでいいことやし」
さんま先生、「それはお母さん、一緒に付き合ってあげることはできないんですか？」
由記ママ、「できないねえ」(笑)
裕太、「やっぱね、そこがしつけにならないんだよね」
さんま先生、「自分が動かな、子供は付いていこうとは思わないですよ」
由記ママ、「いや違う。ほんとにやる気があったら１人でもできるはず」(笑)
由記、「いらんて言ってんねん」
由記ママ、「いつか、『お母さんありがとう』と思うときがくんねん」

判決は、さんま先生が親、裕太が由記を支持し、引き分けです。

裕太、「やっぱりね、普通にしつけは必要だと思うんだけど、この形式はだめだな。自分のことしか考えてないもん」
さんま先生、「俺も打ち合わせや何たらで行きますけど、そんなきっちり食べてる人いないです」
由記ママ、「だって本に書いてあってん」
裕太、「あ、自分やってたわけじゃないんだね？」
由記ママ、「違うよ。雑誌で、新聞に付いてたおまけみたいな雑誌に書いてあった。
　　　　　　　　　それでおもしろー思うて、そっから由記に教えるようになってん」(笑)
裕太、「だめじゃん！」
由記ママ、「だから、お箸の持ち方と置き方しかそこには書いてなかったから、
　　　　　　　　　それしか教えられへんかってんけど」(笑)
裕太、「だから、他教えられないんだ？」
由記ママ、「そうそうそう」
裕太、「だめじゃん！」
さんま先生、「(笑)すいません。僕、子供に（旗を）上げますんで」（拍手）

・あっぱれ柴又スクール

お休みです。

先頭へ