あっぱれ学園の記録－２００３年前半、２／２３、「親子裁判（このみ、優佳ママ）」

あっぱれさんま大先生

２／２３、「親子裁判（このみ、優佳ママ）」

陪審員・・住吉ちほ

まず、週刊誌報道に対する釈明がありました。(笑)

さんま先生、
　　「私、裁判長を今日で降ろさせていただきます(笑)。私が人をさばけるような行動をしておりません(笑)。
　　　　申し訳ない数々を、娘、並びに前の奥様から、『いつまでバカなことをやってるんだ』と(笑)。
　　　　おそらくずっとだと思われますので、テレビを通じてお詫び申し上げます。しかしここは法廷。
　　　　私生活とは別にいたしまして。私、別に胸の大きな人が好きなわけじゃなく(笑)、
　　　　心の広い人を好きだということを、心のＤカップが好き」
優佳、「あのな、胸１メートルって言ってはったけ。１００cmって１メートルやんか。どんなんなん？」
さんま先生、「えっとね、いや違う違う違う！(笑)。関係はないの、あの人とは」

・このみ→母親へ。「母の言葉遣いが赤ちゃん言葉で気持ち悪いからやめて欲しい！」

このみ、「えーと、年を考えろと言いたくなる」
さんま先生、「すいません」(笑)
このみ、「お母さん」
さんま先生、「あっ、俺じゃない？。ごめんなさい。娘から言われてるもので」(笑)
このみ、「お母さんの言葉遣いが恥ずかしいです」

赤ちゃん言葉でしゃべったり、メモに書いてあるそうです。

ママさんが使っているという赤ちゃん言葉がフリップに一覧で出ています。
○○年前の流行り言葉ですか。丸文字です。

「おみたん、愛してまちゅ」「今日の朝ゴメンくちゃい！！」「なるへそ」
「お米といでおいてチョンまげ」「冷蔵庫にイチゴサンド入っているからめしあがれだピョ～ン」

このみママ、「あの、よく使うのが、『洗濯物を閉まっておいてだピョ～ン』て言うんです。
　　　　　　　　　　あの、学校から帰ってきたら洗濯物を閉まっておいてもらおうと思って、
　　　　　　　　　　ちょっとメモ紙を置いておくんですね。帰ってきたときに見て、『閉まっておいてください』
　　　　　　　　　　って書いておくより、『だピョ～ン』の方が、何かぴょんぴょんて洗濯物閉まえるかなあって」
このみ、「いや、でもね、私は親らしくしてほしいの」
このみママ、「そしたらやらないでしょ。『何で私がやるの？』って」
このみ、「やる」

さて、子供たちの意見は・・・。

由記、「うちんちのママもな、ギャル語使うねんけどな、友達のお母さんの前でな、
　　　　　　『今日、バリ寒いよね』とかな」
ちほ、「（東京でも）『バリ』最近使うみたいですよ」
さんま先生、「キャラクターにないですねえ。お母さんは『洗濯物を片付けてブー』とか・・」(笑)

零治、「親子で納得してんだったらいいんじゃないの・・嫌がってんならやめたほうがいいんじゃないの」
さんま先生、「おまえ、何で裁判終わらそうとしてるわけ？(笑)。ちょっと風邪ひいてる思うてええかっこしやがって」

玲那、「うちのパパは、何か、おじさんなのにね、若い子のまねして、
　　　　　　　『まじででじま』とかフリ付けてやってんだよ」
モー娘がやってますね。パパさん、お姉ちゃんがやっているのをマネしているみたいです。
さんま先生、「はぁー、若い子に気に入られようとしているわけだ。勘弁してあげろよ。
　　　　　　　　　　角刈りやのに毛染めてんねんで」(笑)
玲那、「気持ち悪いんだも～ん」

望、「あたいは、このみちゃんのお母さんの方に賛成なんだけど、子供と対応してギャル語をやって、
　　　　　そしたら子供も楽しめるし、それを使うことによってお母さんたちも年の割には若返るし、
　　　　　それで親も時代おくれにならなくて済むから」
さんま先生、「望ちゃんのお母さんもやってるわけ？、それを」
望、「何か微妙にやってるようなやってないような」
さんま先生、「気持ち悪いやろ？。親が『超ムカツク』とか」
望、「でも、明るければいいじゃん」

このみ、「あとね、『そんな事ナイチンゲール』とか言ってる」(笑)
♯あなた、ダジャル王(^_^)

勇人、「えっと、そういうギャル語を使うのはやめた方がいいと思います。それは、小さい頃から聞いてると、
　　　　　　　大人になってそういう言葉を使うようになっちゃうかもしんないからやめた方がいいと思います」

諒、「くるみちゃんのパパは、えっと、うちのね、お姉ちゃんからギャル語を仕入れて、使って喜んでる。
　　　　　最近何かね、『超ラフランス』とか」
諒パパ、「超ラフランスとかっていうのは、会社の部長なんかに悪口とか言うときに、
　　　　　　　　部長何にもわかんないけど、意味は、『超洋ナシ（要無し）』」

雄之、「俺は超うらやましか。だってうちのお母さん、久留米弁しかわからんが」
園美、「『日本語はきれいな言葉だから、女の子はきれいな言葉を使わなきゃいけない』ってママが言ってる」

さんま先生、「これはどうでしょう。難しいですね」
このみ、「でも言われたらやでしょ。何かいい歳したオバハンがさ」
さんま先生、「まあね。ほいでギャル語ならギャル語にしてほしいよね。『なるへそ』とかね」

判決は２人とも子供を支持し、このみの勝訴です。

ちほ、「だってこれ、ギャル語ちゃいますからね。そんなん使われたら私もちょっといやですね。
　　　　　　私のお母さんよりも若いんですけど、そういう風にしゃべられると、ちょっと違和感感じますね」
このみママ、「毎日毎日じゃないし、そういう時は機嫌がいいなと思ってもらえれば」

・優佳ママ→優佳へ。「娘はお金や物の大切さが分かってない！」

さんま先生、「あれだけ伝記を読んで、あれだけ歴史上の人物の勉強をしていながら、
　　　　　　　　　　本人はお金のありがたさが分かってない？。どういうことなの？、優佳ちゃん」
優佳ママ、「最近ね、おもちゃばっかりこうてくれて言うから、これちょっといかんなと思うて、私なりに、
　　　　　　　　　私のちっちゃい頃は、お誕生日にしかおもちゃなんて買ってもらえへんだし、でしょ。
　　　　　　　　　で、世の中にはおもちゃどころか、食べるものすらない子もいるから
　　　　　　　　　ちゃんとそういうことを考えなさいって、自分としてはずこいええ話を母親らしくやったなあと思うて、
　　　　　　　　　なあって言うたら、『わかった。ほなら自分のためたお年玉のお金で買ったらええのやろ？』って
　　　　　　　　　・・がっかり」
優佳、「あのな、今はな、景気が悪いからな、どんどんお金を使わなあかんねん。
　　　　　　デフレ対策せなあかんて小泉総理も言ってはったやろ」(笑)
優佳ママ、「だから、変な取り方ばっかり。うちは家建てるのにいっぱい住宅ローンしてお金借りてるから、
　　　　　　　　　十分それには貢献してると思う」
優佳、「あ、あ、それで思い出してんけどな、ママっていっつもな、お友達が来はったときにな、
　　　　　　『おっきいおうちやなあ』って言わはったときにな、『おばちゃんちは家もおっきいけどな、
　　　　　　借金の額もおっきいねんで』って言わはんのはかっこ悪いしやめてほしい」
さんま先生、「それはお母さんの照れやわ。要するに、『大きい家ですね』『おまえらには買えんやろ』って言うたら(笑)、
　　　　　　　　　　これはね、話にならないの・・」
優佳ママ、「友達に来てもらおうと思って家建ててね、友達失ったら話おかしいで」

さて、子供たちの意見は・・・。

仁美、「ひとみが欲しいものは、パパに買ってもらって、お金をもらったらためるもの」
優佳、「ええなあ、買ってもらえるの？」
さんま先生、「お父さん、ちょっと甘やかしすぎじゃありませんか？」
仁美パパ、「いや、これ（仁美ママ）は絶対買ってあげないから」
優佳パパ、「顔がこわいから」・・仁美ママ、後ろを向いてパパをにらんでいたんでしょうか。(^_^;)
仁美、「『○○頑張ったら買ってあげるよ』って」
さんま先生、「そういう条件出されな頑張れんかっちゅう話や！」(笑)
仁美、「頑張ったの！」
さんま先生、「前から言おう思うてん。そういう条件出したらやるやろ、ちゃんと。ほな、できんのやなんかい。
　　　　　　　　　　普段からやりゃええのや、いまる。わかったか」(笑)

優佳、「ゆうかもな、何かな、自分で注意はしてんねんけどな、目、０．６やねんか視力。
　　　　　　それでな、ゆうかが欲しいって言ってたゲームカセットの『動物の森』っていうのがあんねんか。
　　　　　　それをな、『目が良くなったら買ってあげる』って言ってな(笑)、自分で気をつけてんねんけど、
　　　　　　自分ではどうにもできひんやんか」(笑)
優佳ママ、「何かね、シジミをいっぱい食べたら目がようなったって、由記ちゃんのお母さんが教えてくれたんです」

零治、「お金はね、ためないでどんどん使ったほうがいいと思う。だっていつ死ぬかわかんねえしさあ」(笑)

由記、「うちも優佳ちゃんに賛成やねんけどな、お金な、ちょこちょこためたってな、一生遊べるお金はたまらんやん。
　　　　　　だからそこそこためてな、ほしいもんが出てきたらどーんと使うほうがいいと思うねん」
さんま先生、「どーんと使ったら、そのあとなくなったら、何か起こったら大変になるのちゃうか？」
由記、「だからどーんと使って、ほんでまたそこそこためてきて、また使って」
さんま先生、「そんなに甘いもんちゃう、世の中。何を言うてんねん」
由記、「だって一生な、遊べるようなお金をためるんやったら、好きなもんどんどん買っていったほうがいいやん」
由記ママ、「いいと思う、私も。全然ないのは困るけど、ある程度たまって、例えば子供らのもんで、
　　　　　　　　　５万円のもんが欲しいとしたら、５万円ためて５万円を使うんじゃなくて、３万円を使うとか。
　　　　　　　　　それはどうしても欲しいんやったら、男前に使おうよ、みたいな」

里菜、「お母さん、たまに言うんだけど、『お母さん、昔お金いっぱい使って失敗した』とか言ってんの。
　　　　　　　で、お母さん失敗したなら、りなは失敗したくないの、お母さんみたいに。
　　　　　　　だから、優佳ちゃんのお母さんに賛成して、ためといたほうがいいと思う」
さんま先生、「･･お母さん、昔はやっぱりお金たくさんあったんですか？」
里菜ママ、「はい」
さんま先生、「それ何に使ってしまったんですか？、みな」
里菜ママ、「あ、だから、日常、タクシー乗っちゃったりとか」

園美、「お金は、もらうっていうか、働いてもらうことはとても大変だから、お金は大事にためてたほうがいいと思う。
　　　　　　だから、我慢することも大切だと思う」
さんま先生、「お母さん、素晴らしい教育なさってますね」

優佳、「でもな、そうやってためておいてな、そのときどうしても欲しいもんが出てきたらどうすんの？」
さんま先生、「それも我慢すんねん。もっと欲しいもんが出てくるから、きっと」
優佳、「ゆうか、出てきーひんなあ・・５才の時に欲しいもんがあってんけどな」
さんま先生、「おもちゃとかそんなんやろ？。俺なんかは今、できることなら虹を買いたいねん」(笑)

雄之、「うちはね、お母さんとかにね、『お金を使うと、他人が儲かるからダメ！』」(笑)

望、「あたいは優佳ちゃんのお母さんのほうに賛成やねんけど、お金をためとかなきゃ心に余裕がなくなって」
さんま先生、「えらい！」
望、「悪の心が生まれちゃうから、ちゃんとためて、で、それで考えた道を進んで行ったほうがいいと思う」
さんま先生、「お金をためたら、心に余裕という貯金がたまって、笑顔という利息が付いてくるというやつですね」

判決は、２人とも母親を支持し、優佳ママの勝訴です。

ちほ、「いや、でもお金の大切がわかるお母さんてすごい羨ましいです。私は結構こつこつためる派なんですよ。
　　　　　　　で、こつこつためて何か買おうかなあと思って財布を開けたらなくなってるんです、お金が。
　　　　　　　紙切れ１枚だけが入っていて、『借ります。ママ』って書いてあるんですよ(笑)。えー、と思って。
　　　　　　　何で、と思ってお兄ちゃんの財布見たら、お兄ちゃんにも同じ紙切れが入ってるんですよ。
　　　　　　　で、『何使ったん？』て聞いたら、『ちょっとね』って言って答えてくれないんです。
　　　　　　　そういうお母さんを持つ私なんで、こうやってお金の大切さを懇々と言ってくれるお母さんがいいですね」

さんま先生、「おもちゃなんかいらんやないか、そう」
優佳、「欲しいねんもん」
さんま先生、「キューリ夫人とかリンカーンとか、皆そんな無駄遣いしてなかったやろ、小さい頃」
優佳、「欲しいもんがなかったんちゃう？」
さんま先生、「あ、そうか。(笑)いや、違う。あなた、今日から伝記ダメ。もう読まさない」(笑)

・あっぱれ柴又スクール・・このみ

このみ、「今日はおがわさんと一緒にボイススクールに発声の練習に行きました」
さんま先生、「このみちゃん、将来、歌手になるとか、そういうこと考えているわけ？」
このみ、「いや、別に」
さんま先生、「そしたら、おがわさん、歌手になりたいとか」
このみ、「多分。歌うまいから」

出かけたのは上野直樹ヴォーカルスクールです。
教えてくれるのは、近藤由佳先生です。
おがわ、「きれいですね、先生。まだ、あの独身ですか？」
近藤、「(笑)はい、そうです」
おがわ、「あの、どうでしょう？」
近藤、「(笑)ちょっと考えさせてください」

で肝心のトレーニングですが、キーボードとか他にもいろいろな機械がありますけど、
そういうのは一切使いません。
まずは２本の割り箸です。
これを両手に持って口の左右の奥歯の奥まで入れて発声練習です。
これでのどが開いて地声が出るそうです。

次はペットボトルを口にくわえ、息を吸ってペットボトルをぺちゃんこにします。
腹式呼吸で上手に声を出すレッスンです。
このみ、「(笑)こんな練習してるんですか？、いつも」
近藤、「はい、これで確実にお腹のほうに息が吸い込めるようになっていきます」

次はラップを使います。口の前をラップでふさぎます。
余分な息を出さないで響のある声を出すレッスンです。

スタジオで・・。
さんま先生、「将来歌手になりたくないの？、別に」
このみ、「いやぁ、売れなかったらやじゃん」

先頭へ