あっぱれさんま大先生

2/2、「親子裁判(望、雄之)」

活動記録2003前半へ

あっぱれトップページへ

陪審員・・中武佳奈子

望→母親へ。「バレンタインデーにチョコあげるのは無駄になるからやめろと、
          夢をなくすようなこは言わないで!」

告白する人を決めてるようです。
お母さんは、愛はお金では買えない、本当に好きならバレンタインデーでなくてもいいじゃないのか、という考えです。
望、「バレンタインデーっていうのは、告白できない人がいるでしょ。大チャンスの日なの。1年に1回の告白の日だから」

あげる人は2人いるみたいですが、どっちも比べられないぐらい好きみたいです。

子供たちの意見は・・。

零治、「俺は望に賛成で、別に何かさ、あったま悪いやつとかでさ、『チョコくれんなら付き合ってやるよ』
      とか言う男いそうじゃん。いいと思うよ・・勝手にやればいいじゃん。深く考えることじゃねえと思うよ」(笑)
さんま先生、「そうなの?。深く考えたいなあ、愛の儀式は」
零治、「だってどうせさ、日本人なんてさ、2月に何も行事がないからってただ作っただけじゃん」(笑)

勇人、「望ちゃんのお母さんに賛成なんですけど(笑)、
      バレンタインデーでもえらない人の気持ちもわかってもらいたいです」
お母さんにしかもらったことがないそうです。

このみ、「私は望ちゃんのお母さんの方に賛成なんだけど、何で女の子からあげなくちゃいけないのかがわからない
       ・・男の子からされたい」
プライドが許さないそうです。外国では女の子からだけというわけではないですよね。

雄之、「絶対、無駄じゃなかと思う・・だって、告白するってことは素敵じゃない?」(笑)

園美、「仲いい女の子たちにあげたり、先生にあげたりしてるよ。だから、ホワイトデーに二十何個かもらったよ」
さんま先生、「・・好き、1つやねんで、バレンタインデーは」
佳奈子、「えー、1つじゃなくてもいいと思う。だって、『数打ちゃ当たる』ってよく言うじゃないですか。
       だから、いろんな人に取りあえず配って、きた人が本命ってことでいいんじゃない(笑)。
       お互い気持ちが通じ合ってるわけだから」
さんま先生、「おまえ、単純な理由やな」(笑)

由記、「うちも、望ちゃんのほうに賛成やねんけど。だってな、だからほんまにもう、日頃でも何でも好きやねんけども、
      好きって言えへん日が、日と言うかずっと言えへんとするやん。でもそのな、チョコさえあれば、
      もし言えへんくても渡せば通じるやん」
ここで理想のシチュエーションを話し始めます。
由記、「うちはな、雪がな、ちょっとな、チラッと降ってる夕暮れの公園でな、彼がな、自転車に乗って来んのや。
      うちがな、『はい』ってあげるやん。そしたらな、その男の子は照れながらそのチョコをもらって
      『ありがとう』って言って、ほんで、自転車かごの中に放り込むのや。
      ほんで自分がつけてたマフラーを取って、うちの首に巻いてくれて、『風邪ひくなよ、バーカ』
      っつって自転車でガァーッて行くのや」
さんま先生、「そういう考えてるおまえがバカや!(笑)。夢見とけ!」
由記、「ほんでな、こう行った後に、うちがこのマフラーを両手に握りしめて、ちっちゃい声で『バーカ』って言うねん」(笑)
佳奈子、「かわいい」

このみ、「私もね、シチュエーションがあるのね。好きな人がいて、チョコをあげたくてもあげられないのよ。
       それで、何か公園で、チョコを2つに割って食べてたら、後ろからその好きな子が、
       『こんなとこで食ってんじゃねえよ』って、後ろからもう片方のチョコレートを食べられる、みたいな」

望、「あたいも、バレンタインデーの時に、こういう風に渡してほしいっていうのがあって、
     公園のところがあって、その橋があって、その橋に待ち合わせをしてて、
     で、のぞみは遅れて行くのね。それで、パッと見て誰もいなくてシクシクと泣いていたのね。
     そしたら暖かいような手がパッと出てきて、見上げたら好きな男の子で、
     手出してたから手を組んで、『もう来ないかと思った』って言って、それで、その彼との思い出が
     いろいろ浮かんできて、で、『心配さしてごめん』て言って、で、2人は別々の道を歩くの」
望ママ、「ちゅうことは別れたちゅうことやね」(笑)
望、「違う、(笑)家に帰るの」

判決は、さんま先生が子供を、佳奈子が親を支持し、引き分けです。

佳奈子、「私、バレンタインはいいと思うんですけど、自分が痛い目に遭ったんで嫌いになったんですよね。
       何かね、シチュエーションをすごく考えて。それで彼氏、その好きな人がバイクに乗ってたんですよ。
       で、おどかしてチョコをね、走ってるところの目の前に出て渡そうと思ったら、私轢かれて(笑)、
       2ヶ月入院したんですよ、骨折して。だから大っ嫌いなんですよ」(笑)

雄之→母親へ。「勉強する気になったのに、何で勝手に家庭教師を断るんだ!」

お母さんは家庭教師の人にお茶を出したり、夕食をご馳走するのがめんどくさいみたいで、
前日に断ったそうです。(笑)

子供たちの意見は・・・。

望、「あたいは、雄之君の方に賛成なんだけど、やっぱり家庭教師っていうのは1対1でやるわけだから、
    学校はちゃんと教えてあげられないし、家庭教師だったら分かる力が芽生えてくるから」
諒、「雄之君に賛成なんだけど、『デカプリオ似』とか『ベッカム似』とか、かっこいい男の先生がいれば、
     勉強がはかどるじゃん。だから、うちはいたほうがいいと思う」

このみ、「私は雄之君のお母さんに賛成。何か、家庭教師雇うとさ、部屋もきれいにしなきゃいけないしさ、
       毎日同じお菓子とかコーヒーだと失礼だと思って気を使っちゃうのよ。
       だったら、塾で習ったほうがいいし。何かさ、それにさ、2人だけだとさ、よけい集中できないじゃん」
さんま先生、「でも、マンツーマンで教えてくれるわけやからね」
このみ、「えー、でも変な関係できたらやだよ」(笑)

優佳、「ゆうかは家庭教師に賛成で、ゆうかもお姉さんみたいな家庭教師ほしくて、1人っ子やから。
      でも勉強はほどほどにして恋愛の家庭教師がほしいねん。
      それでな、あの、ヘレン・ケラーは、サリバン先生がいはったから、あんなにすごい人になりはったし、
      それにエジソンは・・何やなあ?」
零治が何か言ってるようです。
零治、「年賀状にも書いたと思うんだけど。『もう、伝記の話はいいよ』って年賀状にも書いたんだよ」(笑)

園美、「塾の夜道は危険だから、おうちで勉強したほうがいいと思います」

このみパパは確か大学の時、家庭教師のアルバイトをしていましたね。
このみパパ、「あの、夕飯とか出されますと力入りますよね。出ないよりも出たほうがやはり力が入ります」
由記ママ、「だからご飯なんか、湯豆腐なら毎回湯豆腐と決めたらええねん」(笑)

判決はさんま先生が母親を、佳奈子が雄之を支持し、引き分けです。

さんま先生、「僕はいらないと思いますね、家庭教師は」
佳奈子、「え、いると思います。ほんとに頭良くなる人は伸びるんですよ。
        やっぱりね、大人の意見を聞くことも大切なんですよね。
        学校とか塾は勉強がやっぱり強制じゃないですか。でも家庭教師はね、
        ありとあらゆる知識を教えてくれるから、友達感覚で教えてくれるから。
        礼儀とかも習うし、やっぱり。私は教えてるんで」
♯へぇー、佳奈子ちゃんが家庭教師ですか
さんま先生、「あ、礼儀とかも教えるの?。君が?」
佳奈子、「はい」
さんま先生、「俺にあいさつ、『ちわぁー』とか言うてる君が?」(笑)
佳奈子、「(笑)言ってないですよ。ちゃんと『おはようございます』って言ってるじゃないですか」

あっぱれ柴又スクール

今回はおがわさんが6年生の学力があるかどうか認定テストをします。
*おがわさんは、5年生のとき赤痢にかかってしまい、小学校を卒業してません。

テストの前に簡単な授業をします。教えてくれるのは、「家庭教師のトライ」の渡辺奈津子先生です。
渡辺、「今日、家庭教師をやらせていただく渡辺です。よろしくお願いします」
おがわ、「あ、渡辺さんですか。よろしく。あの、えくぼがよくお似合いで」

渡辺、「おがわさんの得意な科目って何ですか?」
おがわ、「得意な科目?。歌だね」(笑)

まず社会の授業から。都道府県の名前を答えます。
渡辺、「鎌倉の大仏があります」
おがわ、「あーあー、あー。鎌倉ある。あれ、中入ってってねえ、大仏がこっち見て座ってんだ。
       で、目んとこから見えるんだ、表が。鎌倉だ、鎌倉の大仏だよ」
このみ、「何県?」
おがわ、「何県だかわかんねえな。忘れちゃったよ」
このみ、「神奈川?」
正解です。

次は国語です。文字埋めの問題です。
渡辺、「○○ケンカせず」
おがわ、「夫婦ゲンカ」
渡辺、「こういう立派になる人は、ケンカしないで、得をする人はこういう人になるよっていう」
このみ、「金持ち?」
またまた正解です。
おがわ、「金あるとケンカしねえの?。そんなことねえよなあ。やるよなあ」
このみ、「うん。金でけっこうケンカするよ」
おがわ、「これダメだ、インチキだよ。こりゃダメだよ。金のあるほどケンカするんだよなあ、欲張りだものなあ。
       そりゃダメだよな。通らねえ相場だよなあ」
このみ、「(笑)うん」

歴史です。同じく文字埋めです。
渡辺、「『源氏物語』を書いた紫式部や『枕草子』を書いた○○が好きです」
このみ、「枕草子を書いたのは」
おがわ、「まくら?。まくら何?」
このみ、「(笑)まくらのそうし」
おがわ、「まくらのそうしん?」
このみ、「そうし」
おがわ、「何だ?、その『そうし』って」(笑)
このみ、「ていう、何かお話みたいなのを書いたのはだーれだ?、っていうやつ」
おがわ、「そりゃ難しいよ、おめえ。生まれてねえもん、その頃」(笑)

そして認定テストです。社会、国語、算数の3科目で、合計300点満点で150点以上で合格です。
おがわさん、テスト用紙をじっと見つめています。
おがわ、「頑張れったって、頑張りようがねえなあ。わかんねえ、これ・・7番、水晶、山梨だ、これ」
渡辺、「(笑)おがわさん、しぃっ」

結果、このみは、社会50点、国語90点、算数100点の計240点、
おがわさんは、社会30点、国語50点、算数100点の計180点でした。
渡辺、「2人とも合格ということで、おがわさんには認定書をお渡しします」
小さな賞状です。
このみ、「良かったね」
おがわ、「これもらってもしょうがねえんだ(笑)。どこに飾るんだ?」






先頭へ