あっぱれさんま大先生

12/15、「親子裁判(零治、玲那ママ)」

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ゲスト・・住吉ちほ

さんま先生、「ちほちゃんもあっという間に、ね、大人になって。いくつになりましたか?」
ちほ、「23になりました。立派な大人ですので」
さんま先生、「23年間、ね、彼氏もなし」
ちほ、「(笑)だからおる、もうほんまにしつこいんですよ。で、ずっといつも『合コンせえ』言うわりには、
     彼氏ができたら『できてへんできてへん』て言うのどう思いますか?」
さんま先生、「嘘やろ?」
ちほ、「ほーんとですよ」
さんま先生、「できてるわけないやないか」
ちほ、「彼氏できたって言ってるやんか」
さんま先生、「どんな形の人やねん?」(笑)
ちほ、「人間ですよ、普通の」

・零治→零治ママへ。「テストの点数ばかり気にする母親は人間が小さすぎる」

零治、「テストの点なんてさ、人生変わるわけでもないしさ」
さんま先生、「いや、あのな、こりゃ微妙なとこや零治。ようするにええ点数取れたらええ大学に行けたり、
          いい会社に行けると、世の中の人は思っている人が多い、お母さんもその口ですね」
零治、「100点取れなかっただけでね、『何?、この点数』とか言ってね。自分はそれほどできるのって言いたい」
80点とかでも言うみたいです。
さんま先生、「80点とか100点じゃそう変わらへんよなあ」
零治、「結構変わんじゃない」(笑)
テスト以外のことも・・。
零治、「こないだね、由美がね、(ADの)栗原さんのことボコボコに言ってたの」
零治ママ、「何でそれ関係あんのよ今」
零治、「だってそんなちっちゃいことでイライラするなんてちっちゃい人間、何かね、
     『つっかえねえなあ』とか言ってたんだよ(笑)‥『いい加減でやだ』とか、
     『次の日親出るんだったらちゃんと電話しとかないかな』とか言ってたし」
子供たちの意見は・・・。
由記、「うちは零治のほうに賛成やねんけどな、テストの点数ばっかりにこだわってたってな、学校面白かったらいいねん」
さんま先生、「・・学校は面白がるとこちゃうやないか」
由記、「面白く友達と遊ぶねん」
さんま先生、「遊ぶだけじゃあかんねん。わざわざ勉強教えてくれてはんのやから」
優佳、「給食食べんねん」
このみ、「私、学校に恋愛しに行く」(笑)
さんま先生、「バーカ!。氷持って来い、このヤロー」
優佳、「エジソンは学校行ってはらへんのに(笑)、あんな発明いっぱいしてはんねんで」
園美、「そのみは零治君に賛成なんだけど、勉強ができても、悪いことをする子は悪い子だから、
      子供のしつけをちゃんとできない親はだめな親だと思うんだけど」
さんま先生、「関係ないやないか、それ」
くるみ、「くるみはね、思うんだけど、零治君に賛成なんだけどね」
さんま先生、「くるみちゃん、変に後ろ長くなってるね、髪の毛(笑)。そんな髪型、ジャンボ尾崎以来やで」
くるみ、「『バカバカ』言われてるとね、ほんとに自分がバカだと思って不安になって、テスト勉強とかやる気なくしちゃうんだよ」
望、「私は零治君のお母さんのほうに賛成なんだけど、テストの点数は勉強の最後のまとめだし、
    どんだけ学校でなまけてたかがわかる」
雄之、「僕は零治君に賛成やっちゃけどね、テストでね、100点取らんでもね、親譲りの頭やっちゃんけん、
      バカならバカや。しょうがないよ」
勇人、「零治君のお母さんに賛成なんですけど、えっと、成績がよければいいと思いまーす」(笑)
このみ、「零治君に賛成なんだけど、こっちは別に悪い点を取りたくて取ってるわけじゃないし、
       一生懸命勉強して悪い点を取っちゃったんだからしょうがないと思うし」
さんま先生、「いやいや、一生懸命やってないからおこんのちゃうか?。ねえ?」
零治ママ、「だから、零治は今言ってるように全然点数気にしないから、本人が気にして『あー、ここ何でだろうなあ?』
        とか思ってるんだったら私も何も言わないけど、どうでもいいって感じで」
優佳、「だって伝記出てはる人の中でな、100点やったって書いてある人ノーベルぐらいやもん(笑)。
      アガサクリスティーなんて、先生の教え方が悪くて勉強全然出来はらへんねん」
玲那、「人生みーんな間違えるんだから、間違えたことで気にしないで」
さんま先生、「そう!人生というテストで100点はない!。もうすでに赤点」
玲那、「だから、気にしないで欲しい」
優佳、「零治君のお母さんに言いたいねんけど、伝記の人でかしこくて発明したりしてる人は、
      あんまりいーひんということを知っといてほしい」
零治ママ、「偉大な人になれればいいけど、そのままずっとだめになった人が多いのよ。あんなのはほんとにもう、
        何億分の一の人のことを読んでるだけであって、他にもっといっぱいの人が落ちこぼれてるわけ(笑)。
        その人題材に出されても全然だめだよ」
判決はさんま先生が親、ちほが子を支持して引き分けです。
ちほ、「私もちょうど零治君、小学校6年生っていうのは勉強が急に難しくなるんですよ。私も数学をですねえ、
     一生懸命1時間解いたんですけど、白紙だったんです。それをですね、お母さんを悲しませないと思って、
     おうちに帰って、『白紙やったぁー』って明るくお母さんに出したら、お母さんも納得してくれたんです。
     私が落ち込まなかったから。」
さんま先生、「でも、一生懸命考えたものが白紙っていうのは、もうお母さんも怒れないもん。
          『うわぁ、すっごいバカ』とか思うから(笑)・・『アーパーや』とか思うから」
ちほ、「違うの。一生懸命書いては消し、書いては消した跡が残っててん」
このみパパ、「私は子供のほうの意見に今回は賛成なんですけど、うちの娘もですね、豊作の問題で、
          稲や麦が取れることを『田楽(でんがく)』と言うんですね。それをうちの娘間違えて、
          『盆踊り』って書いたんですよ(笑)。母親はカンカンになって、私が教えたとこだと言って怒ったんですけど、
          私はナイス間違いだと。そのぐらいのやはりね」
このみ、「だって踊ってたんだもん。踊って太鼓たたいてたんだもん。盆踊りに見えるんだもん」
勇人、「えっと、こっちの学校はテストの1日前に、宿題で、そのテストとおんなじものが出ますよ」(笑)

・玲那ママ→玲那へ。「子供が『虐待』という言葉を覚えて困っている」

玲那ママ、「玲那は、いつの間にか『虐待』という言葉を覚えて困っています。で、悪いことをして私がちょっとでもたたくと、
        どこで覚えたんだかしんないけど『ぎゃくたい!』とか言って。でも親がたたくのは愛のムチで」
玲那、「愛のムチじゃない!。だって痛いもん」
優佳、「ゆうかは、どっちの味方もしてないねんけども、『パシッ』くらいなら愛のムチやけど、『バコーン』やったら」
玲那、「バコーンだよ」
優佳、「『パシッ』は、10ぐらい数えたら痛くなくなるぐらいで、『バコーン』は100以上数えな治らへんで、心も痛くなるたたき方」
グーで殴るみたいですが・・。
さんま先生、「それ、虐待じゃないですか?」
玲那ママ、「いや、ほんとでも軽くです。言ってもきかないんです」
玲那、「頭」
玲那ママ、「玲那、それは嘘だよ。これ(手のひらで)だよ」
子供たちの意見は・・・。
このみ、 「親がたたくこと自体が虐待だと思うのね」
さんま先生、「何でやねん?。愛のムチやないかい」
このみ、「愛のムチなんて存在しないんだよ」
里菜、「りなは玲那ちゃんに賛成なんだけど、やっぱりたたく人って憎たらしいからたたくって言うでしょ。それは虐待なの」
さんま先生、「いや、誰も憎くてたたく人なんていないですよ。君のお母さん、たたくの?」
里菜、「たたく」
さんま先生、「どんなことで?」
里菜、「『何やってんだよ!』」
さんま先生、「そんなに殴られるんですか?」
里菜ママ、「はい」
さんま先生、「それはどういうことで?。憎くてじゃないんでしょ?」
里菜ママ、「・・えっ・・」(笑)
♯憎くてたたくんでしょうか?。(^_^;)
勇人、「里菜ちゃんのお母さんに賛成するんですけど、それは愛のムチだと思いまーす(笑)。
     それは、大人になって、そういうことをさしたくないから」
望、「あたいは玲那ちゃんのお母さんのほうに賛成なんだけど、愛のムチっていうのは、
    痛い、傷が残るような感じが1番愛のムチなの」
園美、「すぐたたくのはだめだけど、何回言ってもなおさない悪い子はたたかれても仕方ないと思う」
さんま先生、「お母さんはたたくの?」
園美、「『ペチッ』っぐらい」
さんま先生、「たたくんですか?」
園美ママ、「うーん、しつこく言うの嫌いなんですよ。疲れるでしょ」
さんま先生、「ああ、あなたのしつこいのはすごい疲れるでしょうね」
園美ママ、「いや、しつこくないです。だから、3回ぐらいまでは許すんですけど、
         4回目になると、『もういい加減にしなさいよ』って・・・突き放しちゃうほうなんで」
「いい加減にしなさい。もう知らない」っていう感じになるみたいです。
園美ママ、「その言葉が嫌いらしくて、『ママごめんなさい』になるから、『もうだめだよ』って、おでこペチかおしりペチにする」
優佳、「伝記になってる人で、お母さんやお父さんにそんな殴られてる人は、一切いません」
さんま先生、「それは書いてないだけやろ?。サリバン先生(ヘレン・ケラーの先生)がほんとはあんな立派な人やないと、
         一方では言われてるわけやからな」
優佳、「そっちの方がうそやん。サリバン先生がほんまはこわかった、そっちの方がうそや」
さんま先生、「いやいや、俺はそうかもわからへんと思うね。何で、宮本武蔵なんてあいつずるいやつやで。
         待ち伏せしとったんやから、あいつ」
玲那、「どこで?」(笑)
ちほの意見は・・・。
 「私はお母さんに賛成ですね。私もめったにたたかれることはなかったんですけど、
   やっぱもう、がまんしきれへんというときは、パシッとたたかれるときがあったんですけど、
   その時、お母さんも泣きながら、『たたいたこの手も痛いんや』っていう・・それでジーンときたんですけど、
   大人になってまたたたかれそうなときにパシッて(右手で)止めてしまったんですよ。
   申し訳ないことをしたなあと思ったら、負けじと掃除機の柄で殴ってきたから、
   ちょっとあなどれへんなあってとこもあるんですけど」
判決は2−0でママの勝訴です。
玲那、「何で?」
さんま先生、「愛のムチはちょっとぐらいは必要だということですよ」
玲那、「愛のムチなんかじゃないです」
さんま先生、「愛のムチなの。顔、何にもアザできてることもなけりゃ、腫れたこともないくせに」
玲那、「ここもそうだし、ここもそうだし」
玲那ママ、「それは自分のケガじゃない」
玲那、「違うよ。ママが殴って、熱出したの」
玲那ママ、「すごいめちゃめちゃケガするんですよ、転んで」
さんま先生、「何でお母さんのせいにすんねん?」
玲那、「聞いて。あのね、殴ったりして病気になったら、れな、目のところにブツブツっていっぱいできるのね、目が弱いから。
     そのためになっちゃったんだよ」
玲那ママ、「全然違う、もう訳わかんない」
さんま先生、「何や、自分のせいでなったくせにお母さんのせいにすんねん?、この女はまあ」
玲那、「この女じゃないわ。人には必ず名前があるの。名前で呼んで」


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