あっぱれさんま大先生

12/8、「親子裁判(里菜ママ、望パパ)」

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ゲスト・・山崎裕太

 ・里菜ママ→里菜へ。「好きな男の子がコロコロ変わって困る」

里菜、「あのね、りなさあ、もし好きな人が、最初好きでフラれたとするよ。
     ほいでまた好きな人がコロッて変わったら悩まなくていいでしょ」
さんま先生、「・・悪い言葉で言うと、次々と男性が変わってしまうわけやろ?」
里菜、「だってさあ、最初スポーツ(できる人)が好きだとして、後から勉強できる子が好きになって、
     後から性格のいい子を好きになったりするでしょ(笑)。だけどさあ、好きな子のタイプが変わるだけでしょ。
     だけどお母さん、1人で失敗したでしょ。だからいろんな人をやって、1番りなにね、
     りなが1番良かったなって思った人が見つかるでしょ。だからいっぱい、コロッて変わって」
里菜ちゃんは常に好きな子が5人ぐらいいるようです。
里菜ママ、「この先、浮気性で、結婚できなかったらなあって」
子供たちの意見は・・・。
望は母親の意見に賛成です。
 「その人のことを好きで、そいで次の人に移っちゃうでしょ。そしたらその好きな時間がもったいないでしょ・・
  1人を好きになったらずっと好きになんなきゃ、すぐ変わるのは本当の恋じゃないと思う」
このみは里菜に賛成です。
 「コロコロ変わると思い出もいっぱいできるし、人生、1人だけの男はつまんないよ」
由記も里菜に賛成です。
 「うちも里菜ちゃんの方に賛成やねんけどな、学校にさ、1位2位3位とかあるやん。
  その中の2位から3位まではまだ別にちょっとずつ変わっていってもいいけど、1位だけは絶対変えたらあかんねん」
優佳は母親に賛成です。 「人生は1人を愛したほうがいいと思う」
仁美も母親に賛成です。「コロコロ変わると、その男の人に本当に好きっていう気持ちが伝えられない」
玲那は里菜に賛成です。「うちは、好きな人は、うちもコロコロ変わるのね。今うち、好きな人もいっぱいいるし、だから、うん」
雄之も里菜に賛成です。
 「女はね、男よりね、今の日本のね、人口は多いっちゃんけんね。男が1人でね、多いっちゃんけん、選べばいい。もったいない」
勇人は里菜に賛成です。
  「別にコロコロ変わるのはいいことだと思います・・それで、いろんな人を好きになって、
   それで最後に1番好きな人を選ぶのがいいと思います」
園美は母親に賛成です。「結婚するのは1人だけなんだから、コロコロ変わるのはちょっと」
望、「あの、歴史があったわけでしょ、恋には。だけど、その最初に好きになった人が歴史を最初に作ってくれた人だから(笑)、
    その歴史の中でも『あなたが本当に好きです』っていう気持ちを出さなきゃ」
里菜、「さっきから言ってるけども、もう失敗したらもうおしまいだって」
裕太、「さんまさん、失敗談をすごく聞きたいんだよね、俺は。どうなの?。何が失敗なの?」
里菜、「お母さんだよ・・だから時間を戻すのはできないの」
さんま先生、「・・(里菜に)もうこいつ(里菜ママ)終わっとんの」
里菜、「終わってるよ」(笑)
さんま先生、「(笑)お母さんだってまだチャンスはあるよ」
里菜、「ないよ。こんな老けてるし」(笑)
由記ママは、「りんごとみかんどっちが好き?」「みかん」みたいな感じの「好き」で
本当に愛してるということではないので別にコロコロ変わってもいいという意見ですが・・
りな、「そうそうそう。そいで、『やっぱりこっちがいい』と思ったらこっちにして、
     で愛して、で、『やっぱりこっちがいい』って変わればいいの」
さんま先生、「はぁー」
りな、「絶対りなのことがね、羨ましいんだよ。だってね、ドラマとかでいろんな恋とかあるでしょ。
    『あー、こんな恋してみたいなあ』とかいつも言ってるからね、りなのことね、ひがんでんだよ」(笑)
裕太、「かわいいじゃねえかよ」
さんま先生、「恋愛したいねんけど、お母さんは里菜ちゃんがいるから、恋になかなか発展できないと。そういうことや」
里菜、「勝手にやればいいじゃん!」(笑)
裕太、「ひねりつぶしてやりたいね」
里菜、「だってりながさあ、『やめろ』って言うわけじゃないんだからさあ」
さんま先生、「どういう恋をしてみたいんですか?、お母さん」
里菜ママ、「トレンディドラマみたいな、思って、思われて」
裕太、「1回分かれてまだ戻るみたいなね。バカだね。重症だね、これ」
里菜、「ほら、お母さん、バカなこと言ってるでしょ」(笑)
優佳、「あの、『勝手にすればいいじゃん』て、もしも、お母さんがその人と結婚することになって、
     里菜ちゃんはその人が気にいらへんかったら、勝手にして、その人が勝手にお父さんになってたら、多分嫌やと思う」
里菜、「無視する」
裕太、「ほら、だからママ選ぶの大変なのよ」
里菜、「しゃべりかけても、だってりなはさあ、お母さんに困らせてるわけじゃないでしょ」
さんま先生、「でもさ、里菜ちゃんのお母さんが選ぶお父さんだから、きっと素敵な人が来るんじゃないの?」
里菜、「どうだろ?。失敗したもんね」(笑)
判決は、さんま先生が子、裕太が親を支持し、引き分けです。
裕太、「やっぱりね、これはお母さんかわいそうよ・・俺もさあ、母子家庭だったときあんのよ。
     で、ね、ちっちゃな島国じゃない、日本てさ。大変なのよ、いろいろ親がさ、大きくなるとさ。わかるかな?。
     強がらなくてもいいとこ強がっちゃってさ(笑)。俺も大変なんだよ、いろいろ。」
さんま先生、「・・やっぱりね、お母さんは強く生きようと。裕太はやっとわかってきたって、お母さんの凄さとか」
裕太、「俺もそうよ。やってるとき自分の母親に、『うるせえ、バカヤロー』とか『くそババア』とか言いまくってたのよ。
     でも今になってさ、ありがとうって気持ちあるのよ(笑)。どう?」
さんま先生、「おまえ、テレビを何に使ってんねん?。」
裕太、「だめ?」
さんま先生、「今日のオンエアー、VTR送るのやろ?おまえ。俺は里菜ちゃん正しいと思う。勝手に恋してほしいと?」
里菜、「そうだよ。別にいいんだって」
さんま先生、「・・好きな人今いないんでしょう?」
里菜ママ、「はい」
里菜、「見つければいいじゃん」
里菜ママ、「見つかんないんです!」(笑)
裕太、「ごちゃごちゃ、だって言うでしょ。その人がさ、『無視する』とかさあ。やっぱ自分の子供だからさ、
     自分の娘に言われないようにいい人見つけようと思うじゃんか。なっ。そしたらさ、なかなかいないじゃん」
里菜、「じゃ、がんばってしゃべるよ。『はい、そうです』って」(笑)
裕太、「・・・」

・望パパ→望へ。「何にでも感動できる子供になってほしい」

子供の闘病生活を扱ったドキュメンタリーとかを見ていると、他の兄弟たちは涙ボロボロこぼすのに、
望だけは、シラ〜として見てるそうです。
望パパ、「だから親としては、自分の感情とか、そういうのをね、表に素直に出して」
望、「でも、まだ生きてきた中で、泣けるって場面に出会ってないの」
子供たちの意見は・・・。
優佳は父親の意見に賛成です。
 「ゆうかもな、感動するねんか。でもゆうかは、映画で感動すんのは親子物。
  動物が出てくる家族、『ベートーベン』とかが好きやねん。あんな、ゆうかな、感動するのはすごい大切やと思うねん。
  自分の心に夢を与えてくれてる」
零治も父親に賛成です。
 「感動したほうがいいと思うよ。よく『目にごみが入った』とか言ってさ、泣くのごまかすやつとかいんじゃん。
  そっちのほうがダサイじゃん」
雄之は望の意見に賛成です。
 「うちのお母さんはね、何か感動しすぎてね、うちにね、花があるんですよ。そしたらね、花に水をやったりするときに、
  『雄之、来てんね』っと呼ぶんですよ。それで呼んだら、『うわぁ、やった。虹ができた!。感動する』とか言ったからね、
  ちょっと涙ぐんで言ったんね。それね、感動しすぎとんの」
このみは父親に賛成です。
 「感動するのはいい心を持っていて、相手の気持ちにもなれるんですよ。
  それに感動する人は心が豊かな人だから、感動できるんですよ。」
勇人も父親に賛成です。
 「やっぱり望ちゃんのお父さんに賛成するんですけど、えっと、そういうので、
  えっと、感動しない、のは、大人になって、えっと悪いことするようになっちゃうかもしれないよ」
里菜も父親に賛成です。
 「りなって歌とか本とかみんなの前で、読んだり唄ったりするでしょ。そしたらさ、『じょうず〜』とか言われてうれしいでしょ。
  だからりなは、みんなに、すごいっていう、感動してあげる(感動を伝える)ほうがいいの。
  そしたらみんなも喜ぶし、それにさ、感動したほうが楽しいでしょ」
由記も父親に賛成です。
 「だってな、彼氏ができて映画館とか一緒に行くやん。行って悲しい映画を見たらさ、横で男の人が泣いてんのにな、
  うちだけ泣いてないとかやったら最悪じゃん。やからな、感動は持っといたほうがいいと思うねん」
裕太、「俺、それで1回すっごいひどい目に遭ってる。俺、『アルマゲドン』、女の子と2人で見に行ったの。
     それでね、『私、もし泣いちゃったら恥ずかしいからね、こっち見ないでね』とか言ってて、
     『おまえ、絶対泣くなよ』とか言ってて、かわいいなとか思いながら映画館に入ったんですよ。
     入って最後ね、キースとAJ?、あそこんとこで俺がもう、『わぁ、キース!。愛してるキース!』になっちゃって俺も。
     もう感極まって泣きまくっちゃってね、したら女のほうが、『いい加減にしてくんない』っつって、ハンカチ1枚出されて」(笑)
園美、「そのみは感動するのが当たり前だと思ってたんだけど、ママは、『おんなじもの見ても、楽しい人は楽しいしね、
     楽しくない人もいるからね、自分が思ったように、ね、思ってなさい』って言う」
望パパ、「あのですね、例えば季節の変わり目の感動とか、スズムシの音を聞いて。
       1番こう日本人の微妙な気持ちつうんですか、これを大事にしてもらいたいんですよ」
望、「虫が鳴くでしょ。スズムシとか。そしたらうるさいじゃん」
優佳、「えー」
望、「お母さんやお父さんは、みんなを泣ける人間にしたけど、望だけを泣ける人間にしなかったんでしょ?」
望パパ、「どうしてなんだろ?。このあたりが俺なんかにはわからんとですよ」
望、「あたいはあまり泣かないタイプでしょ。だからあたいの涙は貴重なものなの。大好きな人に見せる涙なの」
優佳、「え、かわいそう。お父さん大好きなんちゃうの?」
裕太、「もう今ので決まったな」
判決は両者とも子供を支持します。
このみ、「男の人にとって女の人が泣くとかわいいと思わないの?」
裕太、「それ、人によるよね」
さんま先生、「俺はもう、こわい。重い」
里菜、「あのさ、映画見てて、それが全然感動しなくていい映画だとしても、男の人がすごい感動するタイプだとして、
     ちょっと泣いてるのに女が『ハァーン』て見てたら誰だって嫌いになるでしょ?。女はさ、泣いたほうがかわいいんだから」
望パパはそういう作る感動ではなく、素直に感動してほしいみたいです。
裕太、「だからね、それはやっぱね、家族でこの子だけ泣かないからそう思うだけであって、
     この子も別に自分が感動するとこあんのよ」
さんま先生、「そうそう。涙流したから感動あるとは限りませんからね、こればっかりは。心配ないですよ。
         ほいでまた恋するとね、恋というティンカーベルが涙腺をプチンと切りに来るんですよ。
         そしたらいっぱい涙があふれるようになるんですよ。今はこう悪魔が閉めてたんです」
裕太、「このおやじは何を言ってるんだ?」
さんま先生、「47歳、がんばります」


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