あっぱれさんま大先生

12/1、「親子裁判(優佳ママ、玲那)」

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 ・優佳ママ→優佳へ。「最近大人びた行動をとって困っている」

優佳ママ、「わさび入りのお寿司を食べるとか、おうどんに七味を結構たくさん入れて、目に涙ためて『おいしい』。
        で、その後必ず、『なあなあ、これって通やろう?』って確認して」
優佳、「全然無理してへんで・・だいいちな、わさびの入ってへんお寿司なんて、
     電池の入ってへんゲームボーイみたいなもんや」(笑)
ここで子供たちの賛成、反対としての意見を聞きます。
このみ、「うちも、優佳ちゃんの意見の方に賛成なんですけど、みんなで居酒屋に集まって、
      ジョッキに入ったビールをグイッと飲んで、みんなでグチを言い合いたいんですよ」(笑)
玲那、「優佳ちゃんに賛成なんですけども、タバコ吸いたい、早く吸いたい」
勇人、「僕は、優佳ちゃんに賛成するけど、僕も、えっと、仕事手伝いに行く時、
     足袋はいて、軍手して、パパとおんなじように大根抜きをしま〜す」
仁美、「ひとみも優佳ちゃんに賛成で、何か大人にな、大人のね、ブラジャーとかしてみると、
     何か大きくなったときの、胸の大きさがわかるかなあって感じになる」
園美、「そのみも、ママみたいなかっこうしたいんだけど、ママには、『子供のうちは子供らしくしなさい』って。
     『大人になったら子供みたいなかっこうできないんだから』って言われるんだけど、
     そのみはきれいなドレス着て、きれいなお化粧して、マニキュアつけて、
     夜景の見えるレストランでローストビーフを食べたい」
お母さんに賛成の意見もあります。
望、「親のほうに賛成するんだけど、子供は子供のうちの人生を楽しんでいたほうがいいと思う。
    親のかっこうをしたってお金が入ってくるわけじゃないでしょ。だから、別に子供のところでいい」
これに対して裕太、
 「いや、ああいう子供は危ないね。子供はね、大人になりたいと思ってていいのよ。
  でね、大人になるとさ、子供になりたいと思うでしょ。それがやっぱ大人と子供の違いなんだよ。
  ああいう子供が1番危ないね。『私は子供だ』と自覚している子供が」
由記、「うちは、優佳ちゃんのお母さんの方に賛成するわ」
優佳ママ、「恥ずかしいやんなあ。こないだもね、法事があったらね、親戚の人にビールついで回りはるんですよ。
        『今日はどうも』とか言いながら順番についで回っていく」
裕太、「あー、世の中成功するタイプだねえ」
*これはママさんが酔いつぶれてしまったからということもあるようです。(笑)
無理して食べてないか確かめるためにスタジオにお寿司が用意されます。
裕太、「食べる前から泣きそうな顔してるけど大丈夫?」
優佳、「してへんわぁ!」
さんま先生、「これを食べてもらいましょうか?。おしょうゆなかっても大丈夫なの?」
優佳、「うん」
さんま先生、「ほぉー、通やねえー」
優佳、両手でピースです。(笑)
さて試食です。丸ごと口の中に入れます。これからして無理をしているのでは?。(笑)
優佳、ほおばりながら、「おいしい」
さんま先生、「よかったらお茶飲んでもいいですよ」
優佳、首を横に振ります。お茶で寿司の味を消したくないようです。
優佳、「こんなピリッとするのが、ちょっとだけピリッとするのがおいしいねん」
優佳ママ、「だいじょぶかぁ?」(笑)
さんま先生、「(笑)まだわさび早いんじゃないですか?。目に涙浮かべてますけど」(笑)
優佳、「のどかわいた!」
さんま先生、「だからお茶飲まれたほうがいいんじゃないですか」(笑)
ようやくお茶を口にします。そしてさんま先生が勧めてもう一個を口にします。また丸ごとです。
今度は口に手をやって「これ(わさび)多いで(笑)・・これむちゃからかったわ」
2個食べるとかなりくるみたいです。(^_^;)
勇人、「えっと、僕もそういうわさび入りの寿司を、寿司とか、食べに行ったとき食べます」(笑)
裕太、「すごいね。ボッケボケだね、彼ね」
優佳、「エジソンだって、ちっちゃい頃から」
さんま先生、「悪ガキで?」(笑)
優佳、「♪パラパッパッパ パーパ」と「ギザギザハートの子守唄」をフリつきで唄います。(笑)
さんま先生、「もうええねん、あれは。誰も知らへんやないか」
裕太、「そういうことも教えてんの?、普段」
さんま先生、「(笑)ちゃいます。見て覚えたんや」
優佳、「おっきくなったらいろいろ発明するぞって夢を持って、早く大人になっていろいろ発明したいなあと思って、
     で、いろいろ勉強していかはって・・・大人ぶるのは、将来ほんとに大人になるのやから、将来の夢と一緒で、
     将来の夢持つのはあかんことじゃないやろ?・・だから今のうちから練習としてやっておきたい」
判決は、さんま先生が親に、裕太が子を支持して引き分けです。
裕太、「だってね、これは子供のうちにやるべきですよ」
さんま先生、「いや、おまえは親になってないからわからへんねん」
裕太、「またそういうこと言うでしょ(笑)。だったら俺ここにいる意味ねえじゃん、だったら。じゃあ俺呼ぶなよ!」
さんま先生、「出るな!、そしたら」
裕太、「またそういうこと言う」
さんま先生、「親になってから言えっちゅう話や、そんなの。どんだけ、あんなちっちゃな、手のね、おむつを替え、
         パウダー一生懸命汗もかかんように一生懸命やってた女がブラジャーをし、ごちゃごちゃ言い出すつらさ。
         いつまでも3歳でいろ、どアホ!っちゅうやつやな」
裕太、「寿司ぐらいいいじゃんかよ!、別に」
さんま先生、「おまえみたいに生意気になんねん、大きくなったら」
裕太、「いや、でも生意気なほうがいいんだって。結局自分にとっていいんだよ、それ。親にとっちゃ迷惑だけど」
さんま先生、「いつまでも子供より子供やねんから」
裕太、「いや、いいんだよ。親なんて迷惑かけていいんだから、当然なんだから」
さんま先生、「何がや?」
裕太、「じゃあ、産まなきゃいいんだから」(笑)
さんま先生、「出てこなきゃいいやないか。踏ん張っときゃええやないか」(笑)
裕太、「それこそ子供みたいなこと言わないで。そうやってへりくつばっかり」
さんま先生、「だから、そうしてかわいがってきたのになぜ反抗期を迎えるかっちゅう話や」
裕太、「いや、これは反抗期じゃないから」
さんま先生、「俺の娘の話してんねん、今は」(笑)
裕太、「いや、でもあれだよ。いまるちゃんだって俺と会ったときちゃんと挨拶したよ。
     『いつもさんまがお世話になっております』って」(笑)

・玲那→玲那パパ&ママへ。「子供の前で親はけんかしないで!」

玲那、「出かけてるときにケンカするから、その場から逃げたくなる」
さんま先生、「何でもめんの?、この2人は」
玲那、「あのね、『どこに行こっか?』ってなって、行くじゃん。そいで着いたときにママがまた、『ここやだぁ』とか言うから・・
     『じゃあ、もうどこになんだよ?』っつってまた家に帰って、またお米とか買ってきて、また用意するの」
さんま先生、「あー、うちの離婚間際」
パパさんの話ではさっぱりした物が食べたいということで連れて行くと、『またここ?』と言われるそうです。
ママさんとしては、もっといろいろなお店に連れて行ってほしいみたいです。
子供たちの意見を聞きます。
望、「『子供は親の背中を見て育つ』っていうでしょ。だから、もし子供を強くしたい親がいるんなら、
    子供の前でどんどんケンカしたり、暴力ふったりしてもいいと思う」
このみ、「うちは、2人がケンカすると、とばっちりがうちのほうに来るんでやなんですよ・・
      何かそういうケンカしてると、私のほうに話が変わってきて、『きたない部屋だな!』
      『このみが片付けないから悪いんでしょう!』とか言って八つ当たりしてくんの」
優佳、「自分の前でな、親がケンカしてはったら、結婚に対して夢がなくなるやん」
園美、「殴り合いじゃなければいいと思います」
さんま先生、「でもお母さんはケンカしないでしょ?」
園美、「ケンカっていうか、そのみのママは、ちょっとでもくじれちゃうと、ごはんが食べなくなっちゃうから、
     パパがコーヒー入れたり、ママが好きなお菓子とか買ってきて」
由記、「うちんところはな、元々尊敬するところがないねんからな、だからな、それ以上何もないところでな、
     またケンカされると余計に尊敬するところがなくなるからな、ケンカしんといてほしい。
     でな、こないだはパチンコ屋でケンカしはってな、『こっちの台が出る!』『向こうの台が出る!』とか言ってな、
     ケンカしはってんや。でっかい声でそれもケンカしはんねん。周りの人もうるさいやろうと思うで」
裕太、「うちは今出た親の例、全部当てはまってますね。オールスターですよね」
さんま先生、「おかん、きついからなあ。ゴジラやもんな・・目の前で思いっきりケンカしはんの?、おまえとこの親は?」
裕太、「するするする。未だにするもん、だって。やっぱ今俺が入ると完璧に止まるのよ・・
     金稼いでんのは俺だから(笑)。もう、『裕太様々』だから」
里菜、「りなも玲那ちゃんに賛成なんだけど、玲那ちゃんのお父さんとお母さんに聞きたいのね。
     玲那ちゃんのお姉ちゃんいるでしょ。『ケンカすること』って言って注意しないですか?」
玲那ママ、「言ってるけど、こっち(パパ)が怒りっぽい・・」
さんま先生、「あんたが怒らしてんのやないか!」
裕太、「やめなさいよ、ほんとに・・あのね、僕らの代の時にもそうやってね、夫婦が危機になったことがいっぱいあるの(笑)。
     本当に。みんな本当に注意してくださいね(笑)。ほんと危ないから、この人は。マジで」
玲那、「最後に言いたい。子供は大人を見て育つから、今のうちはケンカしないで、うちが結婚してから、
      2人だけになったときにケンカしたほうがいい」
判決はさんま先生が子供、裕太は両方を支持しています。
裕太、「これはきついところだ。あのね、こう(夫婦が分かれて)立ってたらもちろんパパだけど、
     子供と親になっちゃうとやっぱりドローだわ。」
さんま先生、「何でやねん?。ケンカせんでもええやないか、子供の前でわざわざ」
裕太、「いや、そうなんだけどさ。子供からしてみたらさ、ケンカの内容なんてどうでもいいわけでしょ?。
     それがさ、自分(子供)のことですごい大事なケンカをしてるとするじゃん。
     それでも多分、変わんないと思うの、子供からしてみれば。『ケンカしないでくれ』と思うわけ。
     でもね、それは自分のためになんのよ・・」
優佳、「あの、子供の前で親がケンカするのは、ダメな教育になると思う」
裕太、「それがさ、俺もこの歳になるまでわかんないわけよ、そんなことは。子供からしてみれば確かに嫌だ、
     俺もその気持ちはよくわかる」
このみ、「でも、年がら年中親のケンカを見てると、こっちも嫌になってくる」(笑)
玲那、「パパとママがケンカしてもいいけど、れなのことじゃないし、金のことばっかり」
裕太、「それは勘弁してやってくれ」
さんま先生、「それはお父さんいろいろ都合があるし、今そういう問題じゃなく」
玲那、「ママは働いてもないのに、パパに何か、『コーヒー湧いて』とか」
さんま先生、「ちょっとママ、さっきから聞いてるとわがまま女じゃないですか?」
玲那ママ、「に、聞こえるんですけど、違うんです」
玲那、「わがままだよ」
裕太、「でも、結婚する前からそうだったんでしょ?」
玲那ママ、「変わらないですね」
玲那、「変わってる」
玲那パパ、「(笑)全然違う」(笑)
裕太、「いや、このママだめだね」
さんま先生、「子供を産んだ瞬間高飛車に出やがって、アホんだらが。覚えとけ。誰にや?、それ」

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