あっぱれ学園の記録－２００２年後半、９／１、「親子裁判（勇人、優佳）、柴又スクール」

あっぱれさんま大先生

９／１、「親子裁判（勇人、優佳）、柴又スクール」

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裁判（勇人、優佳）　、柴又スクール

勇人の訴え。「学校ではあいさつが良いとほめられるのに、家では少しもほめてくれない」　先頭へ

ママさんを訴えます。

さんま先生、「さあ、そのママに何を？」

勇人、「えっと、学校では『挨拶が上手だ』ってほめられてるのに、家に帰るとほめられたことが一度もない」

さんま先生、「・・先生の一言よりも、ママのほめ言葉がほしい、ねえ、泣いてしまうような言葉ですよ。どうなんですか？、これは」

勇人ママ、「ほめるようなことしてくれないんですよ」

さんま先生、「えっ？」

勇人ママ、「学校帰ってくると、ランドセルを玄関に逆さまに置いて、で、靴脱ぎっぱなしであちこち」

さんま先生、「横縞着たらあかん言うてるやろ」(笑)

由記ママです。

さんま先生、「びっくりするわ、ほんまに」

由記ママ、「え、ちょっと痩せたし、いいかなと思って」

さんま先生、「いやいや、横縞はまだまだ。それで？」

勇人ママ、「宿題はやらない、テレビつけっぱなし」

さんま先生、「・・学校でほめられること家でやってないじゃないの、勇人君」

勇人、「うーん、どうかなあ」

さんま先生、「いや、『どうかなあ』って本当なんでしょ？。君、誰としゃべってんねん？、いつも(笑)。
　　　　　　　　どうもあの(後ろのセットの)真ん中の男に興味あるみたいね」(笑)

望、「あたいのお母さんもほめてくれないことがあるんだけど、虫歯の検査で、いつもあたいは虫歯があって、
　　　そいで初めてなかったときに、『お母さん、虫歯がなかったよ』って喜びながら言ったら、お母さんが、
　　　『そんなことは当たり前だから言うな』って」(笑)

さんま先生、「これはあかん、お母さん」

望ママ、「(笑)え、どうして？」

さんま先生、「子供の気持ちをまったくわかってない。あの、ほめるときは大きくほめてあげる」

このみ、「うちのお父さんはね、しょうもないことでね、何かね、『こんこんすごい！』ってね(笑)、親ばかなんですよ」

さんま先生、「それもまたいや？。あ、いや、いいですよ。『ほめ教育』っていうのもあるぐらいですからね」

このみパパ、「アメリカの血が、流れてるものですから」

さんま先生、「あんたこてこての東洋やないか(笑)。ちょっとそれも、ほめられすぎても腹が立つ？」

このみ、「うん、何かバカにされてるような」

さんま先生、「大したことないようなことをほめよるんだ？」

このみ、「そう、『こんこんすごい！』とか、『あんたしかできないよ』とか、そんな感じのことばかり」

春菜、「勇人君のお母さんとか、みんなしつけがよくできてないと思うのね」

さんま先生、「(笑)あ、そうですか。そんなね、他人の子に言われると思ってませんでしたよね。
　　　　　　　　　(笑)『しつけがなってない』って。あれはちょっと、カチンときますよね」

春菜、「で、うちのママは、しつけをすごくしてて」

さんま先生、「あの、君のママってどれですか？」

１人、アイマスクをした人がいますね。(笑)

春菜、「そーれ、それです」

さんま先生、「どれ？」

春菜ママ、「(笑)これ」と、小さく手を上げます。

さんま先生、「あれしつけになってませんよ(笑)。ひきつけは起こすでしょうけど、しつけはあんまりなってませんけどねえ」

春菜ママ、「厳しいよね？」

春菜、「うん」

さんま先生、「あんな格好で言われても堪えないでしょう・・」

諒、「うちんちパパは、いつも自分をほめてばっかりで(笑)、うちにはほめてくれない」

さんま先生、「でも君の家のパパの気持ちもわからんではないで」

諒、「何で？」

さんま先生、「え、自分でほめな誰もほめてへんねんもんね」

諒パパ、「ほめてほめて」

さんま先生、「(笑)ハハハハ、黒がよく似合う」(笑)

優佳、「ママも、えーと優佳はほめてくれへんで、友達ばっかりほめはんの」

さんま先生、「ええやないか。おかしいやん、友達の前で我が子絶賛する親も」

優佳、「けどな、この前なんかな、『ペットのネコの方が賢い』って言わはんねん」

さんま先生、「それはあかんね、言うたらね・・」

勇人、「妹たちを、あのね、ほめてて、僕だけはほめてくれない」

さんま先生、「あー、これはほんとですか？」

勇人ママ、「妹は女の子だからお嫁に行っちゃうけど、お兄ちゃんはしっかりしてくれないと」

さんま先生、「お婿に行っちゃえ」(笑)

勇人ママ、「このままいったら、パパと同じになっちゃうんですよ」

さんま先生、「パパ何よ？」

勇人ママ、「いつもテレビつけっぱなしで寝てるし」

勇人、「『グーガー、グーガー』。そこへ僕が行って、チャンネル変えて好きなの見させてもらってる」

勇人ママ、「ほっといたら、『あ、将来ああなるのかな』と思うと」

さんま先生、「何や、十分じゃないのそんなの。どこがいけないの？、あの人の将来の。
　　　　　　　　　何やねん？、あんた、家の仕事も手伝わんと(笑)。ちんたらぽんたら太りやがってあほんだらが。ねえ、お父さん。
　　　　　　　　　朝から一生懸命働いてはんねん、お父さんは」

勇人、「大根の種まきとか。大根を抜くときなんか、僕は手伝ってんのに、
　　　　　ママは、あのね、案外とやってないの。たまーにだけやるわけ」

さんま先生、「そやないかい。なんぼ嫁に来るとき、な、『仕事は手伝わなくてもいいよ』と言われて嫁いだけれども」

勇人ママ、「(笑)何でそんな昔の話」

さんま先生、「(笑)知らんがな。勘で言うてんのや、多分そうやろと思うて」

判決は３－０で子供の勝訴です。

さんま先生、「確かに、片づけない、電気をつけっぱなし、ね、そういうのもわかりますけど、子供もお父さんも野良仕事に生きて(笑)、
　　　　　　　　　疲れているのにあなたは、ねえ、ピーチクパーチクよそのおばはんと、時の条件を鵜呑みにして、そんな腕力無駄にして。
　　　　　　　　　スイカ運びには一番役に立つのに、なのにやらない。何言ってんの。今日はね、お母さんの体重測定。３ヶ月経ちました。
　　　　　　　　　ここで１０キロ痩せていると、私がお父さんの家に行きまして、畑仕事を手伝うと。今はスイカの季節も終わり？、
　　　　　　　　　今、もし私が手伝うとしたら何を？」

勇人ママ、「大根の種まき」

さんま先生、「お母さんが１０キロ痩せていなければ、勇人君に好きなおもちゃを買ってくれるという条件でしたね、確か」

勇人ママ、「でしたね。はい」

さんま先生、「考えてみれば、私、何の得もない条件ですよ」(笑)

体重計と電光掲示板が用意されます。

ママさん、約束したときは７３．７キロ、前回の測定では６５．５キロでしたから、あと２キロ痩せれば目標達成です。

さんま先生、「もういけてるやろね。６５．５キロやから２キロぐらい簡単やな。由記ちゃんのお母さん、ずっと口開けたまま(笑)。
　　　　　　　　　『うち、ここに（掲示板の数字の左に）に「１」付くわ』いう（笑）。さあ、それでは載っていただきましょう。さあ、どうぞ！」

あれ？、増えてる。

勇人ママ、「うそぉ？」

さんま先生、「６７．１。勝ったぁ！。やはり無理でした。見たか、これが甲子園だ。これは残念でした。やっぱ大変でした？、こっから」

勇人ママ、「夏休みに入ったのがアウトですね。（子供が）家にいるから、昼、夜、肉」

勇人、「朝昼晩、肉肉肉！」

さんま先生、「はぁー、残念でした。勇人君、何を買ってほしいんですか？」

勇人、「ゲームボーイアドバンス専用の通信ケーブル」（笑）

さんま先生、「安いの？、そんなんあかんあかん。勇人、おまえだまされてる、安いねんて」（笑）

優佳の訴え。「仁美ちゃんが誰彼かまわずチューするのは、社会的に通用しない｣　先頭へ

さんま先生、「さあ、優佳ちゃんは誰を訴えるんですか？」

優佳、「ひとみちゃんです」

３年生同士の対決です。

さんま先生、「またこいつ何しよったんですか？」

優佳、「えーと、だれかれかまわずチューをするというのは、社会的に通用しないと思います」（笑）

さんま先生、「あの、大事なチューはちゃんとしまっておきなさいと？」

優佳、「女の子にとって、チューはとっても大切なものだから」

さんま先生、「え、女の子にとってチュー大切なものなの？」

優佳、「うん」

仁美、「大切じゃない」

さんま先生、「どういう風に大切なものなの？」

優佳、「あの、あの、『愛の伝え』」

仁美、「はぁ？」

さんま先生、「はぁー。え、チューすると愛が伝わるの？」

優佳、「うん」

さんま先生、「ほぉー、どんな風に？」

優佳、「やったことないし、わからんねん・・うちはな、あのな、家族会議でな、結婚するまでチューしたらあかんて決めてん。なあママ」（笑）

さんま先生、「・・絶対破るわ（笑）。おぅ、仁美ちゃん、どういうことなんや？。反論があったら言え」

仁美、「好きな人が小さい頃いっぱいいたから、その、いっぱいチューしちゃったの」

さんま先生、「どういう人とキスしはんの優佳ちゃん、この仁美ちゃんは」

優佳、「前、何か言ってはったけど、『トイレの中でチューした』って」

さんま先生、「トイレの中でチューした？。いや、『うん、うん』じゃなしに」

仁美、「何で？・・いけない？（笑）。だってさ、普通みんなにばれたくなくない？。ばれたくないでしょ、仁美、好きな人とチューしたの」

さんま先生、「いつの間に（笑）そんな女になったんや、おまえは（笑）。知らん間に女になりやがって」

仁美、「女だよ」

さんま先生、「トイレに連れ込むな、好きな男の人を」

仁美、「違う、呼ばれたの」

さんま先生、「えー。それはその男の子たちのグループの罰ゲームやろ？（笑）。トイレに呼ばれたときに、『危ない』とか思わなかったの？」

仁美、「何か、話なのかなと思ってたから」

さんま先生、「まあまあ、あるわな、男の部屋に来たって、『何もしないでね、今日話だけよ』っていうのと一緒やな。
　　　　　　　　　わかるわかる、俺はわかるで」

仁美、「そう思ったからいいかなと思って、『いい』っつって付いてきたら、何かチュッとかしてにげていった」

さんま先生、「どんなキッスや？。チュッ、だけか？。ほいで慌てて逃げて行きおった？。
　　　　　　　　　そのとき残された仁美ちゃんはどんな感じやってん？」

仁美、「何で？って」

さんま先生、「『何で？』って？」(笑)

仁美、「好きだったから、すごいね、何かね、家で大騒ぎしてた。『やったぁ！』って」

さんま先生、「何て言う名前の男の子やねん？」

仁美、「言っていいのかなあ？。いい？、ママ」

さんま先生、「言っていいよ。下の名前やったら言ってもいいよ」

仁美、「いいじまたいき」(笑)

さんま先生、「いや、下の名前や！。下の名前だけや言うてるやろ」

ＣＭあけ、好きな人の話になります。

仁美、「あっぱれの中ではいるよ、好きな人」

さんま先生、「もうそれは聞いてるやないの」

優佳、「知ってる」

仁美、「知ってるでしょ？」

さんま先生、「それは知ってるやない、みんな。その人とキスしたのか？」

仁美、「してない」

優佳、「何か、前、諒君が『された』って言ってはった、仁美ちゃんに」

仁美、「してない」

さんま先生、「諒、おまえ仁美ちゃんにキスされたの？」

諒、「昔さ、肝試しやったじゃん。集まってるとき仁美ちゃんが『ちょっと来て』とかって言ってね。それでね、チュッとやってね」

仁美、「やったかなあ？。おぼえて、何年？、何年？」

優佳、「仁美ちゃんが１年生の時」

さんま先生、「なあ、おまえ、『ちょっと来て』って」

仁美、「きおくにない」(笑)

さんま先生、「政治家か？、おまえ」

仁美、「だって、だって、1年生の頃は零治好きだったんだよ」

さんま先生、「そうや。今でも零治好きとちゃうのか？。えっ、零治やめたん？、もう。あ、ふられたから」

仁美、「諒がいい、諒君がいい」

さんま先生、「諒ってカマやがな」(笑)

仁美、「友達にもね、『オカマじゃん』て言われたんだけどね、優しいから」

玲那、「仁美ちゃんに、訴えたいんですけど、」

さんま先生、「仁美ちゃんをまた訴えたいの？」

仁美、「んーー！」

玲那、「私は、零治君のことが好きでもないのに、仁美ちゃんに勝手に、『好きなんでしょう』って決めつけられてほしくないの。
　　　　　そんなに好きでもないし、私の好きな人に、もう告白もされちゃったし、私ももう『好き』って言っちゃったから」

さんま先生、「『空騒ぎ』か、ここは！(笑)。好きやからそういうことできる、わざわざ」

仁美、「そうだよ」

さんま先生、「なあ」

仁美、「なあ」

望、「ちょ、ちょっと。あっぱれの中で、『誰の男が一番いい？』とか言って話してたのね」

さんま先生、「３人だけやないか(笑)。レベル低い」

仁美、「話してた話してた。ひとみだって話してたもん、一緒に。そしたら、『諒君』て」

さんま先生、「はぁー」

仁美、「その話してたときに玲那ちゃんもいて、玲那ちゃんが好きな人誰？、っていう話になって、玲那ちゃんが」

玲那、「自分で言おうか？、私」

さんま先生、「いいよ、言えよ」

玲那、「４人で、言ってて、望ちゃんは、『零治君と諒君』て言ったから」

さんま先生、「３分の２やないかい(笑)。おい、誰か勇人入れたれよ(笑)。勇人、言え言え」

勇人、「えっと、玲那ちゃんは、こないだのハイキングの時に、えっと、とんぼを零治君に見せられたときに」

さんま先生、「おう」

勇人、「キャーキャーさわぎすぎ」(笑)

さんま先生、「そんな告げ口いりません」

仁美、「でね、でね、零治の時だけほっぺ真っ赤にしてんの」

里菜、「ロケに行ったときに、玲那ちゃん言ってたんだけど、『好きな人だあれ？』って、りなから聞いたの。
　　　　　そしたらね、『絶対言っちゃだめだよ』って言ってて、ちっちゃい声」

玲那、「言っちゃだめ言っちゃだめ。言っちゃだめって、ここで言わないで！」

さんま先生、「厳粛に。あのね、玲那ちゃんが好きなのは、えー、勇人君やな」(笑)

玲那、「違う！、（腕で×マーク）ちがーうよ！。違うの」

仁美、「今日も、楽屋で何か、勇人が玲那ちゃんをずっと追いかけてて」

さんま先生、「あ、勇人は玲那ちゃん好きなのか？」

仁美、「そう」

勇人、「きーらーいー（笑）。だって好きな人、他にいるんだもーん」

仁美、「今言った、今好きな人、勇人が」

さんま先生、「誰が？」

仁美、「里菜ちゃん」

さんま先生、「えっ、好きなのか？」

勇人、「うん」

さんま先生、「里菜ちゃん？。あ、勇人は里菜ちゃんが好きなのか？」

勇人、「そう」

仁美、「里菜ちゃん、告白されたよ、どう？」

さんま先生、「・・里菜ちゃんは今好きな人いるの？」

里菜、「いるんだけどねえ、告白されてふっちゃったみたいなんですよ」

さんま先生、「あ、ほなやっぱり勇人のことを待ってたんだ？」

仁美、「里菜ちゃん好きな人、私知ってるもん」

さんま先生、「誰や？」

仁美、「言っちゃだめ？」（笑）

里菜、「えっ？」

勇人、「あっぱれ学園にいないんだ？」

仁美、「言っちゃだめ？。好きな人いるでしょ？」

里菜、「学校で？」

仁美、「確かね、零治と諒君のはずだと思う」

玲那、「え、そうです。２人２人」

仁美、「零治か諒君のどっちか」

さんま先生、「どっちか？。ほんなら零治ちゃうか？」

仁美、「どう？」

玲那、「ねえ、ほんとどっちなの？。え、諒君だよね？」

さんま先生、「なあ、頼むから勇人も入れたってくれ言うてるやないかい。その候補の中に」

仁美、「だから、里菜ちゃんは零治か諒君が好きなの」

里菜、「りなは勇人君は友達で、仲良くやっていきたいの」（笑）

さんま先生、「大丈夫、勇人。チャンスは来る、チャンスは来る。友達としてじっと待っとけ」

勇人、「それにこないださあ、あのね、遊んだんだもん」

さんま先生、「こないだ一緒に遊んだのか？。楽しかった？」

勇人、「うん」（笑）

さんま先生、「だめだ、あいつは。零治は、もうちゃんと由記ちゃんて決まった人がいてんねんから」

零治、「何で？」

さんま先生、「決めたやないか、前。なあ」

仁美、「だって、『由記の方がましだ』って私の前で言ったじゃん」（笑）

零治、「誰が？」

仁美、「零治」

零治、「言ってないよ」

仁美、「言ったの」

さんま先生、「（笑）言った言った言った。うん、目の前で負けたとき見たから、（笑）見た見た見た」

仁美、「ねえ、よだれ垂らしてるよ」（笑）

さんま先生、「（笑）すいません。いや、まさか負けた方が自慢たらしく、初めてのケースやから」

仁美、「あ、そうなの？」

さんま先生、「敗者の方が勝利者インタビュー受けてるみたい」

仁美、「ほんとに？」

玲那、「それで、仁美ちゃんはれなにこう、『好きなんでしょ？』って押しつけられるのがいやなの」

さんま先生、「あー」

玲那、「れなはね、ほんとは零治君のことは好きじゃないし、うちの好きな人はもう学校にいるし」

さんま先生、「はいはい、わかりました」

玲那、「ちょっと聞いて、ちょっと聞いて。私もう、３人に告白されちゃったし」（笑）

さんま先生、「（笑）ハハハハハ。あんなやつ、俺の周りに多いわ」

玲那、「（笑）ほんとなの」

仁美、「ひとみだって告白されたよ」

さんま先生、「バカ言うな」（笑）

仁美、「５人くらい」

さんま先生、「もううそ言え。５人も告白するわけないやろうが」

仁美、「わけある」

さんま先生、「ないない。ほんまに５人に告白されたの？。何て言うて？」

仁美、「えーとね、『好きです』って言われたの」

さんま先生、「『ひとみちゃん、好きです』って？。ご、５人？」

仁美、「言われたから」

さんま先生、「５人？」

仁美、「うん」

さんま先生、「ほんとはもっと少ないやろ？」

仁美、「(笑)えー」

さんま先生、「ほんとは、３人？」

仁美、指で「2」を。

さんま先生、「(笑)２人。３人もさば呼んどるやないか」(笑)

園美、「あの、好きなのはいいんだけど、だけどまだちっちゃいんだから、まだちっちゃいっていうか、
　　　　　まだ、キスとかはしない方いいと思う」

優佳、「本当の恋はまだなんだから」

さんま先生、「・・我慢できないよね？」(笑)

仁美、小さくうなずいています。

判決は３－０で優佳の勝訴です。

仁美、ひじで机をたたいています。

さんま先生、「キッスはもうちょっと大事にしたほうがいい」

仁美、「ちょっとね、訴えることあるの」

さんま先生、「何やもう？、うるさい」

仁美、「優佳ちゃんに。キャンプの時に川で遊んでいいって言われたから、水着に着替えようとしてたのはいいんだけど、
　　　　　でも何か、タオルも何も巻かないで、遊びに夢中になって何か、全体をこうやって、普通にパッパッて脱いで」

さんま先生、「おう、ええやないか」

仁美、「だってここ（下）で、見えてんだよ。ここ（胸）も見えてんだよ。男に見られてんだよ」

さんま先生、「(笑)ふわぁ、子供やからええねん」

優佳、「ちゃんと巻いてた」

仁美、「巻いてなかった」

さんま先生、「あれはちょっと見せすぎ？」

仁美、「見せすぎ。ちょっ、ここ（腰の辺り）ぐらいだけだったから、勇人がちょっと見てた」(笑)

勇人、笑ってますね。

さんま先生、「(笑)もういいです。何真っ赤になっとんねん？、勇人」

勇人、「思い出した、思い出した」

さんま先生、「何真っ赤になっとんねん？、アホ」

柴又スクール　先頭へ

＊里菜と玲那がレポーターです。

さんま先生、「あっぱれ柴又スクールの時間です。どうも、こんにちは」

里菜、「こんにちは」

さんま先生、「えー、珍しく君ら２人で行ってきたんやね？」

里菜、「うん」

玲那、「はい、行ってきた」

海仙人、「今日も人生の達人、おがわひろしさんに、普段疑問に思っていることを教えてもらいにやってまいりました」

場所は千葉県松戸市の本土寺です。

おがわさん、「講師」という肩書きがついています。

「こんにちは」

おがわ、「ところで今日は何を聞きたいの？」

里菜、フリップを出して、

「私の聞きたいことは、『ふたまたをかける』ってどういう意味ですか？」

おがわ、「男が、女を２人作るっちゅうこと。かけもちだよ、向こうとこっち。
　　　　　　忙しいよ（笑）。痩せちゃうよ。（頬を押して）こんななっちゃうよ」

里菜、「１人だけを愛すると」

おがわ、「そうそうそう、それ一番。だからお宅のお父さんもそうでしょう？」

里菜、「離婚したの」

おがわ、「えっ？！」

里菜、「んとね、お父さんがね、お仕事行くって言ってパチンコばっかりやってたから、
　　　　　お母さん、もうムカついて追い出しちゃったの」

おがわ、「追ん出しちゃったの？。じゃあ、俺行こうか？、今度」（笑）

里菜、「（笑）だいじょぶです」

おがわ、「いや、俺行くよ。空き家だろう？。空いてんじゃもったいないもの。空き家、泥棒入るもの」

続いて玲那の質問です。

玲那、「『フレンチキス』って何ですか？」

おがわ、「フレンチキスっていうのはフランス、フランス語だって。フランス、ドイツじゃないよ。
　　　　　　ドイツは、ドイツのキッスはキッスのやり方があるんだろうから」

里菜、「キスってどうやってやるんですか？」

おがわ、「チュウだろう。口と口くっつけんでしょう」

里菜、「んと、キスしたとき、（舌を出して）てやんの？」

おがわ、「そうそうそう、それやる人いるんだよ、中に。俺なんかやったくちだから。よく分かんだ、経験者だから」

里菜、「でもフランスは行きたいと思いますか？」

おがわ、「日、独、伊（笑）、三国同盟だろう？。日独伊、イタリー」

里菜、「はぁ？」

おがわ、「イギリスじゃない、イタリーだろ？、あれ。日独伊三国同盟ってのがあっただろうよ、昔」

里菜、「あったの？」

おがわ、「あれ？。し、あっ、生まれてこないから知らないや、おたく達」

里菜、「そうそうそう」

おがわ、「あったんだよ、日独伊三国同盟っての。日本の国バンザイ、無条件降伏、吉田茂さんだよ」

玲那、「えっ、それって誰ですか？」

おがわ、「吉田茂っていう人、講和条約」

里菜、「よしだじけるさんとお友達ですか？」

おがわ、「うん、昔な（笑）。昔若い時な、友達だったよ、俺」

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