あっぱれ学園の記録－２００２年前半、６／２３、「親子裁判（零治、このみママ）」

あっぱれさんま大先生

６／２３、「親子裁判（零治、このみママ）」

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裁判（零治、このみママ）　発見報告

零治、「年上の注意はちゃんと聞きなさい」　先頭へ

さんま先生、「零治は、零治のお母さんですか？」

零治、「いや違うくて、玲那」

さんま先生、「玲那ちゃんを訴えるの？。玲那ちゃんこっち来なさい」

玲那、笑顔で出てきます。

さんま先生、「玲那ちゃんが何訴えられることがあるわけ？、ねえ、かわいそうに」

零治、「年上の注意は聞け」

さんま先生、「えっ、聞かないの？、彼女は」

零治、「あんね、裁判やってるときにね、あそこの椅子でね、何か後ろ向いて諒に話しかけたり、
　　　　　　あと何かね、椅子ガタガタやったりね、スカート、パタパタパタパタやったりね、
　　　　　　うるさいからね、『やめろよ』っつったらね、何かね、『うるせえよ、くそじじい』とか言ってくんの(笑)。いっつも『くそじじい』って」

さんま先生、「どういうことなの？。先輩が注意してくれてるのに」

玲那、「(笑)フフフ・・わかんない」

さんま先生、「そんなねえ、色っぽい顔してもだまされませんよ、そんなの。何なのよ、そんな女いたわ私に(笑)。
　　　　　　　　　何で零治の注意を聞かないの？って言ってるの」

玲那、「(笑)知らない」

さんま先生、「えっ？」

玲那、「(笑)知らなぁい・・」

さんま先生、「『知らない』って言ってますよ、このアマは」

零治、「バカじゃないの？」

仁美、「わかるよ」

さんま先生、「何？、仁美ちゃん」

仁美、「あのさ、玲那ちゃんはさ、零治のことが好きだから言うこと聞かないんじゃないの？」

玲那、「えー、こんなじじいー？」(笑)

仁美、「零治に注意されるじゃん。すると何か照れくさくて恥ずかしくて、『うるせえ、くそじじい』って言っちゃうの」

さんま先生、「あ、好きなときは？」

仁美、「そう」

さんま先生、「それはもう、経験上わかる？」

仁美、「わかる」(笑)

さんま先生、「あんた、どえらいもん経験してしもうたねえ」

仁美、「うん」

さんま先生、「いや、『うん』じゃなしに。あ、これは仁美ちゃんさすが。女心をわかってらっしゃる」

仁美、「わかるよ」

さんま先生、「玲那ちゃん、零治のことが好きやねんな？」

玲那、「嫌いです！」

さんま先生、「好きやわ」(笑)

玲那、「(笑)なーんだよ！。ちがーうよ！」

さんま先生、「あ、零治のことは嫌いなんだ？」

玲那、「はい」

さんま先生、「どういうところが嫌いなの？」

玲那、「何か、私のこと、『ババア』とか、『あっち行け』とか『死ね』とか、言うんです」

さんま先生、「そんなこと言ってるの？」

零治、「言ってるよ」

仁美、「やり返すんだよ。最初に（玲那が）言ってやり返すの」

零治、「だから最初に言ってるのが向こうだからいいじゃん別に」

優佳、「えーと、零治君も、注意の仕方がちょっと強いんやと思う。あの、きつく言いすぎんのやと思う」

零治、「弱く言って聞くんだったら弱く言う」

優佳、「もうちょっと優しく言ったら」

さんま先生、「注意するときは厳しくやらなきゃいけないやないかい」

仁美、「えー、でも普通照れくさいでしょ」

さんま先生、「えっ？」

仁美、「照れくさいよ、注意されると。好きな人に注意されると照れくさいの。私もそうだったもん」(笑)

さんま先生、「(笑)いやわかった。それはもう聞いたから・・」

仁美、「だから玲那ちゃんは好きなんだよ、絶対・・だってひとみだって好きだったけど、
　　　　　言えなくて『嫌いです』って言ってたんだもん」(笑)

さんま先生、「言ってたね。確かにそれはあります。でもそのうち好きだってわかったんだ？」

仁美、うなずきます。

さんま先生、「辛かった？、（みんなに零治のことが）好きってわかったときは？」

仁美、うなずきます。(笑)

さんま先生、「(笑)ハハハハハ」

仁美、「でも今はねえ、好きな人違うから」

さんま先生、「あ、今は好きな人が違うから言える、今だからこそ言えるわけですね。あー、女心ですねえ。
　　　　　　　　　今はもう零治のことどうでもいいんですか？」

仁美、「どうでもいい。いなくてもいい」

由記、「(笑)いないでも存在が」

さんま先生、「でも零治が仁美ちゃんのこと『好きや』って言うたら」

零治、「(笑)いや、好きじゃないよ」

仁美、「(笑)いやだいやだ。諒君が好き」

さんま先生、「諒君のことが好きなの？。君、趣味がバラバラやね(笑)。
　　　　　　　　　玲那ちゃん。先輩の言うことはでもあの、好きとか嫌いとか、別にして」

玲那、「好きとか嫌いとかじゃない」

さんま先生、「わかってます。それはいいですよ」

玲那、「だからぁ」

仁美、「テレビで言えないんだよ」

玲那、「だから好きじゃないの！」

仁美、「テレビで好きとか言えないもん。普通さ、テレビで言うとさ、広まってさ、『零治好きだろう？』とかって言われんじゃん。
　　　　　言われたことあるもん」

さんま先生、「うそぉ？」

仁美、「ほんと」

さんま先生、「辛かった？」

仁美、「つらかった」(笑)

さんま先生、「(笑)あの女、何とかせえよ」(笑)

さんま先生、「玲那ちゃんのお母さん。あの、家でもちょこちょこちょこちょこして？」

玲那ママ、「もう聞かないですね。私も零治君に賛成ですね」

さんま先生、「言うことを聞かないの？」

玲那ママ、「聞かない、お姉ちゃんもいるんですけど、お姉ちゃんにも聞かない」

玲那、「お姉ちゃんを泣かせたことあります」

さんま先生、「後ろ、ダイバーの方いらっしゃいますけど。あっ、違う(笑)・・どっか潜ってこられたんかな思って」

春菜のお母さんですね。また特徴的なめがねをかけてますね。

さんま先生、「玲那ちゃん、お母さんまでが『言うことを聞かない』と」

玲那、「私は、自分の好き勝手にさせてくれればいい！」

さんま先生、「何？」

仁美、「させてんじゃん。その洋服だってお母さんが選んでんじゃん」

さんま先生、「そうそう・・この世に生まれたのはお母さんのおかげじゃん」

玲那、「違うよ」

さんま先生、「え、自力で土から出てきたの？、君は。苦しかったやろ？」

優佳、「えーと、自分の好き勝手にしてたら、自分の将来が困ると思うけど」

零治、「あとさあ、その服のセンスがさあ、ひと目見ただけでさあ」

玲那、「これは私が買ったんじゃありません」

零治、「ていうかさあ、、まあ、じゃあ、誰かしんねえけど、その服さ、ひと目見ると一瞬でバカッぽく見えるからよしたほうがいいよ」

玲那、「何それ？。これ、私買ったことないんですけど。私買ったんじゃないの、借りてる洋服なんですけど」

さんま先生、「(笑)『何それ』、『何それ』って。(笑)ふわぁ、おまえいくつや？」

玲那、「７歳」

さんま先生、「ちょっとファッションセンスが、零治にとっては良くないらしい」

玲那、「これ買ったんじゃありません」

さんま先生、「何ですか？」

玲那、「借りたんです」

さんま先生、「借りたのはいいですけど、借りるにしても・・私はいいと思いますけども、零治が、『よくない』って」

玲那、後ろのお母さんの方を向き、腕で動かして、こっちに来てという仕草を。

さんま先生、「何？、何？、お母さん関係ないよ」

玲那、「お母さん言ってやって。ねえねえ、何か言ってやって、あいつ（零治）に」(笑)

さんま先生、「お母さんの言うこと聞かへんくせに、困ったときにお母さんに頼るな、大体が」

玲那、その場で体を上下に揺すりだしました。

零治、「何やってんの？」

玲那、「(笑)ヘヘヘヘ」

さんま先生、「何やってんの？。おしっこしたいの？」

玲那、「(笑)ちがーうよ！」

仁美、「さっきしてきたよ、『トイレ行く』って」

さんま先生、「いや、そんな情報いらないのよ(笑)。あのね、仁美ちゃん。人のおしっこまで研究しないようにね」

このみ、「うちも、玲那ちゃんに、いきなりお腹をギュッとされて、
　　　　　　『ちょっと太り気味じゃない？』って言われて(笑)、余計なお世話だよ」

望、「あんね、あたいも訴えたいんだけど。優佳ちゃんがね、付け髪をしてきたときに、
　　　　『この付け髪かわいい』って言ってくれたのね。そしたら、玲那ちゃんも隣にいて、
　　　　『あー、うん、かわいいね』って言ってくれればいいのに、『私の方がかわいいよ』とか言って(笑)。
　　　　そういうね、絶対負けたくないっていう根性はいいんだけど、そういうときぐらいは認めてほしいの」

さんま先生、「あの、いいですけど、あなたアップ切り替わった瞬間、これはやめていただけますか。スイッチャーもびっくりですよ」

＊右の肩にかかった髪を後ろにやる仕草のことです。

玲那、「違うよ。髪の毛じやまな、ちがくて、髪の毛じゃまなの！」

さんま先生、「おまえ、深津絵里か、おまえは。カメラの割りを計算しやがって。そんな計算すんの
　　　　　　　　　深津絵里と大竹しのぶしかおらへんのや(笑)。立派な女優さん。何であなた、『かわいい』って言ってくれてんのに、
　　　　　　　　　『私のほうがかわいいわよ』って、どういうことなの？、これは」

玲那、「えっ、私そういうこと言ったことないんですけど」

さんま先生、「あ、美人はね、記憶に残らないのよね、そういうことは。『言ったかしら？』とかいうやつね」

玲那、「えっ、ちがくて、私は」

望、「言った。それでね、すごくね、心に傷がつくの」

仁美、「うちもそうだった」

望、「あなたはかわいいかもしれないけど、ブスにとってはすっごい傷つくことなの」

玲那、「私はただ、あの、そんときね、私はただ」。右目をこすりながらしゃべってると、

さんま先生、「あー、もうかわいい。眠いの？、いや違うがな。だまされへんだまされへん」

玲那、「眠ってないよ！」

さんま先生、「何やねん？、それ」

玲那、「だって目がかゆいんだもーん」

さんま先生、「あぅー、だまされんぞー。アホか。見返りあらへんやないか」

仁美、「ひとみも玲那ちゃんに訴えがあるんだけど」

さんま先生、「何あんの？。さんざん訴えてるやんか、さっきから」

仁美、「違う。話すときに、最初に、『あのね、あのね』から始まって、『あのね』が長すぎる」(笑)

玲那、「だって話す言葉が」

さんま先生、「裁判の訴えとは関係ないんですけど。それ口ぐせやから」

仁美、「だから、考えてから手を上げて言うじゃん。でも玲那ちゃんの場合は、ちょっとしか考えなくて、
　　　　　『あ、あったかなあ？』って感じで手を上げて、『あのね、あのね、あのね』って、ずっと『あのね』ばっかり言って、長すぎる」

＃あんたも昔そうだったでしょう(笑)

玲那、「私はね、そういうことじゃなくて、ただそれね、『あのね、あのね』って、家でもすぐ言ってるよね？、すごくね」

さんま先生、「いや、家でならすぐ言ってんのに、何で本番中は長いんですか？」

玲那、「えっ、いつも長い、『あのね、あのね』って」

さんま先生、「うん」

玲那、「（表情豊に）『あのね、あのね、あのね、あのね』って。お姉ちゃんに言うとき、『あのね、あのね、あのね』って」

さんま先生、「誰がカメラ目線にせえ言うてんのや(笑)。君にはびっくりさせられるわ、ほんとに」

諒、「えっと、うちも訴えたいことがあるんだけど。一緒にロケに行ったときとか、本番終わった後とか、
　　　　いっつも何か、腕組んできたり、後ろから抱きついてきたりね、
　　　　そういうのは、うち、あまり女の子とそういうやつやるより、やっぱ」(笑)

さんま先生、「あの、論点が違いすぎますから(笑)。ちょっとそれ違います」

零治、「あと、さんま先生が、『はい、終わり』っつってんのに、『はいはい』手を上げて、絶対面白いこと言わないんだから」(笑)

仁美、「うちも前そうだったけど、面白いことたままに言うよ」(笑)

さんま先生、「(笑)た、たまに？」

仁美、「玲那ちゃんもそういうタイプなんじゃない(笑)。何で（机を）叩いてんの？」

さんま先生、「いやいや、そりゃ、要するにね、技量もありますし、いろいろありますからね・・玲那ちゃん、もう言うことないですね？」

玲那、「あります」

さんま先生、「何ですか？」

玲那、「零治の、『鼻くそ』とか言うんですよ」

さんま先生、「あなたのことを？」

玲那、「はい」

さんま先生、「『この鼻くそ』って言うんですか？」

零治、「(笑)だって鼻くそじゃん」

さんま先生、「何？、『鼻くそ』って」

仁美、「それは私だったじゃん」(笑)

＃いい突っ込みだ(^o^)

このみ、「玲那ちゃん、零治に手紙書いてたことあったんですよ」

さんま先生、「何や。そりゃ事実隠してるやないかい」

仁美、「そう、あったんだよ」

零治、「何か書いてあったよね」

さんま先生、「・・どんな手紙を書いたのや？」

仁美、「ひとみ聞いたよ」

さんま先生、「(笑)いや、『聞いた』(笑)。あのね、もう君入ってこなくていいから。あなた何でも、物知りババアやね、あんた」

仁美、「『お姉ちゃんをいじめるな』とか書いてあった」

玲那、「えっと、零治に１つ言いたいんだけど」

さんま先生、「もう最後やで」

玲那、「うん、わかった」

零治、「どうせ面白くないんでしょう」

玲那、「さっき、『死ね』って書いて、玲那の背中に貼ろうとしてたんですよ。だから私、バシッて取って丸めたから、
　　　　　髪の毛ぐちゃぐちゃにされて、またお母さんに直してもらったのに、またほら、ぐちゃぐちゃになっちゃった」

さんま先生、「うわ、かわいそうに。きれいな顔が」

玲那、「だから、それは一生やめて。『死ね』とか言うんですよ」

零治、「てめえが言ったんじゃん」

玲那、「『死ね』とか『消えろ』とか」

さんま先生、「・・背中に貼るのは、零治が玲那ちゃんのことを好きだということや」

零治、「誰もおまえに貼れなんて言ってないし」

仁美、「違う違う！」

さんま先生、「いや、そうや」(笑)

仁美、「最初に言ったのは玲那ちゃんなんだよ。ひとみ、（頭に）登録してるもん」

さんま先生、「あんた、何でも釣れるね。腹すいたブラックバスや、おまえ。何でもくるね」(笑)

判決は２－１で零治の勝訴です。

三宅さんは玲那にあげてますが・・。

三宅、「こういう性格の女性は、世の中に必要だと思います」(笑)

さんま先生、「(笑)そうそうそう。確かにいるね、こういう人」

このみママ、「勉強を教えていて逆ギレするのはやめて！I#　　先頭へ

さんま先生、「さあ、続いては原告、このみの母

ママさん、顔が少々テカッてます。(^_^;)

さんま先生、「誰を訴えるんですか？」

このみママ、「このみです」

さんま先生、「このみちゃん・・・どういうことを訴えられるんです？」

このみママ、「えーと、勉強を教えていて、わからなくなると親に逆ギレするんです」

さんま先生、「あー、もうわからなくなると、『あー、このくそババア！』とかいうような逆ギレをする？(笑)。
　　　　　　　　　あー、ちょっとたち悪いですね、あなた、せっかくお母さんが教えてくれてるのに」

このみ、「えー、だってほんとにわかんないんだもん」

さんま先生、「わかんなかったら、『お母さん、ごめんなさい。どういうこと？。もう一度説明して』とか言えないのか？」

このみ、「言えない」

さんま先生、「教えてもうてんねんぞ？」

このみ、「だってほんとに意味わかんないよ」

さんま先生、「(笑)何が？。何が意味わかんないの？」

このみ、「だから、教え方がほんとに悪いの」

このみママ、「教え方が悪いっていうか、確かにわかんないものは聞いてもわかんないんだよね」(笑)

さんま先生、「(笑)なあ、なあ、裁判終わるわ！(笑)。どういうこと言うんですか？、逆ギレして」

このみママ、「『教え方が悪い』とか、『意味不明』とか言って」

さんま先生、「『この監獄女』とか言うんですか(笑)、ねえ」

優佳、「えーと、ゆうかも、このみちゃんとおんなじで、教えてもらってもよくわからへんかったことがあんねんか。
　　　　　それはほんまに、教え方が悪いのやと思う」

さんま先生、「ちゃう。聞くほうがわからんすぎ、アホすぎるいうことや、それは」

優佳、「それでな、聞いて聞いて」

さんま先生、「『聞いて聞いて』あらへん。人に対して鼻くそほじくりながらしゃべりやがって(笑)。何やて？、それで」

ちょっと鼻のところをこすっただけです。

優佳、「それでな、お母さんが教えてくれはってもな、だんだん、『もう1回言って』とか言ってもな、今度はお母さんがキレはんねん」(笑)

さんま先生、「(笑)ハハハハ、お宅は。何？、お母さん」

優佳ママ、「キレるのも当然でね、この人が聞いてくんのは漢字とかなんですよ。１ページ、ずっとおんなじ字書いてて、
　　　　　　　　『書けたよ』ってうれしそうに見せたら、線1本足りへんだりするんですね。私も３０何年生きてんのやから、
　　　　　　　　この漢字ちゃうことぐらいわかるし、『1本足らへんで』って優しく教えてんのに、信じひん」(笑)

優佳、「でもな、でもな、でもな、それはな」

さんま先生、「そうしたら教えてもらうなよ」

優佳、「それはな、1回な、それの前にな、教えてもらって間違えたことがあるからやねん」

優佳ママ、「うそぉ？」

優佳、「ほんま。あったあった」

優佳ママ、「この子ね、上まで行って、辞書取りに行って、辞書調べてほんまにおうてないと信じひん」

さんま先生、「お母さんを信用してないのやないかい」

優佳、「いや、1回ほんまに間違えてたことがあってん」

さんま先生、「そりゃ１回ぐらいお母さんも間違えるやないかい」

優佳、「それで何か信用」

さんま先生、「お母さんもだてに酒飲み続けてるわけやから」

仁美、「酒で、酒で勉強が（頭を指して）消えるんじゃない？(笑)。仕事のことしか考えられなくて。酒、酒、酒。頭が酒に回って」

由記、「うちんところはな、ママがな、『わからんことあったら聞きや』ってな、言ってるくせにな、
　　　　　　うちがな、聞いたらな、『ごめん、これわからんわ』って教えてくれへんねん」

さんま先生、「(笑)ハハハハ。それあっさりしてて気持ちええやないか。
　　　　　　　　　あの、お母さん。『わからんかったら聞きや』って何故言うんですか？」

由記ママ、「いや、それは何て言うの、口ぐせみたいなもので」(笑)

さんま先生、「・・言うてまうねんね」

由記ママ、「そうそう。でも、ほんまに教えようと思ったら、教科書１から見なわからへんやん。もう６年生ぐらいのレベルになると」

さんま先生、「６年生はむずかしかったですよね。このみちゃんからもういっぺん」

このみ、「あのね、ほんとに、問題をただ言ってるみたいなことばっかり言ってて、超詳しく言ってくれないから」

このみママ、「私、数字アレルギーなんだけど、一生懸命教えてるのよね」

さんま先生、「数字アレルギーなんですか？」

このみママ、「数字あまり好きじゃないんですけど。で、お父さんは何と学生時代、数学とか人に教えてたんですよ」

さんま先生、「えっ、家庭教師だったんですか？」

このみパパ、「まあ、塾の先生とか、こう見えても人の道を教えてました」(笑)

さんま先生、「いや、あの、人の道やないでしょ。塾の先生だったわけですか？。そしたら教えんのうまいでしょう」

このみママ、「それなのに、教える気がないっていうか、自分の子供には教えないんですよ」

さんま先生、「あー、これはね、わからんではない。私も自分の子供に笑いはそんなに教えませんからね(笑)。
　　　　　　　　　それと一緒で、やってたことをね、子供にやるのがちょっとね、邪魔くさい、
　　　　　　　　　職業としてやってたから。先生そうですよね？」

このみパパ、「ええ、そうですね」

このみママ、「『勉強なんかしなくていい』って」

さんま先生、「大事なものはお父さん、何ですか？」

このみパパ、「えーとね、中途半端に何事もできてもしょうがないんですよ」

さんま先生、「はぁー、なるほど。さすが塾長。ええことおっしゃるね」

このみパパ、「私、中途半端にできてこのざまだから」(笑)

さんま先生、「あんたかい！。中途半端に何でもできるより、１つのものを磨いていくほうが人生は成功すると？」

このみパパ、「そうです。ええ」

優佳、「それは、えーと、（このみの）お母さんが今のこのみちゃんの頃に、自分がそうだったからかもしれないと思う」

さんま先生、「えっ、何が？」

優佳、「えーと、『親と子は似る』って言うから」

さんま先生、「中途半端なの？、このみちゃん」

優佳、「だから、このみちゃんのお母さんが」

このみ、「もういいよ、言わなくて」(笑)

さんま先生、「親に似ると言うてますけども、世界チャンピオンのお父さん、必ず世界チャンピオンていうことないですからね。でしょ？。
　　　　　　　　　エジソンの子供、全部エジソンになってるわけやないやろ」

ここで「伝記」に凝っている優佳の出番です。(^_^)

優佳、「エジソンの子供は、えーとエジソンて結婚してはったっけ？」

さんま先生、「(笑)知らんがな(笑)。例えばの話や」

優佳、「あ、エジソンは２回結婚してはんねん」

さんま先生、「(笑)うそぉ？。ほんとに。(笑)エジソン、バツイチ？」(笑)

優佳、「１回奥さんが死にはったから・・それで３人子供いはってん」

さんま先生、「あ、３人も。全部、誰も発明家になってないでしょう？」

優佳、「え、うん」

さんま先生、「そやろ、見てみいよ。だから必ず似るってことはないねん」

優佳、「でも、ナポレオンのお父さんは強かったらしいで」

さんま先生、「うそぉ？」

優佳、「ほんま」

仁美、「ひとみ似たよ。うちのパパね、『えがか（絵画家）』になりたくて」

さんま先生、「えがか？。画家やね」

仁美、「画家になりたくて、勉強してたのね。で、何か勉強がむずかしいからやめて、で、それを受け継いだのがひとみだったの」

さんま先生、「えっ、今絵を勉強してるの？」

仁美、首を振り、｢受け継いだの｣

さんま先生、「何を？」

仁美、「絵」

さんま先生、「あ、ほいで今絵を描いてるわけ？」

仁美、「描いてるよ」

さんま先生、「うまいの？」

仁美、「うまいよ。『うまい』って言われてるもん」

ここで仁美ママ、「あの、すいません。私ちょっと、今パパが『画家になりたい』っていうのは初耳なんですけど」(笑)

仁美、「聞いたよ。だってうちのパパね、言ってたもん」

仁美ママ、「漫画家っていうのは聞いてるの」

さんま先生、「漫画家でしょ？」

仁美、「いや聞いてない、漫画家なんか。絶対聞いてないよ。『画家』って言ってたもん」

優佳、「あのな、手塚治虫のお母さんは漫画描くのうまかったらしいで」

さんま先生、「知らんちゅうてんねん。おまえ、伝記読みすぎ」(笑)

優佳パパ、「まねをするというのがね、すごくあると思うんですよ。だからうちなんか子供がキレてるのを見るとね、
　　　　　　　　僕と嫁さんがケンカしたときに嫁さんがキレてるのにものすごい似てるなと、(笑)ハハハ、言えるのがあって。
　　　　　　　　だからこのみちゃんとこもね、多分夫婦を見てて、何かまねをしてる部分があるのかなあと」

このみ、「当たってる」

さんま先生、「当たってる？。キレ方はまねしてるの」

このみ、「うん」

さんま先生、「あー、そうそう。似てくるよなあ。あんまり怒らなきゃ子供も怒らなくなるということですよ」

このみママ、「あー、時々思います。『あー、私そっくり。かわいいー』って」(笑)

さんま先生、「死刑」(笑)

このみパパ、「この２人を見てるとね、ほんとにそっくりなんですよ、何やっても。これを、『同じ穴のむじな』ということです」(笑)

さんま先生、「いや誰も、そんなんでまとめなくていいの。これ、何も『笑点』じゃないから」(笑)

判決は３－０でママさんの勝訴です。

このみ、納得できない様子です。腕を組んで、「おかしい」

さんま先生、「何がおかしいんですか？」

このみ、「だって、ほんとに意味わかんないから逆ギレして当たり前じゃん」

さんま先生、「だからそこを、怒るのがこのみちゃん、間違ってるんでしょう？」

仁美、「当たり前だよ」

このみ、「何で？」

さんま先生、「教えてもらってんのに逆ギレするのはおかしいでしょう？」

このみ、「ううん、おかしくない」

このみママ、「それ見たお父さん、怒ってよ。いつも怒んないんだもん」

このみパパ、「同じ穴のむじなっていうね」

さんま先生、「あ、それを見てお父さん、怒らないんですか？」

このみママ、「そう、だから私、『くそババア』で、お父さんは『優しいから』とかになっちゃうんですよ」

さんま先生、「ああ、なるほど。『くそババア』は見た目だと思いますけどね(笑)。違いますか？。
　　　　　　　　　このみちゃん、これからちゃんと、『はい、ありがとうございます』っていう気持ちは、教えてもらってるんだと」

このみ、「教えてもらって、わかんないから、うん、言う」

さんま先生、「『ごめんなさい。もう一度お願いします』って言えないか？」

このみ、「いや、言ってるときもあるかもしれないけど」

さんま先生、「逆ギレする？」

このみママ、「じゃあ、私じゃなくてお父さんに聞いてよ」

このみ、「どうせ教えてもらえないんだもん」

このみパパ、「グレートティーチャーですからね」

このみ、「あ、じゃあだめだ」

さんま先生、「あいつ、何言ってるんでしょうね？。もうね、『同じ穴のむじな』で満足してるみたいやから」(笑)

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