あっぱれ学園の記録－２００２年前半、５／５、「親子裁判（このみ、諒ｖｓ零治）／発見報告」

あっぱれさんま大先生

５／５、「親子裁判（このみ、諒ｖｓ零治）／発見報告」

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裁判（このみ、諒ｖｓ零治）　あっぱれ発見報告　

親子裁判　先頭へ

全員、「あっぱれさんま大先生」

さんま先生、「あっぱれ親子裁判！（拍手）。私を誰だとお思いでしょうか？。(笑)前を失礼いたします。
　　　　　　　　　私、裁判、長です（拍手）。今日は子供の日ということで、子供を訴えるというふうになってます」

このみパパ、「会社から疲れて帰ってくると習い事の成果を見せられ、　先頭へ
　　　　　　　　　　ほめてあげないと怒ってすねてしまう　

さんま先生、「まずはこのみちゃんのお父さん」

このみパパ、「はい！」

さんま先生、「訴えるのは？」

このみパパ、「母親そっくり、そっくり似の娘です」(笑)

さんま先生、「母親にそっくりそっくり似の」

このみパパ、「噛みました」

さんま先生、「娘です」

パパさんがこのみを訴えます。

さんま先生、「パッと見た目は違いますけど、どんどん似てくるもんですよね？」

このみパパ、「えー、特に気持ちがそっくりですよねえ」

さんま先生、「ほんとに、娘っておそろしいですよねえ。うちはもう、２人大竹しのぶがいますから(笑)、
　　　　　　　　　もう、たまりませんね。訴えのほうをよろしくお願いします」

このみパパ、「えーと、うちの娘、一応バレエとかピアノとか、習い事をしています」

さんま先生、「あ、一生懸命やってるんだ」

このみパパ、「はい、頑張ってると思います。で、私、会社から帰ってまいりますとですとね」

＃また噛んだ(笑)

このみパパ、「娘が、『今日の成果を聞いてください』と言ってね、座ろうと、座るんですよ。
　　　　　　　　　座ると、『背筋が伸びてない』って言っちゃ怒られ」

さんま先生、「あ、『パパ、背筋が伸びてない！』。バレエをやってると、『ピンとしなきゃ』とか言うわけだ？、この娘が。
　　　　　　　　　このバカみたいにハハハァ」(笑)

このみパパ、「で終わった後、拍手をして『うまい』とかね」

さんま先生、「え、見せられるんですか？、こう。で、拍手しないと怒るんですか？」

このみパパ、「そうなんですよ。で、『どうだった？』って聞かれてね、『うまいね。もうほんとにバレリーナみたいよ』
　　　　　　　　　とか言わないと、もう気分が悪くなってすねちゃうんですよ。もう、怒られ三昧なんで」

さんま先生、「これはね、お父さんも、仕事で疲れて帰ってきてんのや」

このみ、「子供心としては、大好きなお父さんに聞いたり見てもらいたいじゃないですか」

さんま先生、「(笑)おまえ、何でそういう子に育ったの(笑)。どうしてそうなってしまったの。いつひん曲がったの？、君は」

このみ、「天使がそうしてくれたんです」

このみパパ、「じゃあ、せめて食事ぐらいさせてください。腹が減ってはいくさはできないんだよ」

さんま先生、「これいくさなんですか？」

優佳、「あんな、優佳のパパもそうやけど、優佳のパパは、お風呂で何回も学校の出来事とか聞いてくれはるねんか。
　　　　　それさ、自分の大切な子供やんか」

さんま先生、「そうや」

優佳、「子供やから、それぐらい聞いてあげなかわいそう」

さんま先生、「邪魔くさいねん、しんどいねん、こっちは」

このみパパ、「いや、聞かないとは言ってないのよ。食事をした後ゆっくり聞きたいなと」

さんま先生、「そうそうそう。ゆっくりしたいときに、空気を読め、空気を」(笑)

零治、「えーと俺、子供だけど、そっちの大人チームの味方するんですけど、はっきり言って下手なんじゃないの」(笑)

このみ、「(笑)下手じゃないよ」

零治、「うまかったらさあ、無料で見れてうれしいじゃん」

さんま先生、「いや、その通り。零治、ええこと言うたわ。あのね、興味のないものでも、うまいものを見せられると、
　　　　　　　　　『ほぉー』っとなるもんや。なっ、それが下手だから、見てられないから疲れが倍増になるのや」

このみパパ、「子守唄のように聞こえちゃって眠くなっちゃうんですよね。で、コクッとすると
　　　　　　　　　『背筋が伸びてない！』『はい』ていう感じなんですよ」

さんま先生、「お父さんはバレリーナ違うねんから。背筋伸びてなくてもいいの」

このみパパ、「食事さえいただければね。もう、先に食べて満腹状態ですから」

さんま先生、「ああ、先にごはんを食べさせてほしいと？」

このみパパ、「そういうことです」

さんま先生、「それはお母さんが悪いんじゃないですか？。
　　　　　　　　　『ちょっとこのみ、いい加減にしなさい。お父さんも疲れてるんだから。食事してから、食事してからという』
　　　　　　　　　とかいうねえ、そういうさわやかな会話したいですよねえ？」

このみパパ、「そうそうそう。そうですねえ。夢です」

さんま先生、ママさんに、「(笑)こらこらこら。何をわろうとんねん？、こらこら」

勇人、「ならさあ、食べながら見ればいいんじゃないの？」

さんま先生、「(笑)ふわぁ」

さんま先生、勇人君の表情、お気に入りのようです。(^_^)

「そりゃそうだ」「それはお行儀悪いよ」

さんま先生、「やっぱりそりゃ、バタバタしてるときに、ゆっくりね、ごはんはゆっくり食べたいねん」

このみパパ、「唯一の楽しみだからね」

優佳、「パパも『腹減った腹減った』言わはるけど」

さんま先生、「そしたら迷惑やねん、君らが話するのは」

優佳、「我慢しなあかんねん」

さんま先生、「何で我慢しなあかんねん」

優佳、このみパパに、「自分も我慢せなあかんで」(笑)

さんま先生、「あのな、人の親つかまえて、『自分も我慢せなあかんで』ってどういう筋合いや？、おまえら」

優佳、「ママとパパはな、お酒飲んではるからな、いつもな、絶対２時半ぐらいに寝てはんねん」

さんま先生、「２時半ぐらいに寝てはんの？。それはお父さんにとっては地獄の毎日や」(笑)

優佳、「いや、ママもちゃんと付き合ってはんねん」

さんま先生、「ちゃうがな。ママに付き合わされてんねん。(笑)お父さんは早く寝たいねん」

優佳、「でもなでもな、いっつもな、パパとママはお酒飲みながらな、いろいろさんま先生のテレビ見てはんねん」

さんま先生、「何やそれ。それ言うたら俺怒られへんやないかい」(笑)

このみ、「えーとね、うちだってピアノとかバレエとかやってるんだから」

さんま先生、「好きでやってんのや。会社はこんなん（踊るポース）ちゃうねん。『はい、すいません』『おまえらちゃんとやれ』
　　　　　　　　　『あー、すまんすまん。俺の間違いやった』。こんないろんなもう、あんねん」

このみ、「だからその分、私とかの、そのやつを見たり聞かせたりして、(笑)リラックスをさせてあげてるんですよ」

＃ほんとかなあ？(^_^;)

さんま先生、「いや、そしたらこんな訴えにならないやろ？」

「はい」

さんま先生、「はい、鹿児島」

望、「このみちゃんは、お父さんのために一生懸命踊ってるんだから、ちゃんと見てあげたほうがいいと思う」

さんま先生、「お父さんのためか自分のためかはっきりしてくれ」

このみ、「お父さんのためですよ。(笑)だーい好きなお父さんのためですよ」(笑)

零治、「えーと、『お父さんのため』と『自分のため』と聞いたときにさ、『お父さんのため』っつったじゃん。
　　　　　お父さんのためだったらさ、見てちゃんとさ、はっきり言いたいことを言ってもらってさ、
　　　　　それで、お父さんのためにもうちょっとうまくなろうかなとか考えればいいのにさ、自分のためじゃん、そんなの。
　　　　　聞いてもらってさ、ほめてもらわないと機嫌が悪くなんでしょ」

このみ、「うちだって、お父さんが帰ってくるその前にちゃんと練習してるんだよ」

さんま先生、「あ、お父さんが帰る前に？。『帰ってきたらお父さんに見せよう、お父さんに見せよう。（ピンポーン）お父さんだぁ』。
　　　　　　　　　♪タ～ララ(笑)。なるほど。お父さんに見せるために一度練習している、早く父に見てもらいたいという、
　　　　　　　　　あの、もう、(笑)おまえ、うそやろ(笑)。裁判所で嘘ついたらあきませんよ(笑)。
　　　　　　　　　まあ分かった、それは分かったことにしよう。どんな踊りや？。ここで見せてもらおうやないか」

このみ、「えー、(笑)ヘヘヘ」（拍手）

さんま先生、「それで、裁判長が判断してな、これで零治が言うようにうまかったら、『お父さん、こんなええ踊り見たりなはれや』と」

このみパパ、「はい、わかりました」

さんま先生、「はい、このみちゃん。どんなんや？」

このみ、「いや、いろいろあるよ」

さんま先生、「１番ええとこ見せてみ。お父さんに見せるようなところを」

このみ、前に出てきます。音楽が流れ、踊りだします。

うーん、微妙なところです。(^_^;)。基本的なポーズですね。

さんま先生、「(笑)はぁー。飯食わせ！。そんなもん、仕事帰りに見てられるか！、アホ(笑)・・
　　　　　　　　　さあ、それでは白黒はっきりつけましょう。今の踊りがかなりのポイントになりましたね」

判決は３対０で親の勝訴です。

諒、「零治君が由記ちゃんとばかりイチャイチャして、自分に冷たい｣　　先頭へ

さんま先生、「それでは再開いたします。今日は子供の日スペシャル。今回の原告、諒」

さんま先生の右側の親の「原告席」に行きます。

さんま先生、「訴えるのは誰ですか？」

諒、「え、零治君です」(笑)

零治が被告席に行きます。

諒、「えーとずっと前、ロケに行ったとき、零治君と由記ちゃんとうちで鬼ごっこをやったとき」

零治、「あ、あれか？。エロ本のやつか」

さんま先生、「静かに。こちらの人の聞いて」

諒、「その時、由記ちゃんと零治君ばっかり、すごいイチャついちゃってて、で、うちは零治君にあまり相手にされなかったんです。
　　　　それがすごく、冷たいです！」(笑)

さんま先生、「イチャイチャしたことは認めんねんな？」

零治、「ううん。認めない。イチャイチャしてないもん」

由記、「うん」

諒、「だってあのね、うちが鬼になって、うちがね、零治君にタッチしたら、
　　　　次、由記ちゃんばっかり追いかけて、うちんところを無視された」(笑)

さんま先生、「・・この事実は認めますね？、零治」

零治、「うん(笑)。由記だけ追いかけてたのは認めるけど。うん、認めるよ」

さんま先生、「認めた？、おう、どうしてそういうことすんのや？」

零治、「何かタッチしても面白くねえんだもん」(笑)

さんま先生、「何でや？。アホかおまえ。タッチしたら1番面白いタイプの人やんか(笑)。なぁ？」

諒、「なっ」

諒パパ、「あの、実は僕、その現場をちょっと見てたんですけど、証人Ａということで。
　　　　　　　零治君が由記ちゃんを追っかけて、『由記見っけ』とか言いながら。あ、若いっていいなあ、なんか思って」(笑)

さんま先生、「若すぎんのや。何が『若いっていいなあ』やねん。これはねえ、やっぱり一緒にかくれんぼやってるんですから、
　　　　　　　　　『タッチしたらおもしろくねえ』という言い分だけでママを見つけないのは、それはちょっとママはかわいそう、
　　　　　　　　一緒に遊んでて。そやろ？。由記ちゃん、これはどうなんですか？」

由記、「(笑)何を？」

さんま先生、「何うれしそうにしてんの？、ほいで。何をうれしそうに、真っ赤になって。若いっていいなあ、いや、違うがな」(笑)

由記、「なってない」

さんま先生、「(笑)あー、うれしいんだ。(笑)ハハハハハ」

由記、首を振り、「やらしいなあ」

さんま先生、「由記ちゃんのお母さん、これどう思います？、子供の顔を見て」

由記ママ、「(笑)いやらしいなあ」(笑)

さんま先生、「もう、恋っていう薬はこわいですね。これだけ人を変えてしまうんですね」

由記ママ、「ちょっとほしいぐらいや」

さんま先生、「いらんいらんいらん、そんなもん」

このみ、「うちもですね、何か零治に、何かうち、ちょっと毛が濃いとかあるじゃないですか。
　　　　　　それでさっきも、『山口このみのけけけこぶし』とか言ってくるんですよ」

さんま先生、「『山口このみのけけけこぶし』？。女性に対して毛深いとか、言うのは非常に失礼で、
　　　　　　　　　このみちゃんの将来の人生もあるわけですよ。毛深いことを気にして生きていったらどうするわけやねん？」

零治、「いや、俺関係ないじゃん、別に」

さんま先生、「関係あるやないか、おまえは」

零治、「言ってるだけじゃん」

さんま先生、「言ったら気にするやないか、本人は」

零治、このみに、「気にしてんの？」

このみ、「うん」

零治、「気にしてるとは思わんなあ、俺は」

他の子供たちが手をあげています。

さんま先生、「次々と被害者が。何？、優佳ちゃん」

優佳、「優佳も、ちょっと訴えがあんねん(笑)。あの、ちょっと、何してんのかなあ？と思って零治君を見たら、
　　　　　『いちいち見んな、このブス』って言われるから」

さんま先生、「『いちいち見んな、このブス』ってどういうことやねん？」

零治、「見てね、文句言ってくんだよ」

優佳、「それ、ちょっと冷たすぎる」

さんま先生、「冷たすぎるよな、それを由記ちゃんばっかり追いかけてな、『由記ちゃん由記ちゃん』て。
　　　　　　　　　由記ちゃんまた真っ赤になって」

由記、「(笑)なってない」

さんま先生、「（例の言い方で）かわいーい！(笑)。久しぶり。何？、(笑)仁美ちゃんもある？」

仁美、「仁美ちゃん、仁美もあるんだけど」

さんま先生、「『仁美ちゃん』、(笑)君の名前や」

仁美、「あのね、このみちゃんと由記ちゃんと、あと隼人君がトランプで遊んでたのね。
　　　　　で、あたしが入れてもらいたかったから、『零治』って言うと、『何だよおまえ、どっか行け』とか何か」

零治、「いつ？。今日？、さっき？」

仁美、「さっきじゃない」

さんま先生、「零治、おまえはこうしてリーダーにならなきゃいけないのよ、ポジション的にも。１番古いし、なっ。
　　　　　　　　　そこへ来たらみんなまとめてあげなあかんやないか。それを何や、『振り向くなブス』(笑)『あっち行け』
　　　　　　　　　『毛深いな、おまえは』、かくれんぼは見つけない(笑)。どういう、由記ちゃん何や？、フォローしてあげんのかい？。
　　　　　　　　　彼氏の、えっ、彼氏のフォローをすんのかい？、えっ」(笑)

由記、「でもな、別にさ、そんな悪いとこばっかりじゃないやん」

さんま先生、「(笑)はぁー（歓声）。なあ、きたがわえりこもそんな本書かんわ、アホ。わざとらしすぎるわ。
　　　　　　　　　ええとこ言うてみ、零治の、そしたら由記ちゃん」

由記、「だからさ、誰に向かってだってさ、何でもはっきり言うし」

さんま先生、「はっきり言い過ぎて心を傷ついている人がいっぱいいるわけや」

零治、「傷つくほうが悪いんじゃん」

さんま先生、「みんながな、はっきり言ってほしい人達ばっかりやないねんぞ、零治。
　　　　　　　　　もうちょっと、こう何て言うのかな、オブラートで包んでほしいねん。『毛深いな』って言うよりも、
　　　　　　　　　何か、『岩にコケ生えてるみたい』とか(笑)。違う？違う？。違うの？」

このみ、首を振ります。

さんま先生、「違う？。ごめん、そしたら」

由記、「だから、それによって嘘をつくことがないやん」

さんま先生、「嘘をつかなあかんときがあるって先週言うたやろ」

由記、「言ったけど」

さんま先生、「心に傷ついてんねんから、みんなが」

由記、「傷つこうが何しようがさ、ちゃんとはっきり言ったほうがいいやん」

さんま先生、「それは君がそう言ってほしいだけやないか。このみちゃん、言うたれ言うたれ、このアホに」

このみ、「由記ちゃんにもちょっと言いたいんだけど」

さんま先生、「おうおう」

このみ、「あのですね、零治はね、由記ちゃんのことは言わないんですよ」

さんま先生、「あっ、これはいけないね。全員に」

零治、「じゃあ言ってやるよ。おまえ１０年後、すっげぇ太ってるよ(笑)、母親の遺伝で。だから俺、ぜってぇ付き合わねえ。
　　　　　結婚もしねえ。それだけは言っとく。友達はやめないかもしんないけど、絶対」

さんま先生、「別に由記ちゃんは、太るって可能性、太ったお母さんでもやせた娘さんいらっしゃるよ」

零治、「でもこーんな、太ってる人の子絶対太るよ、海も言ってたけどさあ」

さんま先生、「そう？、ちょっとショックやなあ。由記ちゃん、ちょっと目に涙を浮かべて」

＃嘘です

さんま先生、「『１０年後、結婚してほしいから付き合ってくれと言ってるんじゃないの、私は。結婚したくってじゃないの』」(笑)

由記、「それやったら、うちからだって文句言う。うちの、人の携帯でイタ電ばっかりするのやめてや」

零治、「(笑)フフフ」

諒、「うちもされたぁ」

零治、「ごめんなさい」(笑)

さんま先生、「まあ、あとは若いもん２人にしたらなあかんね(笑)。何？、玲那ちゃん」

玲那、「もしかして零治君は、由記ちゃんのことが好きなんじゃないの？」

さんま先生、「遅いわ、アホ(笑)。そんな結論いらんわ、今更」

判決は諒の勝訴です。

さんま先生、「ひどいです。現場に恋を持ち込むなんてひどいです。そいでね、
　　　　　　　　　３人のときはママかわいそうな、君も思いしましたね。そんなイチャイチャしてても、まあカップルやから。
　　　　　　　　　久々の恋やから。ちょっと見守ってあげましょうかね？、ママね。どうでしょうか？」

諒、「いいんじゃないですか」

さんま先生、「ねえ。『１０年後、おまえきっと太ってるから結婚しねえぞ』。かっこいいセリフでしたね」

由記を見てます。由記、「な、(笑)何や？」

さんま先生、「ちょっとお母さん。キャラ違う、いつもと」

発見報告　先頭へ

＊由記、零治、諒が参加します。

さんま先生、「あっぱれ発見報告の時間がやってまいりました。さあ、またおがわさんのところへ行って来てくれたわけですね」

「はい」

さんま先生、「それで３人が発見をおがわさんに発表したわけだ。さあ、その中からおがわさんトロフィーをもらえるのは」

ここで、おがわひろし人形を取り出します。

零治、「いいなあ」

諒、「欲しい」

さんま先生、「これはねえ、他のタレントさんのこんなんいろいろありますけど、これ完璧なんですよね」(笑)

いつものように、江戸川河川敷で３人が椅子に座っていると、

「元気だなあ、みんな」と、おがわさんがやってきます。

由記、「休みは何してるんですか？」

おがわ、「何もやってないよ」

由記、「(笑)ハハハハ。(笑)じゃあ、寝てるだけですか？」

おがわ、「ゴロゴロしてる。里美公園ていうのがあるんだよ」

由記、「はい」

おがわ、「『八犬伝』の伝説があんの」

「はぁ」

おがわ、「そこ、たまに行くといいよ。あとまだいっぱいあるけどね。水元公園もある、菖蒲、ある」

由記、「みずごとこい？」

おがわ、「みずもと」

由記、「みずもとこうあん」

おがわ、「こうえん」

由記、「こうえん。あ、水元公園。はい」

おがわ、「公安じゃない、公安委員会に持っていかれちゃうよ、そんなこと言ったらおまえ」(笑)

由記、「私の発見は、『アイドルの追っかけをしてる人は、恋人がいない』という発見」

おがわ、「アイドルって何や？」

由記、「(笑)うわぁ、テレビに出てる人達」

零治、「モーニング娘とか」

おがわ、「歌手な？、歌手。モーニング娘。『おはよう』『こんにちは』言うの？」

由記、「(笑)ハハハハハ」

おがわ、「女だろう？、相手が」

由記、「そう。おはようございますじゃないやん」

おがわ、「じゃあ、『こんばんは』か？」

由記、「(笑)『こんばんは』じゃ、そんなん、そういうのじゃない」

零治、「お休み娘とか」

由記、「じゃあ、おがわさんの若い頃のアイドルって誰ですか？」

おがわ、「都はるみ」

由記、「みやこはるみ？。(笑)誰？、どんな人？」

おがわ、「きれいな人」

由記、「(笑)フフフフ」

おがわ、「美しい、おたくみたいに」

由記、「そう、(笑)ハハハハハ。うちってそんなに美しい？」

おがわ、「美しい」

零治、「えー」

（パシッ！）(笑)

おがわ、「(笑)ハハハハハ・・あの家建ったことあんだよ、昔あの、五月みどり」

零治、「大工さんだったんですか？」

おがわ、「とび職」

「飛び道具？」

おがわ、「とび職。よう言わんわ、ほんまに」

次は零治です。

零治、「俺の発見は、『スポーツをやってないやつにかぎって、普段ジャージをはいている』」

おがわ、「そうらしいな」

さんま先生、「(笑)『そうらしいな』、違うわ。違う、違う」

零治、「スポーツ選手とか普段、そんなジャージとか着てないと思うんですよ」

おがわ、「なかなかよくわかるな。あんた何かやってたんか？」

零治、「いや、何も。おがわさん、何かスポーツやってたんですか？」

おがわ、「めーん！」。剣道の「面」ですね

零治、「おお、びっくりしたぁ。背中がヒヤッと」

おがわ、「面、小手、突き、胴」

零治、「剣道何段ですか？」

おがわ、「段はない。４級ぐらいだ、４級」(笑)

次は諒です。

諒、「えっと、うちの発見は、『本屋で立ち読みしてるとトイレに行きたくなる』っていうのなんですけど」

おがわ、「な、何で、そないなことあんのかいな？」

諒、「うん」

おがわ、「うち、ないの。大か？、小か？」

諒、「えっ？」

おがわ、「大か？、小か？」

諒、「誰かしようか？」(笑)

さんま先生、「(笑)ヘヘヘヘ。おまえらが年寄りやないか」

おがわ、「大きいのか小さいのかっての」

諒、「小」

おがわ、「おしっこだ？」

諒、「うん」

おがわ、「どっか、脇でやればいいんだよ」

由記、「(笑)本屋の脇でやってどうすんの」

諒、「本屋はよく行くんですか？」

おがわ、「昔行ったんだよ、若い時。戦争当時。貸し本屋へ」

零治、「どんなマンガ本読んでたんですか？」

おがわ、「いや、マンガじゃない、小説だよ、短編の」

零治、「じゃあ、どういう本読んでたんですか？」

おがわ、「ルパン３世みたいの(笑)。探偵物」

零治、「江戸川乱歩シリーズとか？」

おがわ、「あー、よく知ってる、江戸川乱歩。おー、そうそうそう、よく知ってらぁ。あー、頭いいよ、この、何かなぁ」

零治、「シャーロック・ホームズとか？」

おがわ、「シャーロック・ホームズ、知らねえ(笑)。外国人だろう？。外国人嫌い(笑)。
　　　　　　日本男児だもの。女子は好きだよ。そう思わない？。思うだろ？」

諒、「うん」

おがわ、「当たり前のクラッカーだもん」

由記、「古いな」

さんま先生、「『当たり前田』や」

おがわ、「何が『古い』よ。前田のクラッカーやないかい」

由記、「(笑)古い、古い」

スタジオでは、３人が今日発表した発見をフリップにして、自分の前に置いてあります。

さんま先生、「えー、いいですね。君らが全部聞き間違ってましたね。みんな間寛平病になってしまいました(笑)。
　　　　　　　　　まあ、今のリアクションからすると、零治のことをいたくね、感心してましたけど。
　　　　　　　　　さあ、それでは、誰を選んだでしょうか？。どうぞ」

「さあ、おがわひろし賞の発表。おがわさんが１番気に入った発見はどれかなあ？」

菜の花畑の向こうにからおがわさん、顔を出します。

おがわ、「パンパカパーン。由記ちゃんのが１番。その理由は、恋人がいないから」

由記、「(笑)うわぁ、ハハハ」

さんま先生、「(笑)ふわぁ。これは、なるほど、由記ちゃんに恋人がいないからかわいそうだと思ってるんだ、おがわさんは。
　　　　　　　　　棚からぼた餅みたいな賞ですねえ。これ、零治の『スポーツをやってない人にかぎって、普段ジャージをはいている』
　　　　　　　　　『そうらしいなあ』っていうリアクションなんですけど、そんな流行り聞いたことないですからね」

零治、「えっ」

さんま先生、「そうかな？。俺スポーツやるけど、ジャージ着てるからな、俺は」

零治、「学校の先生とか、すっごい頻繁に着てる」

さんま先生、「あっ、そうかそうか」

零治、「そんでくっせぇの、毎回おんなじ洋服だから」

さんま先生、「まあまあね、『校長先生の運動会のときのジャージ』『意味なーいじゃーん』ていうのもありましたけどね。
　　　　　　　　　さあ、これ（おがわひろし人形）、ほんだら由記ちゃんに差し上げましょう」

由記、「やったぁ」

海千人、「由記ちゃんの発見もわかるが、零治の発見も納得。
　　　　　　　さて、ところで、テレビのみんなも日常生活の小さな発見を報告しておくれ。
　　　　　　　あて先はこちら。では、楽しい発見報告、待ってるじょい」

小さな発見募集

あて先・・〒１１９－０１８８　フジテレビ　「あっぱれ発見」係

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