あっぱれさんま大先生

4/28、「親子裁判(由記、優佳)/お風呂場観察日記(望)」

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裁判(由記優佳) お風呂場観察日記 

 

親子裁判 先頭へ

全員、「あっぱれさんま大先生」

さんま先生、「あっぱれ親子裁判!(拍手)。私、自己紹介させていただきます。
         寝起きなので前に出る元気もなく(笑)、私、裁判、長です」(拍手)

その場で腕をちょっと上げただけです。

 

由記、「外食の時、私がデザートを食べ終わる頃、ママはパフェとか頼んで、 先頭へ
      『一口30円でどうや?』と商売するのをやめてくれ」
 

もちろん被告はママさんです。(笑)

ママさんが「被告席」に行くとき、優佳パパが大げさによけるのを見て、

さんま先生、「あのね、そんな小ネタいりません」(笑)

由記ママ、「あたしやないで。あのおっさんやで、したん、勝手に」(笑)

さんま先生、「今日は何を訴えるの?」

由記、「えーと、ごはん食べに行ったときに、うちがデザートを食べ終わる、もうほぼ寸前に、
     ママが自分のパフェを頼んで、『一口30円でどうや?』とか言って売るのはやめてほしい」(笑)

さんま先生、「ごめんなさい。あのすいませんけど、我々の親子感覚では想像できない会話なんですけども(笑)・・
         この人があなたに言うんですか?」

由記、「そう」

さんま先生、「わが子に向かって?」

由記、「うん、うちとパパに」

さんま先生、「隣の席の子供じゃないですよね?」(笑)

由記ママ、「アホな人や、(笑)そんな。よその子に言うたらアホな人や」

さんま先生、「由記ちゃんに『一口30円でどうや?』と。(笑)子供に商売をする」

由記、「うん、ほんでうちが、『その30円は高いしいらん』てな、何かもう粘りながら言ったらな、
     『じゃあもうちょっと安くしとくわ。25円でどうや?』とか言うて(笑)。『もうこれ以上値段下がらへんで』とか」

さんま先生、「わが子ですから」

由記ママ、「でも引っかかったで・・生クリームとみかんの缶詰め食べてまいよった」(笑)

由記、「食べに行った時にな、ママが決めてんけどな、『1人800円までなら払ってあげる』って言ってな、
     『それ以上超したら自腹』とかいうので・・でな、うちはな、ちょうどそれを計算して、
     ちょうど800円になるようにしてんや。ほな、その後からさ、『30円でどうや?』とか言われた」

さんま先生、「(笑)へへへ、えげつないな。ここまで親子がこうなると、悲しいわ、聞いてて」

由記ママ、「えっ、楽しいやん?」

さんま先生、「いや、た、楽しいですよ。楽しいのは25円払おうとしたときに、『うそやって』って言うので成立する、
         それを奪い取って、『よっしゃ、お疲れさん』とか(笑)、あの、『また来てちょーだい』とか、言うのがおかしいんです。
         ・・・これは親子で金銭、やり取りして子供からふんだくるというのはどういうことなんですか?」

由記ママ、「いや、ふんだくるじゃなくて、何て言うのかなあ、『罰金貯金箱』っていうのがあって、さっきの800円を超したら、
        超した分を自腹で払ってそこに入れるんですよ」

さんま先生、「あー、なるほど」

由記ママ、「うん。それで旅行いこう言うて」(笑)

さんま先生、「(笑)あのね、近場しか行けまへんやろ。それでまたなかなかたまるもんやおまへんで、
         『これでどっか旅行いこう』言うたかて。お母さんは全部自分のもんにしてるわけじゃないんだ?」

由記、「(笑)でも一緒や」

さんま先生、「家族のために貯金してるんだ」

由記ママ、「そう」

さんま先生、「これは由記ちゃん、何にもひどかないやないか、これ」

由記ママ、「なあ、美談や」

由記、「ちゃう、でもな」

さんま先生、「いや、『美談や』ないねん。ふんぞり返って『美談やぁ』、それがあかんねん」

由記、「でもな、そういうやらしいことをするから、MRの検査をするときに何回もさあ、
      出たり入ったりせんとあかんねん、入られへんくなって」

さんま先生、「何が?。MR、何が?」

由記、「ママな、MRのな、検査な、しはってんや。でな、何かさ、ベットみたいになってさ、入るやん(笑)。その時にな」

さんま先生、「あの、こういうドームみたいなところへ、『ウィーン』て入っていくのを?」

由記、「ここら辺(肩)でつっかえて、『ウィーン』てまた戻ってきてん」(笑)

さんま先生、「もうMRもびっくり。『何や?、あれ。誰や、トド乗したん?』とか言いながら」

由記、「でな、それ何回もやらされてな、だんだんな」

さんま先生、「(肩をすぼめて)こんなんしとった?」

由記、「そう」

さんま先生、「検査すんのにグワァー筋肉固まって?」

由記、「初めな、こうやって(肩をちょっとすぼめて)入ったらな、また出てきてな、
     『もうちょっとこうやって(肩をすぼめて)もらえますか?』って、『はい』って、ほんでまた出てきてな、
     『もうちょっとだけこうやってくれますか?』って。でな、入ってん」(笑)

由記ママ、「ほんでな、こんなんして(肩をすぼめて)入ってんや。ほいでお医者さん、『中でリラックスしてください』って、
        きちきちでリラックスなんてできへんねん。(笑)しんどいいうねん、もう。ずっとこのままやで」(笑)

さんま先生、「誰が親子漫才せえ言うたんや。よくできたネタやないか。それが実話いうのが怖いわ」(笑)

由記、「(笑)そっち(医者のほう)向いたら、ちょっと笑ってたで」

さんま先生、「医者がわろうとんの?」

由記ママ、「『入らへんわ、あいつ』って。(笑)ハハハハ」

さんま先生、「それはほんまに、お医者さんのほうにクレーム出さなあかんよなあ。だってこの人だって、
         日本の個人として生きてるわけやから(笑)、その人を治療検査できないドームはいけないよね」

由記ママ、「もうちょっと大きくしてくれたら入れてん。もうちょっと」

さんま先生、「もうちょっとなのに2回出てきたのやろ?」

由記ママ、「3回出てきてん。最後はこうやって入ったから」

優佳、「あんな、そんなんな、パフェな、30円とか25円とかでな、ていうか言わんとな、何かな、
     『家族で旅行いくためやから、ちょっとパフェ、25円で一口食べさせてあげんで』って言ったら、まだましやんか」

さんま先生、「それではおもろないがな、会話が」

由記ママ、「当たり。そこはちょっと違うな、(笑)ハハハ、なぁ。ハハハ」

玲那、「あのさ、うそをつくのはいけないのね」

さんま先生、「何でよ?」

望、「『何でよ?』って泥棒になるよ」

さんま先生、「なってないもん、なってないもん」

玲那、「泥棒にはならないけど」

さんま先生、「あ、ハートのね、ハートの泥棒になったんやね、俺はね。ほいでほいで?」

玲那、「違うってば。泥棒にはいっさいならないけど、あのね、嘘をつくといけないの」

さんま先生、「何でや?」

玲那、「・・あのね」(笑)

さんま先生、「おまえ、俺のおねえちゃんか、アホ」(笑)

玲那、「傷つくからやめないと」

さんま先生、「傷つかない嘘もあるでしょ。『(由記ママに)きれいですよ』って、これ、嘘やろ?」(笑)

由記ママ、「(笑)嘘じゃないやん」

さんま先生、「(笑)いやいや、しかし、嘘ですから」

由記ママ、「怖いわ、あんた思ったことふっと言ったんや」(笑)

さんま先生、「(笑)いやいや、これ、嘘なんで、すいません」

優佳、「『嘘つき泥棒の始まり』っていうのは、ほんまの泥棒じゃなくって、
     あの、例えば、『ブサイクやけどきれい』っていうのは、そうじゃないけど」

さんま先生、「何でや?。『きれいですね』っていうのはええ嘘やろ?」

優佳、「それは嘘やけど、それも嘘やんか。それがもしもわかったら」

由記ママ、「『嘘やんか』って」

さんま先生、「(笑)あのな、人の親つかまえて、『これは嘘やんか』って、由記ちゃんのお母さんも傷つくわ。
         でも優佳ちゃん、この嘘は必要なことやろ?。パッと見て、『うわぁ、きったない顔しとる』とか(笑)、
         これは言うたらあかんやろ?、ルール上」

零治、「そういうブッサイクな人とかにさあ(笑)、『きれいだな、きれいだな』とかさあ、『美しい、美しい』とかさあ、言ってたらさ、
     周りの人からさ、『あいつ、頭おかしいんじゃねえの』とか思われてきちゃう」

さんま先生、「でも、まあまあ、『きれいですね』って挨拶みたいなもんやないかい」

零治、「だったらさあ、『ブスだけど頑張れよ』のほうがいいと思う」(笑)

由記ママ、「(笑)ハハハハハ。絶対あかん」

優佳、「もう、かわいいも、きれいも、美人も、ブスも、かわいくないも、口に出さへんだらええねん」

さんま先生、「そんなの会話にならんやないかい」

優佳、「そんなん、だから会話にならんでいいねん」

さんま先生、「何でや?(笑)。あのな、言うとくぞ。『きれいですね』は顔だけのもんじゃないねん。
         『心がきれい』のきれいもあるしやなあ」

優佳、「じゃあ、『心がきれい』って言えばええやんか」

さんま先生、「そんな、おかしいやないかい。『どうも、ご無沙汰しております。心がきれいですね』(笑)。突然言うのおかしいやろ」

優佳、「長い付き合いやったらやんか」

さんま先生、「いやぁ、『今日もきれいですよ』がいいじゃない、挨拶みたいで。
         君らも、『きれいきれい』言われるときれいになるやろ?」

「いや」「なんないよ」

さんま先生、「なるよ。『かわいいねかわいいね』って言われたらかわいくなっていくねん」

「じゃあ、『かっこいいねかっこいいね』」

さんま先生、「って言われて、俺、かっこよくなったやろ?、こうして」

「えー?」「そーお?」

さんま先生、「バカこけ、アホ」

仁美、「えっとねえ、うちのママもね、何かね、お化粧とかね、しなくても、だいじょうぶ、ぎりぎりでだいじょぶなのにね(笑)、
     ちょっとね、ちょっとまぶたみたいな粒あるけど、ぎりぎりでイケてる、ぎりぎりなのね」

さんま先生、「(笑)あのね、仁美ちゃん。それだったら、思いっきりブスッて言ってあげて。
         『ぎりぎりだいじょぶ』は、すっごい答えや思うわ」

仁美ママ、「私はこの顔で街を歩いてるの」

さんま先生、「ぎりぎりです」

仁美ママ、「(笑)ぎりぎりじゃなぁい!」

さんま先生、「さあ、それでは判決を」

由記ママ、「あ、ちょっと最後の反論だけ。だから、私が売るのはね、面白いからっていうのでやりとりをしてるんで、
        最初に由記が頼んだときに、『ちょうだい』って言ったときにくれてたらなんてことはないんです」(笑)

さんま先生、「(笑)ハハハハ」

由記ママ、「そうでしょ。たとえ半分でもくれてたら、私はもう1回頼んだりしないんです」

由記、「例えばうちがアイスとか頼んでるときに、ママはまずコーヒーを頼みはんのや。
     その時にな、『上にこうしたいから生クリームのして』とか言いはるから、その生クリームをな、勝手に取って、
     その上にゴボッて乗せるのや。うちの生クリームはなくなってんねんで。で、その後から『ちょうだい』って言うねんで」

さんま先生、「あっ、もうすでにもらってると?。勝手に取ってるといえど」

由記ママ、「あれは私がもらってるんじゃなくて、コーヒーがもらってんねん」(笑)

さんま先生、「違う違う違う。あんた、コーヒーしゃべったら、ブラジルやかましくて暮らしてられへんがな(笑)。
         これはどちらの言い分が正しいでしょうか?。判決、親が正しいと思ったら黒、子供が正しいと思ったら白、
         それでは判決、せぇーの、お母さん、あれ?」

三宅、佐々木陪審員は白を上げています。

さんま先生、「すいませんが、どこが?」

三宅、「あの、確かに罰金貯金というのは素晴らしいアイデアだと思いますけど、お子様から、ね、
     由記ちゃんが働いていてお金を稼ぐ立場であれば、それはお金をもらっていいと思いますけども、
     自分の子供から、25円であれ、30円であれ、もらうことは良くないと私は判断して、子供です」

由記ママ、「でもおこづかいもらってる」

さんま先生、「それは親の金ですからね」

優佳、「おこづかいはさあ、由記ちゃんの勝手に使いたいやん」

さんま先生、「えー、だが商談は成立や。『25円で買いますか?』『買いません』なら払わなくてええねんぞ、言うとくけど」

由記ママ、「買うもんが悪いねん」

優佳、「売るほうが悪いねん。自分が頼んだんやから、自分で食べえさ」

さんま先生、「(笑)食べてやないかい」

由記ママ、「食べてるやん」

優佳、「全部食べえな」

さんま先生、「(笑)話わかってないねん。食べてはんのや」

由記ママ、「食べて、そのうちの何口かを『どうや?』って言うだけで」

さんま先生、「(笑)ふわぁー」

優佳、「だから商売したらあかんねん。子供に商売したらかわいそうやん」

さんま先生、「何が?。『買いません』で済むことやないかい、そんなの」

優佳、「そ、そんなんさあ、だって、言ったらさあ、もらいたくなるやんか」

由記ママ、「いや、『ノー』と言える子を育てようと思ってんねん」(笑)

 

 

優佳、「せっかくやる気を出して勉強してるのに、 先頭へ
      ママは横からやる気をなくすようなことを言う」 

優佳、「えーと、もう3年生やから、せっかくやる気を出して勉強してんのに、横から(ママが)、
     『どうせパパとママの子やし、いくら頑張って勉強しても、たかが知れてるわ』ってあっさり」

さんま先生、「すいません。親、親自らおっしゃるんですか?・・」

優佳、「言わんといてほしい」

さんま先生、「そうそう。これは言わんといてほしいよなあ」

優佳、「勉強のやる気がなくなる」

さんま先生、「そうそうそう。これは何ぼなんでもひどいですよ。どういうことなんですか?」

優佳ママ、「いや、深い理由があるんですよ」

さんま先生、「あんねんて」(笑)

優佳ママ、「実は、私が、自分がちっちゃいときに、親からそういう大きな見込み違いの期待をかけられて、
        不幸な小学校生活を送ったから」

さんま先生、「それが酒に結びついてるわけですね?」

優佳、「(笑)ハハハ、そうそうそうそう」

さんま先生、「期待されて期待されて。あっ、初めドーンていったんだ?」

優佳ママ、「そうそうそう。『学級委員ははるこちゃん』みたいな」

さんま先生、「はぁー、『しっかりしてるし、頭はええし』言われて?」

優佳ママ、「それそれそれ。$G!"?F$=$N5$$K$J$C$F!"#4G/$0$i$$$+$i=N9T$+$5$l$F!"%T%"%N9T$+$5$l$F!"!X$*=,;z$b$-$l$$$K!Y8@$&$F!W

さんま先生、「『書け』言うて、習字習わされ?、うん」

優佳ママ、「まあ、おかげでこんなんですよ」(笑)

さんま先生、「酒びたりの毎日を?。何?、優佳ちゃん」

優佳、「あんな、優佳、最近伝記の本読むの凝ってんねんか」

さんま先生、「伝記の本?」

優佳、「うん。それを読むのに凝ってて、何かヘレンケラーとかシュバイツァーとか二宮金次郎とか、いっぱい読んでんねんか」

さんま先生、「ああ、あんなもん読んでもあかん。嘘ばっかりやから」(笑)

優佳、「えー!」とびっくりした表情。

さんま先生、「嘘ばっかりやで。ええとこしかチョイスしとらへんから、あの本」

優佳、「それでな、すごいなあと思って、優佳も将来伝記に載りたいなあと思ったんやけど、
     もっとやってみたいのは、ノーベル賞もらいたい」

さんま先生、「ほぉー、ノーベル賞もらって、何をしてノーベル賞もらいたいの?」

優佳、「点字を作りたいねん」

さんま先生、「あ、あの目の不自由な人達のために?」

優佳、「『ヘレンケラー』読んで、もう感動してん」

さんま先生、「あれ嘘や嘘や、あんなもん(笑)。サリバンちゅうのは、うちの前の奥さん、ようサリバンやっとんのや、あれ(笑)。
         ほんとの生活は違うねん。2階からヘレンケラー突き落としとったんや、あのおばはん(笑)。
         もう実際は違うねん、いろいろと。ほんでヘレンケラーのようになりたいの?」

優佳、「というか、いろいろ体の不自由な人とか、耳の不自由な人とか、目の不自由な人とかの、
     何か優佳、パン屋さんになりたいやんか」

さんま先生、「パン屋さん?。(笑)ちょっと待って」。床に倒れこみました。

優佳、「パン屋さんと点字もしたいねん」

さんま先生、「(笑)ちゃうわ。目の不自由な人とか、体の不自由な人を助けるためにパン屋さんになるって」

優佳、「パン屋さんに、いっぱい点字とかつけんねん」

優佳ママ、「(笑)ウフフフフ」

さんま先生、「あ、パン屋さんに点字を。それやったら、もっとちゃんと助けてあげたら?。(笑)パン屋さんやらんと」

優佳、「点字の図書館作りたいねん」

さんま先生、「はぁー、偉いねえ。点字の図書館作りたい?。邪魔くさいで、でも。
         点字の図書館て、すごい、いっぱい点字作らなあかんねんで」

優佳、「うん、頑張ってる。今なあ、あいうえおとか点字練習してんねん」

さんま先生、「うそぉ?」

優佳、「ほんま」

さんま先生、「お母さん、それを『アホだ、カスだ』とか言うて」

優佳パパ、「いやあの、2人の話を聞いててすごい美談に聞こえるんですけど(笑)、何かね、僕、感覚的には、
        優佳が『勉強して習い事したい』って言うのに、母親が、あんまりそれで金使われると飲み代が(笑)、雰囲気、
        (笑)個人的にはそう聞こえて仕方ない」

さんま先生、「(笑)それで勉強ささないように?、偉いわ」

優佳ママ、「(笑)違う」

さんま先生、「あなたもう、酒飲みの鏡やわ。子供の教科書の代わりに、『ワンカップ大関』こうたほうがええもんね」

優佳、「じゃあな、お酒と優佳、どっちが大切?」

さんま先生、「どっちが大切?」

優佳ママ、「いや、そうやけど、ちゃうねん、ちゃう」

さんま先生、「悩むな、そこで(笑)。一拍置くのがおかしいやないかい。『優佳よ』っていうのが普通や」

優佳、「だって他のお母さんみたいに『もっと勉強しろ』って言われたいもん。ママ、反対やねんもん」

さんま先生、「ええなあ、優佳ちゃん。おいら羨ましいで。なあ、由記ちゃんなんか羨ましいやろ?」

由記、「めっちゃくちゃ羨ましい」

さんま先生、「えっ、『勉強せえ、勉強せえ』言うとる?」

由記、「『せえせえ』言ってるんじゃないねんけど、ずっとしょっちゅうしょっちゅうな、
     何かな、うちがな、アホみたいにな、『どっか遊びに行ってくるわ』って言ったら、『宿題した?』とか聞いてな、
     で、帰ってきたら、『宿題したん?』てな、ずっと聞いてな、さっきからずっと、『したした』言うてんのに、
     またな、また晩ご飯終わったら、『宿題してんの?』とか言って、ずっと」

さんま先生、「あれ、鳴き声みたいに言うやろ?。『宿題したん〜』」(笑)

諒パパ、「うちから言わせると、すごい幸せだと思うんだけど。ていうのは、うちの場合には、親のね、
      うちはママが、やっぱ親の期待っていうか、あれで、ママが、『昔ジャッキーチェーンが好きだから』って言って、
      諒に空手やらしたりとか。本人が向く、向かないっていうのもあると思うんで」

さんま先生、「ああ、空手やらされてたんだ?」

諒、「うん、ちょっとだけ」

さんま先生、「嫌だった?」

諒、うなずきます。

さんま先生、「『いやーん』とか言うてたん?。『あーん、痛い』とかって(笑)。あ、このみちゃんのお父さん」

#来たよ(笑)

このみパパ、「これはみんなに言いたいんだけど、親というものは、ライオン見てくださいよ。
         ライオンというのは、かわいい子を谷底に突き落とすんだよ」

さんま先生、「何をまとめようとしてらっしゃるんですか?(笑)、毎週毎週。そんな古い例えいりません」

由記、「あんな、うちんとこはな、別にな、そんな何か、そういう勉強を買うんじゃなくて、ママが自分で考えた問題を、
     パッて紙に書いて、『これ、やりぃ』って言って」

さんま先生、「あー、『豚足が3つあります』とか言うて(笑)。
         『私は3つとも全部食べました。さて答えは?』、わかるか!、いうやつや」

里菜、「うちのお母さんはね、『問題出して』って言ったら、『だめ』って言うの、めんどくさいから」

さんま先生、「里菜ちゃんのお母さん、何でだめって、邪魔くさいって言うんですか?」

里菜ママ、「邪魔くさいんです」

さんま先生、「いや、違うがな。子供が『問題出して』って言ったら、問題作ってあげるのが」

里菜ママ、「めんどくさいんで、ドリルを買ってやらしてるんです」

さんま先生、「(笑)だから、ドリルの問題じゃつまらないから、お母さんが出してほしいの。
         例えば、『私が若い頃、オートバイに乗っていました』とか(笑)。『時速120キロで走ると、1時間たつとどこに着く』とか、
         そういう問題を出してほしいの。なあに?、鹿児島」(笑)

望、「裁判長が言ってたさっきの問題、ちょっと意味がわからないん・・さっき、オートバイのどうたらこうたら」(笑)

さんま先生、「あの、例えばの話や、例えば。時速120キロで飛ばすと、自分の、僕やったらサッカーやってました、とか。
         お母さん、若い頃暴走族やったんやろ?、あれ」(笑)

優佳パパ、「やっぱりね、ママの、本人なりに、今まで一生懸命勉強してきて、役に立たなかったんかもわからないけど、
        最後に残ったのは酒を飲む力だったと。(笑)それがやっぱりね」

さんま先生、「最後に残ったのは酒を飲む力。これがいいのか悪いのかですよね?」

優佳パパ、「でね、やっぱり夫婦、優佳が結婚したときに、勉強で旦那さんと話をするよりも、
        酒の一杯でも一緒に付き合えるような女になってほしいと」

さんま先生、「なるほど。さあ、これはちょっと、いろいろ言い分もあるでしょうけどもね。むずかしいですね。
         子供が正しければ白、親が正しければ黒。それでは判決、せぇーの、親、あっ、
         (陪審員2人とも白を上げています)子供の勝ち。これは、どういうことですか?」

三宅、「優佳ちゃんがやろうと思ってて好きなことは自由にやらしてあげたほうがいいなと。
     無理からやらせることはないとは思うんで、、本人がやりたいということは」

さんま先生、「誰がまじめに答え言うてんねん(笑)。いや、そうですか?。
         私は、『勉強するな』という親ほど素敵なことはないで。俺は正解やと思うけどな」

優佳、「だって2つこうや」

さんま先生、「まあまあ子供の勝ちやからええけどもな、もうアホになれ、ずっと、そしたら(笑)。アホが楽しいわ」

 

 

お風呂の会話 先頭へ

(裁判と同じセットで引き続き行われます)

さんま先生、「先週、いろいろもめました。望ちゃんのご両親のお風呂、で、『どんな話しとんねん?』と。
         『ノートにつけてこい』と。ほんの流しゼリフを間に受けてきました。
         彼女がお父さんとお母さんのお風呂場の会話を書いてきてくれたんですね?」

望、「はい」

望ママ、「いつ聞いちょったんですかね?」

さんま先生、「あ、お母さんも知らなかった?」

望ママ、「いや、知らんかったです」

さんま先生、「どんな会話してるか、こっそり彼女は風呂場でね、ノートに写したそうです。それではよろしくお願いします」

望、ノートを持って立ち上がります。

ママさん、ハンカチで顔を隠し、恥ずかしそうです。

さんま先生、「こんなもん、あんまり立って発表するもん違うがな」(笑)

 

望、「父、母のお風呂の会話」

父、「どげんやったか?、入学式は?」

母、「うーん、親子だけやったね。早かもんじゃ。将(お兄ちゃん)も高校か。メーメー泣いちょったけどね」

父、「年とるはずじゃ。おっぱいも垂れ、腹もくしゃくしゃになって」

母、「6人も生んじょったで、当たい前よ」

さんま先生、「6人?」

望、「6人」

さんま先生、「6人も子供産んではりまんの?」

望ママ、「すごいでしょ」

さんま先生、「怖いなあ、焼酎の力は(笑)。飲まんほうがよろしいで。ばかばか生んでしまいまっせ。はぁー、すごいね、鹿児島」

望ママ、「すごいです」

さんま先生、「やることないのかなあ(笑)。ほいで?」

望、「シリコン入れてみようけぇ」(笑)

さんま先生、「ああ、もうぶよぶよになって、『シリコン入れてみようか?』って言ったら?」

父、「バーカ。そこまでせんじぇもよか」

母、「あーぁ。今日もダレた」

望、「ていう会話でした」

さんま先生、「あ、そういう会話でしたか。6人産んでるんだ。さすが、薩摩女ですねえ」

望ママ、「もう、いもで、すごいです。(笑)ハハハハハ」

さんま先生、「『いもですごいです』?。芋焼酎のことや。『いもですごいです』言うと、
         ちょっと変に捉えられる方がいらっしゃいますから。はい、わかりました。というわけで、あっぱれ裁判でした」

 

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