あっぱれ学園の記録－２００２年前半、３／３１、「春のあっぱれ裁判スペシャル」

あっぱれさんま大先生

３／３１、「春のあっぱれ裁判スペシャル」

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このみパパ、翠星パパ、諒、碧、優佳、由記

スタジオの位置関係は、中央に裁判長であるさんま先生、両横が被告、原告席、

左側が生徒達、右側が親御さん達の席、裁判長の右やや奥に陪審員の三宅、佐々木両ディレクターが座っています。

さんま先生、「春のあっぱれ裁判スペシャル！」

「イェーイ！」

さんま先生、「さあ、その前に私、自己紹介させていただきます。ちょっと失礼させていただいて」

テーブルの前に出てきます。

さんま先生、「私、(笑)この裁判を担当いたします、裁判、（腕を広げて）『蝶』でございます」（拍手）

自分の席に戻ります。

さんま先生、「・・普段言えないこと、そして言いたかったことをここで、言ってもらいたいと思いますので、
　　　　　　　　　さっそく裁判のほうにいきたいと思います。今日は親のほうから。君たち、今日は子供側から違うよ。
　　　　　　　　　親のほうから君たちに言いたいことがあると。それをこの番組で解決してくれと、私とこに来ました」

このみパパ－「本屋に連れて行くのを断ったら、家に鍵をかけて入れなくなってしまった」　先頭へ

このみパパ、「聞いてください、裁判長(笑)。あれはもう忘れもしません」

さんま先生、「あの、そんな小芝居いりませんから。『聞いてください裁判長』やないの。聞かしていただきましょう」

このみパパ、「１月２４日、午後７時４３分の出来事です」

さんま先生、「忘れもしません」

このみパパ、「忘れもしません。その車中の中でですね、娘がですね、『今日、本屋に連れていって』って、優しい声で」

さんま先生、「・・覚えてますね？」

このみ、「はい」

このみパパ、「私もこう見えても会社で働いていて、会社にも意外と敵が多いものでですね」(笑)

さんま先生、「(笑)そうです。あの、もちろんです。そういうキャラは味方も多いでしょうけど、敵も多いと思います」(笑)

このみパパ、「そうなんですよ。それでですね、そう言いましたら（断ったら）ですね、
　　　　　　　　　『あーら、聞いた私がバカだった』とも抜かしやがりましてね」

さんま先生、「えっ、要するに『疲れてるんだ』と言うたら、『聞いた私がバカだった』と？」

このみパパ、「はい」

さんま先生、「言いましたね？」

このみ、「はい」

このみパパ、「それでですね、家に帰りまして、そしてさっさと降りましてですね、鍵を閉めちゃったんですよ。
　　　　　　　　　　私入れなくなっちゃいましてですね」

さんま先生、「鍵を閉めたの？。お父さんが入れないように？」

このみ、「いやぁ、だってね、お父さんね、うちね、いつも帰ってきたら、『ちゃんと鍵を閉めなさい』って言うから、
　　　　　　私はその通りに鍵をしめたの」

このみパパ、「その通り、その通り。危ないからね。うん」

さんま先生、「うん。いや違うがな(笑)。お父さんも入るんでしょ？、その家に」

このみ、「いやぁ、まあ、そうなんじゃないですかね」

さんま先生、「いや、『そうなんじゃないですかね』じゃない、何ということすんねん！」

このみ、「え、だっていつも、だってさあ、いつも、『帰ってきたらちゃんと鍵閉めなさい』って言ったから、
　　　　　　私ほんとにその通りにしたまでです！」

さんま先生、「うわぁ、この女、うわぁ！」

このみパパ、「生意気な口調が母親そっくりですよ。ねえー、母親そっくり。２人」

さんま先生、「『いつも閉めろって言ってるじゃーん』、とか言うんでしょ。
　　　　　　　　　うわぁー、私、自分のね、家庭を思い出してしまいました」(笑)

このみ、「だってさあ、別にお父さんだって鍵持ってんだし、別にまた鍵閉めたら開けなおせばいいじゃん」

さんま先生、「それやったら子供としては、お父さん入ってくるまでドアこうして（開けて）、
　　　　　　　　　『お父さんお父さん、早く早く、急いで急いで』とか、『早くお風呂入ろうよ』とか、
　　　　　　　　　そういう小芝居できんか？、おまえらは」(笑)

このみ、「そんな時間、とってらんないよ」

さんま先生、「そんな時間とってらんない？。なあ、お父さんがどれだけ大変なのかわかってんのか？、社会に出て」

このみ、「いや、だって私のほうが絶対大変だと思う」

さんま先生、「何？(笑)。今何抜かした？、あほんだら。おまえ、どれだけ稼いでんねん？。
　　　　　　　　　お父さんはどれだけ稼いでると思ってんねん？」

このみ、「別に、お父さんさあ、お金ろくに持ってこないんだもん」

さんま先生、このみの服の腕の部分をつかみ、「この服は誰がこうてくれたんや？、この服は」

このみ、「お母さんだよ」

さんま先生、「お母さん？。いやいや、お母さんちゃう。おまえらまちごうてんねん。
　　　　　　　　　あのね、買いに行った人は(笑)お母さんやけど、お金を出してるのは」

このみママ、「私、私、私」

さんま先生、「そういうこと言うからあかんのやないかい！(笑)」

このみパパ、「当たってます」

さんま先生、「いやいや、『当たってます』じゃないの。俺が向かっていってんのやから」

このみ、「だってさあ、別にお父さんとお母さんだったら、多分、お母さんのほうが稼ぎいいと思うし」

さんま先生、「そんなバカなことないですよね。何？、お父さんの給料とお母さんの給料は、知ってんのか？」

このみ、「うん」

さんま先生、「なんぼぐらいお母さんのほうが上やねん？」

このみ、「お母さんのほうが、１万円高い」(笑)

さんま先生、「お父さん、ほんとですか？」

このみパパ、「いやぁ・・・」。首の後ろに手を当ててます。

さんま先生、「ほんとなのかよ、それ！」(笑)

このみパパ、「あの、さんま先生は、『スタバ』っていう言葉ご存知ですか？」

さんま先生、「スタバですね。それは私、こう見えても、若者のハートを引きつける男ですから」

このみパパ、「私知らないでですね、『スナバ、スナバ』って言うんで、
　　　　　　　　　『スナパで今日お母さんと待ち合わせ』って言うんですよ、お母さんと(笑)。
　　　　　　　　　それで私、砂場、原宿のど真ん中に砂場あるのかな？、渋谷でした。そういうこと言われましてね。
　　　　　　　　　砂場、一生懸命探したんですけど、ないんですよ。そしたら、『お父さん、スターバックスコーヒーの』」

さんま先生、「『スタバよ』言うて？。ちゃんと『スターバックス』って言うたらなあかんねん」

このみ、「何で？。今の時代、『スタバ』だよ」

さんま先生、「『スタバだよ』。あのね、ごめんなさいね、私、『空騒ぎ』のお姉ちゃんたちにもからかわれたんですけども、
　　　　　　　　　靴を『ズック』って言ったっていいでしょ？」(笑)

このみ、「やだよ」

さんま先生、「ズックなんだから」

このみ、「何で？」

このみパパ、「そうですよねえ」

さんま先生、「ねえ」

このみパパ、「パンツを『さるまた』って言ったっていいんだから」(笑)

さんま先生、「いいのよ、ねえ。パラシュートを『落下傘』て言ってもいいんですよ。落下傘ですもん、間違いないんです。
　　　　　　　　　我々は落下傘で学んできたんだから」

このみパパ、「そう、ノートを『帳面』つってもいいですよ、ねえ」(笑)

さんま先生、「(笑)帳面・・我々、学んできたことですから、それをね、『古くさい』とか『バカはじゃないの』とか。
　　　　　　　　　『お父さん、スタバって砂場じゃないよ、バカだなあ、お父さん。スターバックスのことだよ。ねっ』って言えんか？」

このみ、「だったらさ、いつもさ、耳掻き持ってんだからさ、もっとさ、きれいにしてるんだからさあ、
　　　　　　　そんな砂場の『な』と、スタバの『タ』を間違えないでよね」(笑)

さんま先生、「(笑)あのね、『耳掻き持ってんだから』って、別に、『耳かっぽじって聞け』ということですか？、あなたは」

このみ、「だってさ、いつもやってんじゃん」

諒、「お年はいくつですか？」(笑)

美輝、「何で聞くねん？」

このみパパ、「４０です」

諒、「うちのパパと２歳しか違わないのに、うちのパパも、サークルＫのこと『マルケイ』って言ったり、
　　　　それとか、スターバックスのこと『スタバ』って言ってます」

このみパパ、「あーそう」

諒、「だから、自分だって人生やり直せばできると思います」(笑)

「そうそう」

このみパパ、「最近勉強してます」

さんま先生、「(笑)あのね、そんなたいそうなもんやないんですよ」

諒、「だから、若返ればいいと思う」

さんま先生、「いちいち合わさなくても、おいらは、日本の最後のサムライと言われてる男たちや」

優佳、「そんなこと関係ありませんよ」

さんま先生、「おまえたちにこびて、新しいことバンバン覚えようなんて思いません、私は。
　　　　　　　　　おまえらは、『コウモリ買いにいこう』言うたらペットショップに走るタイプやろ、アホ。傘や、傘」

零治、「じゃあ、えーと、マクドナルドハンバーガーのことを何て呼んでますか？」

このみパパ、「マクドナルドハンバーガー」(笑)

「うそつけ！」「絶対うそや！」

さんま先生、「正しい。正しい。判決に移ります。お父さんが正しい場合は白（旗）。
　　　　　　　　　子供たち、このみちゃんが正しいと思えば黒（旗）。さあ、それでは判決。せぇーの、お父さん、白！」

このみ、「えー、何でえ？。あの本のやつだって聞いてくださいよ。うち、参考書ちゃんと買ってんですよ、参考書」

このみパパ、「マンガ本じゃない」

このみ、「マンガ本だってさあ、私、マンガ本見て漢字覚えてってるんだよ(笑)。
　　　　　　だから漢字がいい点取ってるんじゃないですか」

このみパパ、「あー、当たってるけどね」

このみ、「ほら、ちゃんと考えてくださいよ」

さんま先生、「いや、違うの。そういうことより、マンガ本買うのやったら、しんどいということや。
　　　　　　　　　自分で買いに行ったらええやないか」

このみ、「だって私さ、危ないから、かわいいから、危ないから」

さんま先生、「何やもう、とっとと。もう負けたんや」

　

　

翠星パパ－「女にもてたいために危険なことをする」　先頭へ

さんま先生、「さあ、続いては誰でしょうか？、楽しみ」

翠星、「あーーうー」

さんま先生、「こらこらこら(笑)。おまえ、何出てきてんねん？。呼び出してからや」

すでに被告席に座っています。(笑)

さんま先生、「茶の間わくわくしないやろ」

翠星、「もう来ちゃったから。(笑)へへ」

さんま先生、「被告、翠星。そして原告、翠星の父」

「こっち（翠星）が訴えるほう？」

翠星パパ、「こっちこっち」。パパさん、今日はめがねをかけています。

「えー」

翠星パパ、「翠星君の性格を考えれば、当然こっちでしょう」

さんま先生、「そうですねえ。翠星君、訴えられてますよ、お父さんから。すいませんが、どういうことなのか」

翠星パパ、「はい。翠星君なんですけど、何か、自分で『モテたい』とか言って、
　　　　　　　　危ないことをしたりとか、奇抜なことをしたりとかするんですよ。どうしたらいいでしょうかね？」

さんま先生、「奇抜なことって、どういうことしたがるんですかね？」

翠星パパ、「例えばですね、マンションの4階からですね、雨どい（排水管）をつたって、雨どいってこういう」

さんま先生、「雨どい、わかりますわかります。最近では、『アマド』って言うんですか？」(笑)

翠星パパ、「それを伝って降りて、危ないですよね」

さんま先生、「危ない、危ないよ、ほんと」

翠星、「だって女の子にその時から全然モテなかったから、ちょっとぐらいモテたいと思って」

さんま先生、「あ、そういう目立つことをしてモテようとしてんのか？」

翠星、「うん。だって男なら、ちょっとぐらい危険をするのが当たり前だと思ったんだもん」

さんま先生、「はぁー。それは、わからんではないなあ。女の子にモテたいから危険なことをしようと。
　　　　　　　　　でもな、翠星、それは危なすぎるわ。『かっこいい』言われたいの？。何て言われたいの？、1番」

翠星、「いつも『かわいい』って言われてるから、『かっこいい』」

さんま先生、「あ、もう『かわいい』に飽きた？。アイドルみたいなセリフはくねえ」

碧、「きっと結婚して、恋愛の最後の墓場まで来ちゃってる人には、
　　　　最初のスタートラインにいる人の気持ちは、もうわからくなってると思うんですよね」

さんま先生、「わかるわ、アホ！。こっちの象の墓場とちゃうねん、俺は。ねえ。墓場と言われてみなさん、反論あるでしょう。
　　　　　　　　　『そんなことはない。私たちは今でも愛し合ってる』。意見はないんですか？(笑)。
　　　　　　　　　ちょっと。ほなこれはゾンビか？、この人らは。かわいそうに。そんなことないですよね。
　　　　　　　　　みないつも恋をしてらっしゃって。あの、このみちゃんのお父さん、今でも」

このみパパ、「してますよ、恋を。違う人にかもしんない」

「(笑)ハハハハ」

（ポカッ）(笑)

さんま先生、「(笑)あの、すいません。お母さん、旦那さんが番組を盛り上げようとギャグをおっしゃったのに、
　　　　　　　　　頭をパシーンと全国ネットで叩かれる、かわいそうな、ねえ(笑)。
　　　　　　　　　やっぱり我々は確かにちょっと恋をする気持ちを忘れてるかもしれませんが」

このみパパ、「恋の気持ちがさびてるかもしんないですねえ」

さんま先生、「ちょっとさびてるかもわかりませんねえ。わかった。どういう男がモテんのか、みんなに聞いてみようか？。
　　　　　　　　　そして総合したらわかるやないかい。由記ちゃんのお母さん、理想のタイプはどんな男性ですか？」

由記ママ、「あー、もうとりあえず、健康で、お金があって(笑)、よく家から出て行く人(笑)・・夜だけ帰ってくる人」

さんま先生、「ああ、なるほど。えー、これはやっぱり、皆聞いて、あ、子供はこっちに座らなきゃ(笑)。
　　　　　　　　　　あ、ごめん。（碧の）お母さん。タイプは？、好きな」

碧ママ、「パパ」

諒パパ、「(笑)エヘヘヘヘ」

さんま先生、「ちょっと待ってください。そのパパが他の男たちに勝っているとこはどこなんですか？」

碧ママ、「ぜぇ～んぶ」

さんま先生、「『ぜぇ～んぶ』。すいません、全部って例えば？」

碧ママ、「何でも」

さんま先生、「$($C!"4i$O!)!W

碧ママ、「全部」

さんま先生、「顔、俺負けてまんの？。そんな馬鹿な。何か大人しい、何かねえ、イグアナみたいな顔してまっせ」(笑)

碧ママ、「(笑)ひどーい」

碧、「はーい。さんま先生。うちのパパとさんま先生を一緒にしないで」

さんま先生、「何がや？」

碧、「だって、うちのパパのほうが絶対かっこいいもん」

さんま先生、「えー、おまえらまちごうてるよ！」(笑)

碧、「今どき、おしゃべりな男はモテないのよ」(笑)

由記、「ゆうね。ゆうなあ、碧ちゃん」

さんま先生、「君、言うてはいかんことを言うたね」(笑)

そして判決です。

さんま先生、「せぇーの、白。えっ、どういうことですか？、三宅さん」

三宅ディレクター、白黒両方の旗を上げています。

三宅、「これ、両方の気持ちがわかるんでねえ、モテたい気持ちも分かるし、
　　　　　　それが危ないって言うのも親として当然なんでね、ちょっと私は考えさせられる問題なんです」

さんま先生、「ただ、翠星、言えんのは、恋をしても、恋っていうのは危ないもんやからな。それだけはわかってしとけ。
　　　　　　　　　４階から１階に下りるよりも危ないことがあるから。わかったね。
　　　　　　　　　俺、３階ぐらいで前の嫁はんから突かれたことがあるからね」(笑)

　

諒－「（パパが）鏡の前でポーズを取る。ナルシストで気持ち悪い」　先頭へ

さんま先生、「ここからは、子供たちが反撃」

子供が原告となります。諒、ちょこっとおねがいポーズ。

さんま先生、「・・さあ、諒君。どういうことがあったのか言ってください」

諒、「えーと、うちのパパが最近買った鏡の前で、何かポーズ決めるナルシストになるのが気持ち悪いです」

さんま先生、「お父さん、ナルシストなの？」

諒、「うん」

さんま先生、「どんなポーズ取ってんの？」

手を腰ともものところに当て、ちょっと体をくねらせたり、腕を前で組んで仁王立ちしたりするポーズをします。

さんま先生、「何してるんですか？。アホみたいに」

美輝、「かっこええ」

翠星、「かっこつけてる」

諒、「あと、ひげは抜かないで剃ってほしい」

さんま先生、「えっ、何、抜いてんの？」

諒、「そう。抜くと、ゴミ箱見ると、こんなちっちゃい毛がいっぱいうじゃうじゃいて、虫みたいで気持ち悪い」

さんま先生、「それやったら、一層剃ってくれと？。はぁー、こういう意見ですけども、
　　　　　　　　　自分かかっこいいと思ってらっしゃるんですか？」

諒パパ、「いや、あの、それがですね。僕の場合、最近ママが僕のことかわいがってくれないんですよ」

さんま先生、「あー、そっちの方の問題から」

諒ママ、盛んに手を振って、「違う」と言っています。

さんま先生、「・・（ママに）こっちの意見を聞きなさい、大体が」

諒パパ、「かわいがってくれないんで、ついつい自分で自分をかわいがっちゃうんですね」(笑)

さんま先生、「(笑)ハハハハハ。何を言ってんの？・・バカなこと言ってる場合じゃないですよ、ほんとに。
　　　　　　　　　あ、もうちょっと、『あなたかっこいいわ』とか、『今日も素敵ね』とかいう言葉も必要だと？」

諒パパ、「そうそうそう、その通りです」

さんま先生、「な、何？、何ですか？、奥さん」

諒ママ、「言いたいんですよ、私もそうやって。『かっこいいね』って言いたいんですけど、毎日お風呂入らないし。
　　　　　　　そいで、聞いてください、さんまさん」

さんま先生、「(笑)何ですか？」

諒ママ、「鏡もね、私こうやってチラシで安売りで、『これいいじゃない』って言ったらこの人は、
　　　　　　『こんな鏡あってどうすんだ』とかって言われたんで、えーと思って。で、お姉ちゃんもいるもんですから、うち。
　　　　　　欲しいなあと思って、こんな大きな鏡を抱えて、買いに行ったんですよ」

さんま先生、「わざわざ買いに行って」

諒ママ、「それでやっと組み立てて、いいなあと思って私がこうやって（髪を整えて）見てると、
　　　　　　後ろからこうやって(ポーズつけて)るんですよ」

さんま先生、「後ろからポーズってるんですか？」

諒ママ、「邪魔なんですよね。『貸してくれ』って言って、自分がこうやって見てくるんだったら、許して、
　　　　　　『わぁー、パパかっこいいね』って言ってあげてもいいんですけど、亡霊のようにこうやってやられると」

碧、「このおうちは、男の人は、全てナルシストなんだなあって」

さんま先生、「えっ、諒君、ナルシストちゃうやないか」

碧、「諒君て何か、何か変なところをみんな持ってる」

さんま先生、「まあ、変なナルシスト、確かにやろな。まあ、確かに変なナルシストやな」

諒、「うん」

さんま先生、「いや、『うん』じゃなくて」

碧、「うちのお父さんはかっこいいから」

さんま先生、「どこがかっこええねん？(笑)。あんな、おまえ、散髪したてのトカゲみたいな顔しやがって」

碧、「ひどーい」

さんま先生、「何や、『かっこいいかっこいい』言いやがって」

碧、「だってかっこいいじゃん」

さんま先生、「どこがかっこええ言うてるやろ」

碧、「さんま先生よりましだと思う」

美輝、「ほんまや」

さんま先生、「アホか。俺のほうが勝ってるわ」

優佳、「あー、自分のこと好きや」

さんま先生、「あー、わかった。今度ほんなら俺のおねえちゃん連れてくるわ、ここに５人ぐらい。
　　　　　　　　　何で連れてこなあかんねん(笑)。そんなことより由記ちゃんのお父さんのこと言うたれ、たまには、アホ。
　　　　　　　　　かっこええの『か』の字も出てきいへんやないか」

由記、「どういう意味？」

さんま先生、「今日も借金に追われたおっさんやないか」

由記パパ、「そんなのおうたことない。(笑)ハハハハ」

さんま先生、「にせ駒田、にせ駒田(笑)。すいません、お父さん。何で風呂に入らないんですか？」

諒パパ、「えーと、僕の場合に、ちょっと、テレビが優先なんですよ」

さんま先生、「あっ、帰ってテレビを見ることが」

諒パパ、「そうそうそうそう」

さんま先生、「お風呂よりも？」

諒パパ、「そう、テレビ」

さんま先生、「じゃあ、テレビが終わってから入られたらどうですか？」

諒パパ、「ていうと、次の日の仕事に差支えがあるから」

さんま先生、「あー、邪魔くさくなるんだ」

諒パパ、「キャンセルキャンセル」

さんま先生、「え、何日ぐらい連続で入らない、き」

諒パパ、「それはママに聞いてください」

諒ママ、「３日から５日ぐらいかな」

さんま先生、「はぁー、いや、それはねえ、風呂入るように、あなたが甘えたり、なさらないからですよ」

諒ママ、「えー」と嫌そうな顔。(^_^;)

さんま先生、「『えー』言われても。ねえ、ご主人。そうでしょう？」

諒パパ、「そう、全然かわいがってくれないんですよ」(笑)

さんま先生、「奥さんがたまには色っぽいかっこうをして、迎えるとか。そういうこと、何ですか？」

優佳ママ、「一緒に入ればいいと思います」

諒パパ、「はい。あの、お風呂なんですけど、僕とは一緒に入ってくれないんですけど、諒とは毎日一緒に入ってるんですよ」

さんま先生、「ええ、いや、子供だからいいじゃないですか」

諒パパ、「いやいや、小学校６年生って、やっぱ一緒にお風呂入るもんですかねえ？」

「入る」「入るよ」

諒パパ、「入るの？」

諒、「だって優佳ちゃんのパパとお母さん、入ったんでしょう？」

さんま先生、「(笑)いや、『入るの』じゃなしに。(笑)お父さん、お父さんとそっくりじゃないですか？。
　　　　　　　　　そうそう、ほんとにそうですよ。お風呂、ご主人入ってほしいわけですよね」

諒パパ、「そうですよ」

諒ママ、「うち、お風呂せまいんですよ。２人で入ったらもう」

さんま先生、「だから、その狭い中を、肌を寄せ合って、あの、こう入るとまた、『せまーい』とか」(笑)

諒ママ、「(笑)やだやだやだ」

さんま先生、「だから、『わかった。よし、俺が頑張って大きな風呂を作ってやるからな』とか、
　　　　　　　　　『ごめんね、ありがとう。仕事お疲れさん』と、ホッと肩をね、こう背中を流してくれれば、
　　　　　　　　　過去も流そうという話になるわけや」(笑)

諒パパ、「そのとおーーり！」

さんま先生、「『そのとおーーり』言うてる場合やないんです。この、あっぱれのご夫婦で、
　　　　　　　　　一緒にまだ風呂入ってらっしゃる方いるんですか？」

優佳パパママ、翠星パパが手を上げます。

さんま先生、「あれ？、世界一かっこいい旦那さんを持ってらっしゃる方は？。ねえ、(笑)入らないんですか？」

碧ママ、「恥ずかしい」

さんま先生、「(笑)何が『恥ずかしい』や。そんな歳か、どアホが、ホンマに。今でも入ってらっしゃるんですか？、おふたり」

優佳パパ、「いや、でも２人っきりではあまり入らないですけどね、３人と｣

さんま先生、「あ、子供と一緒とか？」

優佳パパ、「ええ」

優佳、「いや、２人で入ってますよ」

さんま先生、「入ってる？(笑)。２人で入って風呂の中でどんなことしてんの？」

優佳、「何か、『今日はお疲れ様』とか」(笑)

さんま先生、「『今日はお疲れ様』とか聞こえてくんの？、響いた声で」

優佳、「それとかな、前、結婚記念日の日に一緒に入ってはったんか。
　　　　　『私って、ちょっと、よく怒りすぎてるかしら』とか言うてはった」(爆笑)

優佳ママ、思わず顔を伏せてしまいます。

さんま先生、「・・お父さんは、『だいじょぶだよ』？」

優佳、「『そんなことないって』」

さんま先生、「『そんなことないって』、とか、（チュッ、チュッ、チュッ）(笑)、キッスしてる音が聞こえてんの？、優佳ちゃん」

優佳、「(笑)それは、聞かなかったけど」

さんま先生、「さあ、判決。お父さんが正しいと思うと白、子供が正しいと思うと黒、それでは判決、白！」

三宅さんは黒を上げてますね。

三宅、「あの、いや、親が正しくないっていうのは、お母さんの、私はイメージをしたんで」

さんま先生、「だから君らが３人で入るようにしたらええのやないかい」

諒、「・・・」

諒ママはあくまでも嫌なようです。

さんま先生、「ほんでお父さんの体もきれいになるしやねえ」

諒パパ、「そうそう」

さんま先生、「今みたいに、『私最近、怒り過ぎやないかしら』とか」

諒パパ、「最近ね、（自分は）『ママ』って呼ぶんですよ。
　　　　　　　したら、『私はあんたのママじゃないわよ！』って、すごい怒り方するんですよ」

さんま先生、「どういうことですか？、それ」

諒ママ、「うるさいんですよ、この人。何でもかんでも、『ママ、ママ』言うから」

さんま先生、「『ママ、ママ』でいいじゃないですか？」

諒ママ、「嫌ですよもう。うるさいよっていう感じ」

仁美ママ、「『ママ』じゃなくって、やっぱり名前で呼んでほしい」

さんま先生、「下の名前、何ておっしゃるんですか？」

諒ママ、「い・ず・み」(笑)

碧－「ママは１日１０時間も昼寝をしている」 　先頭へ

さんま先生、「原告、碧」

碧、「はーい」

さんま先生、「そして被告、碧の母。それでは始めたいと、立ってください」

碧ママ、「立ってます」

さんま先生、「えー(笑)。何があったの？。こちらのパンティ母さんに」

碧、「(笑)エヘ。あのね、あーちゃんは学校に行くでしょ。パパは一生懸命お仕事で、いっぱいいっぱい稼いでくるわけよ。
　　　　なのに、そのあーちゃんとパパが頑張ってる間に、ママ、お昼寝してるんですよ。しかも１０時間」

さんま先生、「昼間１０時間？」

碧、「うん」

零治、「それは絶対うそだよ」

碧、「で、『ママだけそれはずるいから、もっと頑張ってよ』って言ったら、『１日１０時間は寝ないとね』って言うんですよ」

さんま先生、「ひどい、ひどい母親ですね」

碧、「ねえ、パパ、ひどいよねえ」

碧パパ、「これは言い訳できないですよね」

さんま先生、「それぐらい寝てらっしゃるんですか？、お母さん」

碧ママ、うなずきます。

さんま先生、「えー、何で？、家の用事をちゃんとしないの？」

碧ママ、「えっ、してます。でもほら、パパが帰ってきたら、ちゃんとパパの世話しないといけないじゃないですか」

碧、「してないですよ」

碧ママ、「してるよぅ」

さんま先生、「例えばどんな世話をするんですか？、家帰って」

碧ママ、「何でも、ちゃんと、パパが寝るまで絶対寝ないで待ってるんですよ」

さんま先生、「あ、２時３時になっても？」

碧ママ、「そう」

さんま先生、「待ってるんですか？。これは事実ですか？」

碧、首を振ります。

さんま先生、「ご主人、それは事実ですか？」

碧パパ、「いや、たま、(笑)ハハ」

さんま先生、「何でそういうくだらん見栄張るんですか？」

碧ママ、「うそ、うそ」

さんま先生、「何ですか？、このみちゃんのお父さん」

このみパパ、「あの、このお母さんは寝てないと思う。だって、『寝る子は育つ』って言うけど、全然育ってないもん」(笑)

さんま先生、「あの、すいません。そんな『笑点』みたいなオチいりまへんねん。そんなまとめいりません・・
　　　　　　　　　２０年前のテレビや、そんなの。何、大声張り上げて言うてるわけ。いかにもええの浮かんだいう感じで」(笑)

彼野人ママ、「でも、ほんとにやっぱりね、奥さんはいろいろ大変だし、寝ないと美容にも悪いし、ね」

さんま先生、「美容にも悪い？。(笑)すいませんけども、美容に悪い？。
　　　　　　　　　あー、みなさん美容に今いいんですか？、今の状態は」(笑)

彼野人、「さっきさ、ママがさ、美貌のこととかさ、気にするじゃんとか言ってたじゃん。
　　　　　　　だけど、ママ以外の女は、美貌とか気にすると思うけど、ママは全然気にしないでずっと寝てるんだよ」

さんま先生、「ママもずっと寝てるんの？」

碧、「わかるよね、その気持ち」

彼野人、「ねえ」

碧、「むかつくよ」

さんま先生、「でもね、（彼野人ママは）よう育ってるわ(笑)。由記ちゃんのお母さんは、由記ちゃんどう？」

由記、「うちのママも、パパが仕事行って、うちも学校行ってる間にずっと寝てて、
　　　　　で、うちが、何か中から鍵閉めてはるから、うちが学校帰ってきて鍵開けてドア開けても、
　　　　　まだずっと寝てて、起きへんねん」

由記ママ、「え、でも、碧ちゃんのママじゃないけど、やることはやってんねんからね。
　　　　　　　　いや、昔から家事っていうのは、『昼寝つき』って言うから、それも仕事の１つに入るんですよ」(笑)

さんま先生、「すいません。そんなん仕事に入れないでくれますか」

零治、「さっきさ、彼野人の母ちゃんがさ、『寝ると肌がきれいになる』とか言ってたけどさ、
　　　　　碧の母ちゃんそんなに寝てんのに、はっきり言って肌きれいじゃないよ」

「ひどーい」

さんま先生、「失礼や、アホ！」

優佳、「このみちゃんの時言ってたやん。『お父さんも一生懸命働いてる』って。
　　　　　それでお父さんもその通り一生懸命働いてて、碧ちゃんは一生懸命学校行って勉強してんのに、
　　　　　何でお母さんだけ寝てんの？」

碧ママ、「お父さんとか子供が頑張ってるときに寝とかないと、帰ってきてから頑張れないの」

由記、「でも、それは口だけで、絶対頑張ってないと思う」

さんま先生、「由記ちゃんところは、来て何もかもしてても起きない、３日ぐらい寝続けたことあるんですよね」

由記ママ、「(笑)ハハハハハ。牛か、私は」

♯いやトドだ！

由記、「ママがさっき、『家事もついてたら昼寝もつく』って言ってたけど、
　　　　　その家事は、ママだけがやってるんじゃなくて、サイコロで決めてんねんから」(笑)

さんま先生、「そうそう。毎回お父さんまで参加して、ママが勝つまでサイコロふんのやろ？」

由記ママ、「それは私がかしこいって言ってほしいわ」

さんま先生、「違うわ。言うこと聞かざるを得ないように追い込んでんのやないの」

由記ママ、「いや違う。自分がやろうかなと持っていくねん、私は。面白いよこれは、みたいな」

さんま先生、「だから、にせ駒田も怒ってるわけやからねえ。不満があるいうことはよくないことですから」

由記ママ、「やってるときわろうてるもん」

由記パパ、「いや、笑ってない笑ってない」

碧、「日曜日、パパが一生懸命運転してて、あーちゃんは、パパとお話してたんですよ。で、『どっか行こうよ』、
　　　　例えば、『動物公園に行こう』って言ってたんですよ。そしたら車の中で、『ねえママ』って言って
　　　『じゃあ○○ゲームしようよ』って言ってゲームしてるんですよ。そいで、『はい、ママの番だよ』って言うと、
　　　　すぐ寝てるんですよ。それで、ねえパパ、何かむかつかない？、そういう時って」(笑)

碧ママ、「土曜日と日曜日だけじゃん」

碧、「えー！」

碧ママ、「だから、普通の日にお昼寝てるから、土日もお昼間に眠くなっちゃうんですよ」

さんま先生、「知らんがな、そんなもん。だからやめ言うてんの」

優佳パパ、「いや、あの、碧ちゃんとこのお父さんとお母さん、すごく、さっきから話聞いても仲がいいんで、
　　　　　　　　やっぱりあの、ちょっと夜のライオン狩りが、(笑)エヘヘヘ。で、朝眠たいのかなとちょっとピンときたんです」

さんま先生、「何を言うてるんだ。何が『夜のライオン狩り』やねん。このハンター、このヤロー」(笑)

翠星パパ、「いや、うちは、帰って寝ててくれたほうがいいんですよ」

さんま先生、「えっ、そう？」

翠星パパ、「だって、例えば、昼間すごい頑張って起きてたとするじゃないですか。帰るでしょ。すごい機嫌が悪いんですよ」

さんま先生、「あーー、なるほど。そうそうそうそう」

翠星パパ、「ありますよねえ」

碧、「さんま先生、でも、うちのお父さんは、ライオンを狩るんじゃなくて、女のハートを狩ってるのよ」

さんま先生、「うん、それを君ところでは、『ライオン狩り』と呼んでるのよ。すごいよ。
　　　　　　　　　次から次へ毛皮にされていってるから、ライオン。(笑)ねえ、密漁。この密漁女」

零治、「えーと、肌が汚い理由がわかったんだけどさ」(笑)

碧ママ、しゃがみこんでテーブルに隠れてしまいました。

美輝、「もう、それ言うな」

さんま先生、「あのね、あのな、零治、零治。おまえね、碧ちゃんにのお母さんに何の恨みがあんの？、おまえは。
　　　　　　　　　お母さん、どこ行ったんや？、もう。何でいつも、碧ちゃんのママ１人だけに集中攻撃浴びなきゃいけないの」

碧、「でもさ、でもさ、うちのお母さんね、うちのパパのことね、何かね、何かね、結婚する前ね、
　　　　何か『ハリウッド男優さんに似てる』って言って結婚したの」

碧ママ、「(笑)あーの」

さんま先生、「すいませんが、最後に聞かせていただきます。ハリウッド男優、誰に似てらっしゃるんですか？」(笑)

碧ママ、「ジョンローン」

さんま先生、「ジョンローン？！。ジョ、ジョ、ジョ、ジョ、ジョ、ジョンローン？！。
　　　　　　　　　由記ちゃんのお父さんはローンで苦しんではんのや(笑)。
　　　　　　　　　あ、苦しんでない？、苦しんでない？。ごめんなさい。(笑)バカも休み休み言い」

碧ママ、「見えたの！」

さんま先生、「見えない！」

碧ママ、「見えたの！」

さんま先生、「ジョンローンやぞ。ほいでまさか、お母さんのこと誰かに似てるって、お父さん言うてないやろね」

碧ママ、「大竹しのぶさん」(笑)

さんま先生、「誰が大竹しのぶや！。あー、よう寝るとこ似てるわ。さあ、それでは、お母さんが正しいと思うなら白、
　　　　　　　　　子供たちが正しいと思うなら黒。それでは判決、せぇーの子供！。（拍手）。
　　　　　　　　　もう理由は１つ。夜な夜なライオン狩りしすぎ」(笑)

　

優佳、「碧ママのマネをして、派手なパンツを３枚も買った」 　先頭へ

さんま先生、「原告、優佳ちゃん」

優佳、「はい」

「ガンバレー」

さんま先生、「被告、優佳の母。(優佳に)ビシッと言うたれ。こんな、風呂入って、『えー、あなた』言うてるような、
　　　　　　　　　世間を敵に回してる嫁はんのことはボロクソ言うたれ。どうなの？」

優佳、「よし、じゃあ言います」

さんま先生、「おう、言うたれ言うたれ」

優佳、「大阪に飲みに行った時、碧ちゃんのお母さんのまねをして、派手なパンツを３枚も買ったのは許せません！」(笑)

さんま先生、「３枚パンツを買ったのは認めますか？」

優佳ママ、「はい」

さんま先生、「どういうパンツを買ったんですか？」

優佳ママ、「えっ、・・」

優佳、「あのな、緑と黄色とな、ピンクのな、レースフリフリのな、透けてるな」

さんま先生、「透けてるやつ？」

「うわぁ！」

優佳、「透けてるお花のな、パンツ」

さんま先生、「それまた、何でそういうものを買おうとなさったんですか？」

優佳ママ、「いや、あの、もう子育ても、一息ついたし、もう一華(笑)。はなって言うし」

さんま先生、「あなたね、子供たちいるんですから。あのね、
　　　　　　　　　　今度おっさんおばはんばっかり集まって話し合いましょう」(笑)

優佳、「すいません。あと、まだ意見があるんです」

さんま先生、「あ、そうですか。あのね、お母さんもこのみちゃん。(笑)このみちゃんちゃうわ、優佳ちゃん」

優佳、「間違えんといて」

さんま先生、「女性はやっぱり下着をおしゃれにするというのは僕は必要だと思いますよ」

優佳パパ、「あの、ちょっと嫁さんをかばうのは、今まであの、結構ね、質素倹約型なんで、あの、パンツがね。
　　　　　　　　　(笑)あんまりこんなとこで言うたらね(笑)。あの、穴の開いたね、元から開いてるやつちゃいますよ」(笑)

さんま先生、「わかってるわ。何、穴にめがけて走って。コーギー犬か？、君は」

優佳パパ、「破れたやつとかはいていることがあったんで、今回そういうの、３枚やけど、
　　　　　　　　　新調してくれたのはうれしかったなというのがあるんですよ」

さんま先生、「これはあの、素敵なことです。パンツとか買わなかったんですか？」

優佳ママ、「後ろに、破れてるの気づかなくって」

さんま先生、「これは旦那さんが強引にこう、破ったとか(笑)、そういうことじゃなく？」

優佳、「あんな、碧ちゃんのママのまねをすんのもあかんしさあ、しかも、前、碧ちゃんも言ってはったけど、
　　　　　　もう３７歳のおばさんなんだから。１９歳ぐらいの人やったら許してあげるけど、もう３７歳のおばはんなんやから」(笑)

さんま先生、「あのね、全員敵に回してますよ、今」

優佳、「そんな派手派手パンツはやめてくださいって言って！」

さんま先生、「『やめてください』じゃない、それはね、みんなの意見聞いてみましょう」

このみ、「なぜ、そんな行為をするんですか？」

優佳ママ、「こうい？」

さんま先生、「あの、このみちゃん、すいません。その『こうい』は、
　　　　　　　　　　何のことをおっしゃっているんでしょうか？。パンツを買う行為ですか？」

このみ、「はい」

さんま先生、「あー、よかった」

優佳ママ、「あー、よかった。あのね、自分でも気づかなかったんですけど。そういう碧ちゃんのお母さんの話聞いたときにね。
　　　　　　　　その時は変な人と思ったんですけどね」

さんま先生、「変質者や思ったんですか？」

優佳ママ、「(笑)そうそう」

さんま先生、「碧ちゃんのお母さんのこと、変質者やて」

碧ママ、「ひどーい、もう」

優佳ママ、「お酒飲んで、もう１人の自分が出てきたみたいで」

親御さん、「おー！」

さんま先生、「新しい自分を発見。お酒を飲んでもう１人の自分が出てきたわけよ、優佳ママ」

優佳、「お酒飲まんといて」

さんま先生、「何でや？。ええやないか、今まで穴開いたパンツはいてたんやで、虫食うた(笑)。そんなみじめなパンツあるかいな」

優佳、「ちょっと聞いて、みなさん」

さんま先生、「何が？」

優佳、「あのさ、あのな、(声を抑え気味に)『穴の開いたパンツばっかり』って言ってるけどな、
　　　　　ほんまはな、３枚ぐらいあんねん、開いてないパンツ」

さんま先生、「開いてないパンツ、３枚しかないの？」

優佳、「３枚ぐらいあんねん」

さんま先生、「あのね、優佳ちゃん。それ、すごいレベルの低い話やで(笑)。女の人って言ったら、
　　　　　　　　　　大体引き出しいっぱいよ。自分のパンティいっぱいにしたがるのよ」

優佳、「でもな、元々のな、やつ、合わせてな、２枚破れてんか。２枚しかなかってん。ほんまは５枚しかなかってん」(笑)

さんま先生、「(笑)だから、お母さん頑張って、君たちにええ服を着せたい、君たちにね、かわいらしいリボンを買いたいから、
　　　　　　　　　　自分のパンツまではくのを我慢して生きてきはったんや、今まで」

優佳、「だから家が建ったんや」(拍手)

さんま先生、「だから近所の人は、『パンツ御殿』と呼んではんのや」(笑)

このみ、「誰のためにしてんですか？」

さんま先生、「答えてください」

彼野人、「『お父さん』なんて言わないでね」

優佳ママ、「えっ、え」

さんま先生、「お父さんのためやよね」

優佳ママ、「うーん」

さんま先生、「出た！。出た出た！、このみちゃんのお父さん」

このみパパ、「でもね、優佳ちゃんのお母さん、センスいいと思いますよ。というのは、ピンクとブルーとイエローでしょ。
　　　　　　　　　　信号と同じじゃない、わかりやすいよ」

さんま先生、「ああ、そうか。『今日は危険日』と。こらこら(笑)。あんたのまとめ、いつも古くさいねん、もう」(笑)

優佳ママ、「優佳に一言。知ってんで、こっそりママのピンクのやつはいてたやろ？」

優佳、「はぁ？」(笑)

優佳ママ、「知ってるもん。ママが風呂入ってるのに先１人で出てな、さらの初めて」

優佳、「『はけ』って言ったからや」

優佳ママ、「先１人ではいたやん」

さんま先生、「こっそりピンクのやつをはいてたことを認めますか」

優佳、うなずきます。(笑)

さんま先生、「はいてましたね？」

優佳、「だってすんごいぶさいくやなあと思って」

優佳ママ、「いやぁ、絶対違う。こうやってこうやってたん(うれしそうにはいていたのが)見えてたもん」

優佳、「でも、ぶっさいくやなあと思ってんけど」

さんま先生、「へぇー、そうなの。ぶっさいくやなあ思うたのにはいてたん、勝手に」

仁美、「うち、ちょいちょいはかされた」

優佳、「すんごい、ぶっさいくや」

さんま先生、「あーそうですか(笑)。すんごいぶさいくですか・・はい、わかりました。
　　　　　　　　　これはもう、何でパンツの話でこんだけ(笑)。何てバカなんでしょう。さあ、子供が正しいと思えば白、
　　　　　　　　　お母さんが正しいと思えば黒。それでは判決。せぇーの、お母さん」(拍手)

　

由記、「コーヒー牛乳を買った後のコップに、お茶を入れて飲まないでほしい」
　　　　「寝てるときに目を指でこじあけて、懐中電灯で照らすな」　　先頭へ

由記ママ、後ろを通れず、前を通って被告席にむかいます。(笑)

さんま先生、「バタバタバタ、ドミノ倒しみたいに倒れますからね、後ろも(笑)。すいません」

由記ママ、被告席に。

さんま先生、「それでは判決。黒(笑)。さあ由記ちゃん、何があったんですか？」

由記、「えーと、コーヒー牛乳を飲んだ後のコップに、お茶を入れて飲まないでほしい」

さんま先生、「あ、そういうことやってるんですか？」

由記、「もう、汚くて汚くて。色も混ざって気持ち悪くなんねん」

さんま先生、「えっ、コーヒーカップを洗ってやるんじゃないの？」

由記、「洗うんじゃなくて、もう飲んだら、飲み終わった後にちょっとたまってるやん。その上からお茶を入れんねん」

さん組、「うぇ～」

さんま先生、「それはほんとですか？」

由記ママ、「うん」

さんま先生、「何でそんなことするんですか？」

由記ママ、「邪魔くさいから」

さんま先生、「邪魔くさい？」

由記ママ、「え、だから、別に飲むのは私やし」

さんま先生、「(笑)そやね」

由記ママ、「由記に『飲め』言うてるわけ違うし」

由記、「でも、それで、うちがそんなん聞いてないときとかに、そんなんやられてたら、
　　　　　飲むと変な味がしたり、気色悪いからやめてほしいねん」

諒、「えっと、それは子供の影響に悪いと思う」

由記ママ、「私、妊娠してない。(笑)子供の影響？、(笑)ハハハハ」

さんま先生、「妊娠してるように見えんねん！(笑)。妊娠してるように見さすあんたが悪いのや」(笑)

彼野人、「『子供は親に似る』って言ってたじやん。だからさ、由記ちゃんがさ、そういうところ見てたら、
　　　　　　　大人になってさ、そういうことやるかもしんないじゃん」

さんま先生、「あ、ええこと言うた。あの、そうです。『子は親を見て育つ』と言いますから。
　　　　　　　　　そういうのを将来まねをしたらどうするんですか？と、由記ちゃんが」

由記ママ、「だから私は悪い見本を見せてあげてるだけで、盗みたかったら盗めばいいの、私のいいところをね」(笑)

さんま先生、「なるほど。(笑)いや、違う違う。あんたの言うてんの訳わからんわ」

由記、「でも、それを、もし覚えていて、人前に行ってコーヒー牛乳をまずもらって、それを飲んで、
　　　　　で、やっぱりまずかったりとかして、『お茶ちょうだい』って言って、そのまま上からお茶入れたら、
　　　　　その他の人はどういう気分になるかわかる？」

さんま先生、「わかる？」

由記ママ、「私はだいじょぶ。人前ではきちっとしてんねん」(笑)

由記、「でも、それを見ているうちにはわからんの」

さんま先生、「(笑)すいません。そんな風に見えたことがないんですけど(笑)。きちっとしてるようには」

由記ママ、「一歩家から外に出ると人は変わるの。なっ」

さんま先生、「変わるか？、由記ちゃん」

由記、「変わらん」

由記ママ、「あんたの目ではちょっとわからへんねん。まだ子供やな、そういう点はな」(笑)

さんま先生、「(笑)おまえ、えらい母親持ったなあ。おまえ、どえらい、何？、由記ちゃん」

由記、「だから、その余所行きっていっても、電話するような声になるだけで、性格は変わらへんやん」

由記ママ、「でもな、電話する声聞いたらな、(後ろを向いて)かわいいやんなあ？」(笑B)

さんま先生、「えっ、どんなん？」

零治ママ、「女子高生みたいな声なんですよ」

さんま先生、「うそぉ、ちょっと電話かけて、(プルプル)もしもし、由記ちゃんのお母さんですか？」

由記ママ、「はい、谷口ですけど」

♯えっ(・・?

さんま先生、「(笑)ハハハハハ。ウェ～」

「似合わねえ声」

由記ママ、「携帯(の番号)教えたる」

さんま先生、「携帯いらん。何が、『携帯教えたる』や。いらんわ、そんなん」

優佳、「(笑)気持ち悪いし、しかも、由記ちゃんのことを子ども扱いしてる」

由記ママ、「子供やん」

優佳、「子ども扱いしてあげたらかわいそうやん」

由記ママ、「え、でも子供やんか」

優佳、「子供扱いってさ、だってそんなことで、『子供やから』ってそんなん」

さんま先生、「あ、そういう言葉で逃げんのはよくないと？」

優佳、「そう」

零治、「じゃあさあ、太ってる扱いしてもいい？。人間じゃなくてさあ」

由記ママ、「してるやん、いつも、太ってる扱い(笑)。楽屋でもしてるやん」

さんま先生、「おまえ、もう何年にも渡ってしてるやないか。『今はスマート』言うたことあんのか？」

海、「俺にもないぞ」

零治、「だってここ(腕の脇の下のたるみ)触ってみな。めっちゃ、気持ちいい、よくもないんだよ。固くてねえ、何か」

さんま先生、「触るなよ、そしたら」

零治、「触ってみな、触ってみな」

由記ママ、「ごっつい触っていやらしい。セクハラや」(笑)

さんま先生、「あんた、トークの寸法おかしい。子供に触られて、『セクハラやで』」

零治、「ここの肉触ってみな、１回触ってみな、ほんとに、不思議な感触」

さんま先生、「何で俺がそんなおまえ、罰ゲームみたいなのせなあかんのや」(笑)

彼野人、「さっきさあ、由記ちゃんママさ、どんな声になるかってさ、さんまさん電話したじゃん。
　　　　　　　そんでさ、由記ちゃんのママ、声変わりしてたじゃん。あれ絶対演技だよ」

さんま先生、「だって、全部のお母さんやってるやないかい。家の会話と電話に出る声全然違うやろ、みな」

「先生、もう１回やって」

さんま先生、「そやろ。『こらぁ、おんどりゃあ』とか言うてて。『セクハラやでぇ』。
　　　　　　　　　(プループルー、カシャ)。谷口さんのお母さんですか？」

由記ママ、「はい、谷口でーす」(笑)

　

さんま先生が判決を言おうとすると、

由記、「先生、先生。もう１つある」

さんま先生、「(笑)何？、まだあんの。何や？」

由記、「あの、うちが寝てる最中に、何か急に『起きてる？』とか言ってうちのほうに近寄ってきて、
　　　　　目を指をこじ開けて上から懐中電灯で照らすのはやめてほしい」(笑)

さんま先生、「あっ、ご主人もやられるの？」

由記パパ、「僕もやられましてね、仕事行くとき車乗ったら、目に輪っかができまして(笑)。
　　　　　　　　　一体何時間照らし続けたかな思うて・・その日はもう仕事もだめで取引中止です」(笑)

さんま先生、「(笑)何の目的でそういうことやられるんですか？」

由記ママ、「えー、だから、起きてる？と思って(笑)。『起きてるよ』とか返事するけど、ほんまに、でも目つぶってるし、
　　　　　　　　こうやって開けて、ほいで白目むいてるから、こうやって(照らす)。(笑)ヘヘヘ(笑)。ほな起きるやん」

さんま先生、「寂しいの？」

由記ママ、「うん。夜中寝られへんねん」

さんま先生、「(笑)あ、夜中。昼間寝すぎやねん。知るか、そんなもん。わかりました。これはもう、わかりました。判決。
　　　　　　　　　お母さんが正しいと思うと白。さあ、それでは」

白旗を投げ捨ててしまいました。(笑)

由記ママ、旗を拾い渡します。が、さんま先生、今度は折ろうとします。(笑)

由記ママ、「思いっきりスパッと」

さんま先生、「それでは判決。せぇーの、子供！」(拍手)

さんま先生、「あのね、この裁判は簡単すぎました。この人悪すぎる」

由記、「やろ？」

由記ママ、「悪くないよ。私の勝手やもん」

由記、「勝手じゃないよ」

さんま先生、「(笑)あのお母さん。勝手はいいんですけど、懐中電灯で目を照らして、
　　　　　　　　　　次の日旦那が１日中に仕事にならないというのは」

由記ママ、「えー、でも私はならへん」(笑)

さんま先生、「ほんとに楽しかったですねえ。どうもみなさん、ほんとにありがとうございました。
　　　　　　　　　　というわけで、あっぱれさんま大先生、春のスペシャル、裁判スペシャルでした」(拍手)

海千人、「いやぁ、あっぱれ裁判、大盛り上がりぃ！。楽しかったのぉ。
　　　　　　　さて、あっぱれ学園も次回から新学期を迎えるぞ。そして、何とユニークな新入生が登場じゃ」

初めてじゃないでしょうか、初登場前に新入生の顔写真と名前(ひらがな)、学年が紹介されます。

そのみ(小１)、りな(小２)、はるな(小２)、はやと(小２)、れな(小２)、のぞみ(小５)の６人です。

海千人、「新入生を迎え、さらにパワーアップのあっぱれさんま大先生から、目が離せませんぞぉ」

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