あっぱれさんま大先生

1/13、「今年こそなしとげたい事」

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教室 レポ 俳句教室

教室 先頭へ

翠星、「あのね、俺の秘密基地燃えちゃった」

さんま先生、「秘密基地燃えちゃったの?。おまえ、ほいで歯抜けたんか?、それ」

前歯が一部ないですね。

翠星、「う、うん」

さんま先生、「声、漏れてるもんなあ」

翠星、「あの、火をつけたのは俺なんだけどぉ」

さんま先生、「そんなんあかんがな。放火や、それ。すごい悪いことやぞ」

翠星、「電気をつけようとしたんだけど、パトカーは来るし、消防車は来るし(笑)、もう、警察に捕まるところだったよ」

さんま先生、「翠星おまえ、そんなもん、テレビ笑顔で発表してる場合やないねん。それ、すっごい悪いことやぞ」

美輝、「めっちゃおもしろ!」

さんま先生、「お父さんお母さんには怒られたやろ?、それ」

翠星、「お父さんは、えーと、許してくれたけど、お母さんはまだ知ってる」

さんま先生、「『まだ知ってる』。何なの?、それ」

美輝、「怒ったんやろ?」

翠星、「怒ってないよ。その時だけは優しかった」

さんま先生、「それは、俺の時代やったら、ばばちびるほど殴られたな、それは」

翠星、「反省してるからね」と、満面の笑顔です。(^_^;)

 

今日の問題は、「どんな苦しいことにもたえて最後までやりとげようとすることを、『○○にかじりついても』と言う」です。

優佳、「流れ星」

さんま先生、「おっ、かわいらしいねえ。素敵やわ」

由記、「はいはいはい。素敵やで、素敵やで。素敵よ」

さんま先生、「ほんまか?。はい、由記ちゃん」

由記、「思い出」

さんま先生、「に、かじりついて?。何を言うとんねん。はい、このみちゃん」

このみ、「涙」

さんま先生、「(笑)涙にかじりついて。もうええ」

優佳が答え、さんま先生がほめ、それに対抗して由記、このみが答える、というパターンが定着しつつありますね。(笑)

彼野人、「どんぐり」(笑)

さんま先生、「そやな。あんまりかじらんもんな」

零治、「ちんこ」

さんま先生、「どんなに苦しいことがあってもな、最後までちんこ、
         こいつのちんこかじんの嫌や思いつつも、ギューかじりつくねん」

由記、「石」。正解です。

さんま先生、「そう、石にかじりついても」

彼野人、「確かに歯、折れるもんね」

 

今日のテーマは、「今年こそなしとげたい事」です。

由記、「あんな、今最近、ちっさい子がな、CD出して結構売れてんのや」

さんま先生、「おー、『Wウイング』とか、そんなんやろ?」

零治、「(笑)何?、それ」

由記、「あの、『400mカレー』とかあるやん」

碧、「違う。ミニカレーだよ」

♯ここらへんのことはまったくわからないです。(^_^;)

さんま先生、「ミニカレー、うちの近所の定食屋でうどんと一緒に来るやつやないか」(笑)

翠星、「ねえねえ、前、テレビで、『ミニカレー』って言う女の子たち5人組がいた」

さんま先生、「あ、そんなん出てきた?」

由記、「それにな、対抗して、このクラス全員でCDデビューしたいのや」

さんま先生、「あー、どうぞご勝手に」

由記、「ほんでな、それでな、歌詞だけ考えてきてん。これこれ」

フリップを出しましたね。タイトルは、「さんまの恋の物語」です。

歌詞の部分は、一行ずつテープが貼って隠してあります。

さんま先生、「前のあっぱれは、CD出してますからね」

翠星、「さんま先生、サインちょーだい」(笑)

さんま先生、「(笑)へへへへへ。あのね、今、授業してるの。さあ、『さんまの恋の物語』。ちょ、見せてよ」

さんま先生がテープを一枚ずつはがしていきます。

由記、「いくつになっても少年の気持ち」

さんま先生、「あ、俺っぽいね。『いくつになってもあまえんぼう』いうやつやね」(笑)

由記、「心のどこかに持ちつづけてる」

さんま先生、「ああ、ええ歌詞やないかい」

由記、「最初は楽しくやさしくね」
    「別れるときはおにのよう」

さんま先生、「(笑)へへへへ」

スタッフの1人、手をたたいて、「(笑)よう知っとるなあ」

由記、「スキーバックから1人、ベランダから1人」

さんま先生、「(笑)はぁ、はぁ。総合したな、俺のトーク番組を」

由記、「しゅうねんぶかい女にさせる」
    「さんまの恋の物語」

♯由記はさんま先生が喜ぶつぼを心得てますね

さんま先生、「売れるか!、こんな歌詞」

由記、「(笑)売れるって」

さんま先生、「こんなの、桑田君が作曲したってあかんわ」

由記、「大体がな、先生がいる自体でさあ、もう売れるやん」

さんま先生、「誰が?」

由記、「だから、このCDが歌詞が悪かろうと下手かろうとな、先生がおる自体、もう売れるやん」

さんま先生、「ああ、そいで。そう甘かないよ」

翠星、「さんまさん。後でサインちょうだいね」

さんま先生、「それはええ言うてんねん、おまえは」

翠星、「紙ないから、それもちょうだい」(笑)

さんま先生、「(笑)へへへへ。何でするほうが全部用意せなあかんねん、アホ」

 

彼野人、「あのね、もう小学4年になったんだから」

さんま先生、「おまえほんま、しっかりせえよ!。次5年生か?。おまえほんま、ちょっとしっかりせえよ、彼野人」

翠星、「俺、次2年生」

「しぃー!」

彼野人、「だから、自転車に乗れるようになりたいの」

「えー」

碧、「乗れないの?」

彼野人、「うん。補助輪付きなら乗れる」

零治、「俺、去年の3学期に乗れたよ」

さんま先生、「零治も遅かってんなあ」

碧、「あーちゃん、2年生」

彼野人、「だってね、4年生の全員は、もう補助輪なしで乗れるの、うちだけ乗れないの」

さんま先生、「それは、がんばらなあかんなあ」

優佳、「うちは4、5歳で乗れた」

彼野人、「それに、転ぶとケガするじゃん。それにやる気がないもん」

さんま先生、「(笑)知らんがな。それ、自分で分かっとったらなおせ」

彼野人、「(笑)ハハハハ」

美輝、「それやったら自分で努力せえ!」

 

優佳、「あんな、お父さんに作ってあげたいから」

さんま先生、「何を?」

優佳、「お料理がうまくなりたいねん」

さんま先生、「偉いねえ」

優佳、「お父さんの誕生日に、ハート型のにんじんが入った、とろけるクリームシチューが作ってあげたいから」

さんま先生、「お父さんもうね、泣くよ、このオンエアー見たら」

♯ほとんどオンエアーされてないんですよね、関西では。(^_^;)

さんま先生、「それね、君のお父さんと俺のオネエちゃんに聞かせたいわ」(笑)

由記、「うちもな、コツコツ練習してんねんで」

さんま先生、「えっ、何のために練習してんの?」

由記、「だから、パパとママに愛情のこもった料理を食べさせてあげるためにや」

さんま先生、「君のお母さんの場合、ごはんちゃう、えさやんけ」(笑)

 

零治、「えっと、バンド、結成したんだけど」

さんま先生、「うそぉ?。どんなバンドや?」

零治、「ロックの。で、活動したい」

さんま先生、「おまえ何やってんねん?」

零治、「ギター」

さんま先生、「できんの?」

零治、「ううん(笑)。だから、今年こそなの」

さんま先生、「ああ、今年こそ、バンドのメンバーはいるんだ?、すでに」

零治、「いるよ」

弾く楽器も決まっているみたいです。

さんま先生、「そいで今年から練習するの?」

零治、「うん」

さんま先生、「ほな、今年の夏ぐらいまでに1曲作ってこいよ、曲」

零治、「えー」

さんま先生、「そしたらここで演奏させてあげるよ、そのバンド」

零治、「えー」

♯おっ、これは楽しみだ

海、「いいじゃん、それ」

さんま先生、「あー、すごいね。売れたりしてね、零治のバンド」

零治、「売れないよ」

美輝、「ほいで、何を歌にする?」

さんま先生、「何て言うグループ名や?」

零治、「えーと、アトミックバスター」

さんま先生、「すごいなあ。すごいもん組み合わせたなあ」

 

碧、「今年こそ、零治のハートを射止めるの」

カメラ目線で両手の人差し指をカメラに向けます。

さんま先生、「ちゃう、もうふられたやんか」

海、「もう、いるもん」

碧、「もう1回。で、作戦4つ考えてきたの」

さんま先生、「いや、もう零治は君に気持ちがないもん、なあ零治」

零治、「興味ないもん」

さんま先生、「興味ないやろ。作戦を聞かせてもらおう」

碧、「零治と目が合ったらまばたき10回の練習」

さんま先生、「(笑)へへへへへ。どうすんの?。俺が零治とするよな。パッと目と目とが合う」

碧、素早くまばたきを繰り返します。(笑)

海、「(笑)気持ち悪い」

さんま先生、「(笑)ヘヘヘヘ。作戦2」

碧、「シャンプーを変えて、いいにおいを振りまくの。フローラルの香りなんていいと思うんだけどぉ」

さんま先生、「(笑)ハハハ、そうですか。いいと思えば、私もいいと思います。作戦3は?」

碧、「女の鏡の舞妓さんのことをもっともっと勉強して、女っぷりを上げるのよ」

さんま先生、「今どき、舞妓さんを参考にするのもどうかと思うで」

碧、「そうかなあ」

さんま先生、「いやいや、零治、どんな作戦立てられても」

零治、「俺ね、舞妓風、嫌い」(笑)

碧、「だから、今どきの舞妓さんみたいな」

さんま先生、「『舞妓風は嫌い』って言われてるやんか」

碧、笑顔でうなずいています。作戦はそのまま進めていくようです。(^_^)

 

翠星、「まだ言ってないんだけど、カタカナで出来るようになりたい」

さんま先生、「えっ、今年なしとげたい事?。カタカナを勉強したい?」

翠星、「だってね、あっぱれに出なくなったらね、今はあっぱれに出てる悪ガキだけど、
      あっぱれに出なくなったら、ただの悪ガキになっちゃうから、えーと」(笑)

さんま先生、「勉強やからな、一生懸命勉強してね。でまた、この結果を今年最後に聞きましょう。さあ、そういうわけでおしまーい」

チャイムが鳴ります。

由記、「起立。礼」

「ありがとうございました」

さんま先生、「ありがとうございました。はい、さようなら」

「さようなら」

翠星、「サインちょーだいー」(笑)

 

 

おがわひろしショー 先頭へ

さんま先生、「こんにちは」

彼野人、「こんにちは」

さんま先生、「おがわひろしショーの時間がやってまいりました」

彼野人、「そうですね」

さんま先生、「会いに行ってくれたんですか?」

彼野人、「はい。えっと、おがわさんに、今年中にやりたいことを聞いてきました」

さんま先生、「・・そんなことより、君、自分自身をもっと心配しなきゃいけませんね」

彼野人、「(笑)フフフ。うん」

さんま先生、「自転車に乗れない」

彼野人、「跳び箱は、跳び箱一段は」

さんま先生、「二段まで?」

彼野人、「うん」

さんま先生、「君は、他の人と比べて、これは他の人には負けないっていうのは何があんねん?」

彼野人、「ない!」(笑)

さんま先生、「ごくろうさん」

 

場所はいつもの柴又、三河屋の前です。

2人、握手しながら、

おがわ、「おはよう」

彼野人、「うん。今年もよろしくお願いします」

おがわ、「いや、こちらこそよろしくお願いします」

彼野人、「はい、よろしくお願いします」

おがわ、「久しぶりだね、彼野人君」

彼野人、「うん、久しぶりだよ。何年ぶりだろう?」

おがわ、「何年ぶりだろう?。3年ぐらい会わないかなあ?」

彼野人、「うん、うん。え、3年はいってないんじゃない?」

 

質問をします。

彼野人、「今年は、学校の恐い女の子たちと仲良くしたいんですけど、仲良くするにはどうすればいいんですか?」

おがわ、「あのね、いいこと教えてやるわ」

顔を彼野人に近づけて、

おがわ、「甘酒か何か呑ましてやるんだよ。そしたら仲良くなるかもしんないよ」(笑)

彼野人、「でもね、うちんとこには甘酒ないの」

おがわ、「連れてくりゃいいじゃねえか」

彼野人、「ん?」

おがわ、「先頭きって歩いてくんだよ、柴又まで」

 

彼野人、「今年行ってみたい所はありますか?」

おがわ、「あるある。温泉」

彼野人、「あのね、うち温泉行ったけどね、ちょっとぬるかった」

おがわ、「あ、ぬるければね、長く時間を入ってればいいの、あれ」

彼野人、「それで熱いときは、入るときは、しーずかぁーにはいんの、こう。心臓悪くするとまずいから」

おがわ、「静かに、熱いときは、しーずかぁーに、こうしゃがんでいくの」

おがわさんと彼野人、一緒にしゃがんでいきます。(笑)

 

おがわ、「浴室に入る前に、体洗うんだよ」

彼野人、「うん」

おがわ、「背中洗ったり、全部体、全部洗っちゃうの。で、頭だけ洗わないで、一番最後。
       ほんじゃないとよく温(あった)まんねえから」

彼野人、「えー、うち、頭からどうーっていっちゃうよ」

おがわ、「だめだよ。それじゃあ、温まんないよ」

彼野人、「いや、温まった」

おがわ、「温まんないよ。だめだよ、それじゃ」

彼野人、「温まったよ」

おがわ、「そりゃだめだよ、違うよ、そりゃ違う。温まんねえ、だめだ」

♯おがわさん、頑固に主張しています。

おがわ、「俺は言うこときかねえ」(笑)

 

彼野人、「二十歳になったら、まず最初に、何をしようと思いましたか?」

おがわ、「歌手。北島三郎さんみたいに」

彼野人、「北島三郎ってさ、しぶいよね」

おがわ、「ああ、あの男はしぶい男だ。だけど馬持ってるからな」

彼野人、「馬?」

おがわ、「競馬馬。ハイヨット、サッサ。むち入れるとサァーッと行くやつ。ところがなかなか一着にこねえんだよ、あれ(笑)。
       今年は午(うま)だから、馬でも2、3頭買って、競馬でも出そうかと思ってんだよ。
       そいでねえ、北島のサブちゃんじゃないけどよ、友達になっちゃってな、勝負しようじゃないかって、馬で」

彼野人、「えー」

おがわ、「当たれば得すっけど、競馬ではずれると損する」

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おがわ、「そうそうそう。あー、頭いいなあ。俺よっか頭いいじゃねえか」

彼野人、「えー、こっちのほうがいいよ」と、おがわさんの頭をなでます。

おがわ、「そんなことないよ。俺よっか頭いいよ」

彼野人、「だってふかふかだもん」

おがわ、「『ふかふか』って、これ毛糸の帽子だもんよ。(笑)ハハハハ」

 

さんま先生、「どうでした?、話聞いて勉強になりました?」

彼野人、「うん、勉強になったけどね、『頭いい』って言われたくない」

さんま先生、「頭ええかわからへんやないか」

彼野人、「そーお?

さんま先生、「『勉強ができる』と、『頭がいい』は別やからな」

彼野人、「でもできないよ」

さんま先生、「勉強は別なの。勉強は勉強。頭がいいやつは頭がいいの」

彼野人、「よかったぁ」

さんま先生、「掛け算とか、もうできるな?」

彼野人、「できない」

さんま先生、「ににんが?」

彼野人、「5」(笑)

さんま先生、「おまえ、もう5年生やぞ」

彼野人、「うん」

さんま先生、「にさんが?」

彼野人、「9」

さんま先生、「ふぅ

彼野人、「あ、じゃあ、『ごご』知ってるよ、絶対に知ってる」

さんま先生、「ごご?」

彼野人、「の紅茶」(笑)

さんま先生、「そんなんいらんねん」

彼野人、「いるよぉ」

さんま先生、「まじめに言うてんねん」

彼野人、「(笑)フフフ」

さんま先生、「だいじょぶかぁ?。足し算はできるな?」

彼野人、「できない」

さんま先生、「7+8は?」

彼野人、「10」

さんま先生、「1+4は」

彼野人、指を使って、「えーと、いち、に、さん、よん、ご、ろく」

さんま先生、「ちゃう、増えてるやないかい」

彼野人、「えっ、増えちゃだめなの?」(笑)

さんま先生、「なあ、1から5(指で)数えてみ、こっから(親指から)」

と、彼野人の手首をつかむと、彼野人、「痛い」(笑)

彼野人、「いち?」

さんま先生、「どっから?。親指から数えたらええやないか」

彼野人、「いち、に、さん、よん」。小指の方から数えだします。

さんま先生、「(笑)ほいで?。1つ」

彼野人、「1つ。しごにじゅう」

さんま先生、「(笑)フフ。掛け算できんのやないかい」

♯ほんとはちゃんとできるんですよ(^_^)

 

いただき俳句教室 先頭へ

*今回のお題は、「夢」です。

さん組からは、碧、零治、由記が参加します。

対戦相手は、秋田県男鹿市の北陽小学校です。

さんま先生、「さあ、今年一発目ですから、うちも力のある布陣でいきましょう。3人、何かね、まぼろしの三角関係。
         でも今年こそ碧ちゃんは、零治をね、ゲットするということですよね」

碧、「そのために努力するの」

さんま先生、「そう。努力してる自分が好きなんでしょ?」

碧、「そう」

さんま先生、「結果はともあれ。それは僕とか三宅さんとかと一緒」

碧、「かなうまでの道のりが好きなの」

さんま先生、「その通り(笑)。所詮、たどり着いたって大したところやないのに、その道中が楽しいんやね。
         おいら、恋の東海道五十三次やね(笑)。何言ってんの?、パカみたいに」

 

さて、対戦相手のVTRが流れます。

並んでいる生徒達の前で、ナマハゲの格好をした子たちが、「泣く子はいねえかぁ?」「怠け者はいねえかぁ」と言っています。

女の子、「こんにちは。私たちは、北陽小の6年生です」

男の子、「北陽小の自慢は、元気のいいところです。今、日本一の挨拶を目指して頑張っています」

男の子、「学校は、みんなに優しいバリアフリーになっていて、エレベーターもついています」

校舎内は、1階から3階まで吹き抜けのところもありますね。

男の子、「最初に登場したのが、男鹿の伝統行事のナマハゲです」

「僕たち、私たちは、こんな北陽小が大好きです」

 

1人目は女の子です。校舎の屋上かな?。

「北陽小学校6年、たけうちしおりです」

武内詩織ちゃんです。この後、方言でしゃべります。

詩織、「男鹿の朝は、さんびくてさんびくて、朝、布団から起きれねえ。おらの朝の俳句を聞いてくれ。
      『雪国の 朝のふとんは 夢の国』」

「おぅー」と、ナマハゲが近寄ってきます。

詩織、「ごめんしぇけれ、ごめんしぇけれ」と逃げ出します。

さんま先生、「いただきましょう!。いいですねえ。寒いところではふとんはもう夢の国だと。
         ね、おまえらみたいにちんたらぽんたら都会ですごしてるんじゃないねん。なぁ」

碧、「あーちゃん田舎だよ」

さんま先生、「満足して、やれ暖房のカーペットだ、やれストーブだ、やれ何たらだと言うて、甘えてる場合じゃないねん。
         そんな寒さちゃうねん。骨身にしみる寒さやねん。だからふとんの中は夢の国。
         あー、俺もたまにふとんの中、夢の国の時あるよ」(笑)

 

2人目は男の子です。校舎内のベランダかな。家々が見えます。

「北陽小5年1組、さとうまことです」

佐藤信君です。

信、「僕のお父さんは、この日本海で、漁師をやっています。それでは俳句を詠みます。
    『後ついで 漁師になって 大海原』。この季節のハタハタは最高です」

さんま先生、「あー、なるほど。いただきましょう。ハタハタ、いただきましょう(笑)。えー、結構おいしいですから。
         なるほどね、お父さんの後を継ぐんだ。将来の夢は?。碧ちゃんは何になりましょうかね?」

碧、「ハリウッド女優」

さんま先生、「あっ、そや。零治は?」

零治、「保父さん」

さんま先生、「保父さん?」

零治、「か、デザイナー」

さんま先生、「おまえ、小さい頃バンドやって、将来保父さんかい?(笑)。段取りおかしいやないかい。
         寸法合わんぞ(笑)。由記ちゃんは?」

由記、「先生の結婚相手」

さんま先生、「僕の?。(笑)ヘヘヘヘ」

 

3人目です。教室ですね。

先生、「夢の俳句詠める人?」

「はい」。男の子1人だけ手を上げます。

先生、「はい、だいきさん」

男の子、「北陽小6年、とどうだいき」

登藤大樹君です。

大樹、「俳句を詠みます。『未来には ゴミの山しか見えないよ』」

先生、「さんま先生、子供たちの未来を明るくしてください」

さんま先生、「いただきましょう。もう子供たちは、『将来はゴミの山しか見えないよ』、これはちょっと重いんじゃないんですか。
         まあ、ゴミでもね、見ようによっちゃ光り輝くもんに見えるときもありますから。気持ちです、いつも。
         グレーを見ても、ピンクの気持ちで見ると、ピンクに、、、見えないね」(笑)

零治、「俺は見えるよ」

さんま先生、「(笑)俺は見えるよな、零治(笑)。分かるやろ?、俺の言いたい気持ちは。虹は心にかかるもんやな、零治」

零治、「うん

さんま先生、「ほーら、そういうもんやねん。分かるか。気持ちの持ちようや。
         ねえ、黒いもんでもピンクだと思って、ピンクに見える力を養うようにしてください。
         それでは碧ちゃんから。勝ちましょう。正月一発目は勝っていきましょう。テーマは『夢』」

 

碧、「『初夢の 中にでてきた 王子様』」

さんま先生、「・・何なの?」

碧、「初夢の中に、零治という王子様が出てきたの。零治が白タイツはいてた」(笑)

さんま先生、「零治が白タイツはいてた?。股間モッコリ。(笑)ハハハハハ」

 

零治、「ダサイ夢 エリート社員 目指すガキ

さんま先生、「エリート社員を目指すガキはダサイんだ?。おまえ、保父さんやないかい。それはダサくないの」

零治、「ていうか、保父さんかデザイナー、とか」

碧、「うちのおばあちゃん、デザイナーだよ」

さんま先生、「うそぉ?」

碧、「ほんと」

さんま先生、「どんなデザイナー?」

碧、「変な」

さんま先生、「知らんがな」(笑)

 

由記、「子供たち やぶれた親の 夢背負う

さんま先生、「(驚)はぁ、いただきましょう!。これは由記ちゃん、ほんとに深い。親ってね、自分ができなかったことをね、
         やらそうとするんですよ。その通り。ほいで大体、自分、体弱い人は、
         『健康』という文字を子供の名前に付けたがるんです、健太とか。分かる?」

零治、「やすおとか」

さんま先生、「えっ?」

零治、「健康の『康』で、康雄とか」

さんま先生、「そうそうそう。ほいで頭が悪かった人は、何か頭良さそうな勉三とかいう名前を付けさすんです。
         例えばの話ですよ。あの、名前に最初にその夢がいくの。自分ができなかった夢が」

零治、「俺は違うよ」

さんま先生、「そうや」

零治、「俺?」

さんま先生、「君もそうや。おまえ、『零治』やろ?。どういう意味の『零治』や?」

零治、「いつでもゼロからやり直せる」

さんま先生、「(笑)その『零治』(笑)。(笑)ハハハハ。おまえ、数字の『0』か。
         だからお父さんは、マイナスからしか始められへんかったんや。だからゼロからや。
         これはいいですねえ。今日の最優秀。今日はもう負けやな。由記ちゃんに負けやろ」

碧、「あー、うん」

さんま先生、「チーム戦も、今日はちょっと出来悪かったよ、碧ちゃんと零治」

碧、「えー

さんま先生、「ちょっと悪かったな、今日の出来。団体戦はこちらの小学校の勝ち!。北陽小学校の勝利。
         そして個人賞。もう、これは高田ちゃんに頼まなくてもいいでしょう。今日の最優秀は、由記ちゃーん!」

由記、「イェーイ!」

 

 

海仙人、「いやぁ、ま、由記ちゃんの詩は素晴らしいね。もう感心した。うん。ちょっと心配なのは、
       あのお母ちゃん、背負えるかなあなんてな、潰れちゃうんじゃないかななんてな。うん。
       ここでワシも、じゃあ一句。『初夢で 母ちゃん妊娠 うなされた』。今年もきびしーい年になりそうだのう。
       さて、全国の小学生のお友達も、俳句を作って番組に出てみないかな。
       今回は、『兄弟』をテーマにした俳句を募集しとるんじゃ。学校単位での参加も大歓迎。
       ハガキに書いてドシドシ送っておくれ。最優秀俳句には、いただきトロフィーと、素敵なプレゼントを差し上げようぞ」

 

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