11/25、「ケンカをして得したこと損したこと」
教室 先頭へ
さんま先生、「はい、何?」
彼野人、「あのね、これは信じられないってことだよ」
さんま先生、「何?」
彼野人、「あのね、うちの、学校じゃないよ。うちの学校の近くの学校に、何かサルが出たんだよ」
さんま先生、「へぇー、出るやろ、それは」
優佳、「えー、お庭にサル来たで」
さんま先生、「うそぉ、どんなとこ住んでんの?、君」
#優佳、何度も「嵐山の近く」って言ってるのですが、覚えてもらえないようで(笑)
優佳、「えー、何かな、木がな」
さんま先生、「うち、ごはん食べてたら、真ん中をイノシシ通ったんからね(笑)。これはホンマやねん」
翠星、「さんま先生」
さんま先生、「何や?」
翠星、「あのね、俺ね、俺んちの近くに捨て猫とか、8匹もいるんだよ」
さんま先生、「8匹もいるのか?、捨て猫。ほいでどうしてんの?、それ」
翠星、「それ?。捕まえようとするんだけど、怪我してて、キャーキャー、キャーキャー逃げて」
さんま先生、「助けてあげようと思ってんのに?」
翠星、「うん」
零治、「うちの近くにね、『ラジオ研究所』っていうね、看板が書いてある」
翠星、「あとね」と、割り込み。(笑)
翠星、「あとね」
零治、「俺?。ラジオ研究所っいう看板がついてるとこあんのね」
翠星、「俺ね」
零治、「そこのね、近くにね、ネコがいっぱい」
翠星、「家の近くに捨て犬がいるの」
さんま先生、「あの、翠星、今、零治としゃべってんの」
翠星、「俺と零治」
さんま先生、「いや、『俺と零治』じゃないのよ。おまえと零治がしゃべってるわけ?」
翠星、「(笑)フフッ」
零治、「意味がわからん」
さんま先生、「ちゃう、だから、俺と零治がしゃべってるから後で。わかった?」
翠星、「俺と、零治」
さんま先生、「ちゃう。僕と零治」
翠星、「と、俺」(笑)
さんま先生、「いや、残念ながら、君はそこに入ってないのよ。だから零治が終わってからしゃべって」
翠星、「零治と俺とさんま先生」
零治、「だから終わってから。しつこい」
翠星、「えー」
零治、「面白くない」(笑)
さんま先生、「(笑)零治、何なの?」
零治、「あんまりおぼえてないんだけど、1年の頃に、そこに友達と行ったの」
翠星、「うちんちの近くにコウモリいるよ」
さんま先生、「うそぉ?。そっちの(翠星)の話の勝ち」
翠星、「うちんちの近くに秘密基地作ったらね」
さんま先生、「コウモリいた?」
翠星、「うん」
さんま先生、「うそぉ?」
翠星、「ほんと」
さんま先生、「うわぁ、恐いなあ」
翠星、「コウモリが何か、たくさん入ってきて」
仁美、「ほんと?」
翠星、「うん」
さんま先生、「へぇー、すごいねえ」
翠星、「それで埋めといたら、何か1週間後に死んでた」(笑)
今日の問題は、「金持ちは自分の損になるので、決して人と争わないことを、『金持ち○○せず』という」です。
さんま先生、「はい、あーちゃん」
碧、「金持ち争いせず」
さんま先生、「あ、『ケンカせず』。正解」(笑)
みんな、答えられず不満そうです。
由記、「もう1回当てて。お願いします」と、拝んでます。
仁美、「何でえ?」
さんま先生、「正解やもん」
「あー」「えー」
さんま先生、「大したボケもできんくせに」
由記、このみ、「できる」
由記、「5年生甘くみたらあかんで」
さんま先生、「責任とれよ、おまえら。そしたら」(笑)
由記、「とるよ」
さんま先生、「おぅ、由記ちゃん」
由記、「離婚」
さんま先生、「(笑)離婚せず」
由記、「ほら、とったやろ。とった」
さんま先生、「そんなに大してとってない」
由記、「とってるとってる」
仁美、「さんま先生は、胃が悪い」
このみ、「人を愛せず」
さんま先生、「(笑)金持ちは人を。おっ、これはええ言葉」
このみ、「お、良かった良かった。とった、1本とったでしょ?、うち」
さんま先生、「(笑)1本はとってない。まだ『有効』ぐらい」
碧、「1本半」
優佳、「自慢せず」
さんま先生、「違いますねえ」
諒、「金持ちパチンコせず」(笑)
さんま先生、「(笑)あのね、それそうかもしんない。あんなせこいことで1日時間つぶしてる場合やないからな、金持ちはな。
この辺(スタッフ)、全員しよるから」(笑)
翠星、「俺、パチンコやったことある」
また由記が手を上げてます。
さんま先生、「ほんとに責任とれんねんな?。さっきので、1回でやめといたほうがええんちゃうか?」
由記、「えー。だって、さっきのまだ1本とれてへんもん」
さんま先生、「あー、由記ちゃんいけ」
由記、「チャンネル争い」
さんま先生、「せず。(笑)そやな。これもうまいうまい」
このみ、「病気」
さんま先生、「病気せず。ああ、でも金持ちの家は必ず病気してる人がいる、とか言いますからね」
このみ、「『有効』上がった?」
さんま先生、「え、全然上がってない、そんなの」
このみ、「えー」
碧、「ケンカ」
さんま先生、「ケン。正解」(笑)
由記、「もうちょっと待ちぃや」
今日のテーマは、「ケンカをして得したこと損したこと」です。
諒、「えっと、うちのテストの点数が悪いのがばれちゃって、それで、うちとママがケンカした時に」
零治、「それ、明らかに諒が悪いんじゃん」
諒、「得したことがある。おばあちゃんがその時来てて、あの、おうちにね。それで、怒られてたときに、
あの、うちのおばあちゃんが、『いずみ(お母さん)も小さい頃はテストが悪かったんだよ』って。
だもんで、うちのママをいじめてもらったから、これはラッキーって」
さんま先生、「あー、なるほど。成績が悪くて怒られるかと思ったら、ほめてもらえたわけだ」
彼野人、「あのね、うちはね、いつも学校で女にいじめられるでしょう。そんでね、
よく、『パン買ってこい』って言われるのね(笑)。そんでね、その1人の女のためだけに、あの、
1人の、1人分のじゃダメなの(笑)。教室の、女全員に買わなくちゃいけないの」
さんま先生、「おまえ、それ、文句言えよ」
彼野人、「だから言いたいんだけどさ、言ったらさあ、学校全体の女にパン買わされることになるから」
零治、「バカじゃん」
彼野人、「だって、バカだからやるんじゃん」(笑)
さんま先生、「いや、それが分かってるということは、バカじゃないじゃない」
彼野人、「バカじゃない?」
さんま先生、「バカじゃないのよ」
彼野人、「バカじゃない」と、少し納得した様子。
さんま先生、「(笑)なめてんのか?、おまえは」(笑)
彼野人、「なめてる」
さんま先生、「人が真剣に話してる最中に」
由記、「あんな、お味噌汁をな、食べたときにな。パパのな、おわんにはな、おもちが2つ入っててな、
うちのおわんには1個しか入ってへんのや。ほんでな、ママがな、『もう1個あるで』って言ったからな、
うちがな、『うち、ちょうだい』って言ってん。ほなな、パパがな、『俺も』って言いよってんや。
ほんでな、うちがな、『パパ、2個食べたからあかん』って言ってんや。ほなな、『俺、そんなもん食ってへんわ』とか。
でも入ってたから食ってるやん。でもな、『俺、そんなもの食ってへん』とかな、ずっと言いよってん」
さんま先生、「(笑)おう、言いよった?」
由記、「ほんでな、うちがな、軽い叩き合いみたいになって。ほんでうちが、パーンてこうやった(手を後ろにやった)時にな、
そのお玉にな、手が当たってな、おもちが飛んでいってん。ほんで床に落ちて両方とも食べられへんかってん」
さんま先生、「あー、もう、すっごい損したことやな、それは。もう、食べたいものが目の前で落ちることほど悲しいことはないよね」
由記、「でも、その食べたいもんを人にとられる悲しみもちょっと嫌やから、まだ落ちたほうがましかもしれん」
さんま先生、「まだましなの?。いやぁ、食べたいもん、目の前で落とされたらショックやよね」
零治、「あと、こういうの。アイスクリーム、『やったぁ。パパ買ってくれた』。ボチャッ。あっけねえよ」
さんま先生、「ソフトクリームとな。ナムコワンダーランドなんかでこうたやつ、ボトンて落ちんねん」
美輝、「僕もな、食べようと思ったらな、顔に当たってベチャッっと落ちてん」
零治、「いや、それおかしい。何で食べようしてベチャとかなってるの?・・・」(笑)
碧、「あのさ、この前さ、翠星のことを注意しに行ったら、零治に泣かされたじゃん」
零治、「注意って言わねえよ」
碧、「そうだね」
さんま先生、「あの時あれやろ?。零治が好きって分かった日やないかい」
碧、「でも、その時得したことがあったの」
さんま先生、「何を得したの?」
碧、「さんま先生が優しかった」(笑)
さんま先生、「(笑)ヘヘヘヘヘ。絶対成功するぞ。君は間違いなく」
碧、「だってほら、あの後さ、チューしてくれたじゃん」
さんま先生、「チュー?。チューなんかしてないよ」
碧、「したじゃん」
さんま先生、「(笑)してないよ」。片ひざついてついてしまいました。
さんま先生、「おまえ、クラブフレヤのもめごと女か?、おまえは」
碧、「もう、男ってシャイなんだから」(笑)
さんま先生、「(笑)おかしいって。おまえな、絶対おかしい。おまえ、ぬいぐるみやろ?、それ。
内のチャック開けたら、大人のお姉ちゃん入ってんのちゃうか?(笑)。チューなんかしてないやないかい」
碧、「したよ」
さんま先生、「(笑)してないよー」
海、「俺は、してないに賭ける」
さんま先生、「してない!」
碧、「何味だった?」
さんま先生、「えーと、ミント。いや、違うがな(笑)。してないから。俺とおまえ、どこでキスした?、ほいで」
「観覧車」
さんま先生、「どこで?。場所?」
碧、「場所。えーと、フジテレビの中」
さんま先生、「中のどこで?。みんな見てんのに、キスなんかできへんやないの」
碧、「隠れて」
さんま先生、「隠れて?。え、俺がどうした、こういう(手を回して抱き寄せる)感じで?」
碧、「そういう感じ。でもそうしたら、私の背、届かないと思う、そうじゃ」
さんま先生、「あ、ほな、俺がこう(片ひざをついて)した?」
碧、「そういう感じじゃない」
さんま先生、「(笑)そういう感じ。あっついキッス」
零治、「これ、きもいんだけど。これ何?。いっつもこういう風にやってる」
と、碧が、指をあごの下につける仕草をまねします。
さんま先生、「ほっといたれよ、なあ。あんなこと言いよんねん。興味なかったらおまえ、そんなこと言わんでもええやないか」
零治、「気持ち悪いよ」
さんま先生、「あっ、俺に取られたと思って零治、やきもちやいてるな」
零治、「あ、いらねえいらねえ」
さんま先生、「やもちやいとんねん」
零治、居直って、「あ、いいよ、やもちやいてるね。おー、すごいすごいすごい」
さんま先生、「おぅー、ほんまやよなあ、あれ。俺ら真剣に付き合おうか?」
碧、「うん」
さんま先生、「(笑)な、なあ。もうキスもした仲やしなあ」
このみ、「先生、認めちゃってるじゃん、キスしたってこと」
さんま先生、「いや、もう、零治があんなこと、やきもちやいとるからやなあ。言うとくけど、俺、してないで」
このみ、「じゃあ、何で?」
さんま先生、「俺は言うとくわ。生徒には手を出さん、何でやねん?(笑)。何でおまえらにそんな真剣な説明せなあかんねん」(笑)
おがわひろしショー 先頭へ
*今回は輝弥君です
さんま先生、「こんにちは」
輝弥、「こんにちは」
さんま先生、「おがわひろしショー、の時間がやってまいりました」
輝弥、「はい」
さんま先生、「今のところ、ミスなし素人としては珍しい(笑)。オンエアーすれば、必ず笑いを取ってくれる素人。会って来たの?」
輝弥、「うん」
さんま先生、「どうでした?」
輝弥、「小川さんねえ、優しかった」
さんま先生、「優しかった?。何を相談したの?」
輝弥、「男っぽくなりたいとか。何かよく女の子に間違えられる」
さんま先生、「ああ、それが嫌なのか。さあ、どんな答えが返ってきたんでしょうか?」
*今回は焼きそばのお店の前です。
輝弥、「こんにちは」
おがわ、「こんにちは」と、お店から出てきました。
輝弥、「あっぱれのもりてるやです」
おがわ、「はぁ、輝弥君。なかなか立派だね、君は」
輝弥、「(少し照れながら)はぁーい」
おがわ、「気に入った。目がいいよ、目が」
輝弥、「目?」
おがわ、「うん。目がねえ、優しそうな目してる」
輝弥、「でも、何か男っぽくなりたいんですけど」
おがわ、「分銅ぶら下がってんだろうよ?」
輝弥、「えっ?」
おがわ、「分銅。おちんこぶら下がってんだろう?」
輝弥、「うーん、おっきくねえけど」(笑)
おがわ、「(笑)おっきくねえけど。ハハハハハ」
輝弥、「ものすごくうるさい奴がいて、うるさい奴にはどうしたらいいですか?」
#これは翠星のことなんでしょうか?(^_^;)
おがわ、「『シャーラップ!』って言えよ」
輝弥、「えっ?」
おがわ、「シャーラップ」
輝弥、「シャラップ?」
おがわ、「イヤ、イヤ、イエス、イエス、イエス。オッケー、オッケー」
輝弥、「(笑)シャラップ」
おがわ、「そうそうそう」
輝弥、「他に知ってる英語を教えてください」
おがわ、「『ハロー』。『ギブ ミー シガレット プリーズ』(笑)。わかる?。『たばこ下さい』だよ」
輝弥、「俺は短気でね、すぐにケンカをしてしまうんですけど、短気はなおりますか?」
おがわ、「短気は損気だな。気が短いって言うの」
輝弥、「毛が短い?。短くない」
帽子を取って、頭を見せて、「ほら、長い」
#すごーい天然ボケ(笑)
おがわ、「毛じゃない。それは『毛』だよ。『気』」
輝弥、「き?」
おがわ、「『たんき』っていうのは、『短い気』と書くの」
輝弥、「うん」
おがわ、「だから短気」
輝弥、「俺のママは怒るとすんごく恐いんですけど・・(間はカットされてます)・・恐かったですか?」
おがわさん、人差し指を立てて、頭の両横に持ってきて、「鬼か?」
輝弥もまねして、「うん、鬼」
おがわ、「あれ、みんなね」
輝弥、「少しでも悪いこと見つかるとね、キッと」
おがわ、「いやいや、悪いことはだめだよ、やっちゃ。絶対こう、いらっしゃいだよ。
それこそ、刑務所に連れて行かれちゃうよ」
輝弥、「けいむしょ?」
おがわ、「あそこ、麦飯なのなあ(笑)。麦飯、こういう丸っこいんだよ(笑)、こんな薄いやつ」
輝弥、「おいしい?」
おがわ、「あんまりうまくなかったなあ(笑)。2度と入るとこじゃないよ、あそこは」
輝弥、「(笑)はぁーい」
#さんま先生、「(笑)入ってはったんだ」
輝弥、「長生きの秘訣は何ですか?」
おがわ、「粗食」
輝弥、「しょ、しょ、しょ、しょ、しょう、そうしょく?」
おがわ、「そうそうそう。あまりうまいもん食うと、病気になったり何かするからだめなの」
輝弥、「うん。野菜とかそういうもん食べるんでしょ?」
おがわ、「そうそうそう。それ1番。あんた、よく知ってんじゃないの。」
輝弥、「(笑)フフフ」
おがわ、「わしよっか、よく知ってるわ」
輝弥、「えー」
おがわ、「偉い、この子。なかなか利口だよ」
さんま先生、「まっさか、麦飯を食べてらっしゃったとは(笑)。いろんな過去が暴かれて、まだまだ隠してらっしゃいますね」(笑)
輝弥、「うん」
さんま先生、「(笑)どうも、麦飯の味を知ってて、警察犬が恐いというところから(笑)、どうもそのにおいはしてたんですけど」
輝弥、「はい」
さんま先生、「ええことをおっしゃってましたね。『あまりいいものを食べない』。
今日はね、おがわひろしさんの名言集。『いいものを食べない』」
輝弥、「いいものを食べない」
さんま先生、「そうそうそう」
輝弥、「好きなものを食べない」
さんま先生、「『ギブ ミー』ね、『シガレット』(笑)。多分、外人に向かって戦後おっしゃってたんでしょうね、あれは。
やっぱり優しかったですか?、会って」
輝弥、「はい」
さんま先生、「勉強になった?。1番印象に残ってるの、どこ?、輝弥君の」
輝弥、「男っぽくなるっていうのでね、あの、『チンチンぶら下がってるんでしょ』っていうとこが面白くて印象に残った」
さんま先生、「あー、『あんた、ちんちんぶら下がってるんでしょ?』と?」
輝弥、「うん」
さんま先生、「『そしたらしっかりしろ』と、いうことやわね。えー、ちっちゃいの?、ちんちん」
輝弥、「何かプールで見たけどねえ、お友達ちんちん見たらねえ、象さんみたいに長かった」
さんま先生、「へぇー(笑)。あー、かわいそうになあ」(笑)
いただき俳句教室 先頭へ
*今回のお題は、「秋の終わり」です。
さん組からは、彼野人、諒、が参加します。
さんま先生、「いただき俳句教室」
「イェーイ!」
さんま先生、「さあ、先週は大敗してしまいましたんでね、あっぱれチームが」
彼野人、「大敗してしまいました」
さんま先生、「久々の負けでしたけど。さあ、今週のテーマは、『秋の終わり』。
今日は佐賀県の大山(おおやま)小学校。6年生チームやから」
由記、「あー、6年か」
さんま先生、「これはちょっとまた、2連敗してしまう、かもわかりませんねえ」
彼野人、「いや、だけどうちの俳句の方がもっといいよ。すごいもん」
さんま先生、「2連敗だけは避けたいですね。ちょっとクレメンスを持ってきましょう」
*クレメンスとは、ニューヨークヤンキースの投手、ロジャー・クレメンスのことだと思います。
「さんま先生、こんにちは!」
刈り終わった田んぼに6年生全員が並んでいます。背後には山が映っています。
典型的な日本の田園風景ですね。
男の子、「僕達は、西有田町立大山小学校、いなかっぺ」
全員、「6年生ばーい!」
男の子、「ここ、西有田では、『はがくれ牛』という牛が有名です」
大きな丸いお盆に、はがくれ牛の肉が盛り付けられています。
男の子、「とってもおいしくて、安心、安全。ほーら、こがんもおいしかごたろ」
*下線部、九州弁なので正しいかどうかわからないです。
女の子、「こんな自然に恵まれた西有田です。では、大山小6年生の自作俳句を」
全員、「どうぞ!」
1人目は男の子です。絵を描いています。
「まつせゆうじ」。松瀬祐二君です。
祐二、「僕は、絵を描くのが大好きです。ここで一句。『紅葉は 自然の力の 芸術だ』」
描いていたイラストをカメラに向けます。紅葉の木が3本ですね。
祐二、「芸術は、爆発だ!」
(ドカーン)
背後の山の頂上付近から爆発がおきました。(CGです)
さんま先生、「あっ、あんな小細工までしましたねえ(笑)。あれ、向こうがやったんじゃない、こっちがやったんですからね。
ねえ、でもまあまあ、『紅葉は、自然が作った芸術だ』と。あんな素晴らしい芸術はない、ということですよね。
こりゃまあ、軽くいただいときましょう」
彼野人、「軽く、軽く朝飯を食いましょう」
さんま先生、「まあ、そういう感じですよね。これからどんどん出てきますよ、これは」
2人目は女の子です。
「かわはらゆま」。川原由真ちゃんです。
由真、「最近、どがんでさむうなってきたね。東京の方はどがんですか?。ここで俳句を詠むけんね。
『肌寒い 布団取り合う 夜明け時』。さんま先生も、西有田に遊びに来んしゃい」
さんま先生、「あー。『布団を取り合う』、これはね、今、兄弟で取り合ってるんでしょうけど、
将来は、こう、恋人と布団を取り合って、ねえ。えー、『寒い』とか言いながらね。『寒いよ』とか言って。
『こっち』とか言うて、『俺のや』とか言う、眠いままね、もう、夜明けにこう、抱き合ったりなんかて」
諒?、「(笑)ククッ」
さんま先生、「(笑)ママ、興味示しすぎ」(笑)
3人目の女の子、他の子と一緒に校庭を走りながらしゃべってます。
「6年。よしながあや」。吉永亜耶ちゃんです。
亜耶、「寒いんで、早めに言います。『いなかっぺ みんなで走って ポッカポカ』」
「こわぁ」
さんま先生、「『おまえどこいくねん?』、言うやつやね。それをこうして走って、これいいじゃないか」
彼野人、「いただく?」
さんま先生、「いただくよ、そんなの・・自分達で、いなかっぺだと、と言い切るあたりが素晴らしいじゃないですか。
田舎もんを隠そうとするよりも。ねえ。そして、どこまでも走っていくんです、彼たちは。
『夢』という駅に向かって」(笑)
由記、「ロマンティストですね」
さんま先生、「ね、『好きやな』じゃなしに。なかなか、今日は佐賀の、ものすごい、いい感じが出てましたね、自然を力に。
だからこれはちょっと強敵ですよ」
さん組です。
彼野人から。「おうちには シチューが待ってる 急ぎ足」
さんま先生、「ああ、急ぎ足。シチューが好きなの?」
彼野人、「そう、大好き」
さんま先生、「おいしい?」
彼野人、「おいしい。僕、スタミナがつきました」
さんま先生、「ほいで、あの、君、パシリやらされてるの嘘らしいから。ねえ、嘘までついて笑いとらんようにしてくださいね(笑)。
真剣に心配した俺がみじめですから」
彼野人、体をくねらせています。(^_^;)
諒です。「自販機の ホットとコールド 入れ替わる」
さんま先生、「おぅー、ね、そろそろそんな時期に来ますね。秋の終わり、『ホットとコールド入れ替わる』。
ねえ、慌てて、ね、ホット飲みたいのにコールド押してしまったりする時も来るわけですよ。
これなか、いただきましょう。なかなかいいですよ、これ。(笑)あのね、その表情いりませんから」
目を大きく開いてさんま先生を見つめています。(^_^;)
諒、「(笑)ウフフフ」
さんま先生、「なかなかよく出来てました」
由記です。「さあ、由記ちゃん。最終、ここで押さえれば勝てると思うわ、今日は。ここでパッと押さえれば」
彼野人、「押さえてくれよ。お願いだから」
由記、「夕暮れが あっという間に 闇の中」
さんま先生、「闇の中、おっ、いただきましょう!。今日はなかなか、きれいな線で攻めましたね」
彼野人、「今日はどっちどっち?」
さんま先生、「あっぱれチームの勝ち!」
「うわぁ!」「イェーイ」
間髪いれず彼野人、「最優秀、最優秀、さいさい、高田ちゃーん、お願ーい」(笑)
さんま先生、「(笑)あのね、君ら、高田ちゃんに気安すぎる。高田ちゃんもベテランカメラマン」
彼野人、「えー」
さんま先生、「意地もあんねん(笑)。だから、高田ちゃんに選んでもらいたいのやろ?」
彼野人、「うん。お願いします」
さんま先生、「さあ、それでは高田ちゃん。藤井さんの憧れの人ですからね」
諒、「えー、うそぉ?」
さんま先生、「ほんとほんと」
彼野人、「えー、先輩?」
さんま先生、「先輩先輩」
彼野人、「おぅー」
さんま先生、「沖縄ロケで、黒い海パンを見てからグラッときてしまった(笑)・・家は沼地、いきましょう。
3階建てで作ったのに今、2階になってるという高田ちゃん。それでは高田ちゃん、よろしくお願いします」
激しいスイッチングの末、選ばれたのは由記でした。彼野人、またしても敗れ去りました。
彼野人、さんま先生に「八つ当たり」した後、うずくまってしまいました。
さんま先生、「高田ちゃんやないかい。君が『高田ちゃんにしよう』言うたやないかい。俺は彼野人やと思ってたのに」
彼野人、うずくまりながらもしゃべります。「うそだ」(笑)
さんま先生、「(笑)ちゃう。ほんまやないか」
彼野人、「うそだ」
さんま先生、「『うそだ』じゃなしに」
彼野人、「笑ってたもん」
さんま先生、「(笑)はぁー。ほんま。俺、今日は彼野人やなあと思うたよ。『シチューを 急ぎ足』とか、良かったわ」
由記、「シチューを急ぎ足。(笑)ハハハハ、聞いてない」
彼野人、うつぶせ状態から、少しずつ前進しています。
さんま先生、「なめなめくじぐし、なめくじくじ(笑)。そんなんいらないの。こっちがしんどいの。なめなめくじぐし、なめくじくじ。
ねえ、塩かけないでね。いや、違うがな(笑)。そんな間寛平のまねはいらないよ。
さあ、こちら、いただき俳句、最優秀賞、由記ちゃん、おめでとうございます」
いただきトロフィーが渡されます。
諒、「いいなぁー」
由記、「ありがとうございます。ありがとう」
さんま先生、「ママ惜しかったね。ママが2番目」
諒、「(笑)ハハハハハ。2番目?」
さんま先生、彼野人に、「ねえ、残念。触覚抜いたんだぁーれ?。気持ち悪いの。そんなんいらないのよ」
彼野人、うつぶせ状態から、足を折り曲げ、手でその足をつかんでいます。変な生き物です。(笑)
さんま先生、「残念やね、彼野人」
彼野人、「うそだ」
さんま先生、「えー、ほんまやがな」
彼野人、「絶対うそだ」
さんま先生、「どこで嘘やと思うねん?、そしたら」
彼野人、「笑ってるもん。だってさあ、さんまさんて何か信用できない」
さんま先生、「俺?。みんなに言われんねん。『あんた、信用、大体できないからさ。いいのよ、でも好きだから』
とか、こんなんやで。信用は、好きという言葉が勝ってしまう時があるわけやな。
それが負けたときが恐ろしいわけやな、これ。(笑)そういうこっちゃ。わかったな?。
まあまあ、嘘だと思うなら、嘘だと思うとけ。なあ、ほんまに嘘やから」(笑)
彼野人、足を伸ばして、さんま先生の左胸にキックをくらわしました。
さんま先生、「(笑)痛い痛い痛い」(笑)
海仙人、「おぅ。由記ちゃん、なかなかきれいにまとめたようじゃな。しからば、ワシも一句。
『月を見て 秋の夜長に ほえる妻』。おーー、こわぁ。ハハハハハッ。
さて、全国の小学生のお友達も、俳句を作って番組に送っておくれ。
今回は、『夢』、『新しい』をテーマにした俳句を募集しとるんじゃ。
学校単位での参加もOKじゃよ。ハガキに書いてどしどし送っておくれ。
最優秀俳句には、いただきトロフィーと素敵なプレゼントを差し上げようぞ」