10/28、「私を変えた親の一声」
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由記、「起立。礼」
「おはようございます」
由記、「着席」
さんま先生、「何?、碧ちゃん」
碧、「あのね、さんま先生。この前ね、パパ、バカだから、すごい大雨が降ったじゃない。
あの時ね、すんごいでっかいね、水たまりがあってね。そこにね、『あかこちゃん』ていう車がおぼれちゃったの」
さんま先生、「君とこの、そのあれ、『あかこちゃん』て、車に名前つけてんの?」
碧、「うん。まあ、私には負けちゃうけどかわいいんだぁ」
さんま先生、「あのね、今日キャバクラからスカウト来てるから、君」(笑)
今日の問題は、「誰も逆らえないえらい人の言葉を、『○○の一声』という」です。
翠星、「さんまさんの一声」
さんま先生、「あー、え、偉い人やからな。俺、偉い?」
翠星、「ううん」
さんま先生、「えっ、偉くないの?、俺。他に。あーちゃん」
碧、「あたしの一声」
さんま先生、「誰も逆らえないからね」
諒、「藤井さんの一声」
さんま先生、「(笑)エヘヘヘヘ。逆らえないの?。『静かに!。何かしゃべる時は、手を上げて』って、
いつも怒られてるからな、君らはなあ」
仁美、「心の一声」
さんま先生、「あ、これはうまい。これはきれいわ・・自分の心の一声。これはいいね」
他の子が手を上げてますが、
さんま先生、「いや、もういいです、もういいです。これでもう十分です」(笑)
正解は、「鶴の一声」です。
今日のテーマは、「私を変えた親の一声」です。
翠星、「あのね、ここで騒いでたらね」
誰か、「忘れてねえじゃん」
翠星、「騒いでたらね、うるさい」
零治、「おめえがうるさい」
翠星、「ここで騒いでたらね、ママにさ、帰り道さ、怒られてさ、そしてさ、ちょっとだけ騒ぐのやめようと思った(笑)。
(両手を広げ)まだこれ位はやると思うけど」
さんま先生、「(笑)すいませんけど、それ、半分にしてもらえませんかねえ」
翠星、「えー。どうしょうっかなあ」
さんま先生、「ちょっとうるさい時ありますし」
翠星、「うーん」
さんま先生、「すいませんが。あの、零治の言うことはよく聞くようにね。
零治が『しっ』と言えば、静かにするようにしといてくれよ」
翠星、「やだ」
さんま先生、「何でや?」
翠星、「きもい」
「えー」
翠星、「この人(輝弥?)、じゃなくって、間違えた。この人」
さんま先生、「おう、藤井さん?」
翠星、「藤井さん、めっちゃ恐い」
さんま先生、「だから、藤井さんの言うことはきけよ」
翠星、「やだよ。恐い人の言うことなんか」
さんま先生、「君は誰の言うことなら聞くの?、ほんだら」
翠星、「父さん」
さんま先生、「ほな、これから父さん、ADにするわ」
翠星、「やだやだ」
優佳、「『何やかんや言うても、結婚するなら食べ物の趣味が合うのが1番やでえ』って、
ママが友達にむっちゃくちゃ偉そうに言ってはんのを聞いてから、フジテレビの食堂に行った時に、
彼野人君とおんなじものを頼むようにしてんねん。大体、ラーメンやけどな」
さんま先生、「はぁー、偉いなあ・・今、合わそうと練習してんの?、将来のために。
素晴らしいねえ。いやぁ、優佳ちゃん、偉いねえ」
翠星、「・・趣味わる女、趣味わる女」
さんま先生、「零治。(翠星に)お父さん来てる」
翠星、はっと左側を見ます。来てないです。「嘘つきぃ」
さんま先生、「(笑)結構お父さん恐いんだ、あいつ」
翠星、「お父さん、めっちゃ恐い。藤井さんの1000倍ぐらいは恐い」
さんま先生、「あ、これは、食べもんの趣味を合わすっちゅうことはええことですよ。
そうそう、趣味が合う合わないで大きく違いますから、食べるもんて。
初めは無理できますけどね、趣味合わなくてもね。
好きだということが上回ってる場合は。これはむずかしいとこです」
このみ、「えっと、『不景気だから、無駄遣いするな!』という一言で、私は変えられた」
さんま先生、「どうして変えられたの?」
このみ、「あのね、高いものね、欲しいんだよ。高いもの絶対に。欲しいんだけど、
お父さんは『買っていいよ』って言ってくれるの。だけど私、ほら、お金なくなると大変になっちゃうでしょう」
さんま先生、「あ、まあ、世の中ねえ」
翠星、椅子を斜めにして、両手で机をつかんで、「あー、助けてくれぇ」
このみ、「だから、『あ、いいよ』って」
さんま先生、「言うの?」
このみ、「そう、我慢するの」
さんま先生、「偉いなあ」
このみ、「それでね、安いものをちょびちょび、ちょびちょび集めてるの」
さんま先生、「偉いなあ」
このみ、「こんな私をみなさん、見習わなさい」と、みんなに呼びかけます。
翠星、「おまえなんか、ブス大統領の見習いなんか」
零治、「しぃー」。翠星の頭を軽く叩き、椅子を起こします。
このみ、「あんたよりブスじゃないよ」
翠星、「あー、確かに」
さんま先生、「(笑)『確かに』やて。認めよったわ、あいつ」
零治、「ていうかさ、ちっちゃいものちょびちょび買わないでさあ、その分お金貯めて買った方がいいんじゃない」
さんま先生、「あ、そうそう。ちょびちょび買わないで、それも買わずに大きいもんドンと買えばええんちゃう?」
彼野人、「えー、いつもお菓子買ってね、お金なくなっちゃう」
このみ、「でも、時間経つじゃん」
翠星、零治に、「シュワッチ」とスペシウム光線を。(笑)
零治、取り押さえます。(笑)
翠星、「あーー」
このみ、「携帯とかさあ、私、写メールとか欲しいのね。それでね、なんかね、高いじゃん。
それでね、新しいものね、買いたいんだけどね、高いからね、高いから何かね、『いいよ』って言ってね」
翠星、座っても、零治に、「シュワッチ」
このみ、「そのね、今使っている携帯も大事にしたりしてるの」
さんま先生、「はぁー、わかりましたか?」
このみ、「先生、ほんとにわかった?」(笑)
さんま先生、「高いものを、シュワッチシュワッチしたということでしょ?」
このみ、「違いますぅー、もう、先生」
さんま先生、「半分ずつ入るもんで。ごめんなさいね。翠星」
翠星、「ん」
さんま先生、「お父さん」
また左の方を見てます。(笑)
さんま先生、「だから、お父さんの面、カメラマン全員つけとけ、そしたら」(笑)
美輝、「お母さんが言ったんやけど、『努力は天才に勝つ』って言ってはった」
さんま先生、「はぁー」
翠星、「俺、努力は学校で1番できる方」
(パシッ、パシッ)。零治、翠星のおでこに2発。(笑)
美輝、「何に、努力をするのは、毎日絵を描き続ける。何でかは、画家になるのを思い出したから」
翠星、「ばか?」
さんま先生、「美輝、将来画家になんの?」
美輝、「うん」
さんま先生、「はぁー、絵がうまいからな、美輝はな」
零治、「絵、うまくないじゃん」
さんま先生、「うまかったやないか」
*キャンプの時、このみと由記の似顔絵を描きました。
このみ、「やだやだやだ」
由記、「うまくないやん」
海、「あれ、全部おんなじだったよ」
さんま先生、「うまかったわ。アホ。すごいおまえ、あのね、どんなすごい画家もね、
ワンパターンでずっと押し切んのやないか。あれがええのや、ワンパターン」
このみ、由記、「えーーー」
さんま先生、「君らの顔、そっくりやったやないか」
このみ、由記、「違うよ」
さんま先生、「君らはブサイクに描かれてたら似てないと思うてるわけやろ?」
このみ、「そう」
由記、「うん」
さんま先生、「そやろ。そやから似てた言うてんのや」
由記、「似てへん。目がおかしい。絶対目がおかしい」
このみ、「先生は私たちのことブスだと思ってるんですか?」
由記、「そうや」
さんま先生、「えっ、美人なの?、2人は」
由記、「そうや」
このみ、碧、「そうだよ」
このみ、「『美人2人組』って言われたよ」
翠星、「ブス大統領・・」
海、「言われてねえよ」
由記、「知らんの?」
さんま先生、「すいません。どれくらい美人だと思ってらっしゃるんですか?、あなたたち、自分のことを」
このみ、由記、「100%」
さんま先生、「えっ、顔も、変えるとこないんですか?」
このみ、由記、「うん」
さんま先生、「どこも変えたくないの?」
由記、「ないよ」
このみ、「このままでいい」
零治、「うっそぉ。全然美人じゃないじゃん」
由記、「(笑)それを言うな」
仁美、「美人だよ」
翠星、「美人じゃねえ」
碧、「美人だよ。100%美人だよ」
さんま先生、「あーちゃんは、このクラスで誰が1番美人やと思うてんねん?」
碧、「あーちゃん」
さんま先生、「いや違うがな(笑)。君以外や。わかった。ほな、誰が美人かコンテストしようか?」
女子と、諒、彼野人が手をあげます。
さんま先生、「あ、あーちゃんは誰が美人だと思うの?」
碧、「あーちゃん」(笑)
さんま先生、「(笑)だから、何べん言うたらわかんの?、君は。
あのね、このクラスで美人コンテスト、『自分以外はだぁーれ?』」
「はーい」
さんま先生、「自分以外やで。はい、あーちゃん」
碧、「あーちゃん」(笑)
さんま先生、「(笑)もうええっちゅうてんの。誰がパターン化せえ言うてんねん。あのね、言うときます。
自分を選んじゃだめなんですよ・・ママから聞いてみる?」
諒、「かーい君」(笑)
海、「やめてくれよ」
さんま先生、「あのな、美人を選んでんのや。こんなもん、美人コンテスト入るか、アホ」(笑)
彼野人、「えっと、パパがうちに、『おまえ、男なんだからしっかりしろよ』って言われたのね。
それで、学校でいつもいじめられる女達に、反抗してみたら、いじめがもっとひどくなった(笑)。
だから、パパの言うことなんか聞かなければよかった」(笑)
さんま先生、「(笑)ハハハ。それそれ。あ、もうパパに『おまえ男らしくなれ』と。
『女の子のパシリやらされてる場合じゃないぞ』って言われて、反抗しようと思って反抗したら、
もっとパシリやらされてんの?」
彼野人、うなずいて、「しかもね、しかもね、名前がもっとひどくされたの」
さんま先生、「『かやと』から?」
彼野人、「『かやと』から、『ばかやと』」
さんま先生、「それから?」
彼野人、「え、『ばかやと』になってから、『おばかやと』」
零治、「何も変わってねえよ」
さんま先生、「何も変わってないなあ。いや、『パン買って来い』とか言われるらしいのよ」
零治、「どういういじめなの?」
海、「『ごみ拾え』とかじゃないの?」
彼野人、「え、何か、キックとかね、顔にキックとかね」
さんま先生、「(笑)女の子に?。その女の子はどんな女の子やねん?」
彼野人、「ブス」
さんま先生、「(笑)ヘヘヘ。知らんど、おまえ」(笑)
彼野人、両手を両頬当てて、「やばい」
翠星、「俺、いつも女に頼ってる」(笑)
さんま先生、「おまえも?。そういうことするからや。男は男らしく生きていけ!」
翠星、「俺もいじめられる時多いよ」
さんま先生、「うそぉ?」
翠星、「先生にも怒られるし、その帰りも班抜けしたいし」
さんま先生、「それ、いじめと怒りは違うやないかい」
翠星、「その帰りも何かいじめられて、班抜けしたいし。めっちゃくっちゃだよ」(笑)
さんま先生、「怒ってはんねん。いじめちゃうねん。それは翠星が悪いから怒ってるだけや」
翠星、「何か、『嫌い』とか言ってさ」
さんま先生、「うるさいから?」
翠星、「『うっせえよ!』とか言って、いじめられるんだよ」
さんま先生、「あ、『嫌い』って言うのは好きの」
碧、「さんま先生」
さんま先生、「えっ?」
碧、立っています。
翠星、「俺、いつも女を泣かすけど」
さんま先生、「あ、それがあかんねん。あかんわ、あいつ」
碧、「さんま先生、思うんだけどさあ」
優佳、「やり返せばいいのに」
翠星、「やり返して泣かすんだよ、俺。どんな相手でも。俺、5年生にも戦いに勝った」
碧が翠星のところにやってきて、「私、今しゃべってるんだけど、もう少し静かにしていただけません?」
翠星、「うっせえ!」
何故か零治もむきになって、「おまえが途中に入ってきたんじゃねえか・・翠星が話してたぞ」
輝弥も、「そうだよ。 翠星が言ったんだぞ!」
碧、自分の席に戻ります。
零治、「何、涙目になってんだよ!・・・」
他の子も何人か叫んでますねえ。
#何でこんなに興奮してるんだろ?
碧、「(泣)エ〜〜ン。零治がいじめたぁ〜」
零治、「俺って言わねえでくれよ。俺って言うなよ」
碧、「(泣)エ〜〜ヘヘ〜ン」
さんま先生、「零治」
零治、「何?」
さんま先生、「おまえがそういうこと言うてあげるな。大丈夫?。あーちゃん大丈夫?」
翠星、碧のところへ来て、「嘘泣き、嘘泣き」
#こんなやついたなあ(笑)
さんま先生、「何しとんねん?、おまえ」
(ポカッ)。あっ、マイク型チョコの先端の丸い部分が取れてしまいました。(笑)
翠星、頭をさすりながらも笑ってますね。
碧、「(泣)ア〜〜ン、ア〜〜ン」
さんま先生、「おい、あーちゃん泣かしたな、おまえら。恐いぞぉー」
由記、「恐いでぇ」
翠星、「嘘泣き、嘘泣き」
零治、「嘘泣きだよね。俺も思う」
さんま先生、碧に、「姉御、これ(マイク型チョコ)貸しますから。もう一発いかなあきまへんわ、あいつは」
今度は翠星と零治、碧の泣きまね?、でしょうか。
(ポカッ)。翠星、また叩かれました。(笑)
さんま先生、「大丈夫?、あーちゃん」
翠星、また懲りずに泣きまね。「嘘泣き、嘘泣き、エーーン」
さんま先生、「(笑)このアホ」
(ポカッ)。3発目。(笑)
輝弥、「嘘泣きだよ、絶対に!W
さんま先生、「嘘泣き違うわ。アホか」
彼野人、「だって顔真っ赤だもん」
このみ、「かわいそう」
さんま先生、「なあ。あーちやん、大丈夫?。ねえ、あ、涙出てへん。嘘泣きやんか」
涙は流れるほどは出てませんけど、確かに泣いています。
さんま先生、「あーちゃん。何が今のんでカチンときたの?」
翠星、「俺がしゃべってたんだろ!」
諒、「うるさい」
さんま先生、「みんな静かに。あーちゃんが何で泣いたか、理由を探らなあかんやないか。このみちゃん、聞いてあげろよ」
このみ、「どうしたの?」
碧、「(泣)零治がいじめたぁ〜」
翠星、「泣き虫!」
#まだ言うか!(笑)
零治、「わぁわぁわぁわぁわぁ」と、翠星の頭を細かく叩き、ヘッドロック。
さんま先生、「零治。犯人はおまえやったわ」
零治、「そうだよ」(笑)
さんま先生、「翠星かわいそうやがな。頭バンバン殴られて。零治のどこがあかんかったんや?」
碧、「(泣)零治がいじめたぁ〜(笑)。(絶叫)零治がいじめたぁ〜。ア〜〜」
さんま先生、「零治」
零治、「何?」
さんま先生、「何していじめたんや?、今」
碧、「(泣)零治の顔、恐かったぁ〜」(笑)
零治、「あー」と、一応恐い顔をします。
さんま先生、「零治の顔、恐かったのか?」
碧、「(泣)零治の顔、ブサイクで恐かったの。ウ〜〜」(笑)
さんま先生、「(笑)あのな、泣きながら顔批評すな、アホ。ブサイクなのは、ほっといたれ」
碧、「(泣)だって恐かったんだもん」
さんま先生、「どんな顔しとった?、零治」
碧、(泣)こんな顔」と、上を向いて、手で目を少し吊り上げています。(笑)
碧、「(泣)ウ〜〜。ウ〜〜」
さんま先生、「零治。おまえ、どんな顔したんや?」
零治、「どんな顔かわからん。忘れた」
仁美、「怒ってる顔したの」
さんま先生、「あー、そうか。あーちゃんも零治好きなのか?」
碧、一瞬泣き止んで、「うん」(笑)
さんま先生、床に倒れこみました。(笑)
海、「さんまさん、死んだ!」
ひとみ旅 先頭へ
お休みです。
いただき俳句教室 先頭へ
*今回のお題は、「勉強」です。
さん組からは、碧、由記、零治が参加します。
さんま先生、「いただき俳句教室。さあ、やってまいりました、いただき俳句教室。
まだ碧ちゃん、涙目ですけども。大丈夫ですか?。コマーシャルの間ずっと、泣いとったの?」
碧、ちょっとポーズをつけて、「うん」
零治、「泣いてないよ」
さんま先生、「泣いてるやないかい」
零治、「いや、ずっとは泣いてねえよ」
さんま先生、「何?、ええかっこしやがって」
零治、「何が?」
さんま先生、「自分がちょっとモテる思うたら」
零治、「何?、俺、思ってないよ」
さんま先生、「自分の女ばっかり揃えやがってやな(笑)。どうしてそういうキャスティングするかなあ?。
何で零治が決めてんのや、これを(笑)。俺たちがキャスティングしてるのやないか。
(碧に)何が悲しいの?、こんなアホみたいにいつまでも」
碧、「零治の顔が恐かったから」
さんま先生、「あ、好きな人の顔が恐いとね。まだ、恋愛が浅いわ」
碧、「零治嫌い」
さんま先生、「あ、嫌い?。なるほど。サザンの歌にもあるやろ。『怒った顔がいとしくて』。そうならなあかんねん。
ねえ、『♪マジで怒った素顔が』っていうのあんねん(笑)。さあ、それでは、テーマ、『勉強』」
まずはハガキの3人です。
最初は男の子です。神社の境内からですね。
ちょっとしゃべり方が変わってます。
「せっしゃ、しおのかいとと申します」
塩野魁土君(2年)です。
魁土、「学校は○○学院です。横文字の学校に通っています。では、一句詠みます。
『勉強は むりやりやるから 楽しくない』。のう?、母上」
母親、「勉強しなさい!」
魁土、「かたじけない」
さんま先生、「(笑)これは素晴らしいよ、単純で。勉強は無理からやるから楽しくない。ねえ。
上司に対して部下が、『早くしろ そういうことは 早く言え』という俳句もありますからね。
土壇場で、『早くしろ!、おまえ』。『そういうこと早く言え!、おまえは』(笑)。
下のもんからするとそうなんですね。ケーブルさばいてらっしゃる人なんかはね」
2人目は女の子です。自分の部屋から。
「手話で自己紹介をします。(手話で)○○小学校、3年生です。おおた い・く・み・です。よろしく、お願いします」
太田郁美ちゃんです。
郁美、「食べ物から学んだことがあります。『美しく 輝くびわは 種ばかり』」
さんま先生、「あー」
郁美、「食べるところが少ないのを知りました。さんま先生、いただいて下さい」
さんま先生、「いただきましょう。これ、彼女がほんとに考えたんでしょうかね?。素晴らしいですよ。
要するに、『きれいな花にはとげがある』と、同じですよね。美しくなっているびわは、種ばかりであると。
ね、見た目じゃないということですよね、人間。わかりますか?。
頭にばっかり貯金を入れると、心に貯金がなくなってしまう。
ね、だからあまり、理屈とか教養とかよりも、心に貯金を蓄える勉強をした方がいいということですね。
というのは、『笑顔』という利子が付いてきますから。どうでしょうか」(笑)
3人目は男の子です。自分の部屋からです。
「僕の通ってる小学校は、○○小学校です。僕は2年生です。名前は、かきもとたいきです」
柿本太熙君です。
太熙、「得意なことは物まねです。じゃあ、ミッキーからやります。『○×△・・』(意味不明)。
次はアンパンマンです。『僕、アンパンマン』」
さんま先生、「あ、これ似てるよ」
太熙、「それでは俳句を詠みます。『頭いい 妹にいつか 抜かされる』」
左隣に妹がいます。
太熙、「頭いい妹には負けます」と、ガックリポーズ。
妹、「お兄ちゃん、がんばって」と、太熙の右腕をたたきます。
太熙、力なく、「はーい」
さんま先生、「あー、いただきましょう。これはもう、逆に私は妹の立場ですから、お兄ちゃんかわいそうですよね。
大体、次男次女、2番目の子供が大体頭良くなるんですよ。長男は、ボーッと暮らしたままですからね。
これはかわいそう、上はね」
#そんなことないでしょう
さんま先生、「さあ、今日も強敵。これはちょっと負けるんじゃ」
碧、「あっ、今、だじゃれ言った」
さんま先生、「何?」
碧、「きょうはきょう敵」
さんま先生、「そんなん、だじゃれちゃうねん。そんなんいらんねん、そんなフォロー」
碧、「何となく見つけちゃったんだもん」
さんま先生、「何言ってるの?、そんなかわいい顔して。さあ、(笑)いきましょうか。いきますよ。碧ちゃん、いいですか?。
強敵、今日は強敵ですからね」
碧、「また言った」(笑)
さんま先生、「何言ってんの、ほんとに。キスするよ、そんなこと言うてたら、ほんとに」
碧、「やだぁ。まだファーストキス、一度もしたことないんだからぁ」
さんま先生、「(笑)フー。誰にファーストキスしてほしいの?」
碧、「えっ、零治」
さんま先生、「(笑)ヘヘヘヘヘ。零治、死んでもするなよ。どえらい目に遭うから」
零治、「しないしないしない」
さんま先生、「金、ひょっとしたらぼったくられるかもわからへんから。さあ碧ちゃん。だいじょぶね?。今日はええ作品やね?」
碧、「し〜らなぁい」
さんま先生、「(笑)いきましょう。どうぞ」(笑)
碧、「音読みは」
さんま先生、「(笑)ちょっと待って。あの、ほんとに、私と昔付き合ってませんよね?。だいじょぶですよね?。過去に」
碧、「し〜ら〜なぁい」
さんま先生、「(笑)それ、やめなさい言うてんのや。ちょうど同じ口ぐせの女性がいました」(笑)
さん組です。碧から。「音読みは 女優の力 見せ所」
さんま先生、「どういうことなの?、これは」
碧、「ん、あのほら、国語の教科書にさあ、物語ってあるでしょ。あれを読むときに、クラスで1番上手」
さんま先生、「『おんよみ』って、どういうことなの?」
碧、「おんどく」。声を出して読む、ということらしいです。
由記です。「塾よりも ありがと言える 勉強を」
さんま先生、「いただこう!。さっきの通りやね。塾とか、そういうとこ行くよりも、
その前にもっとやらなきゃいけないことがあるんじゃないか、ということですね。
えー、由記ちゃん、今日はいいですよ。候補、候補。さあ、零治。今日は何編や?」
零治、「さあ、わからん」
さんま先生、「さあ、やってみましょう」
零治です。「勉強は 知能を磨く クレンザー」
#クレンザー?
さんま先生、「クレンザー?。はぁー。これなかなか、いいですね。
でもまあ、言葉がちょっと中途半端に今日はかぶってしまいました、いろんなところがね。
これは零治の欠点ですね。どうでした?、由記ちゃん。今の零治の」
由記、「えー、良かったけど、やっぱり、うちがいいな」
さんま先生、碧に、「どうでした?、零治の」
碧、「し〜ら〜なぁい」(笑)
#お見事!
さんま先生、「(笑)へへへへへ。(笑)知らないの?。今日はね、団体戦は、ハガキチームの勝ち」
碧、「し〜ら〜なぁい」
さんま先生、「(笑)個人戦。流行りません、そんなん。別に流行りません。流行らそうと思ってるんじゃないの?」
碧、「べ〜つ〜に」
さんま先生、「『し〜ら〜なぁい』やんか、そこ。さあ、最優秀。どうしましょうか?。高田ちゃんに決めてもらいましょうか?」
零治、「いや、別に」
さんま先生、「今日はいいの?」
零治、「いいよ」
さんま先生、「今日は零治、負けを認めたみたいやな、どうもな。今日は」
碧、「由記ちゃん」
さんま先生、「いや、由記ちゃんか、ハガキの人も今日良かったですよね、結構」
碧、「由記ちゃんだよぅ」
さんま先生、「いや、今日はもう負け。ハガキの2番目の人。おめでとう!」
太田郁美ちゃんですね。
海仙人、「いやぁ、ハガキチームは、なかなか頑張ったのう。おほほほ。
そこでワシも一句。『女房に 宿題だされて はや30年』。
母ちゃーん。正解は未だ見つかりましぇーん。
さて、全国の小学生のお友達も、俳句を作って番組に送っておくれ。
今回は、『挑戦』、『冬』をテーマにした俳句を募集しとるんじゃ。
学校単位での参加もOKじゃよ。ハガキに書いてどしどし送っておくれ。
優秀俳句には、いただきトロフィーと素敵なプレゼントを差し上げようぞ」