あっぱれ学園の記録－２００１年後半、１０／７、「この場をすぐ逃げ出したいと思った時」

あっぱれさんま大先生

１０／７、「この場をすぐ逃げ出したいと思った時」

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翠星、「さんま先生」

さんま先生、「何や？」

翠星、「あのね、このクラスにブスな女がいるんだよ」

誰かを指差していたんでしょうか？。

由記、「この指どこ向いてんの？。どこ向いてんの？」(笑)

翠星、「そうだよ。おまえだ」(笑)

由記、「(笑)『おまえ』ってな」

翠星、「あのブス・・仁美」。仁美にも矛先が。(^_^;)

さんま先生、「(笑)『ブス、ブス』って」

優佳、「年上の人にそんなことよう言えんな」

翠星、「だってほんとにブスなんだもん」

零治、「誰？」

さんま先生、「誰がブスやねん？」

翠星、「この２人」

由記、「はっきり言うな」

零治、「あってるね」

さんま先生、「おまえもブスやないか」

翠星、「あーあ。さんまさん、顔さ、鼻くそ出そうだよ」(笑)

さんま先生、「鼻くそ出そうか。気いつけるわ。どついたろか、アホ。こんなね、子供みたいな会話してる場合やないの」

今日の問題は、「恐ろしい物の前では、逃げたくても逃げられないことを、『○○ににらまれた○○という』」です。

美輝、「トラににらまれた人間」

さんま先生、「あー、なるほど。言えてますね」

彼野人、「ヘビににらまれた」

さんま先生、「ヘビは当たってしまいましたね」

彼野人、「やったぁ」

仁美、「ヘビににらまれた、カニ」

さんま先生、「(笑)カニ？(笑)。中途半端やなあ。あんまり嫌わんやろ」

優佳、「カエル」。正解は、「ヘビににらまれたカエル」です。

優佳、「だってヘビってカエル食べんもん」

さんま先生、「ヘビは何でも食べるやないの」

優佳、「そうかなぁ」

さんま先生、「大蛇は人を呑むねんからな。胃の液で溶かしていくのやないか、徐々に」

翠星、「いの、えっ？」

さんま先生、「そう、胃の液でね、溶かしよんねん」

翠星、「いのえびき？」

さんま先生、「何が？」

由記、「わからんのやったら、もう置いとき」

さんま先生、「そやなあ」

翠星、由記を指差し、左手で目を覆って、「この人、うわぁ、恐いわ」(笑)

由記、「(笑)恐くないって」

今日のテーマは、「この場をすぐ逃げ出したいと思った時」です。

由記、「ママとステーキハウスに行った時。あんな、ママとな、ステーキハウスに行った時な、
　　　　　ママのな、お肉だけな、ホンマにちょっとだけな、焼きすぎてたんや」

さんま先生、「おうおうおう」

由記、「ほなな、そこのな」

翠星、「えー、ママが作ったの？」

由記、振り向いてちょっと翠星を見た後、話を続けます。「店員を呼んでな、ほなな」

翠星、「シカトされたよ」(笑)

さんま先生、「あのね、そりゃシカトもするわ」

由記、「そうそうそう。それでな、呼んでな、
　　　　　　『これ見てみ、この肉。かとうて（固くて）食べられへんやないの。替えて』ってな、言いはったんや」

翠星、「牛肉？｣

由記、「(笑)うるさい」

翠星、「やっぱ恐いわ、この人」

この後、由記の声が大きくなります。

由記、「それとかな、その人に聞こえるようにな、『ここの人って愛想ないなあ』って」

さんま先生、「(笑)そんな大きな声出さなくても、普通にしゃべったらええの、そんなん」

由記、「（翠星が）うるさいねん」

さんま先生、「注意せえよ」

由記、「その人に聞こえるようにな、『ここの人って愛想ないなあ』ってな、言いはったんや。
　　　　　　ほなな、その時に限ってな、他のお客さんがな、『あれってさあ、あっぱれの由記ちゃんちゃうん？』」

さんま先生、「気がつくわけか？、その時に限って」

由記、「その時にな、むっちゃちむっちゃ逃げ出したくなる」

さんま先生、「へぇ～。さあ、続いて」(笑)

由記、「ちょっと待って。ホンマに聞いてた？」

さんま先生、「ごめん。途中から興味がどんどんなくなっていって」(笑)

輝弥、「体育で、ドッジボールの時に、俺が１人残ったのね、中に。それで、外野からボールが来て、
　　　　　　よけようとして、こういう風に足開いてジャンプしようと思ったら、金玉にチーンと当たったから。
　　　　　　で、転んじゃって恥ずかしくってたまらないんだけど、何か、あの、立てなくて」

＃「チーン」という音はしないでしょう(笑)

さんま先生、「そんな痛かった？」

輝弥、「うん。すげえ痛くて。ほいで、痛くて」

さんま先生、「チンチンに当たったら、そんなに痛いの？、あれ」

輝弥、「うん」

零治、「いったいよ。ほんと」

輝弥、「それでね、それで立てなくて、みんなに『ギャハハハハ』って笑われて」

海、「俺、肉でだいじょぶ・・肉ではさまれて」

さんま先生、「おまえ、肉で隠れてんの？、チンチン」

海、「隠れてはないけど、肉のほうが多いから。そこに当たるから」

翠星、「この人脂肪だよ、絶対に。これ、全体が」

さんま先生、「海は（大きさが）ちょっとなの？」

海、「ちょっとだよ」

さんま先生、「ちっちゃ～いの？」

海、「そう。ちっちゃ～いの」(笑)

翠星、「この人、２９歳独身」

さんま先生、「(笑)かわい～い。らっきょみたいになってんの？」

海、「う、うん」(笑)

美輝、「体育の授業で、逆上がりをする時あってんや、２年生の時に。ほんで僕、自慢じゃないで。
　　　　　　だけど僕、逆上がりがまだ１回もできんねんや」

さんま先生、「美輝は逆上がりができへんのか？、３年生で。それは遅いな」

彼野人、「うちも」

さんま先生、「彼野人は、４年生でできへんの？。なっさけない」

「俺もできねえ」「俺も」

さんま先生、「うそぉ？。零治も海も逆上がりができへんの？」

海、「いや、俺、デブだからお腹が痛くて」

さんま先生、「どんくさいなあ、おまえら」

美輝、「僕の妹はな、連続もできんねん。ほんで、できんねんけど、僕、全然できんねんや」

さんま先生、「何でやろ？」

美輝、「ほんで次はな、体育の授業で、みんなの前で１０回ずつ１人でやんねんよ。めっちゃ恥ずかしかってん、それが」

さんま先生、「ああ、鉄棒懐かしいなあ。うちのクラスのブタはね、あの、前回りをしたらズボンにトレパンが引っかかってしまって、
　　　　　　　　　　そのまま前に回ったらズボン脱げてことがあったんですよ(笑)。ホンマホンマ。
　　　　　　　　　　俺、鉄棒見てて、今まで１番大爆笑巨編だった。ほいで、走り幅跳びの助走でバテたやつ、そいつ。
　　　　　　　　　　走り幅跳びの助走で、ジャンプする前に『ハァハァ』言うたやつがいるんですよ。そいつが爆笑王」

このみ、「あんね、市民体育祭で、ぼうなわ？、ながなわがあるでしょ？」

翠星、「ながなわってなあに？」

さんま先生、「『ながなわって何？』、プリンスホテルや。いや違う(笑)。そんなこと言うてんのちゃうねん。長繩や」

このみ、「何か、１回も跳べずに終わっちゃって、『誰だよ！』って思ったら、何か、うちのお母さんで、
　　　　　　　　それでね、何か、あまりにもどんくささでショックで逃げ出したかったの」

さんま先生、「ああ、もうお母さんがどんくさいの？」

このみ、「何か、『自分が運動神経いいからね、私は運動神経がいい子に生まれたんだよ』って自慢しててね。
　　　　　　　嘘くさいったらありゃしない」

さんま先生、「ああ、ほんとはどんくさかったのか？、お母さんは」

このみ、「そう。それで何か恥ずかしくてショックのあまり逃げ出したかったんだよ」

さっきからしゃべっていた翠星、「・・俺のおなら、マジでくさいよ」(笑)

このみ、「聞いてた？」

さんま先生、「(笑)聞いてました」

このみ、「じゃあ、おさらいしてみて」

さんま先生、「えー」

このみ、「言ってみて」

さんま先生、「あの、お母さんが運動会出て、オレのおならは、すげえくせえよ」(笑)

このみ、「違うよ、先生」

さんま先生、「あ、どんくさくって」

このみ、「そうそうそう」

さんま先生、「おならくさくって、じゃなかったの？」

このみ、「(笑)違うよ。おならなんて関係ないでしょ」

さんま先生、「関係ないの？」

翠星、「関係あるよ。この人（このみ）、くさそうだもん」

このみ、「何で？。あんたの方がくさいよ」

翠星、「ああ、確かにね」(笑)

このみ、「認めるなっちゅうねん」

零治、「いや、俺のほうがくさいよ」

さんま先生、「何ちゅう会話やねん？、それ。わかりました。言い残した人はいませんね？、何も」

諒が手を上げています。

さんま先生、「えっ、ママ、話してなかった？」

諒、「ううん。席替えしたい」

みんな、「した～い」

さんま先生、「席替えしたい人？」

全員が手を上げました。

さんま先生、「全員席替えやから、スタジオ替えようか、そのまま」(笑)

ひとみ旅　先頭へ

＊今回は、松茸刈りの旅です。

さんま先生、「こんにちは」

仁美、「こんにちは」

さんま先生、「ぷらっとひとみ旅の時間がやってまいりました」

仁美、「そうですねえ」

さんま先生、「千と千尋を見に行ったんですって？」

仁美、「はい」

さんま先生、「どうでした？」

仁美、「面白かった」

さんま先生、「どこが？」

仁美、「顔の字が恐かった」

さんま先生、「ちょっと似てるよねえ？」(笑)

仁美、「ひどーい」

さんま先生、「どこ行ってきたの？」

仁美、「えー、栃木佐野市、松茸刈りに行ってきました」

さんま先生、「ほぉー、これはすごいねえ。もう松茸出てるんだ」

海千人、「今週は、栃木県佐野市に松茸刈りにやってまいりました。

仁美ちゃんが登ってきたのは、唐沢山(からさわやま、標高２４０ｍ)」

山道の急な木の階段を登っている仁美。

窪田、「仁美ちゃん、疲れた？」

仁美、「うん。疲れた。もう帰る」

窪田、「えっ？」

仁美、「もう帰る」

窪田、「帰る？。まだ始まったばかりだよ」

登り終えると少し開けた場所に出ました。

窪田、「あ、きれいな景色だ。ほら、見てみろ、きれいな景色」

仁美の左斜め後ろに視界が開けてるのですが、

仁美、「落ちたら死ぬじゃん」

それでも端の方まで来ました。

窪田、「『ヤッホー』ってやると、響くかもしれないね。やってみようか」

仁美、「うん」。これは乗り気ですね。

仁美、「ヤッホー」と叫ぶと、遠くの方から、「ヤッホー」という声が返ってきました。

＃他の登山客の方が返してくれました(笑)

窪田、「ほら！。すごいねえ」

仁美、ちょっと驚いたようですが、うれしそうです。

そして風格のある建物の前に。

海千人、「ここは唐沢山荘。ここから15分くらい歩くと、松茸が採れるポイントがあるんであります」

仁美、中に入ろうとしますが、

窪田、「いや、仁美ちゃん。何で中入るの？」

仁美、「えっ？」

窪田、「松茸採りに行かなきゃ」

仁美、「私が行くの？」

さんま先生、「(笑)ハハハハハ。当たり前やないか」

海千人、「さっそく山へ松茸刈りに。山が似合うねえ、仁美ちゃん。と、その時、目の前に謎の人物が」

木を杖代わりにして立っているおじいちゃんがいます。

海千人、「この人こそ、何を隠そう、松茸採りの名人、藤倉さんです」

松茸採り名人の藤倉敏夫さん（８３才）です。

＊ここは観光農園のようです。

仁美、「こんにちは」

藤倉、「はーい、こんにちは」

仁美、「松茸の採り方を教えてください」

藤倉、「はいよー。はい、どっから来たの？」

仁美、「えー、東京」

藤倉、「東京。ふーん。歩いてきたの？」(笑)

仁美、「車」

藤倉、「車？。あー、そうね。歩いたら大変だもんね。じゃあ、これから採りましょう」

仁美、「どういうところにあるんですか？」

藤倉、「松の大きい木の周りにある、根元にね。じゃあ、おじちゃんと一緒に採ってくべ」

２人、歩き出します。

藤倉、「どっから来たの？」

仁美、「えー、東京」

藤倉、「あーそうねえ、東京から来たのね。歩いて来たの？」(笑)

仁美、「車」

藤倉、「車？。乳母車？」

仁美、「違う」

藤倉、「違う？。ふーん」

葉っぱに埋もれていたきのこがあったようですが。

藤倉、「これ、きれいなきのこなんだよね。これが食べられるといいんだよね。
　　　　　　食べられないんで、残念だが、アーッと、アーッと」

枝木できのこをはじきとばそうとします。

藤倉、「食べられないなら!"
　　　　　　おじちゃん潰すべ」と足で踏み潰します。

更に他の食べられないきのこも蹴っ飛ばします。

仁美もいつの間にか、枝木を持ってますね。

さんま先生、「ひょっとして、レギュラーかも？」(笑)

藤倉、「なかなかねえんだよね、食べられるのね。」

仁美、「これですか？」

藤倉、「ああ、そこにあった。それ、松茸だ。それ採ってだいじょぶだよ」

仁美、つかみましたが、感触が悪かったのか、「あー」と叫んで離してしまいました。

＃あれ？。ずいぶん簡単に地面から抜けましたねえ・・

さんま先生、「ああ、置いとってくれはったんだ」

藤倉、「ああ、大きいや」

仁美、もう１回つかみなおします。

窪田、「見して見して」

仁美、「まつたけ」

同じ木の根元にもう一本ありました。

仁美、「これも？」

藤倉、「あーあー、これもそうだ。これはこういう風に・・あー、大きいや」

さんま先生、「何でちゃんとあんのや？。(笑)ハハハハ」

松茸の両側にある土を両手の人差し指で掘ってどかして採ります。

仁美、においをかいでます。

仁美、「笑うことじゃないんじゃないですか？」

さんま先生、「いや、あんな松茸、(笑)ちゃんと、簡単にあるのすごいなあと思いましてね」

仁美、「ありますよ、ちゃんと」

さんま先生!"!V$=$&$G$9$+$!!)!W

海千人、「次は、佐野名物のラーメンを食べに行きました」

「佐野らーめん　クリザキ軒」です。

海千人、「特徴は、本格手打ち麺のしょうゆ味」

仁美が座っていると、「へい、毎度。お待ちどうさま」と言って店の人がラーメンを持ってきました。

大人と同じ量です。

栗崎隆司さんというお名前からして、店長さんかも？。

仁美、「今、(どんぶりを)持った時、熱かった？」

栗崎、「くぅー、熱くなくっちゃラーメンじゃない！。な、どうぞ！」

仁美、「はいー」

さんま先生、「この辺、キャラクター宝庫やね」(笑)

仁美、ラーメンを食べてます。

栗崎、「ゆっくり食って。どう？、おいしい？」

仁美、「うん」

栗崎、「もう少し、大きく。おいしいか？」

仁美、「おいしい」

栗崎、「やったぁ」と、右手の握りこぶしを突き上げました。(笑)

海千人、「このおいしいラーメンに使われている水が、ここ出流原(いずるはら)弁天池の湧き水であります」

窪田、「その穴から、こう、湧き水が流れて、こっちの池に行ってるわけ。ねっ」

仁美、「♪こっからこ～きて、こう～」

窪田、「人の話聞いてる？。その源泉源泉。そっから水すくって。
　　　　　　そぉっとすくおう、そぉっと。全然取れてないじゃん」

仁美、「あら」

柄の長い鍋型の容器に水を入れようとしているのですが、なかなか入りません。

再度挑戦して、その水を飲む仁美。口にしばらく含んでます。

仁美、「あの、冷たくってね、あの、とても冷たい」

窪田、「冷たいばっかりじゃん。どれどれ、飲まして」

と、体を前に出そうとした瞬間、「あっ！。いててて！」

足を滑らして池に落ちてしまいました。(笑)

仁美、「だいじょぶですかぁ？」

他のスタッフ、「滑るからねえ、ここは」

仁美、「滑るんですか。あ～。恐いですねえ。気をつけましょう、みなさん」(笑)

隣で膝をさする窪田さん。(笑)

さんま先生、「あんたら、アクシデントばっかりやねえ」

仁美、「だってさあ、私が何か、窪田さんが私の手を持って、『やれよ』っつってくれたのよ。
　　　　　　ほんで、こうやって近づいたら急に滑ったみたいで、ボーンて落ちちゃった」

さんま先生、「ほんでもっと君、慌てろよ、人が落ちてんねんから」

仁美、「だって私もちょっと泣いて、あー」

さんま先生、「『滑るの？』とか言うのかわいそうやろ、窪田君が。松茸採れて感動したでしょ？」

仁美、「感動したよーん」と右手で「４」の形を。

さんま先生、「ほぇ～、すごいねえ」

仁美、「食べた」

さんま先生、「食べた？。そんな、持って来いよ、ここへ。４本も採ったら。何でこっち、スタジオ持ってきて、
　　　　　　　　　　『みんなで松茸ご飯しましょう』とかいう話にならへんのや？」

仁美、「あのラーメンあったじゃない。あれね、さんま先生におみやげ。佐野ラーメンをプレゼント」

さんま先生、「佐野ラーメン？。ちょっ、まったけは？」

仁美、「ノー」

佐野ラーメンが出てきました。

仁美、「これこれ。私にもちょっとちょうだい」

さんま先生、「えー、そ」

仁美、「一口、一口、ねえいいでしょ。チュッ」

さんま先生、「何してるの？」(笑)

さんま先生の割り箸にキスをしました。

仁美、「いつもこうなのよ、私は」

さんま先生、「(笑)いつもどうなのよ？」

仁美、「うまいよぅ」

さんま先生、「いただいていいの？」

仁美、「いいんです。私にも一口」と箸を入れようとしますが

さんま先生、「いやいや、あかんて。俺のやないか」と腕で払いのけます。

仁美、「あなた」と、再び箸を入れようとします。

さんま先生、「何してんのよ。ちょっとだけやで」

お茶碗に麺を入れとあげます。

さんま先生、「こんだけでいい？」

仁美、「いいよ」

さんま先生、「汁も何もいらないの？」

仁美、「ああ、そうか。何ボケてんだろう？(笑)。ボケやすいね」

さんま先生、「ボケやすいね」

仁美、「いっつもボケてる」

さんま先生、「チャーシューいらないの？」

仁美、「いらない。何かね、佐野ラーメンのしょうゆラーメンなんですって」

さんま先生、一口食べて、「ふ～ん」

仁美、「(笑)フフフ。それなあに？、今のかつやくは」

さんま先生、「かつやく？(笑)。おかしな言葉選びやね」

仁美、「うん」

さんま先生、「おいしいよ。おいしいけども、これはあの、あっさりしてんねんね、味が。
　　　　　　　　　ねえ、ラーメンの中ではあっさりしてる方やね、これしょうゆやし。あの、本気で食べてる場合やないの」

仁美、「(笑)フフフフ」

さんま先生、「いや、『ドゥフフ』じゃなしに。ほな、感想、最後に。行って来て、栃木県佐野市」

仁美、「おいしい」

さんま先生、「おいしい。いや、今の感想やなしに。佐野市の感想言うてほしいのよ」

仁美、「普通」(笑)

さんま先生、「(笑)そやな」

いただき俳句教室　先頭へ

＊今回のお題は、「運動会」です。

さん組からは、彼野人、優佳、零治が参加します。

さんま先生、「さあ、今日はこの３人、がんばりましょうね」

彼野人、「は～い」

さんま先生、「いいの作ってきてくれましたか？」

彼野人、優佳、「うん」

対戦相手は、岡山県の御北(みほく)小学校です。

制服を着ています。

いきなり芝居からです。(笑)

３人の男の子がアップになって、真ん中に捕われ役の子が。

左の男の子、「えーい、静まれぇ静まれぇ」

右の男の子、「この町をどこだと心得る？。かの有名な加茂川町であるぞ」

左の男の子、「図が高い。控えおろう！」

（６年生）全員が映り、「ははぁ」と頭を下げます。(笑)

女の子、「御北小学校は、全校児童９４名という小さな学校ですが、みんな元気いっぱいです」

さんま先生、「校舎大きいな」

男の子、「僕達は毎月、川柳の特訓をしています」

「川柳箱」を持っています。

男の子、「さんまさん。今日は、いざ尋常に」

俳句です。最初の女の子、教室から。「御北小学校６年、こばやしゆかです」

小林結花さんです。

結花、「これは、クラスで愛すべきペット、チビです」

零治、「あ、俺、このハムスター飼ってたよ」

結花、「これから俳句を詠みます。『アメ食いで　母さんの顔　厚化粧』。そんな顔見たくないよね、チビ」

男の子、チビの声をイメージして、「そうだね」

更に、「結花ちゃん。今日はかわいいよね」

結花、「(笑)何言ってんのよ」

さんま先生、「いただきましょう。ねえ。ええコンビで。彼は岡山のグッさんとか言われてるんでしょうね(笑)。
　　　　　　　　　　なかなか物まね名人で。アメ食い競争すると、
　　　　　　　　　　お母さんの顔が真っ白になって厚化粧に見えてしまうという、なかなかいいんじゃないですか」

次の女の子です。グラウンドから。「御北小学校６年、もりまなみです」

森真奈美さんです。

真奈美、「今のみんなの気持ちを代弁します。『開会式　先生話は　ほどほどに』」

引きの絵になると、女の子が４人、男の子が１人いて、その前でしゃべっている先生の後ろ姿が。

先生、「ええ。ですから、みなさん、今日は全力を尽くしてがんばってください」

全員、「先生。もう３０分話してるよ」

先生、振り返り、カメラ目線で、「さんま先生、僕の話、面白くないんでしょうか？」

さんま先生、「どんどんコント仕立てになってきてますね」(笑)

彼野人、「今のいただく？」

さんま先生、「ええ、いただきましょう。今のもなかなかいいじゃないですか」

彼野人、「コントとして？」

さんま先生、「コントとしてじゃないよ、今の。先生の話が長いっというんでね」

彼野人、「何か先生、カールだね」

さんま先生、「体育大会。校長先生のジャージ姿。意味なーいじゃん、ていうのやってましたね」

次は男の子。再び教室から。椅子に座っていて机の上に将棋盤が置いてあり、駒を一列に立てて並べてあります。

「御北小学校６年。どいひろのり」

土居広宣君です。

広宣、「今日の俳句は下系です。『玉入れは　やっぱり男が　やるもんだ』」

誰かが１つの駒を倒すと、ドミノ倒しのようになります。広宣の元へ１つの駒が落ちます。

広宣、「(笑)あ、こんなところにも『玉』が」

カメラに見せた駒は、「玉将」でした。(笑)

さんま先生、「最低ですね(笑)。とうとう、下ネタに走ってしまいました」

彼野人、「(笑)ハハハハ」

零治、「下ネタは、俺が原型なのに」

さんま先生、「あ、おまえ原型なの？、あれ。下ネタ、おまえが作ったの？、なあ。すごいな、おまえ」

さん組です。彼野人から。「ピストルの　音で一歩　さがっちゃう」

さんま先生、「あー、なるほど。かわいらしい、かわいらしい」

彼野人、「あの、ほら、リレーで、『よーい、ドン』というのあるでしょ？。あれが恐くて一歩下がっちゃうの」

さんま先生、「・・ちょっとだけいただこうな。ちょっとだけやで。
　　　　　　　　　いやいや、これは後で高田ちゃんが判断することですから」

優佳、「応援の　声に振りむき　二等賞」

さんま先生、「あ、応援してる声に振り向いてしまって二等賞になった？」

優佳、「うん」

さんま先生、「ほぅ、なかなかいいじゃないの。ちょっといただきましょう、それは」

さんま先生、「さあ、零治、いきましょうか？。今日は何系？」

零治、「下系かな」(笑)

さんま先生、「三発目は下系対決。玉入れちゃうやろね。『玉入れ　やっぱり男が　やるもんだ』とか、
　　　　　　　　　訳の分からん。漫談のたけあきらさんがやってたようなネタですから」

零治、「走ったら　女子の胸元　プルンプルン」

さんま先生、「(笑)あきません。もう最低です。下ネタは素人がすることやから」

零治、「俺、別にプロじゃない」(笑)

さんま先生、「(笑)そやな。間違いないわ。いただき賞、最優秀は？。
　　　　　　　　　どうします、（彼野人に）今日はちょっと、ひょっとしたらいけるんじゃないですかねえ？」

彼野人、少しうなずきます。

さんま先生、「えっ、俺が選びますか？」

零治、「いや、高田ちゃん」(笑)

さんま先生、「(笑)高田ちゃん。はい。何で俺はだめなんでしょうね？。
　　　　　　　　　さあ、高田ちゃんが選ぶ、最優秀賞いただきま賞は誰の手に？。高田ちゃん、お願いいたします」

激しいスイッチングの末(笑)、選ばれたのは優佳です。

優佳、両手を上げて、「イェーイ」

さんま先生、「優佳ちゃーん。今日は優佳ちゃんやな。最優秀いただきま賞」

トロフィーを渡します。

優佳、「ありがとう」

さんま先生、「あ、回っちゃったよ、今日は」

彼野人、ガックシポーズから前回りをしました。

零治、「新技披露」

さんま先生、「今日は回っちゃったね、これまた。また回っちゃったよ」

今度は後ろ方向に前転です。

優佳、「あー」とのけぞります。

さんま先生、「考えたんでしょうね、今日は(笑)・・ローリングガックリボーイ。イケるね」

零治、「最終的に向こうに落ちちゃうの」

さんま先生、「そうそう。頭打ったらおもろいの。あかんわ、そんなの。危ないよ。
　　　　　　　　　そういうわけで、今日は、でもね、対抗戦、チーム戦は向こうの勝ち。あっぱれの負け」

海仙人、「いや、みんななかなかかわいらしい俳句じゃったがのう。
　　　　　　　零治だけじゃなあ、何じゃ、プルンプルンなんてもう。
　　　　　　　それではワシも。『運動会　我が家はいつも　障害物リレー』。これがつらいのなんのって。
　　　　　　　さて、全国の小学生の諸君も、俳句を作って番組に送っておくれ。
　　　　　　　今回は、『手紙』、『秋の終わり』をテーマにした俳句を募集しとるんじゃ。
　　　　　　　ハガキに書いてどしどし送っておくれ。学校単位での参加もＯＫじゃよ。
　　　　　　優秀俳句には、いただきトロフィーと番組から素敵なプレゼントを用意しておるのじゃ」

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