あっぱれ学園の記録－２００１年後半、８／１９、「高知の旅」

あっぱれさんま大先生

８／１９、「高知の旅」

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甲浦へ　太巻き作り　海で　お別れ　俳句教室

甲浦(かんのうら)へ　先頭へ

まずは教室シーンから。さんま先生、教室に入ってきます。

由記、「起立。礼」

さんま先生、「おはようございます」

さん組、「おはようございます」

由記、「着席」

さんま先生、「はい、いいですか。今日は彼野人が優佳ちゃんと、
　　　　　　　　　由記ちゃんの実家におじゃまさせていただいたわけですね。すいませんでしたね」

由記、「うん」

さんま先生、「こんな手のかかるやつを、一緒に連れてっていただきまして。
　　　　　　　　　さあ、高知県のですね、かんのうら（甲浦）におじゃましました」

画面は甲浦港が映り、テロップには、「ゆうか・かやと　ゆきちゃんのふるさと訪問」と出ています。

海千人、「羽田空港、朝８時。彼野人が優佳ちゃんと合流する徳島空港にひとり旅。大丈夫かのう？」

空港ターミナルの前で。

彼野人、「羽田空港なのね。そんでね、これから、優佳ちゃんが待ってる徳島に、
　　　　　　　鳥みたいな飛行機に乗って行くんだけど、初めてなんだけど、恐いの」

飛行機に乗ろうとする彼野人を前からスタッフがビデオカメラで撮っていますが、

彼野人、「（泣）あーー、うわぁぁぁ、こわいよぉ。こわいこわいぃーー」と、大泣きです。

＃人目もはばからず。(^_^;)

さんま先生、「何で恐いのや？」

彼野人、「（泣）何でむりやり乗せるの？。あーー、こわいよぉーーー、
　　　　　　　（絶叫）あーー、うわぁぁぁー、あーーあーーあーー」

零治、「面白いよ」

さんま先生、「情けない」

スチュワーデスさん、「大丈夫？」と、彼野人の肩に手をかけます。

さんま先生、「ホンマやわ」

スチュワーデスさん、「席、何番ですか？」

彼野人、「（泣）７番」

さんま先生、「あ、泣いて乗ったら、あんなきれいなスチュワーデスさんに『大丈夫ですか？』って言われるのか。
　　　　　　　　　今度泣いたろ」(笑)

機内に入ります。彼野人、スチュワーデスさんに背中を押されています。

彼野人、「（泣）あー、頭がおもーい。うーー、うーー」

椅子に座っても泣き続けています。

彼野人、「（泣）こわい、夢だ夢だ。あー、あー、あー」

スチュワーデスさん、落ち着かせようと、本を渡します。タイトルは、「いってみたいな　すいぞくかん」

さんま先生、「ホンマ、もう手が。泣いたら特やなあ、人間」

零治、「『すいぞくかん』。関係ねえー」

優佳は、午前９時、伊丹空港に。

海千人、「一方、大阪伊丹空港からの優佳ちゃんは、おー、１人でチェックイン。しっかりしとるのう」

「ＶＩＰ　ＣＨＩＬＤ　お子さまひとり旅」という専用の受け付けがあるみたいです。

さんま先生、「しっかりしてるわ、優佳ちゃん。見てみい。優佳ちゃん、２年生？」

上空からの眺めが映ります。

美輝、「うわぁ！、眺めよし」

機内で優佳、薬かな、何か錠剤を飲んでますね。

海千人、「おー、彼野人と違って余裕の貫禄」

そして、午前１０時。徳島空港。

海千人、「いよいよ徳島空港。泣き虫彼野人としっかり者の優佳ちゃんは会えたかな？」

彼野人、「優佳ちゃん、まだかなあ」

そこに優佳もやってきました。

さんま先生、「手のかかる客やなあ」

彼野人、「あっ、優佳ちゃん。待ってたよ」。２人抱き合います。

さんま先生、「何してんの？」

彼野人、「もうね、飛行機もね、最高！」(笑)

＃嘘だ！(笑)

午後１時、徳島駅です。

海千人、「さて、ここから由記ちゃんの田舎、甲浦まで電車で２時間。まだまだ２人の旅は続きますぅ」

徳島駅から牟岐（むぎ）線で阿佐（あさ）海岸鉄道に乗り換えます。

車内はなかなか凝っています。窓にはすだれがかかり、天井には細い木が縦横にかけられ朝顔が巻きついています。

優佳と彼野人、ちくわ巻きとおにぎりを食べています。

さんま先生、「ああ、こういうちくわ、うまいねんな」

優佳、「新婚旅行、どこ行きたい？」

彼野人、「新婚旅行？、韓国」

優佳、「ボク、オーストラリア。どっちが、どっちか、どこが好きかゲーム」

彼野人、「イェーイ。優佳ちゃんは、すごいかわいいし、誰から見てもかわいいし、それに、特に目」

優佳、「優佳は、歯が抜けてるとこ。ここな」

＃おにぎり食べながらしゃべってます。

彼野人の上の真ん中の歯が抜けてますね。

優佳、「ここが抜けてるとなんか、たれパンダみたいでかわいい」

さんま先生、「まだこんなレポートぶりでは、サンタマミーできへんな」(笑)

優佳、「やっぱり２人はラブラブだね」

彼野人、「そうだね」

海千人、「２人にはあっという間の２時間。そろそろ甲浦駅に到着」

単線ですね。高架かな？。少し高いところに駅はあります。

と言っても、ホームだけで屋根もありません。小さい待合所（入出口）みたいな施設があるだけです。

レールはここで途切れているので終点のようです。周りは田んぼと丘陵が広がっています。

１番前で景色を見ている２人。

彼野人、「あ、やっぱ由記ちゃんだ。おーい」。２人、手を振ります。

さんま先生、「あ、ええ駅やなあ、雰囲気のええ。単線か」

踏み切りの音が響いています。駅では由記とスタッフが待っています。

午後３時、ようやく甲浦駅に到着しました。

さんま先生、「ああ、ええとこやなあ。うわっ、大きなカメラ持った人、観光客にいるね」(笑)

由記、「久しぶり」

彼野人、「『久しぶり』って、この前会ったばかりだよ、(笑)ハハハハ」

さんま先生、「ああ、やっぱ由記ちゃん、こう見るとお姉さんやなあ」

海千人、「ここ、甲浦漁港で由記ちゃんのおじいちゃんは漁師で船長さん。現役バリバリ」

駅は港のすぐ近くのようですね。漁船が停泊してる脇を歩いている３人。

由記、「じいちゃんがな、多分待ち構えてると思うで」

彼野人、「(笑)ハハハハ」

由記、「もしな、言葉がわからんかったら、聞くか、もうそのまま笑ってごまかすかどっちかしといて」(笑)

教室に戻ります。

さんま先生、「さあ、そういうこと。えー、何なの？、彼野人。わんわん泣き叫び。なあ、情け、見たやろ、
　　　　　　　　　優佳ちゃんが何にも泣かずにちゃんと、飛行機に乗れたあの姿を」

零治、「ほんとに好きなの？、２人」

さんま先生、「そうそう」

零治、「『かわいい』とか言って、『たれパンダみたいでかわいい』とか、きもいじゃん」(笑)

さんま先生、「ほんまに優佳ちゃん、彼野人のこと好きなの？」

優佳、「（笑顔で）うん」

零治、「どこが」

さんま先生、「歯、抜けてるとこやろ？。あとは？」

零治、「じゃあ、歯生えてきたら」

さんま先生、「生えてきたら終わり？、その恋は」(笑)

優佳、笑いながら首を左右に振ります。

さんま先生、「そんなバカな恋ないよなあ。歯が生えたら終わりいうの」

優佳、「他もある。『貸して』って言ってもすぐに貸してくれはる」

零治、「それだけかよ」

美輝、「僕もな」

さんま先生、「美輝もそうやんか？」

美輝、「僕も仁美ちゃんに頼んだらすぐに貸してもらえる」

優佳、「彼野人君のほうが確率が高い」

＃おお！、「確率」という言葉を知ってるとは

さんま先生、「確率が高いの？。貸してくれる確率が(笑)。え、零治みたいなタイプはあかんの？」

優佳、「うん」

さんま先生、「何でや？」

零治、「俺もやだ」

さんま先生、「いやわかってるがな。ちゃんと意見聞けよ。おまえは仁美ちゃんていう彼女がいるからええやろ」(笑)

零治、表情が固まってしまいました。(笑)

仁美、「だってね、何故ね、いらないかというと」

零治、「マジかよ」(笑)

仁美、「何でよ。違うから聞いてよ」

さんま先生、「おまえら、この番組のいいなずけやからのう」(笑)

零治、「うわぁぁぁぁぁ！」

仁美、「聞いて。だってね、『好き、です』っていうことの反対言葉使ってるでしょ」

さんま先生、「だから好きやのやろ？」

仁美、「きらい」

さんま先生、「ほな、好きやのやろ、そしたら」(笑)

仁美、「きらい。きら、い」

零治、「じゃあ『好き』って言えばきらいってことなの？」

さんま先生、「そうや。ほなおまえ、仁美ちゃんに『好き』って言うたらええのやないかい」

零治、「好き」

さんま先生、「(笑)いや、『好き』」(笑)

零治、「だめじゃねえかよ！。ふざけ」

仁美、「ほらね」

太巻きづくり　先頭へ

おじいちゃんの家が見えてきました。

「歓迎　フジテレビ　あっぱれさんま大先生」という横断幕も掲げられています。

さんま先生、「俺が行くみたいやな」

近所のおばあちゃん達１０人ほども椅子に座ってお出迎えです。

彼野人、「こんにちは」

おじいちゃん、「こんにちは」

２人、前を通り過ぎようとして、由記に、「(笑)行きすぎたあかんやん」と止められました。

おじいちゃん、「由記ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃん」

谷口明良さん（６４）と谷口待子さん（６２）です。

彼野人、「おお」

おばあちゃん、おじいちゃん、「よろしく」

彼野人の自己紹介から。

彼野人、「わたなべかやとです。４年生の９歳でしっかりしてませんけどよろしくお願いします」

優佳、「あっぱれさんま大先生のおかだゆうかです。えーと、小学２年生の７歳です」

おばあちゃん、「あらぁ」

優佳、「えーと、彼野人君よりはしっかりしている」

おじいちゃんおばあちゃん、「(笑)あらぁ、ハハハ」

彼野人、「いらんこと言わんで。どういう会話だよ」

優佳、「よろしくお願いします」

零治、「言われちゃったよ」

場所を移動します。大きなテントにテーブルが置かれ、その上に食材があります。

さんま先生、「あー、おいしそうやなあ」

ここでお寿司を作ります。おばあちゃんが太巻きの作り方を教えてくれます。

おばあちゃん、「今からお寿司をします」

さんま先生、「あ、まだできてないのか」

おばあちゃん、「先、お酢で手を濡らします」

さんま先生、「いかに気持ちこもってないかわかるよね。具見て、『おいしそうやなあ』言うてんねんもんね」

零治、「(笑)ハハハ。超ウケ」

おばあちゃん、「そして、ごはんを海苔の上に置きます。ちょっとたらん分は足します」

巻きすだれの上に大きな海苔を置き、ごはんをのせ、更に真ん中に具を入れます。

おばあちゃん、「くるりと、（海苔が）はずれんように、（巻きすだれを）回してひっついた時点で

クルクルクルクルクルと回してグッグッグッと（巻きすだれを押さえて）・・・」

見事に太巻きが出来上がりました。

おばあちゃん、「巻き寿司の出来上がり。やってみますか？」

「はーい」

由記、具は全部高野豆腐です。「だって他のやつ食べられへんねんもん」

彼野人、きれいに具を並べていますが、高野豆腐とにんじんは縦に置いています。(^_^;)。かんぴょうは横に置きました。

さんま先生、「おまえ、やる気あるわけ？」

優佳はバラバラにのせていますね

おばあちゃん、「みなさんの、同じですかねえ？」

由記、「(笑)似てる。見た目だけやけど」

優佳、くるりと回し始めますが、具がはみ出てます。(^_^;)

さんま先生、「あーあ、もったいない、もう」

彼野人、具はみんな横向きにしたようですが、具の中に巻きすだれも一緒に入ってます。

当然、巻くことができません。(^_^;)

さんま先生、「下手くそやなあ」

零治、「丸ごと食うのかよ、あれ。具入れないでまず最初に・・」

優佳、「できた！」

さんま先生、「うわぁ、汚な」

優佳、「何か下手なんが2つ」

優佳と彼野人は一応できましたが、のりにごはん粒がちりばめられ、具が少々「はみ出し刑事」です。(^_^;)

由記はさすがにうまいです。

由記、「試食ターイム」

「イエーイ」

いなり寿司もできてますね。

由記、「1番、きれいやな。いただき」

彼野人、「結構イケる」

優佳、「思ったよりおいしいわ」

さんま先生、「味はだいじょぶや。味はつけてくれてるからな」

優佳、「あんまりおいしないかも。自分で作ったやつ」

おばあちゃん、「(笑)ハハハ」

さんま先生、「食べて、偉そうに」

由記、おばあちゃんも食べるように勧めます。

おばあちゃん、「どれにしようかな」

３人、「これこれこれ」と、自分の作ったのを指差します。

おばあちゃん、「あ、兄ちゃんのにしよう」

寿司をつかむと具が落ちてしまいそうです。

おばあちゃん、「これ、芯が高野ばっかりですね」

由記、「(笑)ハハハ」

おばあちゃん、「にんじんもかんぴょうも入れてほしかったなあ。今度お願いしまーす」

さんま先生、「ああ素敵な指輪、輪ゴムか、あれ」

海千人、｢ご近所の人達も２人のために集まってくれて宴会が始まっておりますぞ」

２０人ぐらい集まっています。

由記、「あんな、このな、２人からな、質問があんねんて。うちからもそやけど、聞いたって。みなさん聞いたってな」

「はいはい」

優佳、「えーと、男の子からモテる方法はありますか？」

彼野人、「な、な、何で聞く$N!)!#$&$A!"$$$k$G$7$g!W

おばあち$c$s!"!V!X$$$k$G$7$g!Y$C$F!#(笑)ワッハハハ」

優佳、「彼野人君がな、１番好きやけどな、他の人からもモテたいもん」(笑)

彼野人、「ナットク」

由記、「おっちゃんどうなん？。答えたりーな」と、右横に座っているおじさんに言います。

おじさん、「大人しくて優しくって、べっぴんさんで」

おじいちゃん、「おじいちゃんが言いよることじゃ」

由記、「何も言っちょらんよ(笑)。あんな、じいちゃん。前な、歌合戦でな、唄った『瀬戸の花嫁』あるやん。
　　　　　　あれをな、優佳ちゃんがな、覚えてきてくれたんや」

おじいちゃん、「おう」

由記、「でな、それを唄ってもらおうと」

優佳、唄います。（手拍子つき）「♪瀬戸は　日暮れて　夕波小波　あなたの島へ　お嫁に行くの」

零治、「すげえ寂しい」

さんま先生、「(笑)ふぁー。何でこの人手拍子しないのやろ？」(笑)

おじいちゃんの左隣のおじさんが、真顔で優佳を見つめてます。

♯テーブルの下で小さくしていたように見えます。

画面は夜、３人が浴衣を着て線香花火をしてるシーンが映っています。

浴衣は、彼野人と由記は紺色、優佳は赤色です。

海で　先頭へ

夜１１時、大浜海岸へ。ここは海がめの産卵地だそうです。

＊暗視カメラの映像になっています。

海千人、「海がめ、来るといいのう」

さんま先生、「その日にならな、わからんらしいけどな」

１時間経過。

優佳、「こーへんな」

彼野人、「こないねえ。来たらいいのにねえ」

由記、「うん」

海千人、「みんな、弱音を吐かず頑張って」

さらに１時間が経過。

海千人、「ひたすら待つこと２時間。見かねた監視員さん」

さんま先生、「うわぁ、これスタッフ大変、じゃまくさかったやろなあ」(笑)

監視員さんがやって来ます。「かめ、現れなくて残念だったね。これ、さっき産まれたばっかり」

子がめを持たせてくれるようです。小さいです。頭の部分が大人の小指ぐらいです。

監視員さん、「落とさないでね」と、３人に１匹ずつ渡します。が、

彼野人、「あー」。やはりダメみたい。(^_^;)

監視員さん、「だいじょぶ」

彼野人、「触れない」

監視員さん、「触れないの？」

由記、「何か、かまれそう」

監視員さん、「かまない」

優佳、「うわ、元気元気」

由記、「・・何かふにゃふにゃ。でも、産まれたてでも殻は固かった」

彼野人、「あの、大きいかめと、赤ちゃんのかめの顔が近かった」

優佳、「あんなんが海がめになるなんて、とってもびっくりしました」

さんま先生、「(笑)はぁー」

３人、「ありがとうございました」

監視員さん、「いいえ」

さんま先生、「すごいＮＨＫっぽいな、これ」(笑)

翌日、すっかり明るい海岸です。

海千人、「いやぁ、海がめの産卵は見られなかったが、子がめかわいかったのう。
　　　　　　　さてさて、朝から貝拾いで楽しんでるようじゃ」

３人とおじいちゃんおばあちゃんで、貝拾いです。

＊みんな、水上運動会の時と同じ水着です。

さんま先生、「これええなあ」

腰には紐が巻かれ、前の部分に貝を入れられるように袋状の網になっています。

彼野人、「これ、ハマグリ？」

おじいちゃん、「ああ、それはつぶ貝や」

手の半分ぐらいの大きさがあります。

さんま先生、「ああそうか。みな危ないからこうして見てくれてるんだ」

おじいちゃんおばあちゃんが、腰の紐を持って子供たちがおぼれないようにしてくれてます。

おじいちゃん、「見てみろ。かにが入っとる、中に」

さんま先生、「この辺ええな。浅瀬やしな」

おじいちゃん、「（彼野人に）お、優佳ちゃん見てみ」

優佳、貝を２つ採りました。で・・・。

彼野人、「うわぁぁ」。また絶叫です。(^_^;)

＃そういえば水、苦手だったんですね。

おばあちゃん、「何言ってんの？・・」

彼野人、「（絶叫）わぁっ、いーーー」。顔を水につけられません。

優佳、「どうしたん？」

おばあちゃん、水の中の貝のある場所を指差します。

そして彼野人の首を持って水につけさせようとしますが、

彼野人、「うー、わぁー、いてててて」。ようやく採れました。(^_^;)

さんま先生、「(笑)情けない」

海千人、「採れたての貝をバーベキュー。くぅ、たまらん」

海岸の岩場でバーベキューです。

さんま先生、「これはいいねえ」

おじいちゃん、「・・ぼつぼつ食べようか？」

「うん」

石で殻を割るのですが、破片が飛び散って、

由記、「痛いよぉ！」。破片がお腹に当たったようです。

おじいちゃん、「食べてみる？。彼野人、海水の味どう？」

彼野人、「おいしい」

由記、「しょうゆで焼いてもいいよな？」

おじいちゃん、「うん。しょうゆちょっとつけてな」

さんま先生、「うわぁ、おいしそうやなあ、これ」

おじいちゃん、「優佳ちゃん、味どう？」

優佳、「おいしーい！」

おじいちゃん、「(笑)ヘッヘ」

由記、「あんな、でもな、こんなん普通やで。うち、いつもこんなん食べてんねん」

おじいちゃん、「（彼野人に）おいしい？、味は」

彼野人、「じゃあ、うちも、もう１個」

優佳、「つぶ貝最高」

お別れ　先頭へ

おじいちゃんおばあちゃんの家の前です。

海千人、「楽しい時が過ぎるのは早いもの。もう別れの時間じゃ」

おじいちゃん、「寂しいなるな。帰るの、もう。来年も、来年はさんま先生連れてな、もう一回みなで来てな」

彼野人、「うん」

さんま先生、「ここはええなあ。俺行ってこようかなあ」

おじいちゃん、「みんな楽しみに待っちょる。ご近所の方々も」

美輝、「そういうロケやったら僕も誘ってな」

さんま先生、「いや、かまへんかまへん」(笑)

そして、優佳の台本のようなお別れの言葉です。

優佳、「それではみなさん、たった１日でしたが、とても美しいお料理やとても美しい海、とても美しい空気、
　　　　　　みなさんのとても暖かい笑顔に包まれて」

さんま先生、「誰や？、こんな演出したのは(笑)。いらんで、こんなん」

優佳、「とても楽しい思い出ができました。ありがとうございました」

おじいちゃん、「寂しいなあ。来年また来てよ」

彼野人、「うん」

おばあちゃん、「田舎忘れないでよ」

由記、「じゃあな、また教室で会おうな」

彼野人、優佳、「うん」

さんま先生、「ええなあ。雰囲気あるなあ」

彼野人、「会おうな。わてもね、東京生まれなんやけどな、ここに来てから大阪語覚えたんや」

おばあちゃん、「あらぁ、覚えた。田舎弁もちょっと入ってるで」

彼野人、「何やねん」と、よろけます。

そして出発です。

「さようなら」「ばいばいー」

「元気でなあ」

彼野人、「うん、元気でいるよ」

優佳、「ありがとう」

彼野人、「うん、お世話かけました」

こうして高知の旅は終わりました。

教室に戻ります。

さんま先生、「いやいやいや、どうもお世話になりましたね。これはいいですね。いいとこですね。行きたいね、これ」

美輝、「行きたい」

由記、「みんな『来て』って行ってたし、来てな」

さんま先生、「なあ。俺、もう１人でも行くわ、これ(笑)。みんなも行きた、これから行くんでしょ？、夏。
　　　　　　　　　（仁美に）どこ行くの？」

仁美、「えっと、おばあちゃんち」

さんま先生、「どこ？」

仁美、「茨城県」

零治、「うわっ、俺と一緒だ」

「おー」「あー」

美輝、「やっぱりめぐり合いとうなあ」

さんま先生、「ちゃうちゃう。陰でちゃんと合わせとんのや」(笑)

零治、「あー」

さんま先生、「もう、この夏の暑いときに、また一段と暑くなりましたねえ」

仁美、「いやぁー」と暴れながらも、うれしそうにも見えます。

零治は机に顔を伏せたままです。(^_^;)

俳句教室　先頭へ

参加者は、今回のロケに関係したメンバーです。

さん組からは、由記、彼野人、優佳が、対戦相手は、地元高知の方(大人)です。

お題は、「夏休み」です。

さんま先生、「えー、今日はですね、Γ教騎鎧碵雹対戦相手が、君たちが旅行した由記ちゃんのおじいちゃんのところの
　　　　　　　　　近所の人達が、ロケ中に考えてやってくれたわけですよ」

最初の女性、漁船の上からです。「あやの、あんな、あかね。元気にしよるかね？」

スタッフ、「おばちゃん。ビデオレターじゃないんですけど」

♯ネタです

女性、「みぞぐちまつこ、７２歳です。俳句を詠みます」

溝口松子さんです。

溝口さん、「帰省子や　つむじ二つの　三姉妹」

さんま先生、「うーわぁ」

溝口さん、「あんたら３人は、つむじが２つずつあっていいねえ。元気に大きくなってねえ。
　　　　　　　　(笑)。ちと多すぎましたねえ」

さんま先生、「これははすごいです。『帰省子』。こんな言葉を持ってくるなんか、子供相手に卑怯ですよね」

彼野人、「ひきょう」

さんま先生、「今日は素晴らしいですよ。これはちょっと強敵、勝たれへんわ・・・。
　　　　　　　　　　みな、つむじ、いろいろ個性がありますからね。
　　　　　　　　　　私なんか(帽子を取って)ちょっと左寄りできつすぎるて、つむじが。
　　　　　　　　　　どうしてもここ立つんですよ、僕、毛が。これは『寝ぐせや寝ぐせ』言うてますけど、寝ぐせじゃないんですよ」

彼野人、「えー、うちねえ、いつもねえ」

さんま先生、「いや、俺の話してるから」(笑)

２人目も女性です。自宅の庭からでしょうか。

女性、「よしながしげりです。年齢は不詳。好きなタレントは明石屋さんまさんでーす」

さんま先生、「いやーん」

吉永茂里さんです。

吉永さん、「それでは俳句を詠みます。『ヒマワリと　比べてうれし　まごむすめ』。
　　　　　　　　おじいちゃんとおばあちゃんはいっつも、孫娘のことをヒマワリの花を見ながら、考え言うき、
　　　　　　　　ヒマワリの花の元気さ、明るさを、『うちの娘はどうかね？』言うて考えよるき、
　　　　　　　　そういう思いをいっぱい込めて作りました」

さんま先生、「はぁー」

吉永さん、「以上です。(笑)『以上です』はいらなかった？」

笑いながらフレーアウト。

さんま先生、「これは、うまいですね。やっぱり、深いですね」

由記、「先生。あんな、今のな、吉永姉さんはな、いっつもな、あんな風にしててな、うちにな、
　　　　　　『どこら辺からのな、角度からな、映ったらな、かわいいかな、研究しーや』って言いはる」(笑)

さんま先生、「ちなみに研究した結果出たの？」

由記、「出ない」

さんま先生、「出ない？。そりゃしゃあないね」

３人目は由記のおばあちゃんですね。自宅前からです。

おばあちゃん、「たにぐちまちこです。歳は６２歳です。さんまさん、孫がいつもお世話になっております」

隣におじいちゃんも座っています。「さんまさん、元気か？」と、手を振っています。

さんま先生、「(笑)あ、元気ですよ。(笑)ハハ」

おばあちゃん、「では、俳句に移らさせていただきます。『夕暮れに』」

おじいちゃん、「夕暮れに」

おばあちゃん、「『ホタル追いかけ』」

おじいちゃん、「ホタル追いかけ」

おばあちゃん、「『川に落ち』」

俳句は、「夕暮れに　ホタル追いかけ　川に落ち」です。

おじいちゃん、「川に落ち。そりゃどういうことや？」(笑)

おばあちゃん、「どういうことやもわかれへんわ」

さんま先生、「(笑)さすが。さすが由記ちゃんのおじいちゃん。素晴らしい掛け合いですね」

由記、「おじいちゃんか。おばあちゃんちゃうんか」

続いてさん組です。

さんま先生、「さあ、今日は孫と対決。いきましょう、由記ちゃん。夏休み」

由記、「すみきった　田舎の空に　流れ星」

さんま先生、「いただきましょう！。田舎に帰った夏休みに、流れ星を久々に見たら、
　　　　　　　　　すみきったきれいな流れ星だったと。はぁー、もうきれいすぎて願い事するの忘れたぐらいという？」

由記、「(笑)そう」

さんま先生、「いいですねえ。さあいきましょう。続いて、はい！」

彼野人、「旅をして　ますます君が　好きになる」

さんま先生、「何を遠まわしにプロポーズを」

彼野人、「『なに』じゃない。『なる』」

さんま先生、「『好きになる』やろ？。何を遠まわしにプロポーズしてんのよ。
　　　　　　　　　それは優佳ちゃんのことやろ？、どうあれこうあれ」

彼野人、「うん」

さんま先生、「どこが好きになったんや？、旅して」

彼野人、「えー、全部」

さんま先生、「いつもと違うところはどこやったんや？」

彼野人、「えー、だ、だってさあ」

さんま先生、「わかるよ、わかるよ(笑)。初めて入った海の中、恐がる君を見て好きになる、
　　　　　　　　　これわかるよ、わかるよ。これはまあまな、ええこっちゃ。さあ、いきましょう」

♯恐がっていたのは彼野人ですね

優佳、「海ガメに　案内たのもう　龍宮城」

さんま先生、「うまい！。これはうまいねえ。子供らしい、とてもいい俳句ですね。
　　　　　　　　　『海ガメに　案内たのもう　龍宮城』、これはいいですよねえ・・乙姫様はどうして龍宮城に行きたいわけ？。
　　　　　　　　　これ、どうだ(笑)。あかんわ。だんだん、おがわひろしさん見てしまったからね、。どうしてもああなってしまいますね。
　　　　　　　　　さあ、そういうわけで、今日、最優秀いただき賞は？。俺が決めてもええか？｣

彼野人、「(首を振り)高田ちゃん」(笑)

さんま先生、「もうね、おまえの友達やないねんから。(笑)わかりました。高田ちゃん。
　　　　　　　　　　さあ、いただき最優秀は誰でしょう？。どうぞ。さあさあ、誰でしょう？。由記ちゃん、誰？彼野人、あ、由記ちゃん」

由記、「(笑)ハハハハ、やったぁ、イェーイ」

彼野人、うつぶせ状態に。手で畳をたたいています。

優佳、彼野人の頭をなでながら、「元気出しーや」

さんま先生、「また負けてしまいました」

由記、「高田ちゃん、ありがとう」(笑)

さんま先生、「みんなのもんやないねんから」B(笑)

海千人、「いやぁ、もうなあ、たった１日の短い高知、甲浦の旅じゃったが、きっ$HK:$l$i$l$J$$;W$$=P$K$J$k$8$c$m$&$N$&!#
　　　　　　　『ふるさとは　遠くにありて思うより　行って楽しむ　夏休みかな』、まなんてきたもんじゃなあ、こりゃこりゃと」

先頭へ