あっぱれ学園の記録－２００１年後半、７／１５、「自分がまぬけだなあと思うこと」

あっぱれさんま大先生

７／１５、「自分がまぬけだなあと思うこと」

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さんま先生、｢おはようございます」

さん組、「おはようございます」

由記、「着席」

さんま先生、｢何？、優佳ちゃんどうしたの？｣

優佳、「優佳、初めてドッジで人当てた・・今までからなあ、よけるのは、逃げるのは
　　　　　　すっごいうまかってんけど、投げるのは全然うまなかった」

さんま先生、｢ああ、そう。懐かしいなあ。ドッジボールって最近してないよなあ｣

優佳、「そう？、学校でいっぱいしてる」

このみ、「あのね、うちのお父さんがね、帰る時に、玄関にね、きつねがね、座ってたんだよ、ポツリと。
　　　　　　　それでね、お父さんがね、こうやってね、ちゃんと姿勢を伸ばして、『こんばんは』って言ったんだよ。
　　　　　　　したらね、キツネもね、こうやってお辞儀したの。それで去ってったの」

＃あれ？、口調が違う

さんま先生、｢キツネ、このみちゃん、どこに住んでるんやったっけ？｣

このみ、「えーと、埼玉の田園調布」(笑)

さんま先生、｢お母さんに、『そう言え』言われてるの？｣

このみ、「(笑)えー、別に」

今日の問題は、「隠したいところを全部隠したつもりでも、一部分が見えてまぬけな様子を
　　　　　　　　　　　『頭かくして○○かくさず』という」です。

優佳、「耳」

仁美、「目、隠す」

このみ、「尻」。正解です。

今日のテーマは、「自分がまぬけだなあと思うこと」です。

仁美、「あのね、何かね、１日ね、ぜーんぶね、パンツをね、後ろにしてんのね、毎日。
　　　　　だからね、お風呂ね、入ってる時ね、見たらね、入ってる時に気がついたの、それ」

さんま先生、｢えっ、仁美ちゃんてパンツはいたまま入るの？、お風呂に｣

仁美、「違う違う。そうじゃなくって、お風呂入ってる時に、パンツが反対なんだなあと」

「えー」

仁美、「違う違う。違う、そういう」

さんま先生、｢えっ？。お風呂入るの？、パンツはいて｣(笑)

仁美、「ちがーう。パンツはくでしょ？」

さんま先生、｢パンツはくよ、俺は｣

仁美、「それでさあ、反対とかさ、気付いてなくってお風呂に入ったの。気付いてなくって、脱いで」

「えーー」

仁美、「脱いで、脱いでお風呂に入ったのね」

さんま先生、｢お風呂に入る前に脱いだんやな？｣

仁美、「脱いで、入ったのね。したらね、まだ覚えてなかったのね。でもね、途中からね」

零治、「訳わかんねぇ」

仁美、「お風呂にね、入ってたらね、、何か急にね」

零治、「何言ってっかわかんない」

さんま先生、｢うるさいなあ、おまえは｣

零治、「この時間、無駄じゃん」

仁美、「そう言うからわかんないんだよ(笑)」と、零治を指差します。

零治、「俺、何も言わなくてもわかんねえ。もうあったまくる」

さんま先生、｢仁美ちゃん、何なの？、その続きは｣

仁美、「反対だとね、思わなくてね、脱いでね、入ったのね」

さんま先生、｢それ聞いた言うてんのに。君、もう５枚ぐらい今脱いでるで。パンツ脱いだんやろ？｣

仁美、「そんで風呂入ってて、パンツその時反対だったのね。それが忘れてて、ほんで、お風呂入ったら気付いたの、それを」

さんま先生、｢お風呂入ってから気付いたん？。何で？｣

仁美、「え、忘れんぼうだから」

零治、「訳わかんねえ」

このみ、「普通、脱いだら気付くでしょ？」

さっさと脱いでかごに放り込んだので気づかなかったようです。

さんま先生、｢だってな、前後ろって、ちんちん出すとこが後ろにしてたわけやろ。それおかしいよ。
　　　　　　　　　君、男もんのパンツはいてるの？、ほいで｣(笑)

仁美、「はいてなーい！」

優佳、「わかった。さんま先生、普通、女の子のパンツってさあ、いろいろ絵描いてあるやつが多いやん」

さんま先生、「あ、そうなの？。知らんがな、そんなの」

優佳、「そういう時があんねんか」

さんま先生、「あ、(笑)そうなの」

優佳、「それがさ、前にきてたってことちゃうかな」

＃要約してくれました(笑)

彼野人、「えーとね、うちね、『学校でね、女の子にモテてるんだよ』ってね、ママにね、言ってたのね。
　　　　　　　ところがね、授業参観の時にね、うちがね、女の子にね、こき使われてるのがね(笑)、
　　　　　　　ママにね、見つかっちゃってね、『どうなってるのよ？』ってママに聞かれたのね。
　　　　　　　そんで、うちが嘘をついていたことがバレて、うちが間抜けだなあと思ったの」

さんま先生、「（笑）おまえ、こき使われてるの？」

美輝、「４年生になって？」

優佳、「え、どうしたん？。『こげ』って何？」

さんま先生、「こき使われてんねんて。『あれ、しぃ』『これ、しぃ』って言われてるの。『パンこうてき』『はーい』とか言うて、パシリや。かわいそうに」

彼野人、「それがつらいんだよ」（笑）

さんま先生、「おまえあかん。気弱いからな」

彼野人、「だから、うちの学校の女の子ね、恐いからね、うち恐い人にはね、何の反応できない」

＃いましたね、「恐い女子」って(^_^;)

さんま先生、「反抗できないのか。強いからな」

美輝、「じゃあ弱い子には反抗するん？」

彼野人、「うん」

美輝、「それちょっと逆とちゃうか？」

さんま先生、「ああ、美輝らしいねえ。正義感の強い男」

美輝、「僕もな、おんなじやねん。弱い子に、何か反抗すんねん」

さんま先生、「何や、注意しといて自分もそうやないかい」

彼野人、「そうだよ」

美輝、「あったりぃー」

さんま先生、「何やそれ。がっくりやわ、もう」

由記、「あんな、百均（百円均一ショップ）に行ってな、間もない頃やねんけどな、全部な、百円てな、知っていたのにな、
　　　　　何か知らんけどな、店員の人にな、『これいくらですか？』って聞いたんや。
　　　　　そしたらな、当たり前でな、『百円です』って言いはるやん。ほなな、うちがな、頭の中でな、
　　　　　『あ、そうか。ここ百均か。そりゃそうやな』って思ってん。でな、そういうな、自分がな、むちゃくちゃアホやなって思ってん」

さんま先生、「・・それは面白いなあ（笑）。（笑）いや、面白いやんか。それは面白いわ」

碧、「あんね、鏡を見てたら、自分の顔にうっとりしちゃったの」

さんま先生、「うっとりしちゃったの？。それが間抜けだと思ったの？」

碧、うなずきます。

さんま先生、「はぁー、面白いねえ、それも（笑）。面白いよ。むっちゃくちゃ面白い話やわ」

零治、「えーと、俺がしっこもらした時に、『汗だ』とか言ってごまかしてたんだけど、
　　　　　由美がね、それにおいかいでね、バレた時に」

さんま先生、「おまえ、すごい汗かくねんなあ。まだおねしょしてんの？、おまえ」

＃これ、何度も聞いてますね（笑）

零治、「あ、うん。まだね」

さんま先生、「おまえ何年生や？」

零治、「５年」

さんま先生、「５年でまだおねしょしてんの？」

彼野人、「うちだって４年でしてる」

仁美、「おねしょしてる人」と言うと、彼野人、美輝、零治が手をあげました。（輝弥も一瞬あげました）

さんま先生、「はぁー、見てみい、バカ３人や（笑）。なあ、おまえ何でおしっこせえへんねん？、寝る前に」

零治、「いや、してるって」

さんま先生、「しても出んの？」

零治、「うん」

さんま先生、「気付かへんの？」

零治、「いや、気付いて『止めろ！』ってすげえ力入れるともっと出ちゃう」（笑）

さんま先生、「おまえ、それなおさなあかんで。５年生のくせに」

優佳、「お父さんも５年生までやってはってんて」

さんま先生、「零治。おまえ、それなおるで、自分の心掛けで」

彼野人、「ねえねえ、うちなんかね、えーとね、おねしょももらすけど、おねしょ、おーね、おーね、おー、あーー」（笑）

さんま先生、仁美の方を向いています。(笑)

仁美、「だったらトイレ行けばいいよ・・おしっこもらさなくなるの！」

零治、「バカじゃないの。バカ！」

仁美、「バカじゃない！」（笑）

彼野人、「おー、おーねーしょー」（笑）

さんま先生、「何？、仁美ちゃん」

仁美、「だってさあ、おしっこね、もらすのね、何かね、いい方法教えてあげてんのね」

零治、「全然よくねえ」

さんま先生、「おしっこもらす方法？。そんな方法いらんで」

仁美、「違う違う。そんでね、おしっこね」

さんま先生、「零治に教えたれよ」

仁美、「だってね、教えてんのに、『バカたれ』とか言うの」

零治、「だってそんなことできたら、もらさねえっての。できねえからもらすんだ、バーロー」(笑)

おがわひろしショー　先頭へ

＊今回は、美輝がレポーターです。

さんま先生、｢こんにちは｣

美輝、「こんにちは」

さんま先生、｢緊張してんの？｣

美輝、「はい」

さんま先生、｢やっぱりみんなといる時と違うの？。ここ１人やと｣

美輝、「はい、と」

さんま先生、｢(笑)何？、だいじょぶですか？｣

美輝、「はい、ちょっと」

さんま先生、｢(笑)いや、言葉遣い違うじゃないですか？｣

美輝、「いやぁ」

さんま先生、「だいじょぶですね？」

美輝、「はい」

さんま先生、「いや、『はい』じゃなしに。いつもと言葉遣い全然違うから。いつもの感じでいいんですよ、ここもね」

美輝、「ありがとございます」

さんま先生、「やっぱりみんながいる方が落ち着くの？」

美輝、「はい」

さんま先生、「（笑）いや、『はい』じゃなしに。ああ、そういうもんなんですね、やっぱりね」

美輝、「１人はこういう気持ちがあんねん」

さんま先生、「ああ、やっぱり恐いんだ。さあ、今日は行ってきてくれたんですね？」

美輝、「うん」

さんま先生、「どこへ？」

美輝、「え、えーと、さかやばばばまたっていうとこ」（笑）

さんま先生、「・・長い名前やね、それまた」

美輝、「違うわ。かつしばばばまたや」（笑）

さんま先生、「あのね、ひょっとしてかつしかしばまたじゃない？」

美輝、「あ、ホンマや。まあええやん」

帝釈天の入口で。

美輝、「こんにちは。大久保美輝です。今、帝釈天に来ました」

＃さんま先生、「おまえ、１人やとまじめになるなあ」

美輝、「これから小川さんに会いに行きます。とっても楽しみです」

ほどなく小川さんは見つかりました。（笑）

小川、「おはよう」

＃さんま先生、「出た！」

美輝、「おはようございます。今日、僕が描いてきました」

と言って差し出したのは、金色の小さな額に入った小川さんの似顔絵です。結構上手です。

小川、「どうもありがと。あのね、これだけの絵描けると、上野の山んとこあんでしょう。
　　　　　　交番の手前、京成の出口入ったトイレのこっち方。あの階段で絵描きやるとできるよ」

美輝、小さくうなずいています。（笑）

小川、「立派なもんだ、これだけ描ければ」

美輝、「今日は悩みがあって来ました。聞いてください」

小川、「はい」

美輝、「おねしょをしたことはありますか？」

小川、「ある、２回ぐらい。お灸すえられちゃった、お灸。小指、足の小指にお灸すえられた」

美輝、「おねしょはどうするとなおりますか？」

小川、「家にいるねずみあんでしょう。あれをね、殺して皮をむいて焼いて食ったらなおっちゃった」（笑）

美輝、「・・・」

小川、「今のネズミ食えへんよ。殺虫剤あるから食えへん」

美輝の次の質問は、「女の子って何をしてあげると喜びますか？」

小川、「あれ、わきの下な、耳かわきの下くすぐってあげなさい。そうすると喜ぶ」（笑）

＃美輝、「そんな、誰だって笑うやろ」

小川、「学校はお金持って行っちゃいかんことなってんやろ？。」

美輝、「うん」

小川、「持っていかんで、『後でいいことして、おごってあげるから』って、こう言いなさい」

美輝、「僕、貯金３０万くらいあるんですけど」

小川、「何？、３０万。わしよっか多いのう。わしないわ。６万いくらしかないわ」

美輝、「少し貸しましょうか？」

小川、「いや、貸すと金利取られるからいらん」（笑）

次の質問です。美輝、「スポーツは何やったん？」

小川、「スポーツ、そう、野球やったこと、あっ、ゴルフやったことある。
　　　　　そしたらね、『ゴルフ、あんた素質がある』って言われた」

美輝、「野球選手は誰が１番好きですか？」

小川、「野球選手、もういないよ。王貞治も、もういないし。王が１番好きだったもんな、俺。
　　　　　ホームラン好き？。『ホームラン』ていうパチンコ屋あった昔（笑）。
　　　　　立石（たていし）の『富士館』の前に、『ホームラン』ていうパチンコ屋があった。
　　　　　だけど今だめだよ。つぶれちゃってねえよ。あの、私、球投げるのへたやからな、あの、このアンパイヤや」

そう言うと、今度は審判のゼスチャー入りで、

小川、「ストラーイク！（笑）。ファウルボール！。あっ、ホームランいった！」（笑）

さんま先生、「何でいつもあんなにおもしろいんでしょうね？。（笑）素晴らしいですね」

美輝、「あんな声聞いて、めっちゃでかいから耳もとんがるぐらいや」

さんま先生、「『耳かわきの下くすぐっててやるると女は喜ぶ』と」

美輝、「そんなん誰だって笑うで。でも耳の下はちょっと、くすぐっても笑わんちゃうかな」

さんま先生、「・・もう緊張解けてきた？」

美輝、「あー？」

さんま先生、「もう緊張しなくなった？」

美輝、「緊張？」

さんま先生、「今はもう緊張しなくなった？」

美輝、「はい」（笑）

さんま先生、「ちょっとしてるな」

美輝、「あー、当たりや。こういう子があんねんて」

さんま先生、「そういうことあるわね。うん。また遊びに来てね」

美輝、「はい」

いただき俳句教室　先頭へ

今回のお題は、「思い出」です。

さん組からは、美輝、仁美、零治が参加します。

対戦相手はハガキの３人です。

さんま先生、「いただき俳句教室。（拍手）。さあ、今日のメンバーは美輝」

美51!"!V$O$$!W

さんま先生、「そして仁美ちゃん」

仁美、Ｖサイン。

さんま先生、「そして、仁美ちゃんの恋人、零治」

零治、思いっきり嫌そうな顔をしてます。（笑）

まずはハガキの３人からです。

最初の子、自宅の一室でお母さんと一緒に座っています。

「○○小学校４年、なおいえりこ。私の思い出の俳句を詠みます」

直井絵莉子ちゃんです。母子手帳を持っています。

絵莉子、「『母子手帳　開くとあふれる　母の愛』。この母子手帳には、私とお父さんがべっぷ沼に行った時、
　　　　　　　私がべっぷ沼に落ちたことが書いてあります。書かなくてもいいのに。やなんだぁ」

母、「いいの、生きてたんだから。思い出になるんだから。それよりあんたが生まれた時はね、黄疸で大変だったの」

絵莉子、母、「さんまさん、いただいてくれますか？」

さんま先生、「これはいただきましょう。ねえ、母の愛がいっぱい詰まってる母子手帳」

美輝、「でも何でな、そういう時、お父さんが出てくるんやろ？。『お母さん』て言ったやん？」

さんま先生、「お父さん、両親の愛やないの、それは」

美輝、「『母の愛』って言ったんやで」

さんま先生、「そうや。母子手帳は、『お母さん』と『子供』って書くやないかい。
　　　　　　　　　あれは、『父母手帳』にする方がいいというね、『父』、『母』と書く。
　　　　　　　　　だから母子手帳は、父としては寂しいところがあるんですよ。母と子だけのもんですから」

仁美、「ねえねえ、『母』っていう漢字むずかしいよね？」

さんま先生、「『母』っていう漢字ね。簡単やないかい！」（笑）

２人目の子です。

「さいたま市立○○小学校２年、きむらたくみです」

木村たくみ君です。ちょっと声が震えてます。

たくみ、「最近、自転車の補助輪が外せました。そこで一句。『補助輪を　外して風と　ともだちに』」

さんま先生、「ほぉー」

たくみ、「さんまさん、どうですか？」

さんま先生、「（笑）ハハハハハ。あんた、声震えすぎ。危ない危ない！」

たくみ、補助輪のない自転車に乗って走り出しましたが、どこかの家の門にぶつかりました。

さんま先生、「いただきましょう。今日は、またいいですよ」

美輝、「今の痛いで、絶対。だってな」

さんま先生、「そういうところ言うてんのちゃうねん」

美輝、「座るところがな、なんか外れたもん」

零治、「俺、５年で乗れたよ」

さんま先生、「これ２年生やぞ。おまえ遅いのやないか？」

零治、「遅い」

さんま先生、「何だ、それ」

美輝、「うそぉ。僕、３年生からや」

さんま先生、「おまえら、遅いなあ」

仁美、「私は１年」

美輝、「そんな人のこと言われへんのちゃう？」

仁美、「私は幼稚園だぞ」

さんま先生、「（笑）『だぞ』」

美輝、「あー、また大きい嘘やなあ」

さんま先生、「おねしょなんて俺、３歳からしたことないしやなあ、自転車なんか５歳から補助輪なしで走ってるわ」

零治、「でも、前、『２歳』って言ってたよ」

さんま先生、「あ、日によって違うのよ」（笑）

３人目の子です。公園のブランコの前です。

「あ、自己紹介です。やませすいしょうです。２年１組です。４月１日生まれです。あつしにいつもいじめられていました」

山瀬翠星君です。難しい字です。(^_^;)

翠星、「俳句詠みます。『遠足で　たらなかったよ　お弁当』。あの、遠足で、足りなかったのお弁当が。
　　　　　　俺、食いしん坊だから（笑）。さんま先生、いただいてください」

さんま先生、「（笑）キャラクター賞です。いいですねえ、元気そうで。もう腕白そうでいいですよね」

仁美、「私もキャラクター賞・・あのね、美輝の顔とちょっとだけ似てない？」

美輝、「何言ってんねん。僕はつむじ２本やで」

さんま先生、「関係ないやないか。新橋か？、おまえは。酔っ払いみたいな会話しやがって」

さん組の俳句です。まずは美輝から。

美輝、「背がたりん　乗れなかったよ　コースター」

さんま先生、「なるほど。パンを焼くやつやな」（笑）

美輝、「何かなあ、そこはなあ、計らななあ、えーと、１メートル２センチないと乗られんねん」

＃さんま先生の突っ込みを無視（笑）

仁美、「鳥肌、鳥肌」

さんま先生、「パン焼くやつはな。フン。お構いなし」

仁美、「いい？」

さんま先生、「いただきません。これは」

仁美、「いいですか？」

さんま先生、「いや、まだです。『いただきません』言うてんのや。これ、コースター」

仁美、「かわいそうに。頑張ったのに」

さんま先生、「思い出ね。今は乗れるんでしょ？、美輝。（笑）今は乗れる？」

美輝、ガックリ状態に。「今も乗られん」

さんま先生、「思い出やで？、これ」

美輝、「乗れたよ」

さんま先生、「乗れたやろ？。コースターやろ？。パン焼くやつ」

美輝、「の、乗るやつ」

仁美です。「今までに　出会った友達　宝物」

さんま先生、「（笑）うまい」

仁美、「あのね、零治と友達なの」

零治、「はぁ？」

仁美、零治に向かって、「ひどいね」

さんま先生、「宝もんだ」

零治、「ふざけんなよ、おまえ」

仁美、「ひどい。友達だけになりたいの」

零治、「もう、やだよ。マジで」

仁美、「ガックリボーイ」と、前に倒れこみます。

さんま先生、「『やだよ』って友達ぐらいええやないか、零治」

零治、「やだよ」

仁美、「何で？。ひどいよ」

さんま先生、「そうそう。ひどいよ、おまえは」

零治、「いいよ、ひどくても」

さんま先生、「いいんだって」

仁美、「やだなぁ」

さんま先生、「なあ。友達になってくれて言うてんのになあ、俳句を通じて」

仁美、「確かこの前、いっぱい『やだ』って言ってたからやめとこ」

さんま先生、「そやろなあ」

仁美、「いただく？」

さんま先生、「いただかない、それも。」

仁美、「はぁー」と、上を見上げたまま、体が倒れそうになります。（笑）

さんま先生、「零治がんばってくれよ」

仁美、「何で？。私、うまかったんだよ」

さんま先生、「いやぁ、そううまくなかったですね。ほんでまた、宝もんから『嫌だ』って
　　　　　　　　　言われたからもう、どうしようもないじゃない」

仁美、「でもがんばったのに」

さんま先生、「がんばった、それは認めるよ。みんな頑張ってんねん、それは。頑張ったからどうのこうのじゃないの」

仁美、「いただきたぁーい」

さんま先生、「いただけない！って言ってんのよ、それは」

仁美、「いただいて」

さんま先生、「いただけない！」

仁美、「いただいて！」

さんま先生、「ことわる！」

仁美、「（笑）ハハハ。よだれ出た！」（笑）

さんま先生、「よだれも出るっちゅうねん」

仁美、「出ない！」

零治です。「思い出と　言えば切ない　離婚前」

さんま先生、「それあきません、そんなん。何が子供の分際で、『言えば切ない　離婚前』やねん。
　　　　　　　　　子供が言うな、そういうことを。それ、おっさんが書く俳句や」

零治、「俺、おっさん」

さんま先生、「今日は、３人ともだめでした。優勝はハガキチーム」（拍手）

仁美、「ひどいです。だってさ、何で？、だって頑張ったのに」

さんま先生、「頑張ったよ。だから、みんな頑張ってんねん」

仁美、「じゃあ、これあげる」

さんま先生、「いらんわ、そんなもん」

俳句を書いた紙ですかね？。映ってないのでわかりません。

いただき俳句賞は、「母子手帳　開くとわかる　母の愛」の直井絵莉子ちゃんに決定しました。

さんま先生、「今日は惨敗でした。残念でしたねえ」

仁美、「うわぁーーん」と、すねたトーンに変わります。

仁美、「だってやや（やだ）って言ってないの！」

さんま先生、「『ないの』じゃないよ。ほいで、『零治の頭往復ビンタ』とかいうやつ、
　　　　　　　　　あれやっぱり仁美ちゃんから『やってくれ』って言ったらしいじゃないの」

仁美、「言ってない」

零治、「言ったよ」

仁美、「言ってないよ！」

零治、「うっせえんだよ、バカヤロー」

仁美、「目が、おっきい」（笑）

零治、「てめえの目がちっこすぎる」

さんま先生、「（笑）なあ、ほめてどないすんねん」

仁美、「目かこんな」と、指で目を大きく開きます。

零治、「気持ちわりいんだよ」

海仙人、「ああ、あっぱれチームは今日は不調だったようじゃな。うん、しからばワシも一句。
　　　　　　　『目を閉じて　思い出探すと　涙ぐむ』。ワシの人生は何だったんだなあ？。
　　　　　　　はぁー。そこで全国の小学生の諸君、元気かな？。
　　　　　　　夏休みに俳句を作ってあっぱれ学園の生徒と対決してみないか。
　　　　　　　今回は、『夏の思い出』、『食欲』、『秋』をテーマにした俳句を募集しておるんじゃ。
　　　　　　　ハガキに書いてどんどん送っておくれ。グループでの参加もＯＫじゃよ。
　　　　　　　最優秀俳句には、いただきトロフィーを差し上げよう」

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