あっぱれさんま大先生

8/20、「きもだめし大会」

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優佳、諒ペア 英美香 零治、碧ペア 

美輝、このみペア 仁美、海ペア 絵梨佳、彼野人ペア

恐がり指数

1、彼野人・・100
2、このみ・・80
3、諒、優佳・・60
4、海、零治・・50
5、仁美・・40
6、碧、美輝・・10
7、絵梨佳、英美香・・0

 

さんま先生、「さあ、ここ、フジテレビのお台場のスタジオからかなり離れた倉庫。ここは、我々テレビ局の人間だけでは、
        ほんとに出るといううわさを聞きつけ、ここにしました」

彼野人、「ほんとだ。明るいところにして」

仁美、「ちょっと恐いな」

さんま先生、「ちょっと恐いよ。きもだめしやもん。こんなもん、陽気に明るくカーニバルやってかて一緒やろ?。
         僕ちんは何か優勝したんとちゃうのか?、きもだめし大会で」

彼野人、「え、100万?」

テレ朝の「炎のチャレンジャー」のことですね。

さんま先生、「だいじょぶやないかい?」

彼野人、「だってぇ・・」

優佳、「妹が引っ張ってくれたんだよね?」(笑)

さんま先生、「妹のおかげか?」

彼野人、うなずきました。

 

ここで恒例の恐い話しです。

諒が人形を抱えていますね。題して、「りょう君の家の不気味な人形」です。

諒、「えっと、これは、りょうちのおうちの階段の上の方にあるやつで、これは、風もないのに時々階段のところに落ちて、
   で、それで、拾おうとすると、何だか、これ寝かすと目つぶるんだよ。で、その時には、諒が拾ったら、
   目が開いて、何だか笑った感じして・・」

さんま先生、「そういう映画あったよな?。人形が襲ってくるいう」

仁美、「うちねえ、うちねえ、うちねえ」

さんま先生、「何や何や?」

仁美、「ポポちゃんていう子がいてね。その子ね、こうやってね、後ろに立つとね、目ね、つぶんのにねえ、
     起きたまんまだったんだよ。寝かすときにねえ、ちゃんと・・」

#逆さに立てる、ということかな?

さんま先生、「もうええわ・・もうええ言うてんねん」

仁美、笑ってます。

さんま先生、「おまえの笑顔、1番恐いわ」

 

きもだめしは2人1組で行ないます。

今日は由記が欠席なので、1人だけ1人で行かなければいけません。

箱からカードを取り出します。5番までは2枚ありますが、6番は1枚しかありません。

まずは絵梨佳。1番です。うれしそう。

零治、2番です。「おっ、よかった、おー」

碧も2番です。「よかったよ、零治」

仁美は5番、美輝は3番です。

彼野人は1番です。「やったぁ」

さんま先生、「さあ、この(残りの)5人のうち1人が」

「キャー」

このみは3番です。

さんま先生、「こういう人が6番を引く」

優佳、下を向いてしまいます。

零治、「いじめんなよ」

碧、「優佳ちゃん、本当に恐がってんだからね」

さんま先生、「当たり前や。うわぁー、うわぁー」と、優佳を恐がらせようとしてます。

そこを仁美が抽選箱を見にさんま先生の前に来ると、

さんま先生、「あかんあかん」と、どかしました。(笑)

優佳は4番です。

「ウー」という声が。さんま先生の発言で、恐がり彼野人、泣きべそです。顔が歪んでます。

さんま先生、「1番やないか。2人やないかい」

零治、「何か彼野人の泣き方ってにせもんくさい」

さんま先生、「なあ、彼野人の泣き方って何となく、下手なお菓子屋が作ったカエルの人間みたいやな」

諒は4番です。

このみ、「ハハハ。どっちかなあ」。急に元気になっちゃいましたね。

海、手で胸を抑えてます。

さんま先生、「さあ、2つに1つ」

海、祈ってます。(笑)

英美香は・・6番です。1人に決定!。

海、バンザイです。(笑)

さんま先生、「さあ、泣くな、男やったら」

彼野人、「アー」。泣いてます。(^_^;)

さんま先生、彼野人の口に手を当てて、インディアンの雄たけびみたいに。

彼野人、「ワァ、ワァ、ワァ、ワァ、ワァ、ワァ・・・」

さんま先生、「自分の子供にもこうしたら、殴られたことあんねん」(笑)

抽選の結果、ペアは、(番号順では)

絵梨佳、彼野人
零治、碧
美輝、このみ
優佳、諒
仁美、海
英美香

となりました。

コースの説明です。

彼野人、「恐いよ。アー」

(パシッ)

さんま先生、「やかましいな・・説明して、静かにしなさい」

碧、「いいじゃん。絵梨佳ちゃんと行くんだから」

彼野人、「ウー」。涙をさんま先生の袖で拭きます。

さんま先生、「拭くな!。俺の服で拭くな!。自分ので拭け!」

説明が続きます。

さんま先生、「・・・りんごの道」

彼野人、「りんご食べなくちゃいけないの?」

さんま先生、「取らなきゃいけないの」

彼野人、「え、簡単だ」

さんま先生、「おぅ、そりゃ簡単や。そこまで行けるかどうかやねん」

彼野人、「クシュッ」(くしゃみ)

さんま先生、「くしゃみすな(ポカッ)。きったない、おまえは・・ここを行くと落武者の道。落武者いうのは、
        死んだ、ようするに武士の人たちの首や」

彼野人、「あー恐いよう」

さんま先生、「恐いよ。このスタッフはお化けのものを作らせたら日本一の」

(バーン)。一斗缶を叩く音です。

さんま先生、「あれ、三宅。こんな話ししてるときに何か引っくり返すの大好きな男や」

彼野人、「アー」。またさんま先生の袖で・・

さんま先生、「拭くなっちゅうてるやろ!。
         さあ、それでは、私は先にゴールへ行って待ってます。りんごを取ってきてください」

 

・優佳、諒ペア 先頭へ

2人、肩組んでますね。「鳥居の道」では、諒、足を踏み鳴らしてます。

不安げな優佳、「うるさいよ」

「しょうじの道」では、腕が出てくると、2人とも「キャー」と悲鳴を上げます。

床が明るくなるのは平気だったようです。

一斗缶の倒れる音で再び悲鳴。そのまま走ってりんごの前へ。

優佳、「とれる?」

諒、「いい?。とったら逃げるんだよ」

優佳、「うん」

女の叫び声が。2人悲鳴を上げます。

そして「落ち武者の道」へ。2人進めません。

諒、「あ、あ、死んでる。あれ絶対動く」

優佳、「(泣)アーン、こわい。こわいー」。ここまで耐えてきましたが、ついに泣き出してしまいます。

つられて諒も泣き出します。

優佳、「(泣)こわいー。こわいー。アーン。さんま先生助けにきてえ!」

諒、「(泣)さんまさーん」

優佳、「さんま先生助けにきて!。さんま先生助けにきて!。アー、アーン」

さんま先生、「あのね、先生はそんなすぐ助けに行くような正義の味方じゃないの」

優佳、「おさむらいこわい。こわい。こわいー」

さんま先生、「だいじょうぶや。その人らは死んではんねんやから」

優佳、「こわい。こわい」と、「恐い」を連発します。パニック状態です。

諒、「エーン。エーーーン」。大泣きです。

さんま先生、「こわないって」

ゴールの扉を開けて2人に声をかけます。

さんま先生、「こっちこっち」

諒、「だって、このさむ、もっとこっち来て」

さんま先生、「あ、後ろが迫ってくる」

諒、「え?」。2人、後ろを振り向きます。

さんま先生、「早くこっち来いって」

2人走り出します。

(プシュー)。最後のスモークで、また悲鳴を上げます。

ゴールしました。

諒、「もうやだあ。(泣)アーン」

つられて優佳も再び泣き出します。

さんま先生、「頑張ったなあ」

2人大泣きです。

さんま先生、「恐かった?」

優佳、「うん」

さんま先生、「どこ恐かった?、優佳ちゃんは」

優佳、「そこ」と指差します。落ち武者が恐かったようですね。

さんま先生、「・・後はどこ恐かったの?」

優佳、「そこだけ」(笑)

#あら?

さんま先生、「落ち武者、どういう風に恐かったの?」

優佳、「どうにも言えへん」

 

・英美香 先頭へ

まったく恐がりませんね。1人なので、無言で歩いて行きます。

さんま先生、「あ、もうこれはすっす来るわ」

「鳥居の道」へ。

さんま先生、「無言のままよね。1人やから」

鳥の「パタパタパタ」という音にも、ちょっと見ただけです。

「地獄のトンネル」では身をかがめながら笑みがこぼれています。

「しょうじの道」でも、リアクションがありません。

さんま先生、「もう着きます」

「坂のある道」では、少し用心しているのか、足元を見てましたが、

またすいすいと進みます。りんごの前も通り過ぎてしまいました。(^_^;)

りんごをとってからもさっさと行ってしまい、粉に気付かなかったようです。

 

そしてゴールへ。

さんま先生、「全然こわなかった?」

英美香、「うん。でもびっくりした」

さんま先生、「どこ?」

英美香、「あのね、最後の『プシュー』ってやつ」

さんま先生、「あそこだけ?。あと全然恐くなかった?。ほんまは?。ほんまにこわなかった?」

英美香、「うん。恐くはないけどびっくりする」

さんま先生、「はぁ。耳見ても真っ赤やけども」

英美香、「うん、そう。暑くない?、ここ」

さんま先生、「(笑)暑いね。暑い暑い。おまえ、コギャルか?、アホ」

 

・零治、碧ペア 先頭へ

さんま先生、「昔は零治、こんなんは通られへんかったのになあ」

「鳥居の道」で。

足元の音に零治、「おービクッとした。あ、プチプチ」

碧、「プチプチか」

零治が足を踏み鳴らして音をたてていると、

碧、ジャンプして音をたてて喜んでいます。「アハハ。面白い」

「しょうじの道」で。

碧、「ここ走るよ」

零治、「一斉のせ」。と言いつつ、先に走り出しました。

腕が出てくると、零治、「おー」と驚いた様子。

後から走ってきた碧もちょっとびっくりしたようです。

零治が数歩前を歩いてます。一斗缶の横を通って「バーン」と倒れる音がすると、

碧、「わぁー」。急に走り出そうとして、コケそうになります。

零治、「おー、ちょっとこれはビクるね」

この後のシーンはカットされてゴールです。

 

零治、「これ結構恐かった」

さんま先生、「恐かった?。おまえ何で、根性なしやなあ。それまでは堂々堂々としてたくせに」

零治、「・・暗いとね、恐い人形だけど、光りつくと全然恐くないよ」

碧、「そうそう。零治が一歩踏み出して」

さんま先生、「おまえ、ちいちゃい頃は何もできんかったくせに、何を偉そうに今になって言うてんのや。
         その時のビデオ見せようか?」

零治、「えっ、昨日見た」

さんま先生、「・・今日の訓練のために?」

零治、「違う違う。ただ何か見ただけ」

 

 

・美輝、このみペア  先頭へ

「地獄のトンネル」からのシーンです。

このみ、「あ、ちょっと待って。恐いよう」

かなり腰が引けてます。

美輝、「これがりんごかな?」

このみ、「え、何かとったらやられそう。やだぁ・・恐いよう」

美輝、「りんごとろうよ」

このみ、「これりんごなの?」

美輝、「そうだよ・・これがりんごなんだよ」

ここで気付きましたが、床にマットが敷いてあるんですね。歩きづらくなっています。

物を落した効果音に、このみ、「アー」

「しょうじの道」の入口で。

このみ、恐がってます。

美輝、「だいじょうぶだよ。僕と行こう」

このみ、「やだ恐い。だってしょうじから何か出てきたらどうすんの?。死んじゃうよ。アー」

美輝、「死ぬわけないじゃん」

このみ、「だって」

美輝、「行くぞ!」

このみ、「やだぁ」

さんま先生、「何で東京弁やねん、あいつ」

美輝、「そんなの嘘に決まってるでしょ」

このみ、「やーだぁ、こわいーぃ」

美輝、「行こう」

このみ、「やだ」

美輝が引っ張って歩いて行きます。このみ、うつむいて両耳に指を入れてます。

腕が出てくると、美輝も左右を見てびっくりして立ち止まります。

顔を上げたこのみ、「アー、アアー、アアー」。後ずさりしてしまいます。

「りんごの道」へ。

このみ、「一緒だよね?」。一緒にりんごをとろうとします。でも、とったのは美輝です。

女の悲鳴があがり、粉が吹き出します。

このみ、「いやぁー」

歩きながら美輝の1人話。「『りんごを食べよう』。『何でや?』。『おいしくないっちゅうねん』」

このみ、「じゃんけんしながら食う?」

そしてゴールです。

 

さんま先生、「何してんの?」

美輝、「ウー」

このみ、「こわいよぉ」

さんま先生、「大きくなってんのに何が『こわいこわい』やねん」

美輝、「あー、壊れちゃいました」。ちょうちんが潰れています。

さんま先生、「美輝リードしたらなあかんやんか、このみちゃん」

このみ、「すんまそん」

さんま先生、「いや、『すんまそん』じゃないの。そんなんいらないの。そんな」

 

・仁美、海ペア  先頭へ

海、よくしゃべります。「こんなところ平気だよ、俺なんか」

仁美は、息遣いがあらいですね。

鳥が「パタパタ」とひも上を「飛んで」いくと、

海、「おー、ビビッた」

「しょうじの道」へ。

仁美、「ここもか」

腕が出てくると、仁美、「わぁー、わぁー」

一斗缶の前を通り、カメラに気付いた海、「オッス」と手を上げ、余裕のポーズを。

(バーン)

仁美、「わぁー。やだ。こわーい」。急に走りだし、コケてしまいました。

「りんごの道」へ。

海、「それ」と言い、仁美にとらせます。(^_^;)

悲鳴と粉が。

海、「ハハハハ。ハハハハハハ」と笑ってます。

#空元気?

「落武者の道」へ。

仁美、「恐くないよね?」

海、「おまえ行ってみな」

仁美、「やだ」

ここはスムーズに進みます。

落武者の一体が歩き出すと、海、「うわぁ」。2人も走り出します。

そのままゴール前へ。仁美、「開けて」

 

仁美、「はぁ、はぁ」。息遣いがあらいです。

さんま先生、「何や?」

海、「つまんない」

さんま先生、「何や、恐かったくせに。人にばっかりやらしといて。なあ、恐くなかった?」

海、「ちょっと恐かった」

さんま先生、「どっちや?。1人で行くか?」

海、「い、ややややや」

 

・絵梨佳、彼野人ペア  先頭へ

彼野人、なかなか入れませんね。

絵梨佳、「はい、おいで。こっちおいで。どっちから行く?」

彼野人、「やばい。ウー。お化け来た!」

絵梨佳、「おいでおいで」

彼野人、「だってあれ、お化けだもん」

回転扉の裏側に人形がくっつけられてますね。

男性の声で、「人形」

彼野人、「だってしゃべるんでしょう?」

男性、「しゃべんないよ」

彼野人、「だってぇ、『ワァー』ってなるんでしょう?」

絵梨佳、「だいじょぶだよ、行こう、ね」

彼野人、「恐いよぉ」

絵梨佳、「恐い?。でも行かないと終わんないよ。ね」

絵梨佳、彼野人の後ろにいき、前に行かせようとしますが・・

彼野人、「終わんなくっても・・」

男性、「じゃあ手つないで一緒に。手つないで。いや、俺じゃなくて」

この男性、加茂プロデューサーでした。

絵梨佳と手をつなげば、と言ったのが、加茂さんと手をつないでしまいます。(笑)

彼野人、「女、男の人だ・・2人で手つなげば」

加茂、「いや、俺じゃないんだよ」

絵梨佳、「はい、行かないとね」

彼野人、「何か動くんでしょう?」

加茂、「いや、動かないよ」

彼野人、「えっ、全部動かない?」

加茂、「いや、そうとも言えない」(^_^;)

彼野人、「えー、ウー、動かないようにして」

さんま先生、「(笑)動かないって言え、アホ」

彼野人、「動かないように早く言ってよ」

絵梨佳、「エヘヘヘ」

彼野人、「優しいお化けいないんでしょう?」

加茂、「いる。あの人形何もしない」

彼野人、「え、しゃべる?」

加茂、「しゃべんない」

彼野人、「しゃべるやついる?・・『ドーン』とか鳴る?・・『えー』とかやる?」

質問の連続です。プロデューサー、否定しますが。

彼野人、「じゃあさ、『地獄のトンネル』って何?」

加茂、「・・・えー」

彼野人、「地獄のトンネル。2番目に出るんでしょ?」

絵梨佳、「行ってみなきゃわかんないよ」

彼野人、「でも、中の様子誰かが見に行ったら」

プロデューサーを指差してます。(笑)

彼野人、「でもさ、子供だけにこういう事やらせるって何か無理があるんじゃない」(笑)

加茂、「(笑)」

さんま先生、「(笑)じゃかましい、アホ」

絵梨佳、「みんなやってきてんだから、行こう」

彼野人、「じゃあ電気やって」

 

彼野人、座りこんでますね。まだまだ粘ります。(笑)

絵梨佳、「みんなやってるんだもん、ね」

彼野人、「うーん。でも、何か仕掛けないかなあ?。ヒントちょうだいよ」

さんま先生、「(笑)何のヒントや?」

彼野人、「じゃあ、ちょっとだけついてって。2人じゃ心細いよ」

加茂、「早く行こうよ」

彼野人、「ねえ、お願いだからあ。神様」

絵梨佳、「みんなそうしてきたんだから。行かないと」

彼野人、「うちを裏切る気かぁ」

口調が「クレヨンしんちゃん」入ってます。

やっと立ち上がりました。

彼野人、「だってお化け出るんだもん」

加茂、「出ない。走っちゃえばわかんないよ」

彼野人、「だってさあ、『お化け屋敷』でしょう?」

加茂、「わかってんじゃん」

彼野人、「だって『お化け屋敷』って、お化けいないと『屋敷』だけになる(笑)。
      屋敷ってただね、『南無南無』ってやるだけだもん」(笑)

さんま先生、「その通りや」

絵梨佳、「はい、行こう行こう」

彼野人、「りんごとるだけ?」

絵梨佳、手をとって、「行こう行こう」と連れて行こうとしますが。

彼野人、「でも僕ちん、りんご食べれない」

絵梨佳、「はい、行こう行こう」

彼野人、「あー腰痛い・・でも何か暗いなあ。1個ぐらい電気つけて」

プロデューサーが後ろから押します。

彼野人、「ア、アアー」と外に出てきてしまいました。

加茂、「(笑)行けよ、彼野人。彼野人」

ついに三宅恵介ディレクターも登場しました。

三宅、「彼野人さあ、早く行ってくんないとね、さんまさん、この後仕事あんだよな。早く終わんないと、
     これ終わんないとね、仕事行けねえからさ、とっとと行って」

加茂、「ほら、怒られちゃうぞ」

さんま先生、「ごめんねえ」

絵梨佳、「だいじょぶ。こっちいないから。行こう」

彼野人、「アー、誰か付いてってえ」

加茂、「だいじょぶ。みんな見てるから」

ADの藤井さんも登場します。「うん。みんな見てるから恐くない」

彼野人、「アー、アー、やだぁ。アーン」

藤井、「絵梨佳ちゃんにおんぶしてもらいなさい」

彼野人、「藤井さん付いてって」

藤井、「藤井さんいるから・・」

彼野人、「おんぶ恐ーい」

藤井、「恐くないから」

彼野人、「だって転ぶときあるんだもん」

藤井、「転ばない。絵梨佳ちゃん、強いから」

絵梨佳、「これ(ちょうちん)持って」

藤井、「彼野人がこれ持って、絵梨佳がおんぶしてくれるって」

彼野人、「おんぶはね、僕ちんね、恐い思い出があるの」

さんま先生、「(笑)おんぶにも恐い思い出あんのかい」

藤井、「じゃあ抱っこにする?」

彼野人、「歩く。でも藤井さん付いてきて・・」

結局3人で行くことになりました。

 

彼野人、藤井さんと手をつなぎ、絵梨佳にひじをつかんでもらい前に進みます。

彼野人、「ア、アー、トンネル恐いよ。お化けいる。早くしゃがんで。通るよ」

鳥がひものところをパタパタと「飛ぶ」と、

彼野人、「ア、アー」

絵梨佳、「おいで、おいで」

彼野人、「恐いよ、やだ」

藤井、「藤井さん、先行くから」

絵梨佳、「よし行こう」

藤井さんが先に行ってしまったので、彼野人仕方なく「地獄のトンネル」を進みます。

両耳に指を突っ込んでいます。

 

坂の道を過ぎます。

彼野人、「あれ、りんごは?」

藤井、「りんご、もうすぐもうすぐ」

一斗缶のそばに来ると、藤井さん、脇に隠れます。

(バババーン)。一斗缶が倒れます。

彼野人、「ア、藤井さーん、あれ?」

絵梨佳、「だめ。ね、行こう」

彼野人、「悪かったよぉー。あっ、やだ、あれ。ねえ、誰かあ」

絵梨佳、「だいじょぶだいじょぶ。行こう」

 

りんごのそばに来ます。

彼野人、「何だ?。やって、はい」

絵梨佳、「やる?」と、りんごをとります。

女の「アー」という叫び声。そして粉が・・絵梨佳の顔に直撃です。

彼野人、藤井さんの隠れたところに戻ってしまいます。

絵梨佳、「こっちこっち」

彼野人、「やだ。やだよぉ。アー」

絵梨佳、「だめだめだめ」

彼野人、「りんごとったよ。とった」

藤井、「終わる終わる」

絵梨佳、「はい、行こう」

彼野人、「『ワァー』って言ったじゃん、もう」

藤井さん、仕方なく出てきました。

彼野人、「冷たいんだからぁ」(笑)

 

「落ち武者の道」はスムーズに通って行きます。

彼野人、「あ、藤井さん」

藤井さん、曲がり角にいて、「ゴールゴール」と指差します。

背後から、落ち武者の一体が歩いてきます。

彼野人、「え、だって。アー」

そこに、「お化けの顔」からスモークが吹き出します。

彼野人、「やだよぉ。藤井さん。(落ち武者を見て)人間でしょう?」

そして、ゴールの扉に向かって走って行きます。

 

さんま先生、彼野人を見つめています。

彼野人、「バツ?」

さんま先生、「大バッテン」と、腕で大きくバツ印を。

彼野人、「やっぱり」

さんま先生、「何なの?、ねえ」

彼野人、「だってだって」

さんま先生、「絵梨佳ちゃんかわいそうやろ。ほんで1人だけ粉まみれて、おばあちゃんお元気?」

髪の毛白くなってます。

さんま先生、「かわいそうに。手を焼かすな。君のために藤井、加茂、三宅、総動員やないかい?」

彼野人、「うん」

さんま先生、「いや、『うん』じゃなしに。男の子やろ?。君は入り口からあかんかったやないかい?」

彼野人、「入口?。だって後ろに何か恐い人形が貼ってあったんだもん」

さんま先生、「情けない。どうすんねん?、これからの人生」

彼野人、「だって僕ちん、お化け大、大、大嫌いなんだもん。ちなみに虫も大嫌い」

さんま先生、「あ、じゃあ、来週は虫屋敷。これどうや?」

彼野人、首を振り、「・・蛾も恐い。あのさっきの人形のパタパタって、糸でさ、こうやってパタパタってやってさ」

さんま先生、「ほんでおんぶも何かえらい思い出があるらしいな?」

彼野人、「うん、教えてあげるね。おんぶレースっていうのがやるっていって、それで転んでね、
      ここ(左のこめかみ)ケガしたの」

さんま先生、「(笑)なるほど。おんぶレースでケガしたんだ。ごめんな。そんな思い出知らんと・・・」

 

エンディング。「夏休み 冬休み 春休み」の曲が流れ、ここ4週間に放送された

水上運動会、歌合戦、きもだめしの名シーンが放送されます。

画面右上に、「あっぱれ夏休みの想い出」とテロップが出ています。

海千山千人の締めの言葉です。

 「いやぁ、ハッハッハッハ。みんな少しは涼しくなったかのう?。うん。残り少ない夏休み、
  ケガなんかしないように、元気で新学期を迎えておくれ」

 

 

 

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