あっぱれ学園の記録－２０００年後半、７／２、「新入生は変な子？」

あっぱれさんま大先生

７／２、「新入生は変な子？」

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三者面談 先頭へ

今回は、英美香とお母さんです。

＊以降、お母さんのことを「みどり」（名前）と書きます。

みどりさん、不満を言いながらも、笑ってしまうくせがありますね。

英美香、「失礼します」

さんま先生、「あらまっ。お母さん、ちょっとヘアスタイル変えられて」

みどり、「若返った？」

さんま先生、「生き返った？」

みどり、「若返った」

さんま先生、「あ、若返った。生き返った、死にかけやったんかと思うたら。（笑）どうぞ座ってください。
　　　　　　　　　この家族はもう、もめごとが多すぎますからね。私もお手上げですけれども。
　　　　　　　　　英美香ちゃん、どういう悩みなの？」

英美香、「あの、私が何か失敗しますよね。そうすると、家族でよってたかって私を集中狙いするんですよ」

さんま先生、「ああ、何か失敗すると、日頃の不満は英美香ちゃんしかぶつけるとこがなくなって・・」

英美香、「みんなみんな私ばっか」

さんま先生、「ちっちゃいからな。かわいそうに。それはもう、どういうことなんですか？、お母さん」

みどり、「悪いんです」

さんま先生、「体がですか？」

みどり、「（笑）英美香が悪いんです」

さんま先生、「どういう風に悪いんですか？。英美香ちゃん、いい子じゃないですか」

みどり、「いえ、もう、口から生まれたようなもんで」

さんま先生、「しっかりしてますからねえ。ごちゃごちゃ言いますの？」

みどり、「で、みんな頭きちゃうの。口でかなわないから、結局頭にきて」

さんま先生、「・・・嫌なとこポーンて言いよるんだ。要するに、『お母さん、頭に今日、わかめ乗ってるみたい』とか、
　　　　　　　　　そういうこと言うわけでしょ？（笑）。もう言われちゃ嫌なことを言うわけだ。
　　　　　　　　　はぁー、それは困るわ。どうしてそういうこと言うわけ？」

英美香、「いやあ、別に悪気があって言ってんじゃなくて、やっぱり、子供心をくすぐるような、
　　　　　　この、あの服なんて、だんご虫くっついてるような服」

＃一応花模様なんですけど、うろこのようにも見えなくもないか。(^_^;)

さんま先生、「そうですね。何かバリ島の隅っこで発見された何かあの、あれみたいですもん、
　　　　　　　　　とかげみたいな、ねえ、感じですし、あんまりほめられたもんじゃないですよねえ、
　　　　　　　　　それはわかります。そういうね、結論を言っちゃだめなの。わかる？。
　　　　　　　　　人間というのは、パンチを当てちゃだめなの。寸止め。
　　　　　　　　　『いい洋服だと思ってるんでしょう？』ぐらいに止めといてあげな。そんなの。
　　　　　　　　　で、お母さんからは、何の、困ったことはないですか？」

みどり、「もう、家ん中が動物園ですからね。猫いる、犬いる、猿いるですからね」

さんま先生、「（英美香に）豚もいるよねえ？」

英美香、「ハハハハー」

さんま先生、「町内では『ベイブ』とか言われてるんですか？（笑）・・・
　　　　　　　　うるさいの、にぎやかで楽しい家庭でいいことじゃないですか？」

みどり、「いやぁ、おっきい声じゃ言えないんですけどね、もっと大変なことがあったんですよ」

さんま先生、「えっ、何がですか？」

みどり、「ちょっとね、聞かしたくないんですけどね、生活費をなくしてねえ、エヘヘヘヘ」

さんま先生、「はっ？」

みどり、「（笑いながら）生活費をなくしましてね、みんなに言うに言えないでね」

さんま先生、「生活費をなくした？。何笑いながら言うてらっしゃるんですか？」

みどり、「もうショックで」

さんま先生、「落としたんですか？」

みどり、「ええ、それも、娘に買ってもらったグッチのいい財布だったんですけどね・・・
　　　　　　もう１ヶ月ほとん・・１ヶ月ってもちょっとは使ってましたけど、でも、まだ７万ちょっと入ってましたからね」

さんま先生、「・・こんなとこで言うことちゃいますやろ」

みどり、「そうですね。ハハハハハ」

さんま先生、「子供の悩みとか、そんなどでかい家の悩みを持ってこられても」

みどり、「でも、大変なんですよ」

さんま先生、「いや、それわかってますよ。金貸せ言いまんのか？、ここへ来て。
　　　　　　　　　それは英美香ちゃん、お母さんの苦労、わかるね？。
　　　　　　　　　お母さんが、もしその７万をほんまに落としたのか、パチンコですったのかわかりませんけど」（笑）

みどり、「（笑）痛いとこつくね」

さんま先生、「私は多分、パチンコですられたと思うんですけども。それは落したのと一緒。
　　　　　　　　　ただ、お母さんはその７万円で、１５万円にしようと思った、気持ちだけは、
　　　　　　　　　ギャンブラーの私からフォローさせてくれ・・・」

英美香、「大人の世界も、まあ、大変だね」

教室先頭へ

由記、「起立、礼」

「おはようございます」

さんま先生、「よろしくお願いします」

さん組、「よろしくお願いします」

由記、「着席」

このみ、「ちょっとおそーいお誕生日プレゼントなんですけど」

さんま先生、「・・先生も無事に４５歳になることができました。ありがとうございます。（拍手）
　　　　　　　　　箸がこけてもおかしい年頃です」

彼野人、「さんま先生。ねえ、チョコレート好き？」

さんま先生、「チョコレート好き。あ、持ってきてくれたん？」

彼野人、「えっ、違う。言っただけ」

さんま先生、「（このみに）何を作ってきてくれたの？」

このみ、「プラバンでチーンするやつ」

＊プラバンとは、透明のプラスチック板で、そこにペンで絵や文字をかいて、
　オーブンで焼いてアクセサリーするようです。詳しくはこちらで。

さんま先生、「・・これは一生の宝にしますから」

このみ、喜んでますね。

さんま先生、「さあ、いいですか。謙君の席が１つ開いてます。今日新入生が入ってきます。
　　　　　　　　　新入生登場です。どうぞー」

予想に反して女の子でした。

さんま先生、「こんにちは」

新入生、「こんにちは」

＃かなり素人っぽい子だ

さんま先生、「今日から仲間に入りますから、自己紹介してもらいますから。いいですか？。はい、ひとみちゃん」

新入生、「あのね、好きなもん？」

さんま先生、「えっ？」

新入生、「好きなの？」

さんま先生、「えっ、自己紹介」

新入生、「じこしょうかい？」

さんま先生、「うん」

新入生、「好きなもの」（笑）

由記、「名前と歳を言うねん、まず」

さんま先生、「そんなん・・正解いらんねん、まだ」

新入生、「はまおかひとみです・・６さいです」

濱岡仁美ちゃんです。

さんま先生、「好きなものは？」

仁美、「りんごです」

さんま先生、「・・後はどういうものが好きですか？。りんごだけ？」

仁美、「いちご」

さんま先生、「（笑）いちごもある。得意なお勉強は？」

仁美、「得意なお勉強は、足し算」

さんま先生、「・・引き算は嫌い？」

仁美、「うん」（笑）

さんま先生、「プラス思考やね。俺も人生引き算したことなし。俺の人生足し算ばっかりや」

ここでみんなから仁美へいろいろ質問をします。

美輝、「あのな、苗字ってな、どういう名前なん？」

さんま先生、「『はまさきや』って言うたやんか」

＃「はまおか」ですが

美輝、「はまさきまゆちゃん」

さんま先生、「いや、ひとみちゃんや。誰なん？、そのまゆちゃんて」

優佳、「優佳と一緒の歳やし、うれしい」

彼野人、「歯、何個抜けてる？」（笑）

仁美、「えーとね、６か５だと思う」

優佳、「靴、何センチ？」

仁美、「あのね、２０」

美輝、「うそぉ、僕１９センチ」

碧、「１８と１７しか履けないよ」

諒、「体重何キロ？」

仁美、「分からない」

彼野人、「髪の毛何本？」

さんま先生、「わかるか、アホ」

美輝、「あのな、日本人か外人か言って」

さんま先生、「日本人や。コテコテやないか」

碧、「んと、仁美ちゃんは、ここに入ってきて一番仲良くしたい人は誰？」

仁美、「全員」

さんま先生、「全員と。うまいわ、しっかりしてるわ」

優佳、「小学校で、給食おいしい？」（笑）

仁美、「おいしい」

　

・昨日７月１日、４５歳の誕生日を迎えたさんま大先生のモットーは、○○だけでまるもうけ

彼野人、「プレゼントだけで」

碧、「お笑いだけで」（笑）

さんま先生、「（笑）正解かもしれません」

英美香、「生きてるだけで」。正解です。

さんま先生、「もう、生きてるだけでもうね、これは、それでいいんじゃないかというね」

彼野人、「そうだね。うちも長生きしたいねえ」

ここでさんま先生、「自分はこういう生き方をしたい」という、モットーを聞きます。

美輝、「天才頭になりたい」

優佳、「ワインの好きな人間になりたい・・・ワイン飲みながらデートしたら、感じでるから」（笑）

諒、「金物屋を継ぎたい・・じーじとばーばが」

祖父母が金物屋さんらしいです。

彼野人、「うちはね、やっぱりね、人にね、指輪をね、買ってあげる人間になりたい」

さんま先生、「それ最低やないか、そんなの。指輪ばっかり買うようなやつやろ？。それ最低やんか」

仁美、「あのね、何かね、きれいな人になりたい」

さんま先生、「・・・女優さんでいうと、どんな人になりたいんですか？」

仁美、「うーん、なんか女優さんみたい」

さんま先生、「だ、たから。名前とか。松嶋菜々子さんみたいになりたいとか。どういう顔がええの？」

仁美、「何かね、こういう顔で・・」

両手の親指と人差し指で輪を作り、目の周り、次に口の周りにあてがいます。

さんま先生、「わからへん」

美輝、「さんまさんみたいになりたい。あのな、出っ歯みたいになりたい」

さんま先生、「ハハハハ。おまえそれ、出っ歯バカにしてるやろ？」

海、「人に邪魔をしない人」

＃おお！

零治、「何だっけ。暴走族が、俺の一言でびびるような人」

絵梨佳、「みんなから相談される人になりたい」

由記、「困るで、それ」

・モーニング娘や宇多田ヒカルなど、爆発的ヒットを出し、勢い盛んな様子をことわざで
　「○○を落す勢い」と言います。

このみ、「くま」

碧、「光り」

優佳、「月」

美輝、「そんなん言うたらあかんで」

英美香、「えーと、私は、『お金を落す』」

さんま先生、「君のお母さんや、それは」

美輝、「えーと、毒をばらまき」

さんま先生、「もう違います、それ。はい、優佳ちゃん」

優佳、「えーと」

さんま先生、「違います(笑)。はい、零治」

零治、｢岩｣

さんま先生、「違いますよ。はい彼野人、違います(笑)。さあ、いきましょう」

由記、「花びら」

諒、「ごみ」

絵梨佳、「爆弾」(笑)

さんま先生、「(笑)違う違う。爆弾を落す勢い、すごい人気もんやねえ・・動物動物」

このみ、「金太郎」

美輝、「豹」

彼野人、「きりん」

碧、「えーとね、きりん」

さんま先生、「違う言うてるでしょ。鳥です。もう鳥です」

みんな、手を上げてますね。

さんま先生、「鳥です。だから、鳥だと言ってるじゃないの・・・さあ、どんな鳥？」

美輝、「えーと、にわとり。コケコッコー」

彼野人、「わし」

このみ、「カラス」

碧、「とんび」

さんま先生、「言うときます。種類じゃないです」

由記、「鳥」

さんま先生、「その前に、『どんな鳥』かつくんです」

仁美、「すずめ」

さんま先生、「いや、だから。歯抜けたまま、『すずめ』言うても」

優佳、「えーと、焼き鳥」(笑)

さんま先生、「・・それ酔っ払いやがな、単なる。えー、『飛ぶ鳥』です」

零治、「それ、当たり前じゃん」

碧、「でも、にわとりは飛ばないよ」

美輝、「えっ、にわとり飛んだとこ見たで」

碧、「ない！」

美輝、「見た！」

さんま先生、「飛ぶ鳥、ですから、みなさん、飛ぶ鳥なんですよ」

美輝、「それ当たり前や」

碧、「だってにわとは飛ばないもん」

零治、「えっ、にわとり飛ぶよ」

碧、「え、うそ？」

由記、「ダチョウは飛ばへんけど」

美輝、「じゃ、何のために羽が・・」

優佳、「ダチョウ」

由記、「野鳥」

さんま先生、「あの、すいません。（テープをはがし）『飛ぶ鳥』なんです。
　　　　　　　　　すいません。アホみたいに一生懸命手を上げたのびっくりしました、私。
　　　　　　　　　答え言うてんのに手あがんのびっくりしますね」

由記はウケてました。

　

・７０年代を代表するアイドル歌手、南沙織さんのデビュー曲、「１７才」の歌詞を当ててください

美輝、彼野人、このみ、優佳が手を上げてますね。(笑)

さんま先生、「ちなみに美輝君？」

美輝、「はい、モーニング娘」

優佳、「えーと、スピードー」

由記、「ほら、見てごらん」

このみ、「ルンバルンバ」

＃当たるわけないぞ、と

　

歌詞の書かれたフリップボードをが出されます。

「１７歳」　　唄　南沙織

誰もいない○○
２人の○○を　確かめたくて
あなたの腕を　すりぬけてみたの
走る水辺の　まぶしさ
○○もできないくらい
早く　強くつかまえにきて
○○なんだもの
私は今　生きている

まず、「誰もいない○○」から。

美輝、「誰もいない村」(笑)

由記、「誰もいない夜」

零治、「家」

英美香、「駅」

諒、「海岸」。正解は「海」です。

次は、「２人の○○」

仁美、「あのね、空」

優佳、「２人の愛」。正解です。

さんま先生、次の問題のところまで唄ってます。(笑)

次、「○○もできないくらい」

美輝、「何にもできないくらい」

彼野人、!V7k:'!W

このみ、「クラブの姉ちゃん」

さんま先生、「おかしいやろ。こんなちっちゃいとこに、『クラブのお姉ちゃん』て書くのも大変やろ」

零治、「まばたき」

さんま先生、「あっ、なかなか素晴らしいですね。やはりミュージシャンの、こうねえ、環境にいるだけ」

零治、「だってさ、『まぶしさ』だから、『まばたきできないくらい』」

さんま先生、「あっ、海・・上げたやないか、今」

首を振っています。ほっぺの肉がブルブル震えています。(笑)

さんま先生、「何してんねん？、その顔は」

首を傾けて、天井を見上げています。

さんま先生、「何なの？、答えなさい。どうぞ」

海、「キス」

さんま先生、「あっ、おまえも大人になってきたなあ」

優佳、「えっと」

さんま先生、「この後の歌詞を考えなさいね・・」

優佳、「にわとり」(笑)

さんま先生、「何でや？。ちょっと待った。理由聞きたい。何でにわとりなのよ？」

優佳、「エヘヘヘ」

さんま先生、「ハハハハじゃないんだ、このヤロー」

優佳、両手を頭の前に出して、「ごめんなはい」

さんま先生、「ギュッとされたらどんな感じになる？」

美輝、「うれしい」

零治、「息」。正解です。

優佳、「えー、息しーへんだら、死ぬやんか」

最後。「○○なんだもの」

仁美、「くだもの」(笑)

このみ、「けもの」

英美香、「好き」。正解です。

　

これで授業は終わりです。

由記、「起立」

♪キン　コン　カン　コン

彼野人、「ちょうどだね、鳴ったの」

由記、「礼」

「ありがとうございました」

「七夕の願い」コーナー　先頭へ

生徒達が、「会いたい人」を短冊に書いています。

海千山千人、

「えー、７月７日は七夕じゃな。美しい天の川で、年に１度、天牛と織り姫様が出会う日じゃな。あー、わかるかなあ。
　さて、君達も年に１度ぐらいは会いたい人がおるじゃろ。まずはこのみちゃん、どうじゃ？」

このみ、「やっぱり、ケイン・コスギさんに会いたいな。」

海千山千人、「ケイン・コスギ。ウハハハ。何で？」

このみ、「だって、ムキッチョマンだし、私と一緒に筋肉モリモリだから」

海千山千人、「あー、なるほどね。それでどうすんの？。遊ぶの？」

このみ、「うん。あのね、ケイン・コスギさんがね、馬になってね、その上にドスッて乗るの」

次は彼野人。「やっぱり長嶋監督・・長嶋監督に１回会ったら、知り合いになれるから」（笑）

海千山千人、「美輝、誰に会いたいんじゃ？」

美輝、「亡くなっちゃったおばあちゃん」

海千山千人、「あら、こりゃまた意外な言葉だなあ」

美輝、「そうやろ」

海千山千人、「『そうやろ』って、そうだなあ。おばあちゃん、何で会いたいんだ？」

美輝、「抱っこしてくれたから、ありがとうって言いたい」

海千山千人、「かわいがってもらったんだ？」

美輝、「はい。ずっと抱っこされとって、それから無理になって死んじゃいましたから」

海千山千人、「そうかあ。『美輝はこんなに大きくなりました』なんて見せたいんだなあ」

美輝、「はい」

優佳は、「さんま先生のお母さんに会いたい」（笑）

海千山千人、「うわぁー、すごいこときたねえ。何で会いたいの？」

優佳、「さんま先生のちっちゃい頃に、おねしょしたことあるか聞きたい」

海千山千人、「はあー、なるほど。しかし、若い頃というか小さい頃はええもんじゃのう。夢があって。ねえ」

その他の子は、テロップで紹介されていました。

アラジンに会いたい・・・碧

鈴木京香に会いたい・・・絵梨佳

藤井隆に会いたい・・・英美香

ガン黒の姉ちゃんに会いたい・・・由記

たいきくんに会いたい・・・仁美

スマップに会いたい・・・諒

タレス（科学者）に会いたい・・・零治

栃東関に会いたい・・・海

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