あっぱれさんま大先生

6/11、「親の口ぐせ」

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三者面談 先頭へ

今回は由記とママさんです。

さんま先生、「相変わらず、恰幅のある、ねえ」

由記ママ、「いえいえ別に、とんでもない」

さんま先生、「いや、とんでもあります、あります」

由記の相談したい事は、「あんな、パパとママがな、うちの前でな、しょっちゅうケンカばっかりしててな」

さんま先生、「もう、前からやんか、そんなの」

由記、「うん、そうやねん。それでな、ママがな、『おまえの存在自体がうっとうしいんじゃ』
     ってな、言いよんのな、最後の決めゼリフで」

さんま先生、「パパが?」

由記、「ママが」

さんま先生、「・・・関西でもおっさん言葉やよね、大体。それをママが使ってるの?」

由記、「そう。それがママのな、決めゼリフでな。パパがな、うちにな、『由記、お風呂入るぞ』って言いよんのや・・・
     それでな、お風呂入ってる最中にな、『あんなこと言わんでいいやんなあ。豚の方がよっぽどうっとうしいやんなあ』ってな、
     ぶちぶちぶちぶち、うちに聞いてくんねん。それがうっとうしいねん」(笑)

さんま先生、「なかなかようできた話やないかい・・『豚の方がうっとうしいよなあ』とかずっと言うとんの?」

由記、「そう」

さんま先生、「『豚の方がうっとうしいよなあ』」

由記ママ、「(笑)『豚、豚』、言わなくていい」

さんま先生、「いやいや、パパが言うてんのやろ?」

由記、「そうや」

さんま先生、「・・・これはわかる。娘としてはつらい立場やな。でも君がいるからこうして幸せな家庭を築けてるわけや。
         君というクッションがなけりゃ終わりや、この家族は」

由記、「そうかな?。うちがおらん方がもっとよかったかもしれへん」

さんま先生、「いやいや、君がいなきゃ、お父さん、誰にぼやくのや?。
         『豚の方がうっとうしいよ』なんて、豚にぼやいても一緒やしな(笑)。そやろ?。
        だから、これはもう、由記ちゃんが家族を、違う意味の柱や・・
        そうでしょ?、お母さん。由記ちゃんのおかげでしょ?。ほいでちょっと待ち、
        その前に、旦那に向かって、『存在自体がうっとうしいんだ』っていうのはどういうことなんですか?」

由記ママ、「言ってるかなあ?」

由記、「言ってるよ、毎日」

さんま先生、「もう、それ、言うてることすら気がつかない。要するに口ぐせになってるわけですね」

由記ママ、「ていうか、もう根っから嫌なんでしょう」(笑)

由記、「じゃあ、何で結婚したんや?」

由記ママ、「ほんとやな。若気の至りってこともままあんねん」

さんま先生、「若気の至りやない。ぶ、豚のね」

由記ママ、「豚?」

さんま先生、「いやちゃうやん。の、至りやね。あの、そうなの。今はこうして数年暮らすと、
         もうその頃には家族になってしまうのやな。恋人やなくなってしまうのよ」

由記、「元から家族ちゃうの?」

さんま先生、「うん、そやから君ができたおかげで家族。もっと君が生まれる前はアツアツやったわけよ」

由記、「あ、そうなん?」

さんま先生、「うん。こっちから聞いてたぐらいやねん。『私がそんなうっとうしい?』とか言うて(笑)。
         『そんなことあるかい。おまえがいなけりゃどうすんねん』とか言うて。
         ほいでお風呂もそれまでは一緒に入ってきたわけや。わかるか?」

由記、「何か信じられへん」

今は一緒には入ってないようです。

由記、「お風呂が狭いから入られへん、第一」

さんま先生、「なるほどな。お母さん、どんな大理石の大きな風呂でも、ユニッバスに早変わりやからな。これは困るよな」

由記ママは、由記について、

「最近ね、性に目覚めたっていうかね、ドラマとかのエッチシーンになるよ、というときあるじゃないですか。
 そういうときにね、じっとテレビを見て、『やるんちゃうん?』とか言うんですよ」

さんま先生、「・・ほとんどやりよるか?」

由記、「そう、やるで」(笑)

由記ママ、「だから、テレビを消したらいいんか、でも消すのもおかしいし」

さんま先生、「もう、どこの家もぶつかる壁ですね。もう余裕持って、消したり慌てたら、親が慌てると
        すごいことやと思ってしまいますからね、もう余裕持って、『こんなもん、私も経験したで』って感じで、
        てことを言うていかなな。もう何なの?。それは由記ちゃん、やっぱり興味があるわけ?、キッスとか」

由記、「何かな、何か見てみたいねん」

さんま先生、「見てみたいから、やってみたいに変わっていくわけやな」

由記、「うそぉ」

さんま先生、「そりゃそうや。誰でもそうや。キッスなんかしてみたいと思うやろ?、由記ちゃんも」

由記、「思わん」

さんま先生、「好きな人とやで?」

由記、「うん」

好きな人はいるらしいですが・・

さんま先生、「何でや?」

由記、「何かいややねん。性格がいいねん」

さんま先生、「そのうち中学校、まあ中学校まだ早いな。高校ぐらいになると、初めてのキッスを経験するわけや。
         お母さんも、初めてのキッスはいくつぐらいなんですか?」

由記ママ、「いや、(笑)。知りたい?」

さんま先生、「すいません。死んでも答えは出さないでください」(笑)

 

教室 先頭へ

謙、「起立、礼」

「おはようございます」

美輝、「あ、痛っ」。おでこを椅子の背もたれにぶつけますが、さんま先生、無反応でした。(^_^;)

さんま先生、「よろしくお願いいたします・・はい、座ってください」

諒、「由記ちゃんの耳のところ、やぎのイヤリングついてる」

耳の上の方についてますね。牧場のやぎの「耳輪」に似てると思ったのかもしれません。

碧、「これできる?」

指遊びです。両手の指をだんだんと開いていきます。

碧、「『♪魔法の指が1本あります。2本、3本、4本あります。5本、6本、7本あります。9本、10本、11本』てやつ」

#「11本」てとこがミソですね

さんま先生もやってみせますが、

碧、「違うよ。10本じゃないよ。全然違う。ねえ絵梨佳ちゃん」

#絵梨佳に教わったのかな?

美輝、「ちゃうちゃう。さんまさん、人のギャグをそういうふうに変えちゃダメダメ」(笑)

さんま先生、「いらんこといわいでええねん」

美輝、「ナットク」(笑)

さんま先生、「いやいや、それいらんねん」

彼野人、「そんなこと言っちゃウパウパ」

さんま先生、「いや、混ざりきっとるやないか」

 

・28年前の今日、田中角栄元総理が「日本列島改造論」を発表し、国民の人気を集めました。
 さて、彼の有名な口ぐせは何だったでしょう?。「○○」

優佳、「『きょう』って教会のこと?」

さんま先生、「教会のことでないのわかるでしょ?。殴るよ、しまいに」

彼野人、「わかった。『きょじん』」

さんま先生、「ハハハハ」

(ポカッ)

彼野人、「いたーい」

美輝、「踏みつぶされるわ」

 

さて解答です。

優佳、「えーと、うるさいなあ」

英美香、「こんなことやめりゃあよかった」

諒、「愛してる」

さんま先生、「それ、俺の口ぐせや」

美輝、「うるさい」

さんま先生、「いや、それもさっき言うたし。わかった?」

美輝、「ナットク」

さんま先生、「そうそうそう。やっと使い場所わかってきたね」

彼野人、「カレー粉持って来い」

さんま先生、「それどういう、口ぐせにも度が過ぎる。そんなやつおらへんやろ。
         『今日はええ天気やな、カレー粉持って来い』・・・」(笑)

美輝、「僕のお父さんな、そんなこと言ったらしばかれるから言わんねん」

碧、「」(?、聞き取れず)

さんま先生、「ヒントは、要するに『成功した成功した』っていうような言葉」

優佳、「やったぁ」

美輝、「ロボットが作れた」

彼野人、「アウーン」(^_^;)

さんま先生、「あのね、ちゃんとフリとかも考えて言おうね」

由記、「よっしゃ」。正解です。

 

ここでさんま先生、みんなの口ぐせ(親の口ぐせになってしまいましたが)を聞きます。

優佳、「『どんくさぁー』って言わはる」

さんま先生、「誰が」

優佳、「お母さん。優佳が(自転車で)こけて痛がってんのになあ、『どんくさぁー』しか言わはらへんの」

英美香、「私のお母さんは、『あんたら幸せよ』っていつも言ってる・・私がね、お父さんに物買ってもらったときもね、
      かげからね、『あんたら幸せよ』って言ってくる」

零治、「『今何時だと思ってんの?』って・・その時ね、俺がね、『時計に目をやればこんな時間』とか言ってんだよ」

このみ、「あのね、『こんちゃん、愛してましゅー。大切でしゅー』って言うんだよ」

さんま先生、「ああ、それはええ口ぐせやんか、それ」

このみ、「まあね」

さんま先生、「酒飲んで言うの?」

このみ、「お母さんね、飲めないんだよ」

彼野人、「何かね、うちが悪いことをすんのとね、ほとんどね、『ろくなことをしない』って言ってね」

絵梨佳、「と、何か怒ってるときに、『とってもじゃないけど』って」

謙、「うちのママの場合ね、ほんとすごい、聞いてみなよ。
   『ちょっと、今月の塾代で、ママがグッチのバック買っちゃったら、それで来月終わりなんだからね』とか言ってんの・・・
   塾に行かしてもらうのを当たり前だと思うな、っていう意味なんだけど、いかにもグッチのバックっていうのがママらしい」

零治、「つうかさあ、塾行きたくて行ってんじゃないんじゃねえの?」

謙、「いや、行きたくて行ってる」

美輝、「僕のお母さん言っとったで、謙君のこと。あのな、『謙君はな、かしこい学校に入るらしいで』って」(笑)

謙、「でもさ、普通ならさ、お父さんが働いてるから塾に行かしてもらえる、みたいなこと言うのにさあ、
   ちょっとそれは言い過ぎじゃないんじゃないかなあとか思っちゃう」

由記、「うちのな、パパやねんけどな、何かな、テレビ見ながらな、
     『こんなことになるんやったら死んだ方がいいよな、死んだ方がいいよな、死んだ方がいいよな』
     って言いはんねんで、ずっと」

さんま先生、「お父さん、かわいそうになあ。存在自体がうっとうしい言われてなあ・・あっ、海とこのお母さんの口ぐせは?」

海、「お金ないなあ」。(笑)

さんま先生、「あんた、たまにすごい爆弾落とすねえ」

 

・本当は勝ち気な性格なのに、人前ではおとなしく見せている絵梨佳ちゃんのような人を、
 ことわざで「○○をかぶる」と言います。

さんま先生、「・・絵梨佳ちゃんてほんとはねえ、おとなしくないんですよ」

絵梨佳、笑ってますね。実際はどうなんでしょう?。

美輝、「・・・えー、うそぉ。うるさい?」

 

解答です。

優佳、「えーと、帽子」

さんま先生、「あんた、そのままやねえ」

碧、「洗面器」

美輝、「ごみ袋」

彼野人、「株」

さんま先生、「あんた、無茶苦茶言うてるだけやね」

零治、「お面」

絵梨佳、「猫」。正解です。

優佳、「『ねこ』って、ニャンニャンのねこ?」

さんま先生、「そう、あんまりワンワンのねこはいないでしょ」(笑)

美輝、「さんまさん。猫の頭にかぶったらな、頭ひっかかれるんちゃうん?」

さんま先生、「いや、そういうこと言うてるんちゃうねん。ことわざでやんか。ほんまにかぶるわけやないから。
         『目に入れても痛くない子供』って言うけど、目に入れたら痛いやろ?」

美輝、「目に入れたら痛いでえ」

さんま先生、「今、猫かぶってるわけですよ。本当は、ものすごい恐いお姉ちゃんなんですよ」

絵梨佳、笑ってます。

美輝、「じゃあ、僕、猫かぶってるように見える?」

さんま先生、「全然見えへん」

美輝、「やったぁ」

さんま先生、「君、おしっこかぶったように見えるよ」(笑)

 

・(漢字の読み当てクイズです)
 Q.紫陽花  A.○○
 Q.海豚   A.○○
 Q.熊猫   A.○○
 

さんま先生、「漢字のテスト。これはでも大体イメージで当たるよ」

まずは、「紫陽花」から。

諒、「すみれ」

優佳、「えーと、桜」

彼野人、「おしろい花」

美輝、「葉っぱ。みどり」

さんま先生、「(笑)緑やんか。紫や言うてるやろ」

美輝、「間違ったぁ」

(ポカッ)

謙、「あやめ」

このみ、「貧乏花」

由記、「れんげ」

さんま先生、「あー、惜しいですね。6月の花です」

このみ、「朝顔」

謙、「あじさい」。正解です。

さんま先生、「これはもう、ほんのフリです・・」

 

次は「海豚」です。

優佳、「えーと、ひまわり」

さんま先生、「花は終わりです」

美輝、「のり巻き」

のりは「海苔」と書きますね。

彼野人、「のり巻き」

さんま先生、「それ言うたやんか。あんた、ウケたもん全部いただくね」

彼野人、「ついつい、聞こえなくって」

碧、「海草」

優佳、「ウミネコ」

諒、「えーと、えーと、うみぶた」

さんま先生、「そのままやないか。想像せえ、海の豚や。太っている海にいるものや」

美輝、「海イカ」

彼野人、「タコ」

優佳、「くじら」

零治、「イルカ」。正解です。

謙、「先生、でもさ、その『海』が『川』になったら、確かフグじゃなかったっけ?」

美輝、「さすがバカボンやな・・天才バカボン」

 

次は「熊猫」です。

優佳、「えーと、くま」

さんま先生、「いやいや、一文字やんか」

美輝、「くまいぬ」

彼野人、「きつね」

さんま先生、「あのね、何でも言やええいうのやめましょうね」

諒、「えーとー、くまねこ」

美輝、「先生、何の者よ?・・この答えのな・・あのな、意味教えて。何の者なん?」

さんま先生、「・・生き物」

碧、「熊手」

優佳、「えーと、蜘蛛の巣」

謙、「たぬきじゃないの?」

零治、「チーター」

このみ、「黒豹」

由記、「三毛猫」

英美香、「サメ」

彼野人、「つちのこ」

零治、「ライオン」

このみ、「トラ」

碧、「豹」

優佳、「ひょうたん」

美輝、「ひょうたんから駒が出る」

前に問題で出たことわざですね。

英美香、「チーター」

さんま先生、「要するに、猫みたいにかわいくって熊やねん」

諒、「ブルドック」

由記、「パグ」

美輝、「野球の選手」(笑)

さんま先生、「それは、熊野。昔いた選手」

彼野人、「パンダ」。正解です。

彼野人、「おー」

さんま先生、「あのね、すいません。正解して驚かないでくれますか」

ここで終わってしまい、最後の挨拶はなかったです。

生徒募集の告知もありませんでした。

 

居残りコーナー 先頭へ

彼野人と海です。

海千山千人、「いよっほほほ。今日は面白かったぞお」

彼野人、「誰が?」

海千山千人、「いや、しかしなあ、海は寡黙じゃのう。静かに黙ってドーンとしてるな、いつもな。(海、うなずく)
         それに比べて彼野人。おまえはようしゃべるなあ、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。(海、うなずく)」

彼野人、「だってうちね、しゃべんなくっちゃねえ、くーび」(笑)

海千山千人、「何でくびなんじゃ?。ちょっとうるさいくらいにしゃべるよなあ。
         しかしまあ、しゃべることはいいことじゃ。海、あのな、何かいいことをしたそうじゃのう。
         何か拾って交番に届けたということじゃが、何じゃ?」

海、うなずいてます。思い出したみたいです。

海千山千人、「おーおーおー、わかったか?。思い出したか?。何じゃ」

海、「5、円だっけ」

海千山千人、「お金?。お金いくら届けたんじゃ?」

海、「あーんと、5円、と5円」

海千山千人、「じゃあ足したら10円じゃない。お巡りさんどうした?」

海、「知らん」

海千山千人、「えー?。5円じゃ『知らん』て言ったの?、お巡りさん」

海、「忘れた」

海千山千人、「忘れたか。まあ、しかしなあ、拾ってもなあ、金額の大きい小さいに関係なく、
         交番へ届けたということはええことじゃのう。ほんじゃ今日はこれまでじゃなあ。ハハハハ、さいならー」

彼野人、「おじいちゃん、ひげ伸ばしてねえ」

海千山千人、「よく言うなあ、もう。はいー」

彼野人、「ぱいならー」


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