あっぱれ学園の記録－２０００年前半、６／４、「美輝のプロポーズ」

あっぱれさんま大先生

６／４、「美輝のプロポーズ」

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このみ、「失礼しまーす」

さんま先生、「あ、君か。君の話はそんな聞きたくないわ、もう。どうせ嘘ばっかしやねんから」

このみの言いたいことは、

「あのね、お父さんと私は、すっごいノリがよく、踊って、明るく踊ってるのに、
　お母さんだけ、『バカらしい』って顔して、しけた顔でやってんの」

さんま先生、「あー、女いるやろ？。楽しい時に、ようするに盛り上がりをつぶすやつやろ？」

このみ、「そうそう」

さんま先生、「わかるわかる。飲み屋でもおるおる。『わー』言うてんのに、『何でしなきゃいけないの？、ジャンケンキスゲームなんか』
　　　　　　　　　とか言うて、場をシラケさせて三宅はんに説教されるクラブのお姉ちゃんと一緒や。
　　　　　　　　　『空気なんだから、ここはさあ。空気なんだから』。わけのわからん説教しだしよんねん」

このみ、「そうだよ。この人もそう」

このみママ、「・・私はちょっといろいろ落ちたもんで、踊りもだめだし、唄もだめだし」

このみ、「お母さん、だって、アー、アー、アー、アーなんだよ」とママさんの踊りのまねを。

このみママ、「踊らないよ、私は」と、このみの腕をたたきます。

さんま先生、「得手不得手があるからね、このみちゃん、人間には。できるもんとできないものがあるの」

このみ、「じゃあ、何ができんの？」

さんま先生、「（笑）知らんがな、そんなの。だから、冷めたことが言えるという特技があるわけよ。
　　　　　　　　　みんながそうやないねんから。関西人の人困ってんねんから、東京来た人は。
　　　　　　　　　関西人だけでおもろいと思われてるから、損しはるねん逆に。
　　　　　　　　　だから、お母さんも踊れると思ってあげたらかわいそうなわけ。わかる？」

このみ、「わかんなーい」

さんま先生、「いや、わかんの。君だけなの、楽しいのは」

このみ、「ヘヘ」

さんま先生、「な、わかった？。これは、ね、お母さん。これは仕方ないですよ」

このみママ、「そうですよね」

さんま先生、「ほいでまた、ばっかなおもろないことしてるんでしょ？・・どんなことお母さんにやらせたいわけ？」

このみ、「何かねえ、いつもねえ、シケてるからね、少しは微笑んでほしいのよ」

さんま先生、「笑えと、もうちょっと家の中で笑えということやね。それ、このみちゃん正しいわ。何でシケた顔するんですか？」

このみママ、「えっ。えーー」

さんま先生、「おもろいことはないんですか、３人で居てて。何が不満なの？。旦那が明る過ぎるところ？」

このみママ、「お調子者だから」

さんま先生、「嫌やねんてね。言ってた、前の嫁はんも」

このみママ、「やっぱし。あー違うか」

さんま先生、「やっぱしやないの。『明る過ぎる』言うて・・」

このみママ、「でも、さんまさんの楽しいのとはまた違うあれだから」

さんま先生、「旦那さん面白い人じゃないですか、でも。私も何回かお会いしてますけど。なあ、武面白いよなあ？」

このみ、「まあね」

さんま先生、「『笑い』ってね、冷めた角度から見ると何も面白くないわけ。
　　　　　　　　一緒に便乗しなくちゃ面白くないわけよ、『笑い』っちゅうのは。そういうもんよ、お母さん・・・
　　　　　　　　『何してんの？、この。バカじゃないの』とか思っちゃもうおしまい。一緒になってわぁーっと行かなきゃ」

このみママ、「ちょっと」

さんま先生、「そうでしょ？。ディスコなんか踊って楽しいわけですよ」

このみママ、「それで踊れないから楽しくないんですよ。音楽にのれない」

さんま先生、「へたでものったらいいじゃないですか。『イェーイ』とか言えるでしょう？」

このみママ、「それができないんだなあ」

このみ、「ただね、体をね、自由に動かしゃいいんだよ」

このみママ、「それが動かせないの」

さんま先生、「そうそうそう。このみちゃんの言うことわかる。別にへたでもいいから踊って欲しいと」

このみ、「そうそう」

さんま先生、「そういうわけですよ。お母さんも疲れてはるしね」

このみママ、「人生にも疲れてるし」

さんま先生、「・・このみちゃんも悪いわ、確かに、それは。何でもかんでもこのみちゃんが基準やないからね。
　　　　　　　　暗い人もいてんねんから。わかる？」

このみ、「暗いの？」

さんま先生、「（笑）暗いの、この人。暗いの。だから基準で考えたらあかんの。
　　　　　　　　　俺ばっかりやないねんて、世の中には。よう言われるわ」（笑）

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謙、「起立、礼」

「おはようございます」

謙、「着席」

さんま先生、「お願いします」

彼野人、「あ、変わったとこみっけ。出席簿の色変わったね」

美輝、「さんまさん、また、あのな、泣いてん」

彼野人が泣いたみたいです。

さんま先生、「そんな泣いたこと、いちいち告げ口しなくていいです」

美輝、「ほんまほんま」

さんま先生、「（笑）あのね、わかってたらね、言わないでくれますか？」

碧、「先生、かわいい？」。首飾りをつけてますね。

さんま先生、「そうでもない。そうでもない」

碧、「ひどーい」

さんま先生、「全然そうでもない・・」

美輝、「ひどい」

さんま先生、「何がや？、美輝。かわいくないやないか、別に」

美輝、「ちょっとぐらい肩もったれよ」（笑）

さんま先生、「・・美輝はどうやねん？、あれ見て」

美輝、「えー、きれい」

碧、「でしょう？」

さんま先生、「人の女やねんもん。そんなん、ほめたって一緒やん」

美輝、「じゃあさんまさん。その時計、きたないって言われてうれしいか？」

さんま先生、「うれしないよ。碧ちゃんは美輝のもんやからなあ。碧ちゃんが俺のこと好きならほめてあげるけどもねえ」

彼野人、「じゃあ、さんまさんのこと好きだから、この『ひげ』どう？」

腕から伸びてる「太い毛」のことを言ってます。

さんま先生、「（笑）き、きれいね」

彼野人、「いいでしょう」

・人間は誰でも油断できないから、簡単に信用してはいけないということわざを「人を見たら○○と思え」

碧、「オオカミ」

さんま先生、「なるほど。それはね、女性が男を見たらオオカミと思えという、そういうの知ってるんだ」

美輝、「心配してると思え」（笑）

さんま先生、「（笑）・・それええな」

美輝、「それはありがたいことや」

優佳、「人を見たら愛してると思え」

さんま先生、「あー、それもええこっちゃ。おまえら、前のこの文は関係ないのか？・・・」

彼野人、「シュークリーム」（笑）

さんま先生、「何でや？」

美輝、「ちゃんと文章見れ」

さんま先生、「いや、おまえや、それ」

美輝、「そやで」

さんま先生、「『そやで』じゃないの」

美輝、「あ、ボタン外れてたなあ。あかんあかん」（笑）

服の１番上のボタンが外れていたようです。

（ポカッ）

さんま先生、「もう、ちゃんとせえ、おまえら。アホ」

碧、「美輝君をいじめないで下さい」

さんま先生、「何？、いじめてない。こいつがバカなことばっかり言うからやないか」

優佳、「油断してるかなあと思え」

零治、「敵だと」

諒、「ゴキブリ」

美輝、「悪者と思え」

彼野人、「侍」

さんま先生、「・・江戸村やないねんから」

優佳、「泥棒」。正解です。

美輝、「僕な、誰かのおばちゃんがな、『そのかわり怪しい人ではないですよ』と言っとったからな、
　　　　　そんなもん余計怪しいじゃないと思ってしまうねん。もうな、あかんねよな。人生バクバクや」（笑）

さんま先生、「これもあんまりいいことわざじゃないんですけど、逆に『渡る世間に鬼はなし』とかいうのもあるんです。
　　　　　　　　　逆のこと。意味逆なんですよ。いっぱいあるんですよ」

美輝、「泥棒って、普通黒い手袋と黒い服と黒い靴はいてる」

さんま先生、「決まってんの？」

美輝、「決まってる。でも、ばれんようにするのは、違う模様のついてる服を着る」

さんま先生、「親でも信用できないとこあるでしょ？。要するにそういうのあんねん・・・だまされたことない？、親に」

碧、「あのねえ、えーとうちのお母さん達ねえ･･沖縄行きのお仕事受かったら、
　　　ディズニーランド連れてってくれるって言ったのに、受かったのに連れてってくれない」

＃何だろう？。沖縄の仕事って。

美輝、「ああ、大きな仕事に受かったら」

さんま先生、「ちゃう、沖縄」

美輝、「おきなわ？。おきなわー」と、手をぐるぐる回して投げるポーズを。

さんま先生、「その縄やないねん。それ投げ縄や」

碧、「大きな輪じゃないよ」

さんま先生、「おきなわ」

美輝、「おきなわ。沖縄で泳いだら大きな」

さんま先生、「知っとんのやないか？」

美輝、「そうやで。知ってるよ」

さんま先生、「知ってたらはよ言え、アホ」

彼野人、「さんまさん、目ほじくらないほうがいいよ」

さんま先生、「何でや？」

彼野人、「目赤くなるから」

さんま先生、「そのままやないかい」

優佳は自転車の話をします。

「あんな、こないだなあ、自転車の友達の練習に行った時に、こけんようにずっと後ろ持っていてくれるように
　言ってはって指きりもしてんで。そやのに、優佳バタッてこけて後ろ見てみたら、パパ手離してはった」

さんま先生、「それはやるやんか。嘘ついて自信つけさそうと思うてんのやないか・・ええ嘘や、それは」

美輝、「強くなってほしいっていうことや」

さんま先生、「そうかなあ？」

美輝、「さんまさん、えらいマイクちっちゃいなあ」

さんま先生、「ちっちゃいなあ。ほんますごいなあ」

美輝、「すご、そんなにすごいことないで」(笑)

謙、「今、いい嘘とか言ってたけどさ、病院の患者さんがさあ、『あと、どんぐらいで死にますよ』とか言わないでさあ、
　　　『あと、まだ充分長く生きれますよ』って言うのもいい嘘でしょ？」

さんま先生、「そうや。『美人ですねえ』というのもそうや」

謙、「その人傷つけちゃうから」

零治、「けどさあ、ブスな人に美人つったって意味ないじゃん。自分が思ってること言った方がいいじゃん」

さんま先生、「あかんあかん。『嘘も方便』て言うのやないか」

零治、「だってさあ、その人がさあ、ずっとさあ、みんなに『きれい』って言われたまんまでさあ・・
　　　　　『私きれいでしょ？』とか言いふらしてさあ、『全然』て言われたらショックじゃん。
　　　　　だからさ、最初っからブスって言ったらいいじゃん」

さんま先生、「そんなもんあかん。ケンカになるやないか･･言うてあげんねん、ＡＤの藤井さんでも、
　　　　　　　　　『きれいですねえ』って言うてあげたら、女はどんどんきれいになっていくねん」

碧、「先生。それって藤井さんがブスっていうことなんですか？」

さんま先生、「そうは言ってないやないかい」

零治、「だってどう見たってブスじゃん」(笑)

碧、「かわいそぉー」

さんま先生、「零治、それは言うたらあかん。傷つくやろ、そんなことを言うたら。
　　　　　　　　あのね、どう見てもブスって、ほんまや。どう見てもあかん」

＃ネタだ

碧、「かわいそうかわいそう」

さんま先生、「きれいって言わんでもええねん。『かわいいですねえ』はみんな使えるやろ？」

美輝、「さんまさん、わかった、藤井さんのこと好きなん？」

さんま先生、「俺？、わかる？」

美輝、「だって顔に書いてある」(笑)

零治、「嘘でしょ。絶対」

さんま先生、「ほんまや。藤井のこと」

零治、「あの顔だよ、あの顔」(笑)

さんま先生、「零治、おまえ楽屋で張り倒されるからな、後で」

優佳、自分でクイズを出したいようです。

「ちょっとな、さんま先生に問題したいねんけど」

さんま先生、「何や？、言うてみ」

優佳、「道の端っこにある『ポ』がつくものは？」

美輝、「ポスター・・あ、ポスト」

優佳、「ポストや」

さんま先生、「ちゃうちゃうちゃう。言わせよ。『ポポロン』とか、そんなんあるやろ」

美輝も出したいみたいです。「道のあるとこに、『み』がつくのは何でしょう？」

さんま先生、「・・・みち？」

美輝、「ブー。そのままです」。スタッフ大ウケ。

さんま先生、「みちしるべ」

美輝、「全然ちゃうわ」

さんま先生、「ミミズ」

美輝、「ちゃうわ」

碧、「何？、美輝、何々？」

美輝、「正解は、猫がまぶしい物」

零治、「わかった、ペットボトルに入ってる水」

美輝、「ピンポーン」

＃それは「ペ」がつくものとちゃうか？(笑)

　

・結婚式のはなむけの言葉でよく使われることわざ、「女房と○○は新しい方がよい」

優佳、「女房と、えーと、ドレスは」

碧、「キッチン」

諒、「旦那」

さんま先生、「そやろな。女房と旦那は新しい方がええわ。それはもう間違いないわ」

優佳、「結婚指輪」

彼野人、「ガラスのさあ、靴」

さんま先生、「シンデレラ？、はあー、ロマンチックやな、こいつ」

美輝、「女房と鉄棒は新しい方がよい」

さんま先生、「鉄棒なんかちゃうに決まってるやないかい」

碧、「美輝、うちらの住む家に、まさか鉄棒つけるの？」

美輝、「そやで」

碧、「えー」

優佳、「女房は家」

英美香、「畳」。正解です。

美輝、「さんまさん、次のページ行ってよ」

あまり興味ないみたいですね。

結局、ことわざの意味の説明はなかったです。(^_^;)

　

・最近、芸能人の結婚、婚約が続いていますが、先程婚約を発表した
　中井貴一さんのプロポーズの言葉は、　「そろそろ○○になるか」

彼野人、「若く」

碧、「結婚」

美輝、「そろそろ若くなるか」

さんま先生、「いや、それ言うたやんか」

美輝、「ほんまや」

諒、「そろそろ、妻」

零治、「春」

優佳、「そろそろ、女がきれいになるか」

美輝、「そろそろ母の日になるか」

さんま先生、「もう過ぎたやないか」

美輝、「そうや、過ぎたで」

さんま先生、「なあ、そんなん言うたあかんねん。わかった？」

美輝、「はいはい」

さんま先生、「いや、『はいはい』じゃないねん」

＃「ナットク」と言ってもらいたかったようです

彼野人、「そろそろ、しまいになるか」

碧、「キューピット」

このみ、「本番」

美輝、「そろそろ虫が多くなるか・・伝説の虫が出てくる」

碧、「モスラ？」

さんま先生、「伝説の虫ってなんなの？」

美輝、「それがわからんねんなあ・・」

英美香、「一緒になるか」。正解です。

美輝、「そろそろ結婚になるかっていうこと？」

さんま先生、「一緒に暮らすかという、２人一緒に。だから美輝、どんなプロポーズの言葉すんのや？」

美輝、「でもな、学校の子もおるからまだ決まったっていうことやない」

さんま先生、「あ、二股かけとんのか。どっちにすんのや？」

碧は、「早く決めてね。あーちゃん今ね、美輝の方が好きだから大丈夫よ」

さんま先生、「(笑)だまされたらあかんぞ」

碧、「だましてないもん。ほんとだもん」

さんま先生、「だまされたらあかんぞ。おまえ、だまされ顔やからなあ。どういうプロポーズの言葉か考えたことある？」

優佳もあるみたいです。「ちょっとね・・好きって言ってほしい」

美輝、「僕、ちょっとあんまり考えてへんねんけど、でもちょっと恥ずかしい」

さんま先生、「ちょっと言えよ。彼女、の感じで」

美輝、「付き合ってくれ」

さんま先生、「結婚の時はどうするの？」

美輝、「結婚の時もちょっと恥ずかしい」

さんま先生、「ちょっと言うてくれよ・・言えよ、本人目の前にして」

美輝、「う、う、うーん」

さんま先生、「おまえ、わろうたらほんまに『ヨーダ』に似てるな」

碧も言ってもらいたいみたいです。

美輝、「結婚してくれ」

さんま先生、「碧ちゃんは？。答えは」

碧、「いいよ」

＃おー(^_^)

彼野人、「うちも優佳ちゃんに言いたいことあるんだけど、恥ずかしくて言えない」

照れて、ほっぺたをつまんでます。

さんま先生、「何て言うのや？」

彼野人、「先に優佳ちゃんに聞いてくれえ」

さんま先生、「何？、優佳ちゃんは好きやねんもんなあ？」

優佳、「うん」

彼野人、「だから、えーとさ、そのさあ、えーとさ、うちがさ、言おうとしてることさ、言ってほしいかさあ、それを聞いてほしいの」

優佳も言ってもらいたいようです。

彼野人、「ダンスしてくれ」

＃んっ？

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美輝と零治です。

海千山千人、「あーあーあーあー、近頃のガキはもうしょうがねえやっちゃなあ」

零治、「むかつく」

海千山千人、「これこれ、零治」

零治、「何？」

海千山千人、「おまえは藤井のねえちゃんに、何でブスだの何だの言うんだ？」

零治、「だって本当じゃん」(笑)

海千山千人、「そーんなこと、人の悪口言っていいと思ってんのか？」

零治、「思ってる」

海千山千人、「おまえのこと、わしゃ何でも知ってるぞ。言ってやろうか？」

零治、「うん」

海千山千人、「そんなこと言ってもいいのか？」

零治、「いいよ」

海千山千人、「おまえ、いまだにおねしょしてるでしょ？」

零治、「してないよ」

海千山千人、「そいで、いまだにおかあちゃんと一緒にお風呂入りたがるでしょ？」

零治、「入りたがってはない。ともと入りたいの」

海千山千人、「子供じゃないんだろ、もう。大人なんだろ？、いっちょまえに」

零治、「うん、大人だよ」

海千山千人、「人のことギャーギャー言うなら、おめえ、自分だってちゃんとしなきゃ」

美輝、「海千山千人さん」

海千山千人、「何じゃ？」

美輝、「あのな、ひげ長いなあ」(笑)

海千山千人、「わしゃ、うん、このひげな。こりゃもう長生きしてる証拠じゃ」

零治、「そりな。そったらどうなんの？」

海千山千人、「そったら大変じゃよ。かわいくなっちゃうよ」

零治、「かわいくなっちゃえばいいじゃん」

海千山千人、「それよりな、これ、美輝。話を聞け」

美輝、「はい」

海千山千人、「あのな、おまえしっかりしないと碧ちゃん他の男にとられちまうぞ」

美輝、「はい」

海千山千人、「『はい』じゃないんだよ、ほんとに。だいじょぶか？」

美輝、「はいはい」

海千山千人、「ハハハハハ。しょうがない。じゃあ、わしゃ帰るか。さようなら、ガハハハハ」

美輝、「待って」

零治、「は？」

美輝、「もう消えたよ」

零治、「消えた？」

美輝、「そやで」

零治、「うんこ、くせえ」

美輝、椅子からずり落ち、「何ちゅうこと言うねん」

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