あっぱれ学園の記録－２０００年前半、

あっぱれさんま大先生

５／２１、「私の夢」

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三者面談 先頭へ

絵梨佳とママさんがやってきました。

絵梨佳ママ、「はじめまして。いつもお世話になっております・・・これ、仙台の名物のかまぼこです」

さんま先生、「あっ、すいません。三者面談でこんなん、教育者として受け取るわけにいかないんですけども。
　　　　　　　　　まあ、他の生徒さんには内緒、ということで」

笹かまぼこは大好きみたいです。

絵梨佳の言いたいことは、「と、今アパートだから、子供部屋が２つしかなくて、私３人兄弟だから、１人部屋が欲しい」

さんま先生、「贅沢ぬかすな、大体が。これはちょっとお母さん、あきません、私が言います。みんな、まだ言いなはんな。
　　　　　　　　　贅沢やねん、自分の部屋１人欲しいって。うっちの子供おんなじこと言うたら、
　　　　　　　　　しゃぶしゃぶ屋で１時間半ぐらい説教したよ」

絵梨佳、「と、何か、１人部屋が１つあって、もう１つ結構大きい部屋が１つあって、
　　　　　　　それで私だけが、その１人部屋にさせてくれなかった」

さんま先生、「３人兄弟やろ？。何番目？」

絵梨佳、「３」

さんま先生、「当たり前やないか、そんなの。何で３番目が」

絵梨佳、「と、何か、その１人部屋が、お姉ちゃんとお兄ちゃんが交互に使ってて、私だけ使わせてくれなかった」

お兄ちゃんとお姉ちゃんは、１５歳と１４歳だそうです。

絵梨佳ママ、「やはり男の子はだんだん年を取ってきますと、１人部屋がやはり、１人でほしいってことで」

さんま先生、「そうなのよ。１４、５になったら、もう１人になりたくってね。いろいろ事情もあるのよ。
　　　　　　　　　これはしゃあないね。だから今はがまん。これはがまんせなしゃあない。
　　　　　　　　　みんながみんな１人部屋住んでるの？、友達が」

絵梨佳、「うん」

さんま先生、「うそぉ？」

絵梨佳、「と、前は、おばあちゃんちで住んでたんだけどね、お母さんとおじいちゃんがね、ちょっとあってね」(笑)

さんま先生、「ハハハ。いらんこと言わいでええの」

前のとこでは１人部屋が欲しいとは思わなかったそうですが、アパートに引っ越してからは、欲しくなったそうです。

絵梨佳、「けど、もう少しで１人部屋になるかもしんない」

さんま先生、「何で？」

絵梨佳、「今度、来年に家建つから」

さんま先生、「うそぉ？。家建てるの？。うわぁ、すごいなあ。ほんならもう贅沢言うてるひまないやないの。
　　　　　　　　　何抜かしてけつかんねん、アホんだらが。君とこの家といい、矢部といい、家建てやがってアホんだらが。
　　　　　　　　　家建てたら充分や。１人で何をしたいの？」

絵梨佳、「え、何か、自分の部屋がないと、友達とか来たときに、狭いから呼べないとか」

さんま先生、「なーにをそんな、昔っから、昭和初期に戻れ。そこらじゅうのおっさんと一緒に遊んでたわ、おいら。
　　　　　　　　　何で俺、１１歳やのに６８歳の親友持たなあかねんと思うたちゅうのあったもん」

ママさんから娘に言いたいことは、

「この頃は、すごい反抗的になってきまして、同じ事を２度言うものならば、もう『うるせえ』」

さんま先生、「・・どうして、そんなかわいい顔して『うるせえ』って言うの？」

絵梨佳、「何か、もう慣れちゃって言っちゃう」

さんま先生、「そりゃあかんよ。素直に『はい』って言ったらええのや」

絵梨佳、「言ったことない」

さんま先生、「どうして言わないの？」

絵梨佳、「言えないから」

さんま先生、「何で？」

絵梨佳、「え、むかつくとかあるし」

さんま先生、「(笑)お母さんに対して？。お母さんのどこがむかつくの？」

絵梨佳、「お母さんより、お父さんの方むかつく」

さんま先生、「だから今、お父さんターゲットやないねん」

絵梨佳、「だって、会社行く時、前、単身赴任じゃないとき、会社へ行く時、『行ってまいります』とか言って。
　　　　　　その『行ってまいります』がむかつくから」(笑)

さんま先生、「(笑)許してあげて。お父さんを許してあげて。お願いします」

絵梨佳、「何か、みんな返さないと名前呼んで、もう１回何度も、返すまで『行ってまいります。行ってまいります』
　　　　　　　・・・だから言ってる」

さんま先生、「当たり前やないかい。最初に『行ってまいります』で、
　　　　　　　　　『行ってらっしゃい』って全員声を揃えて言えばええのやないかい」

絵梨佳、「お母さんが一番言わないと思う」

さんま先生、｢お母さん。どういうことなんですか？｣

絵梨佳ママ、「もうそろそろ限界かなと思いますけど」(笑)

さんま先生、「すいません。これ、「怪傑塾女」やおまへんねん」

教室先頭へ

さんま先生、廊下を歩いてくると、

彼野人、「あっ、さんまさん来たぁ。イェーイ、イェーイ。この前とはおんなじ洋服だけど」

謙、「起立。礼」

「おはようございます」

さんま先生、「先生、おんなじ服なんか着ないよ」

彼野人、「うそぉ。じゃさあ、何万持ってる？。洋服、よくそんないっぱい」

さんま先生、「俺、たくさん持ってるよ。今日は絵梨佳ちゃんとお揃いやからね」

彼野人、「ラブラブなんでしょ？」

さんま先生、「ラブラブなのよ」

チェック柄ですね。絵梨佳、笑っています。

彼野人、「うちは優佳ちゃんと」

優佳、「服がちょっと色違い」

彼野人、「今日ね、手つないでね、いつも遊んでた」

美輝、「そうなんや。もうダブダブなの。もう完全に・・」

さんま先生、「いや、ダブダブちゃうで。ラブラブやで。ダブダブって服とかいうね、ちなみに」

美輝、「さんまさん、もう１００万ぐらいお金持ってるの？」

さんま先生、「俺、今６７万ぐらい」

彼野人、「９０万」

さんま先生、「彼野人は９０万あったら何すんねん？」

彼野人、「えー、ゲームをいっぱい買うの」

美輝、「そんなん、サンタクロースにもらえよ」

彼野人、「何でよ。サンタクロースにさあ、頼んでも、ただ１個しかもらえないだろ」

さんま先生、「・・けちくさいおっさんやな」

由記、「そんなん。くれるだけいいと思わへん？」

優佳、「サンタクロースにな、もらうとき、お手紙置いてあった」

さんま先生、「どんな手紙の内容やった？」

優佳、「『寒いけど、風邪ひかないように』」(笑)

このみ、「私、ちっちゃい頃、『ティッシュペーパーとハンカチ下さい』って手紙に書いたら、『ありません』って」(笑)

　

・７３年前、リンドバーグがニューヨーク→パリの大西洋単独横断飛行に成功しました。
　この飛行機には○○もなく、わずかな飲み水とサンドウィッチを持っただけの命がけの飛行でした。

碧、「風呂もなく」

諒、「運転手もなくて」(笑)

さんま先生、「操縦士もなく、リンドバーグすごいやつやなあ」

彼野人、「シートベルト」

零治、「パラシュート」。正解です。

優佳、「パラシュートって何？」

謙、「脱出するときに」

さんま先生、「美輝が説明する」

美輝、「えーと何やっけ。あー忘れてしまった」

さんま先生、「大事なとこ、いつも忘れる」

彼野人、「パラシュートってね、空のときね、困ってるときね、パラッと出してね、フワッ、フワッ、フワッ」

美輝、「運転手がおらへんようになったら、飛行機墜落するで」

さんま先生、「そうや。それだけ勇気があったということや・・・君ら冒険とかいう気持ちあるわけ？・・
　　　　　　　　　夢持って生きていかなあかんやろ。どういう夢があるのか？」

碧、「私はね、お菓子のおうちに住んでね、お菓子のおうち最後には食べちゃおうと思ってんの。
　　　それと野性的に暮らしてみたいの」

美輝、「おんなじ」

さんま先生、「何でや？。全然ちゃうかったやんか」

碧、「だって一緒に暮らすんだもん、ねえ」

さんま先生、「えー、２人もう一緒に暮らすの？。お菓子の部屋で美輝暮らせるの？」

美輝、「おうー」

さんま先生、「アリいっぱい来るで」

碧、「おいしいよねえ？、でも」

美輝、「おうー」

さんま先生、「まさにスイートルームやな・・ベットはどのお菓子にするの」

碧、「ビスケットとワタパチ（綿菓子）」

さんま先生、「２人で寝るの？、一緒に」

碧、美輝、「ねぇー」

さんま先生、「手をつなぐの？」

碧、美輝、「ねぇー」

さんま先生、「それではイエスノー枕。いや違うがな」

海が手を上げました。

海、「富士山に登りたい」

さんま先生、「へぇー」

美輝、「富士山登ると寒いで。山のてっぺんてな、雪が積もるで」

優佳、「ゆうかねえ、彼野人君と旅行したい」

彼野人もうなずいてます。

さんま先生、「どこに？」

彼野人、「えーとね、パレットタウン」（笑）

美輝、「旅行って、ちゃんとお風呂がある」

さんま先生、「何泊の旅行すんねん？」

優佳、「１００泊」

さんま先生、「国ではどこ行きたいの？」

優佳、「うーん、ディズニーランドの辺」

謙、「おいおいおい、都会じゃん」

さんま先生、「浦安でええのかい。１００日も浦安で泊まったら飽きるぞ」

優佳、「だってな、ディズニーランドを２回、違うとこを２回とかすんねん」

さんま先生、「４日やないかい。どうすんねん？、美輝、あと９６日間」

彼野人、「美輝じゃない」

さんま先生、「すまんすまん。おまえ、何か似てないようで似てんねんな、キャラが。意外なところ」

美輝、「そうかな。僕、髪の毛短いのに」

彼野人、「食料持ってって、それでバクバク食って、おやすみなさい」

さんま先生、「どういうところがええねん？、彼野人の」

優佳、「かっこいい。優しいもん、だって」

さんま先生、「結構かっこ悪いで」

美輝、「彼野人君もかっこええところはちょっとあるで」

さんま先生、「ちょっとだけ？」

美輝、「でも、もっともっとある」

さんま先生、「ママは？。ママは、夢とか冒険の気持ちあるわけ？」

諒、「えっと、あっぱれさんま大先生のみんなで、『マクドナルドダンスコンテスト』っていうのに出てみたい」

さんま先生、「何なのそれ？」

諒、「去年、諒が出たダンスの」

後ろで踊って見せます。普通のダンスですね。

例の「拝みポーズ」はありませんでした。

さんま先生、「それなかったらええわ。踊らなくても」（笑）

・日本では、長寿（長生き）のシンボルは○○と○○ですが、アメリカでは、○○がシンボルです。

彼野人、「水と食糧と、あと、『ですが、アメリカでは、水がシンボルです』」

さんま先生、「おまえそんなん、あてずっぽでしゃべるなよ。考えろよ」

彼野人、「『あてずっぽ』ってなあに？」

さんま先生、「勘で言うな、いうてんねん」

彼野人、右手を上げて、「カーン」

さんま先生、「殴るぞ」(笑)

優佳、「えーと、花と、えーと、草と、えーと」

さんま先生、「上２つ当てよう。それ違います。ほいで優佳ちゃん、シンボルっていう言葉知ってんの？」

優佳、「知らん」

さんま先生、「マイクチョコ」を落としてしまいました。「うんざりです。あいつには」

諒、「シンボルは、キシトとトール」

さんま先生、「えっ？」

諒、「キシリトール？」

さんま先生、「そりゃ、歯が丈夫になるやつやろ。ま、確かに歯が丈夫になると、長生きするわな。
　　　　　　　　　キシリトール、違う。誰がそんな小細工せえ言うたんや。なかなか上出来やないかい」

由記、「シンボルは、夢と希望ですが、アメリカでは、女神がシンボル」

さんま先生、「ほぉー、これは素晴らしい。上出来よ。全然違いますけどね。もう答え言おう、謙」

謙、「別にわかんないけど、シンボルは鶴と亀ですが」。正解です。

さんま先生、「アメリカでは何？」

謙、右手を前に出して、「愛がシンボルです」

零治、また何か言ったようです。

美輝、「アメリカでは、動物が多い」

さんま先生、「多いね。いや、違うがな」

美輝、「まさに多い」

さんま先生、「はい、美輝。いや彼野人」

美輝、「何でよ。さっき言ったばっかしやんか」

さんま先生、「毛、短い方が美輝やな」

美輝、「いいかげんにしなさい」

さんま先生、「ほんとに、ね」

彼野人、「かんじょう」（？）

優佳、「えーと、牛が」

さんま先生、「あっ、近い」

英美香、「象」。正解です。

謙、「何で象がシンボルなの？」

さんま先生、「象がどこで死ぬかわからへんのよ。で、あれ、平均寿命がわからない」

このみ、「あっ、知ってる。象、どこで死んでるか」

さんま先生、「どこで死ぬの？」

このみ、「滝のあるところ」

さんま先生、「何で知ってんの？、それ」

このみ、「見た」(笑)

さんま先生、「・・このみちゃん、嘘ですか？」

このみ、「フフフン」

彼野人、「嘘ついちゃあ、ダメダメ」

さんま先生、「長生きしたいですか？、みなさん」

みんな、したいようです。

碧、「あーちゃんはね、自分のやりたいことを全部果たしてから死にたいね」

さんま先生、「やりたいこと、どんなことあんねん？」

碧、「えーと、ハリウッドになって」(笑)

さんま先生、「・・そんな土地になったらあかんがな。ハリウッドのなんになんの？」

碧、「ハリウッド女優になるの」

さんま先生、「・・アメリカ行くの？」

碧、「行くに決まってんじゃん。それでね、めちゃくちゃでっかい高級マンション建ててね、
　　　　ホテル三日月にあるね、変なプールみたいとこ建ててね」(笑)

美輝、「僕もその意見に賛成」

さんま先生、「・・何で三日月温泉なの？」

碧、「だって昨日行ったとこめちゃくちゃ良かったんだもん」

　

・（学研の「小学生白書」９９年からのアンケートより）

「学校の先生に何を言われる（される）のがいやですか？」
男子（４－６年）	女子（４－６年）
１位、他の子と比べられること
２位、態度が悪いと注意されること
３位、○○	３位、○○

３位を当てます。

男子の答えは、男が、女子の答えは、女が、それぞれ当てます。

まず、男の子の方から。

美輝、「歳を比べるな」

さんま先生、「・・でも、同級生みな同い年やろ？」

美輝、「８歳の子もおんねんよ。１年で８歳の子おるから」

さんま先生、「何か病気で休んだかなんかしてたんだ」

美輝、「それでね、何かな、背がこんなくらい高い子もおるよ」

諒、「鼻くそほじってると注意される・・諒のね、斜め前の席の子が鼻くそほじってると、
　　　　みんなが注意してね、それでね、笑ってる」

彼野人、「注射されるの」

さんま先生、「・・あれ、学校の先生してないやんか」

謙、「仲間外れを作るな」

正解は、「勉強しろと言われること」です。

これは多くの子がうなずいていました。

続いて女の子です。

優佳、「えーと、偉そうに言う女・・男にいじめたりする」

謙、「女で『オレ』とか言うやついるよ」

碧、「うちのお母さん、自分のこと、『オレ』って言うことあるよ」

さんま先生、優佳に、「君もお母さんに対する態度悪いやないかい」

優佳、「えー、女同士やん、それでも」

碧、「『あんたブスね』って言われること」

さんま先生、「言われたことあんの？」

碧、「ないけど」

さんま先生、「やっぱり」

碧、「だって私かわいいもん」

由記、「自分の弱点の問題ばっかり出される」

優佳、「えーと、参観日の時に、『もっと恥ずかしがらないで手を上げなさい』って言われる」

このみ、「家庭訪問」

正解は、「子供扱いされること」です。

これには、「全然ちがーう」「子供だもん」という意見が多かったです。

さんま先生、「・・君ら２人何してんの？」

美輝と碧、手をつないでますね。

さんま先生、「授業中に愛を確かめないでくれます」

ここで授業は終了です。

藤井ＡＤ、「美輝と碧、残って」

美輝、「またぁー」と倒れこみます。

碧、「やったぁ！。あーちゃん、初めて残った」と大喜びです。

そして、美輝と碧、抱き合いました。(*^_^*)

居残りコーナー　先頭へ

美輝と碧、仲良く並んで座っています。

海千山千人、「あーー、いやぁまあしかし、昨夜はそんなに飲んでないのに、
　　　　　　　　　朝起きてみると、頭ガンガン、目はチカチカでな。
　　　　　　　　　どーも最近、酒が弱くなったようだな。あー。なーんたって２人かわいく、ちょこなんと座っちゃって、もう」

碧、「でしょう」

海千山千人、「でも、さっきあれだなあ、美輝の夢聞いてなかったけど、美輝は何になるんじゃ？」

美輝、「お菓子で家を作る」

海千山千人、「お菓子の家で、２人で食べちゃったら家なくなっちゃうじゃない？」

碧、「もう１回作ればいいじゃん」

海千山千人、「なかなかやるなあ。うーん、もう１回作る？。ほいでまた食べちゃったらどうすんの？」

碧、「もう１回作る」

海千山千人、「へへへへ、そう」

美輝、「今歳いくつですか？」

海千山千人、「わし？。歳は、ひゃく・・」

美輝、「あ、１０７歳」

海千山千人、「あっ、よくわかるなあ。どうしてわかったの？、１０７歳ってわしが」

美輝、「えっ、ひげに１０７歳って書いてある」

ひげの形が「１０７」になっていました。

海千山千人、「まあしかし、仲いいことは結構じゃなあ。うん、あついあつい。あー、さらばじゃ。あつい」

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