あっぱれ学園の記録－２０００年前半、

あっぱれさんま大先生

４／９、「私の自慢」

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三者面談 先頭へ

場所は職員室ですね。机にはパソコンが置いてあります。

右隣に大きなテーブルがあり、そこで相談を受けます。

ノックの音がして、入って来たのは美輝とママさんです。

美輝ママ、「失礼します。あっ、こんにちは。いつもお世話になっています」

ママさん、普通の方ですね。髪は短いです。肩に届かないくらいです。

さんま先生、「お若いんですね、お母さんもねえ・・お幾つでいらっしゃるんですか？」

美輝ママ、「いや、ちょっとっと」。言葉に詰まっています。

美輝、「２０歳です、お母さん」

美輝ママ、「そう、はたちです」

さんま先生、「２０歳にしては、ちょっと老けてらっしゃいますけどね」

美輝、「でも、それはほんまのことなんですから」

さんま先生、「何か困ったことでもあるんですか？」

美輝、「はい」

美輝ママ、「どうぞ、美輝君」

美輝、ママさんの腕をたたき、「いえ、あんたから」（笑）

美輝の心配事は、「結婚しても、お母さんと一緒に暮らしたい」

さんま先生、「・・嫁さんがえらい迷惑ですよ、そんなもん。こんなお母さんですから。
　　　　　　　　ね、奥さんとうまくいくかどうかわからないでしょ？」

美輝ママ、「エヘヘヘ」

さんま先生、「美輝君、結婚したい人いるの？」

美輝、うなずきます。

さんま先生、「誰と結婚したいの？」

美輝、「いや、言われん」

さん組の生徒の中にいるみたいです。

さんま先生、「誰と結婚したいの？」

美輝、「えっ、やぶざきあおいちゃん」

＃知ってます（笑）

さんま先生、「碧ちゃんとお母さん、仲ええのかなあ？、今は」

美輝、「はい」

さんま先生、「それが結婚したら変わんのや・・お母さん、どこがええの？」

美輝、「髪の毛長いとこ」

＃長くない

さんま先生、「短いやないか。バリバリショートヘアやないかい。あんたから比べたら長いけどね。
　　　　　　　　　ほんで『好きや』って言うたんか？、碧ちゃんに」

美輝、「えっ、まだちょっとそれは言われん」

さんま先生、「『結婚してくれ』って言うのか？」

美輝、「ええ？、それはちょっと言われん」

さんま先生、「何、言え、言うたらええやないかい、男の子やねんから、ねえ、お母さん」

美輝ママ、「ねえ」

さんま先生、「・・先生から言おうか？」

美輝、「はい」（笑）

さんま先生、「えっ？。いや、『はい』じゃなしに。先生から言うてもええのか？」

美輝、「はい。先生から言ってください」（笑）

さんま先生、「美輝、そりゃ男らしないぞ。男は自分から言うべきやと思うねんけどな、先生は」

美輝、「じゃあ自分で言うわ」

さんま先生、「言うか？。今日発表するか？」

美輝、「はい」

さんま先生、「みんなの前でええのか？」

美輝、「はい」

さんま先生、「・・・『結婚してくれ』まで言うの？。『付き合ってくれ』か？、まだ」

美輝、「はい」

さんま先生、「・・・碧ちゃんは君のこと好きそうかな？」

美輝、「さあ、それはちょっと、わからんなあー」

さんま先生、「・・・先生、こういうの１番好きやねん。告白とか」（笑）

ということで、教室で「告白」することになりました。

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謙、「起立　礼」

さんま先生、「おはようございます」

みんな、「おはようございます」

謙、「着席」

さんま先生、「よろしくお願いします・・何にも、言いたいこともないですね・・何か言いたいことある人。
　　　　　　　　　美輝、何か言うことはないな？」

美輝、「はい。もう言っといたもん」（笑）

さんま先生、「ちゃうわ。言わなあかんやないか、今みんなの前で。ええのか？」

美輝、「ちょっと恥ずかしいから、さんまさん言ってほしい」

さんま先生、「約束したやないか、さっき」

謙、「約束？。じゃあ言って言って。楽しみ楽しみ」

美輝、「恥ずかしい」と言いながら前に出てきました。

さんま先生、「頑張れ。そんなの、恥ずかしいことは人生これから何回も経験する」

美輝、「問題にしてもいい？」（笑）

さんま先生、「（笑）問題にしてもいい。それは許してあげる」

美輝、「僕が好きな人は誰でしょうか？」

碧、「私です」

美輝、「せいかーい」

さんま先生、「（笑）・・あんた全然感動的やないやんか、それ」

美輝、「でも、もう１人・・・・このみちゃん」

さんま先生、「このみちゃん？。年上やで」

美輝、「そやで」

さんま先生、「碧ちゃんて言うてたやないか。将来結婚したいのやろ？」

どちらとも結婚したいみたいです。

美輝、「帰るときに考えとくわ・・どっちにしようか」

さんま先生、「そんな簡単なものなのか？」

美輝、「あんまり簡単じゃないな」

さんま先生、「碧ちゃん、それでいいですか？。２人が好きなんですって」

碧、「うん。私だってまだ他にも学校に好きな人がいるから・・すずきわたる君」

美輝、一瞬耳をふさぎ、手で目を覆いました。（笑）

さんま先生、「このみちゃんは美輝のことどう思う？。弟みたいにしか思えない？」

このみ、「うん」

美輝、「弟。家に持って帰って欲しい」

このみ、「えー」

さんま先生、「・・それええな。俺もそれ言おう、今度お姉ちゃんに。『マンションに持って帰って欲しい』」

謙、「うわぁ、いや」

零治、「うわ、何かやばいね」

彼野人、「さんま御殿にさんまさんいるんでしょ？」

美輝、「でもな、美輝好きなのもう１人おる･･鳥、鳥のひよこ」（笑）

彼野人、「鳥のから揚げのことじゃない？」

さんま先生、「違う」

さて、授業です。文字当てクイズです。

・「ヒット曲『ＴＳＵＮＡＭＩ』を作ったサザンオールスターズの桑田さんが、さんま先生の為に作った曲は○○ばばあの唄」

さんま先生、「・・この歌知ってるね？。『ＴＳＵＮＡＭＩ』。今ヒットしてる、この歌」

曲が流れます。

さんま先生、「いいでしょう？、この歌詞」

美輝、「すっごいいいですなあ。ほんとほんと。碧ちゃんの声とよう似とる」

さんま先生、「・・似てへんやん」

サザンの桑田さんが、初めて人に書き下ろしたのがさんまさんの「○○ばばあの唄」だそうです。

５分でできたそうですが。(笑)

優佳、「あみだくじ」。正解は、「あみだばばあの唄」です。

＃知ってるんですね。

さんま先生、「･･サザンオールスターズの桑田君が、『ＴＳＵＮＡＭＩ』を作った桑田君が初めて他人に書き下ろした曲が私。
　　　　　　　　　これが私の自慢ですから、覚えとくように。だから先生はすごい人だということをわかるように。
　　　　　　　　　はい、みんなで合唱しましょう。『先生は、すごい人だ』。はい、いきますよ。先生は」

一部の生徒（主に旧さっぱりチーム）、「すごい人だ」

さんま先生、「そうそうそう。はいもう１回。」

美輝、「先生は偉い人だ」

ここでみんなに自慢できることを聞きます。

由記、「あんな、体脂肪率でな、ママ１人だけで５９あんのや。ほんでな、みんなな、合わせたら、
　　　　　３人な、合わせたな、合計がな、１１４あんねん。すごいやろ」

このみは、「えーと、手話ができる。と、腰をぐんぐん回すことと、レジを持ってること」

手話は自己紹介と、♪翼をください、ができるようです。

一部披露しましたが、なかなか上手でした。

彼野人は、「えー、スクワットが４００回連続でやったこと」

さんま先生、「うそ言え、おまえ。ヒンズースクワットなんか４００なんかできるか」

彼野人、「できるよ」

さんま先生、「ちょっとやってみ」

彼野人、「４００回までの時間ある？」

さんま先生、「時間ないよ」

前に出てやってみせます。とりあえずスクワットはできるようです。

英美香の自慢は、「あの、私は、どんな場所にいても礼儀正しく、どんな場所にいてもお姉ちゃん達をおだてる、
　　　　　　　　　　　　　すべてにおいて完璧な性格」

絵梨佳は、「と、親指をここのところにつけられる」

親指を反り返らせて、手首のところに持って来てます。

零治も昔できたようです。

彼野人、「これ？」

指をもう片方の手首に付けています。（笑）

しかも、「親指」を知らなかったようです。（笑）

優佳の自慢は、「『不思議の国のアリス』のビデオが全部言えること」

さんま先生、「・・どんなんや？。最初からやってみ」

優佳、「好きなとこでもいい？」

さんま先生、「うん」

優佳、唄い出します。

「♪こねこの　うさぎも　おめかしして　きれいなおうちにすんで　くらしているわー」

続いてセリフを。

「何よダイナ。うさぎがチョッキを着てる。あー時計も持ってる。おっと大変だ、急がないと遅れちゃう。
　でも変なうさぎね。何であんなに慌ててるの」（かなりの早口）

さんま先生、「はよ寝え、もう。覚えてるひまあったら」

美輝は、「さんまさん、まだ自慢ある・・『縄飛びの二重飛びができるでえ』っていう」

海、手を上げました。手招きしています。（笑）

さんま先生、「こっち来いじゃないねん。言えよ、そこで」

謙、「いいかげんにしゃべれよ」

海の自慢。「太ってんのに、ちょっと運動神経がいい」

さんま先生、「ええよな、海ええよな。そりゃわかってるよな。側転もできるもんな。
　　　　　　　　　なあ、（笑）そりゃわかったよ。頑張った頑張った。頑張ったよ。おまえだんだん貴闘力に近づいてるね・・」

謙は、「僕とね、芸能人が共演すると、必ずブレイクするの。ブレイクする、ほんと、マジで」

＃マジで？

さんま先生、「零治ブレイクしてないやないか」

零治、「何？、ブレイクって。どういう意味？」

さんま先生、「売れるということや。すごい頑張れるちゅうこてとや」

零治、「おめえなんかどうやって売れるんだよ。こんな、棒じゃん」

謙が売れると思っているようです。

謙、「例えば香取慎吾君なんか、ソロドラマ出たしね」

さんま先生、「『出たしね』って、それはスマップのおかげやろ？」

謙、「いや、じゃなくてソロで」

さんま先生、「へえー」

謙、「あと、例えば篠原ともえちゃんなんか、しのはらブームになったし」

さんま先生、「あれは謙のおかげなの？」

謙、「うん」

零治、「何でおめえのおかげなんだ？・・信用できないね」

謙、「いやほんと、マジで。これだけあったらね、偶然じゃない」

さんま先生、「今のとこ、２人やけど」

謙、「あとね、鈴木杏ちゃんて女の子がいるんだけどね。
　　　その子ね、一緒にポスターの仕事やった後、ハリウッド映画に出たんだよ」

さんま先生、「うそ？」

謙、「ほんと、マジ」

さんま先生、「ほぉー、おいら売ってくれよ。そんな他人ばかり売らんとなあ」

謙、「僕ね、ツキ呼ぶ人だよ」

零治、「ていうか、共演してんじゃん」

さんま先生、「してんじゃん、ねえ。おいら全然ブレイクせんよなあ」

諒は、「えっ、あのま、で・・でぶいまゆ、ま、眉毛」

かなりつっかえました。

碧は、「私ね、私３つあるんだけど、１つは鼻がこんな風にできる」

　手で鼻をつまんで、離した後もそのままの形を保てるということのようです。

　さんま先生、「美輝、あれ、かわいいか？。碧ちゃんかわいい？」

　美輝、うなずいています。

　「２つめは、プールで２メートル泳げること・・２センチかな？」

　３つめは、「うーんと、忘れちゃった」

次のクイズです。

・「『しけた顔』というのは、元々○○さんの顔からつけられた言葉」

美輝、「碧ちゃん」

さんま先生、「碧ちゃん、しけてないやないかい」

美輝、「ほんまやなあ」

さんま先生、美輝に「（碧ちゃん）かわいいなあ」

美輝、「あー」。笑ってます。

さんま先生、「これは、あの、職業の名前です」

美輝、「食堂のおばちゃん」。（笑）

美輝、調理場で働くおばちゃんのまねをします。

大きな釜の中を棒でかき混ぜる仕草をしながら、

「食堂（食事）を作るのは、気持ちいいなあ」。（笑）

謙、「漁師」。正解です。

さんま先生、「・・・『海はシケてるだろ』とか言うでしょ？」

由記、「そういえばう、うちのじいさん言うわ」

さんま先生、「言うやろ。海がシケてると漁に行けないから。ほいでシケた顔は、漁師さんの顔からつけられた言葉なんです。
　　　　　　　　　これは勉強になりましたね・・わかりましたか？」

みんな、「はーい」

さんま先生、「ナットク。いや違うねんけど」

次のクイズです。

・「からだの成長は１０才ぐらいから大きく変化がある。男の子はきん肉が発達し○○が低くなり、○○が出てくる」

零治、いち早く、「あっ、わかった。わかった」

手を叩き、「おーー」。

さんま先生、指します。予想通りの答えです。

零治、「背が低くなり、ちんぽが出てくる。あっ、陰毛陰毛」

さんま先生、「『絶対言うなあ』言うてたわ」

英美香、「声が低くなり、のどぼとけ」。正解です。

美輝、「あれ言おうと思うたのに・・山仙人が出てくる」(笑)

さんま先生、「・・そんなんちょうだいよ。おっちゃん、そんなん欲しいわ。ものすごう欲しかったわ」

これで授業は終わりですが、美輝が碧とこのみのどちらかを選ぶのかを発表します。

美輝、「（大声で）碧ちゃん・・とこのみちゃん」

さんま先生、「碧ちゃんは美輝のことどう思ってんの？」

碧、「友達関係でなら好きかもしんない」

美輝、「『友達関係』ってどういう意味ですか？」

さんま先生、「・・ともだちとして好き」

美輝、「ともだち。僕は昔から友達やから・・・まだ子供やから友達と言う」

さんま先生、「大きくなったら変わるよな？」

美輝、「はい」

さんま先生、「（笑）おまえ考え方、プラス思考やな。はい、いいですか。終わります」

（鐘の音）

美輝、「亀仙人さん、おはようございます」（笑）

藤井ＡＤ、「美輝、残ってね」

美輝、「何で僕だけがぁ？」。床に倒れました。（笑）

居残りコーナー　先頭へ

先週に引き続き、美輝が残されています。

海千山千人、「やあ、これこれこれ美輝。ニャハハハ。わしじゃわしじゃ。今度はわかっとるなあ？、うん。どこ見とる？」

美輝、「エヘ、エヘ」

海千山千人、「エヘへじゃない、どこ見とる？。ここじゃここじゃ」

美輝、「はいはい」

海千山千人、「おい美輝。あのなあ、亀仙じゃないんだよ。わしの名わかっとるか？。言ってみ」

美輝、「うみやま仙人」

海千山千人、「・・あー、惜しいな。もうちょっとじゃな。うみせんやませんにんと言うんじゃ」

美輝、「うみやまやま仙人、エヘヘ」

海千山千人、「うみせんやませんにんと言うのじゃ。わかっとるな。わしゃ今日の授業をずっと見ておったぞ。
　　　　　　　　　どうじゃ美輝。碧ちゃんとこのみちゃん、とうとうどっちか選んじゃったなあ」

美輝、「はい」

海千山千人、「碧ちゃん、どういうところが好きなの？」

美輝、「かわいいところ」

海千山千人、「かわいいところ？」

美輝、「でしょう？、うみかめ仙人」

海千山千人、「またうみかめだよ。ほんと、うみかめになってしまうなあ。今日の授業、楽しかったか？」

美輝、「はい」

海千山千人、「そう。ふーん。何か、うみかめさんに言うことある？」

美輝、「はい・・うみかめさんてどこにおるんですか？」

海千山千人、「わしゃ、雲の上にいるんじゃ。神様じゃから。で、この授業をずっと見たいんで、すぅーっと下りて来るんじゃ」

美輝、「どこ？」。天井を見ていますね。

海千山千人、「『どこ？』って、ここだここじゃ、ほれ」

美輝、「あ、そこか」（笑）

海千山千人、「天井見てどうするの。ここじゃて。さて、今日はな、わしも忙しいからもう帰るぞ。ウフフ。さらばじゃ。またのう」

海千山千人、雲に乗って飛んで行きました。

美輝、「またね、うみかめ仙人」

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