あっぱれさんま大先生

2/15、恥ずかしい勘違い

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教室

今日のテーマは、「恥ずかしいかん違い。知ったかぶりをして恥をかいたこと(社会科)」です。

まず福長、

「小さい頃に、お菓子の柿の種、あるんじゃないですか。
 あれを土に埋めて、水をやって、芽が出るのを待ってたんですよ」

さんま先生、「だいぶ痛いな、それな。俺もなんぼアホな少年でもなかったわ、それは」

続いて亜由美、

「ディズニーの小さな世界(It's a Small World)っていう曲の
 (『世界はせまい 世界はおなじ 世界はまるい ただ1つ・・』という部分)って私、
 世界になんかただ1つ、人には言えないような重大な問題があると思ってたの」

ここで「It's a Small World」が流れます。

亜由美、「この『ただ1つ』をずっと、丸くて同じで広いんだけど、何かただ1つ問題があると思ってたの」

さんま先生、「『It's a Small World』。ディズニーランドへ行くと、必ずまずそこから乗るんです」

これには、「ださーい」の声が。

裕太、「あんなの入ったら、ガキしか乗ってないじゃん」

さんま先生、「おまえ・・かぁー。おまえらなあ、おまえらあかん」

ちほ、「さんまさんと『It's a Small World』っていややわ、なんか・・なんか結び付けたくない、私の中では」

さんま先生、「俺はああいう心を持ってんのや。俺をカリブの怪人みたいに言うな」

 

次はバイオリン。

「あんこう鍋を、おしるこの中に白菜とかを入れるのかなと」

ちほ、「かしこい子供やね・・『あんこう』て聞いて、普通、魚って思い浮かぶ子って少ないやん。小っちゃいのに」

実咲、「だから思い浮かんでないじゃん」

ちほ、「えっ。魚のあんこうやと思ったんじゃないの?」

裕太、「ほんじゃ、そのまま合ってんじゃん。違う、ちほちゃん今の今までかん違いしてんじゃないの?」

ちほ、「あんこ鍋ってあんこが入ってるんでしょ?」

勘違いしていたようです。(^_^;)

さんま先生、「ぜんざいの中に白菜とか、まずそうやねえ」

 

次はリカ。

「明石家さんまさんは、『あかしやさんま』という名前だと思ってた」

加奈、「えー、違う名前なの?」

さんま先生、「どんな親やねん。親恨むわ、本名やったら」

加奈、「ほんとに違うの?」

さんま先生、「俺本名あるよ。『ヘルナンド・ロペス』いうねん、俺は」

佳奈子、「似合わないよ。顔と一致しないじゃん」

さんま先生、「本名は、『杉本孝文』っていうの」

リカ、「おぉ!」

さんま先生、「高い低いの高に、文学の、高等文学の頭が賢くなるようにってつけてもらって孝文、
       ・・それで、こんなんできあがっちゃったの」

 

次は愛。

「恥ずかしいことなんだけど、何か駅歩いてたら、私のポスターがあって」

さんま先生、「またまたまたぁー・・」

愛、「おばあちゃんと歩いてて、おばあちゃんがいきなり知らない駅員さんに、
   『これ、うちの孫なんですわ』って話し始めちゃって。電車来てるのに、もう電車行っちゃって、
   30分ぐらいずっと話しこんでんの」

裕太、「駅のポスターってかわいそうだよ。落書きされんじゃん」

佳奈子、「そう、鼻毛とかかかれたりね」

さんま先生、「あっ、経験あるの?」

佳奈子、「うん」

さんま先生、「駅にポスター張ってた?」

佳奈子、「ううん」

さんま先生、「なんじゃそりゃ」

佳奈子、「駅じゃない。何かね・・」

 

次はむし。

「これより小さい時だったけど、イクラとスジコは別の卵だと思ってた」

佳奈子、「えっ、別じゃないの?」

さんま先生もそう思っていたようです。

佳奈子、「イクラって、何からできるんだっけ。あの、サメだったっけ」

亜由美、「キャビアでしょ」

さんま先生、「離れてるか離れてないかだけやねん・・・食べたやないか、こないだ北海道へ行ったとき」

佳奈子、「あの、黄色いやつでしょ」

さんま先生、「そりゃ、カズノコや」

佳奈子、「えっ、わかんなくなった」

さんま先生、「スジコの方が、塩でもんでないから安いねん。そのままやから」

気恵、「さんまさん、さんまさん。シーチキンは・・シーチキンは何から生まれるの?」

誰か、「シーチキンは、まぐろでしょ」

佳奈子、「シーチキンて迷うよね、あれね。何から生まれてるって迷わない?」

気恵、「シーチキンて何から生まれてるの?」

さんま先生、「シーチキン、字の通りや。海の、にわとり」

気恵、「そんなのない、そんなのない」

間に受けてる子も。

佳奈子、「魚じゃないよね、あれね・・・食べた瞬間てこと」

裕太、「おまえ、かなりきてんじゃないの」

 

次は章久。

「東京都に、駐車場あるでしょう。そのね、がっきょくていう、あっ、つきぎめだ。
 つきぎめってやつをがっきょくていう風に読んじゃって、
 あちこちがっきょくて書いてあるから、『がっきょくさんてお金持ちなんだなあ』って思ってさあ」

きょとんとしてる子も結構いますね。

さんま先生、「ちほちゃん、何や、その『つきぎめ駐車場』?」

ちほ、「どうしたん?」

さんま先生、「『どうしたん』て、知ってた?」

ちほ、「知ってたよ」

さんま先生、「何を?」

ちほ、「えっ。・・エヘヘヘ」

裕太、「知らない知らない知らない」

ちほ、「だって高校生なんだもん」

さんま先生、「内山、何のことか分かってるか?」

内山、「いや、意味分かりません」

さんま先生、黒板に「月極」と書きますが・・・

気恵、「知らない」

佳奈子、「うそぉー、見たことない。無料とかさあ、そういうのはあるけど、げっきょくとか、そういうのは見たことないよ」

さんま先生、「おまえら話にならんわ」

 

ここから簡単紹介モードになります

裕太、「小学校3年生ぐらいかな。卵って本当にひよこになるのかと思ってた・・だからいつも冷蔵庫に入れてんの。
    だから、外に出しといたら、そのまま生まれちゃうのかと思ってた」

実咲、「ワンルームマンションて、道の旗とかに旗立ててあるでしょう、宣伝で。
    それを小学生のときに初めて見たのね。そしたらパッと見た時に、先入見(先入観)で、
    初めワンルームの『ワン』を犬って思って、犬専用のマンションと思っちゃったの」

絵梨、「牛いるじゃないですか。白い牛いるじゃないですか。それって白い牛乳出てくるじゃないですか。
    茶色い牛ってコーヒー牛乳出てくるんだと思ってたんですよ」

さんま先生、「出るか、そんなもん。黒い牛はブラックかい。そしたら」

加奈、「『♪赤い靴 はいてた 女の子 異人さんに連れられて』ってね、唄ってたのね。電車の中でね。
    そしたらね、あのね、大笑いされた」

リカ、「えっ、加奈ちゃん、『いーじいさん』だよ」

加奈、「えっ、違うよ」

リカ、「『いーじいさん』だよ」

加奈、「違う違う。本当は、『異人さん』なの」

さんま先生、「違うよ。あんなほのぼのした歌やないねん、あれは。結構悲しい歌やねん」

 

ここからは通常モードです。

ジャングルから。

「恋と愛って同じものかと思ってた」

気恵、「こわいねえー」

ジャングル、「愛は、一心同体だから。恋は離れても一心同体だから、同じ事だと思ってた」

んっ?。よく意味が・・と思ったら、

ジャングル、「恋はね、あこがれ・・愛はね、平等なの」

ちょっと手の動きが変だぞ。

気恵、「さあ、席替えしよう!」

さんま先生、「よく言うのは、漢字にするとね、恋は下に『心』があるから、下心がある恋愛は恋なのよ。
       で、真ん中に『心』がくると、真心がこもったら愛に変わると言うバカがいるよね、ここに」

 

そして内山。

「広辞苑てあるじゃないですか。あれずっと焼肉屋だと思ってたんですよ」

佳奈子、「『こうじえん』て、コーヒーのさあ、喫茶店みたいなとこじゃなかった?」

さんま先生、「そりゃ、コージーコーナーや」

内山、「よくみんな、『広辞苑で調べろよ』って言うけど、焼肉屋で何調べるの?って」

 


ニュースデスク−あっぱれ自慢の友達 先頭へ

普段の学校の友達を紹介するコーナーです。

今回は、気恵、章久、佳奈子です。

・気恵の友達−平野君

気恵、「あっぱれ自慢の友達。私、有田気恵が紹介するのは、平野○○君です。
     どんな自慢の友達かっていうと、奇妙でとっても個性的な人です」

すると、滑り台の上で、「イエーイ、イエーイ、やったぁ」と踊る平野君がいました。

2人はブランコに座って話します。平野君、急におとなしくなってしまいました。

気恵、「クラスでも、他の子と比べてやっぱり面白い方じゃない」

平野、「うん」

気恵、「学芸会でほら、エレコスの役があったでしょ、女の子の役。
    何で平野君はね、男の子なのに、女の子の役を受けたの?」

平野、「似合ってる役だと思ったし、自分でもやりたかったからなあ」

気恵、「なんで女の子の役が、似合ってたり、やりたいって思ったりしたの?」

平野、「んーとね、その役の、気持ちに、なってみたかったし」

気恵、「平野君、失礼だけどおかまさんじゃないよね?」

平野、「ハハハ。違うけど」

番組からの質問。「気恵さんは、学校ではどんな人ですか?」には、

平野、「僕から見て、有田さんは、学校では、明るくて、お上品で、元気で、冷静な人、だと思うけど」

「気恵さんのどんなところが好きですか?」には、

平野、「わかんないなあ。いや、好きとかじゃなくて、仲のよい友達だと思ってる」

気恵、「緊張してる?。だっていつもと違うよ」

平野、「うん、緊張してる」

スタジオで。

さんま先生、「あの時は元気なかったの?。平野君」

気恵、「あのね。電話で言ったときは『ギャアギャア』喜んでたんだけどねえ、
    朝行ったらね、元気なくなっちゃってね。後からね、急に元気になっちゃったけどね」

さんま先生、「・・『イエーイ』ていうオープニング言うてたときに、
       スタッフが笑わへんかったのがいかんかったんやね、あれは」

 

・章久の友達−浅野君。

浅野君の家に向かいながら話す章久、

「僕が紹介する自慢の友達は、浅野○○君です。何が自慢なのかといいますと、絵が上手なんです。
 それでは紹介します。浅野○○君です」

浅野君、「はーい」と、2階の窓から顔を出して答えます。

幼稚園の頃からの友達のようですね。

絵の話になります。

章久、「小さい頃、あーそういえばさあ、相撲の絵とか描くとか言って、全然描けなかった思い出あったなあ」

浅野、「そう?」

章久、「小さい頃から絵は苦手でさあ。そう思うところあるだろ?」

浅野、「あるあるある」

章久、「ウハハハハ」

ここで、幼稚園の時、章久のお父さんを描いた絵が紹介されます。

実はこれ、浅野君が変わりに描いてあげたそうなんです。

章久、「僕が何か描けなかったろ。『お父さんが下手で・・』ってグズッてた時に描いてくれた絵よ。
    でもさ、このときお父さん、眼鏡かけてなかったんだよ」

浅野、「俺から見た章久は」

章久、「ただのバカ?」

浅野、「ただのバカとは言えないけどね、おかしくてね」

章久、「変なやつ?」

浅野、「よーく俺と俺の友達でさあ、隠れて章久のこと見てるんだけど、すごい独り言激しいよ」

章久、「そうかあ?。俺にとってはあの独り言そのものが、人生の生きがいなのかもしれないな」

スタジオでさんま先生、「もっと変な子や思った。章久の友達ってな」

章久、「むちゃくちゃだよ」

 

・佳奈子の友達−稲垣さん、小島さん、稲葉さん。

バスケ仲間の友達のようです。部活のウインドブレーカーを着ています。

佳奈子、「1番のいいところは、みんなとてもかわいいことです」

ここで3人でポーズを決めるのですが。

さんま先生、「素人やなあ」

公園にバスケのゴールのセットを作ってもらい、1人ずつシュートを決めていきます。

番組からの質問。「佳奈子さんは、学校ではどういう人ですか?」には、

稲垣、「明るくて、ちょっとエロイ。エロくて、よく人にカンチョーとか・・」

稲葉、「いつもあんまり遊ばないで、おしゃべりばっかりしています」

そして、「告白のフリースロー合戦」です。

佳奈子、「チャンスは1回で、もし1回入らなかったら、みんなで好きな人を言う、ということにしよう」

結果・・・

佳奈子と稲垣さんが「見事」はずしました。

佳奈子、「○○○好きだよ。うわぁ、恥ずかしい」

放送では、「ピー」と音が入り、誰だかは分かりませんでした。

さんま先生、「放送始まって以来なんですけど、こうして録画の時には『ピー』」入れといて、
       本番は『ピー』なしでいきますので」

佳奈子、「えー、ちょっと待ってよ。やだぁ、だめ」

さんま先生、「何で。好きな人いたって別にいいやないか、そんなの」

佳奈子、「だめなんだよ、それが。先輩に人気がある人だから」

さんま先生、「あー、もう憧れの人がいてるわけや」

佳奈子、声が高くなります。

「超かっこいいんだよ。むちゃくちゃかっこいいんだよ」

稲垣さんの憧れの、バスケの2年生の先輩の子のことのようですね。

さんま先生、「佳奈ちゃんの、今『ピー』って入ったのは?」

佳奈子、「同級生。あー恥ずかしい・・写真持って来てあげる、今度」

 


エンディング 先頭へ

さんま先生、「君、あの、かん違いはある?」

ワシャガエル、「うーんまあ、というか失敗談だねえ」

さんま先生、「失敗談?」

ワシャガエル、「わしゃね、若い頃洋画の恋愛ドラマの吹き替えで、『フレッド』という2枚目の役があったのよ」

さんま先生、「おまえいろいろやっるもんなあ。『風邪ひーいてまんねん』」

ワシャガエル、「アハハハ。そりゃあの関西弁な。いや、そいでさ、わしゃ出番がくるまで、
         読みかけの剣豪小説を夢中で読んでたんだ。時代小説ね。
         でもって、『本番です』って呼ばれてさ、慌ててマイクの前に立った。
         相手役の若い女性が、私に聞く。『フレッド。私のこと好き?』」

さんま先生、「ほんで君は?」

ワシャガエル、「おぬし、できるな」

さんま先生、「なるほど。『剣豪小説』って最初に言うた時点でそれ分かったわ」

ワシャガエル、「分かった?」

さんま先生、「うん」

ワシャガエル、「しまった」

さんま先生、「何じゃそりゃ。また来週、さようなら」

ワシャガエル、「はい」

 


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