あっぱれさんま大先生

9/20、絵梨が唄う章久への恋

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さんま先生、出席簿で顔を隠しながら教室に入ってきました。

挨拶が終わって、何かしゃべろうとして、再び顔を隠します。(笑)

さんま先生、「えー、先生はちょっと今日は元気がありません。みなさんもなんじゃかんじゃ気がついてるはずです。
        いいですね。今日は元気がありませんから、みんなの力で僕を救ってくれるように。
        僕は今、傷心なんです。いいですね。傷心という言葉を君たちは知ってますね?。
        笑う心と書いて『傷心』。バカな事言ってるんじゃない。
        あっ、佳奈子ちゃん、お父さんに言うといてくれ。『先陣きってやらさせていただきました』って」

佳奈子、「うちもねえ、今危ないの、すごい」

さんま先生、「『危ないの』言うてから1年かかるから、そのつもりでひとつ」

さんま先生、笑うスタッフに文句を言ってました。

 

今日は、みんなで作詞をしてきました。

さんま先生、「君たちは歌手でビュー。バカにしとるよなあ、ホンマに。この世の中に歌手デビュー。
        何と世界のポニーキャニオン。今日は歌詞、『自己唱歌』という、CDには何曲も入るから。
        その中の『自己唱歌』というところに、君たちが1人ずつ歌詞を作ってそれをレコーディング、作詞だ」

生徒の何人かが前に出てきて、ボードに書いた詩を発表し、唄います。

まずは未央です。黄色い服に黄色のリボンです。

ボードで顔が隠れてしまいますね。

さんま先生、「さあ、真っ赤な顔して未央ちゃんかわいい。顔見せてくれるように。ばぁー。パパ出ましょ、と」

ボードを上げたり下げたりします。

さんま先生、「こんなことやってる場合じゃないんだ。俺ももうパパと呼ばれなくなったんだよ。
        バカな事言ってるんじゃない。早くいきましょ」

未央、「小さかったなあの時は おしゃべりもせずほほえんで さんま先生にたすけられ 未央は大きくなりました」

(「先生」は「センセ」と読んでいます)

そして曲に乗せて唄います。イントロが短いので、未央は最初唄えませんでした。

さんま先生、「いいねえ(拍手)。未央ちゃん大きな声で唄ってくれるねえ。『未央は・・』。いいですねえ」

次は絵梨です。

歌詞は、「恥ずかしかったよ北海道 ささいなことで涙した あなたの思い知った日が 今では恋の始まりさ」

さんま先生、「(笑、章久に)バカやろう。何真っ赤な顔してんの君?、何」

章久、「ハハハハ」。何か笑いを抑えているような・・

さんま先生、「何か変なリアクション、君」

絵梨、唄うとちょっと声が変わりますね。高くなったような感じ。

さんま先生、「これはうれしいやろ?。自分の詩を曲に乗せて唄われるっていうのは、
        シンガーソングライターがよく使う手だよ、これ恋人に。
        これはいいよ、ねえ章久。これは一生の思い出だよ」

次はナオミです。

さんま先生、「ナオミちゃんだいじょぶ?。作ってきた?」

ナオミ、「・・・(うなずく)」

さんま先生、「あの、ちゃんと言ってくれる?」

ナオミ、「はい

さんま先生、「いこうか、ナオミちゃん。ねえ、水玉模様がとてもよく似合う」

赤地に白の水玉のワンピースに、白地に赤の水玉のリボンです。

さんま先生、「よう!」とナオミの肩を叩きます。

ナオミ、「(さんま先生を見るが)・・・」

歌詞は、「おとなしいと見られてる ほんとはちがうわたしなの 初めて会った友だちが ささえてくれるうれしさよ」

さんま先生、「『ささえてくれるうれしさよ』って、お前、『夏は来ぬ』か、君は?・・
        何で最後だけ『うれしさよ』って、小学生にしちゃ珍しい文を使うわけよ?・・・」

さんま先生、「それでは、唄える?」

ナオミ、「唄える

さんま先生、「大きな声でね」

ナオミ、「・・・」

さんま先生、「君、何か『少女は見た』火曜サスペンスみたいな顔やね・・行くよ」

ナオミ、「・・・」

さんま先生、「そしたら『来るよ』って言うのよ。内山、見本みせてあげなさい。行くよ」

内山、「来るよ」

さんま先生、「すごいやんか、あんさん・・行くよ」

ナオミ、「来る

気恵、「しゃべったぁ」

さんま先生、「気持ち悪いクラスやね、これ」

ナオミ、ちょっと歌声が小さかったです。

さんま先生、「やったねえ、ねえ、かわいいねえ、ありがとうねえ。また来週検診に来てください」

次は気恵です。

さんま先生、「次はきーちゃん、きーちゃん、早く」

気恵、自分風のメロをつけて唄います。

「♪人の話はきこえない」

さんま先生、「(笑)いや、まだメロつけ言うてないですよね。勝手なメロつけないで・・読んで」

気恵、「♪人の話はきこえない こたえをまつよりいいたいの」

さんま先生、「君、『魚屋のおっさん』か?・・もう1度いきましょうか」

気恵、「♪人の話はきこえない こたえをまつよりいいたいの かたけるのは へただけど いつかはきっと空をとぶー」

さんま先生、「何じゃそりゃ?。頭飛んどるやないかい・・・(本当の曲は)今のメロちゃうよ?」

気恵、「うん」

さんま先生、「ほんとにだいじょぶね?」

気恵、「うん」

さんま先生、「えっ、だいじょぶね?」

気恵、「うん」

さんま先生、「あっそう。どんな歌詞だったっけ?」

気恵、「♪人の話はきこえない こたえをまつよりいいたいの」

さんま先生、「いいねえ、もういいよ。ちゃんとしたメロに乗せようね、早くね。この歌詞です。
        最後はね・・『いつかきっとそらを飛ぶ』ってね、なかなかいいじゃないですか。
        始めどんなんでしたっけ?」

気恵、「♪人の話はきこえない」

本当のメロでも、ちゃんと唄えました。(^_^;)

さんま先生、「ヤッホー、いいですねえ。内山君どうですか、今の歌の感想は?」

内山、「うまいよ」

さんま先生、「うまい?、心に響いた?」

内山、首を傾げ「・・・」(右腕をかいてる)

さんま先生、「内山、次おまえや。男は恋するとあかんなあ。スパッと切れ」

次は内山です。

内山、「ひとはみんなボクのことをデブという でもきにしない 
     だってぼくにはたべるよろこびと好きな女の子がいるから」

(ボードには、「デブというけどきにしない」と書いてあります)

何か作文みたいな読み方です。

さんま先生、「作文かこれは?。これ、曲にのるか?」

内山、「実は曲聴いてねえんだよ・・ラジカセがぶっ壊れちゃってさあ・・それでCDプレーヤー買ったんだよ、
     2万9千円のやつ。それもぶっ壊れちゃってよう」

さんま先生、「何かせえよ。曲1回も聴いてないの?・・・」

内山にアカペラで唄わしますが、作文になってしまいます。

さんま先生、ギターを弾くまねをしてます。伴奏をしてるつもりですね。

気恵、「さんまさん、止まれ!」

章久、「動けっ!」

内山、再び唄います。

「♪ひとは みんな 『ボクのことを・・』」

途中から作文になってしまいます。

さんま先生、手を叩きながらリズムをとって、自ら唄います。

「♪人は みんな 僕・・何で俺が唄わなあかんねん。はいもう1回。
 『トントントン』、何拍子か分かるね?。トントン拍子よ」

章久、「そのままだ。そのまま」

さんま先生、気恵に唄わせます。

気恵、「♪人の話は聞こえない」

さんま先生、「止まれ!。はいいこう。せえの」

内山、「♪人」

章久、「止まれ!」

さんま先生、「別に止まらんでも・・おまえ、警察犬か?」

内山、再び唄いますが、どうも音程が狂ってますね。メロ聴いてないせいですね。

内山、「この歌むずかしいよ」

さんま先生、「むずかしい、いや簡単やねん。みんなは練習してきてんのや。君だけや、練習してきてないのは。
        どうして練習してこなかったの?」

内山、「ぶっ壊れちゃったの、ラジカセが」

さんま先生、「うちも家庭が。バカ。バカなことばっかり言ってんじゃないおまえは(スタッフ大爆笑)・・・」

内山もウケてます。

さんま先生、内山に「おもろい?、俺」と自分を指差しています。(ポカッ)

そしてメロディに乗せて唄いますが、最後はやっぱり作文に。

さんま先生、「帰れ、おまえは」。頭を突き飛ばしました。

 


ニュースデスク−言わせてみましょうレポート 先頭へ

(ゲスト−ちほ)

さんま先生、「こんにちは。ワイドショー、ワイドショーやない、あっぱれニュースデスクの時間がやってまいりました。
        今日はコメンテイターにちほちゃんを迎えております・・・えらい大人っぽい格好」

ちほ、「さっきうっちゃんにね、『ちほちゃん痩せたね』って言われたの」

さんま先生、「それはない。(内山に)君もそういうこと言うもんじゃない。失礼や逆に、そういうこと言うと」

ちほ、ちょっとムッとしています。

 

今日は、街の人に「太ってる」と言わせようとします。

さんま先生、「こりゃ簡単だったでしょう?」

内山、「むずかしいんですよ・・みんな言ってくんないだもん」

さんま先生、「とりあえず、その『太ってるねえ』というので、別にちほちゃんを迎えたわけじゃないんですけど」(笑)

 

・自転車を押してる30代の女性(息子も)

内山、「ちょっとすいません」

女性、「いいですよ」

内山、「えっ?。あっぱれさんま大先生の内山を見て、あっ、あっぱれさんま大先生の内山と申します。」

女性、「内山君、知ってますよ」

内山、「あーそうですか。子供さんですか?」

女性、「そうです・・内山君何歳でしたっけ?」

内山、「10歳」

女性、「10歳、おんなじ・・フフフ、半分ぐらいでしょ」

内山、「ブタを見てどう思いますか?」

女性、「ほら、ブタを見てどう思いますかだって・・好きなのよ」。

子供は内山のファンみたいです。

男の子、「うーんとね、どうにも思わない」

・20代後半の男性

内山、「彼女はいるんですか?」

男性、「いません」

内山、「あーそうですか。何でいないんですか?」

男性、「そりゃちょっとわかんないですね」

内山、「あーそうですか。どういう彼女がいいですか?」

男性、「優しい子がいいかな」

内山、「あー、じゃ体形は?」

男性、「体形は、うーん、これぐらい(内山)よりはもうちょっと痩せてたほうがいいかな」

・お店の50代の女性

内山、「太巻きを下さい・・太巻きを見てどう思いますか?」

女性、「おいしそう」

・50代の男性

内山、「あっぱれさんま大先生の内山と申します。自分のお腹を見てどう思いますか?」

男性、「フフ、そうだねえ。にくらしい」

・眼鏡をかけた女子中学生

内山、「渡辺徹さんを見てどう思いますか?」

中学生、「優しそう」

内山、「あっぱれさんま大先生のちほちゃんを見てどう思いますか?」

中学生、「ちほちゃん?。かわいい」

ちほ、「エヘヘヘ」

公園で、

・20代の女性

内山、「この格好を見てどう思いますか?」

女性、「暑いんじゃないかなあと思う」

・20代の公園のベンチで座って赤ん坊を抱いてる女性

内山、「この顔を見てどう思いますか?」

女性、「ふぐ」

内山、「腕が太い人どう思いますか?」

近くの子、「ねえみんな、テレビだよ」

女性、「ふとっ、うーん、んっ?、太ってるなあって?」

内山、「バンサーイ。言った言った。言いました」

 

さんま先生、「どう言うとき『太ってるねえ』って言われます?、ちほちゃんなんか」

ちほ、「見て『太ってる』・・・でもあまり言わないよ、『太ってる』って」

さんま先生、「今ちほちゃん、身長何センチ?」

ちほ、「152ぐらい」

内山、「ああ、あともうちょっとで俺抜かすよ」

さんま先生、「おまえ何センチ?」

内山、「俺150センチになったんだよ」

さんま先生、「ちほちゃんは、152の何キロ?」

ちほ、「15キロ」

さんま先生、「へえー、着太りするんだ?」

ちほ、「そんな言えないよ、体重なんて」

内山、「60何キロか」

ちほ、「ないよそんなに」

内山、「違う。俺のことだよ」

さんま先生、「ちほちゃんそんなにあるわけないよねえ。ちほちゃん大体42、3?」

ちほ、「もうちょっとある

さんま先生、「あっ、そしたら47、8?」

ちほ、照れて顔を隠してますね。この辺でしょうか?。

さんま先生、「50超えてるんだ」

ちほ、「超えてない、超えてない、もう」と、さんま先生の肩を叩きます。

さんま先生、「折れたらどうすんねんな、君も」

ちほ、「折れるわけないやんか」

内山、「でも、50に近いじゃんねえ」

さんま先生、「そりゃそうや。50はあんのよ」

ちほ、「誰が・・・ないよ。ほな保健の先生連れてこようか」

さんま先生、「・・・ちほちゃん、俺そんなに太ってないと思うから言うわけよ。ほいで俺言うとくよ。
        ぽちゃっとした人が好きなのよ。ほんとよ。(内山を見て)ここまでいったら嫌やけどね。
        ポチャやないから。どうすんねんという体やから。分かった?。
        内山痩せたいと思わないからいいよね・・」

内山、「あとねえ、もうちょっと身長が伸びればねえ、別に60キロあってもいいっていう・・・」

さんま先生、「そうそう、170ぐらいいけばいいんだよ・・俺がそうだよ・・・172センチの61キロだよ」

ちほ、「でもこの間紙見たら、170センチって書いてあったよ」

さんま先生、「ううん、俺172センチ、61キロやけど、この1月で5キロぐらい痩せたと思うよ」

ちほ、「そうですか。いいなあ」

内山、「何で?」

さんま先生、「えっ?、『何で?』」

内山、「ああ。ごめん」

さんま先生、「子供まで気を使わしてしまいました。ワイドショー、ワイドショーやない、あっぱれニュースデスク、
        今日はこれでおしまいにしましょう。さようなら」

 


エンディング 先頭へ

さんま先生、「いやあほんとにねえ、子供たちが作った歌が、何とこれがCDになるんですよねえ。
          まあ、内山だけは外そうか、と言ってるんですよね。

ワシャガエル、「はーいはーい、さんちゃんさんちゃん、できたできた。ワシャガエル作詞のさんちゃんの歌」

さんま先生、「誰もそんなこと頼んでないのや」

ワシャガエル、「まあいいから聴けよ。楽しいぞ」

さんま先生、「今はそんな気分じゃないのよ。1人にしてくれ」

ワシャガエル、「何?、何かあったのか?」

さんま先生、「あったんやそれが」

ワシャガエル、「ほぉー、そう。いやあそれはな、今スタジオのそばで雑誌記者やなんかワイワイワイワイ言ってたけどあの」

さんま先生、「言うてへんねん」

ワシャガエル、「世の中、なんだかかんだかさあ、騒々しいけどなあ、体だけ充分気をつけてなあ、さんちゃん」

さんま先生、「うるさい、言うてんねん」

ワシャガエル、「でも、この作詞だけはちょと聞いてね。♪ハロー ナイスさんまちゃん」

さんま先生、「いけるね」

ワシャガエル、「♪あんたは私の太陽だ 星だ光だカンテラだ あーちょいなーちょーいなー」

さんま先生、「競技委員長」

競技委員長、「はーい」。窪田さんが下から出てきます。判定は、

競技委員長、「ばー」「カーン(フライパンを叩く音)」

ワシャガエル、「ワシャ帰る」

さんま先生、「『ばか』と『ばかーん』をかけたの?。最近悲しい事ばかりです」

 

 

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