風のささやき

いつの間に横に子供の昼寝顔

夜行便の飛行機で帰ってきたせいでしょうか
どうしようもなく眠くなり
昼寝をしました

窓から吹き込んでくる夏の風が心地よく
直ぐに眠りに落ちました

夕方だよと子供が声をかけてきます
薄目を開けて眺めると
確かに白い壁を夕映えが染めています

そうして僕の横を見ると
もう一人の子供が一緒に昼寝をしていました
僕の横で本を読んでいた子どもです

普段は昼寝などしないのに僕につられたのでしょうか
それとも風があまりにも心地よかったのか

子どもの寝顔を眺めながら
どこか安心してもう5分ほど目をつむりました