■紹介ページ PSoC DesignerによるCY8C26443設計

  このページで紹介しているのは試行錯誤の結果です。
  誤解、勘違い、書き間違いが含まれていることを予め御了承ください。

モジュールの選択、配置配線、パラメータ設定
ソース書き換え、デバイス書き込み

6.モジュールの選択、配置配線、パラメータ設定


主なボタン

    DeviceEditorのUser Module Selection Viewが表示され、
    開発開始となります。
    既に使用するモジュールが決まっている場合は、Interconnect viewボタンを
    クリックしてデザイン画面に切り替え、
    使用するモジュールの選択、配置配線、パラメータ設定を行います。








以下はCY8C26443用サンプルプログラムsample01の例です。

 モジュール選択
    PSoC201Aでは基本モジュールとしてLCD、UART、8bit Counterを
    想定しています。(目的に応じて選択をしてください。)

   LCD
    プルダウンメニューのUserModuleTypesからMisc Digitalを選択し、
    プルダウンメニューのUserModulesからLCDを選択、
    SelectUserModuleボタンをクリックして選択を決定します。
   Counter
    プルダウンメニューのUserModuleTypesからCountersを選択し、
    プルダウンメニューのUserModulesからCounter8を選択、
    SelectUserModuleボタンをクリックして選択を決定します。
   UART
    プルダウンメニューのUserModuleTypesからDigitalCommを選択し、
    プルダウンメニューのUserModulesからUARTを選択、
    SelectUserModuleボタンをクリックして選択を決定します。

    選択されたモジュールにはLCD_1のように’_1’が自動的に割り振られます。
    同一のモジュールを複数個組み込んだ場合、この番号により管理します。


    選択されたモジュールはアイコンで表示されます。

 モジュールの配置


    LCD以外のCounter8_1とUART_1は回路ブロックの配置をする必要があります。
    LCDは専用回路は使わず、UserModuleParametersで汎用ポートへの割付けのみ
    行います。
    Counter8_1
    Counter8_1のアイコンをシングルクリックして選択します。
    この時、PlaceUserModuleをクリックすると、モジュールはDBA00を選択します。
    NextAllowdPlacementをクリックして割付けるブロックを決定します。
    ここではNextAllowdPlacementを3回クリックしてDBA03を選択し、
    PlaceUserModuleをクリックして決定します。

    UART_1
    UART_1のアイコンをシングルクリックして選択します。
    この時、PlaceUserModuleをクリックすると、モジュールはDCA04とDCA05を選択します。
    NextAllowdPlacementをクリックして割付けるブロックを選択します。
    ここでは、このままDCA04とDCA05を選択します。
    PlaceUserModuleをクリックして決定します。

 GlobalResources[左ペインの上]

 ここでは、殆どをデフォルトのままとします。
 24V1を12に変更します。
  (24V1=24MHz/12=2MHzとなります。)
 3[V]駆動をする場合はSwitchModePumpをONにします。














    GlobalResourcesペイン

 UserModuleParameters[左ペインの中央]
    LCD

 プルダウンメニュでLCD_1を選択します。
 LCDPortをPort_1にします。(基板のパターンがPort_1となっています。)
 BarGraphをDisableにします。(目的に応じて選択してください。)






    Counter8_1

 プルダウンメニュでCounter8_1を選択します。
 Clockを24V1とします。(2MHz)
 EnableをHighとします。
 Outputをnoneとします。
 Periodを25とします。(2MHz/(25+1)=76.923kHz)
 CompareValueを12とします。(デューティの設定)
 CompareTypeをLessThanOrEqualとします。
 InterruptTypeをCompareTrueとします。












    UART_1

 プルダウンメニュでUART_1を選択します。
 ClockをDBA03 Broadcastとします。
     (ビットレートは76.923k/8=9.615kbpsとなります。)
 RXInputをGlobal_IN_7とします。
 TXOutputをGlobal_OUT_5とします。
 TXInterruptMode?のままで構いません。
 RxCmdBufferをDisableとします。








 端子割付[左ペインの下表]

 Portの項P0[0]〜P0[7]

 Portの項P1[0]〜P1[7]
  P1[0]〜P1[6]
   既にLCDの為に割付られていますので、そのままとします。
  P1[7]
   NameをENC_CLRとします。
   SelectはStdCPUのままとします。
   DriveをStrongとします。
   InterruptはDisableのままとします。

 Portの項P2[0]〜P2[7]
  P2[1]
   NameをENC_Pinとします。
   SelectはStdCPUのままとします。
   DriveはPullDownのままとします。
   InterruptはDisableのままとします。

  P2[3]
   NameをENC_CWとします。
   SelectはStdCPUのままとします。
   DriveはPullDownのままとします。
   InterruptはDisableのままとします。

  P2[5]
   NameをTxとします。
   SelectはGlobal_Out_5とします。
   Driveは自動的にStrongとなります。
   InterruptはDisableのままとします。

  P2[7]
   NameをRxとします。
   SelectはGlobal_In_7とします。
   Driveは自動的にHighZとなります。
   InterruptはDisableのままとします。


2005/04/04 作成

    Programmable System-on-Chip,PSoC,PSoC Designer,PSoC Prosは米国Cypress Micro Systems社の商標です。
 



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