デイブ・スチュワートは1967年ロンドン・スクールで出会ったモント・キャンベル(b)、スティーブ・ヒレッジ(g)らと広告オーディションでドラマー、クライブ・ブルックスを見つけURIEL(ユリエル)を結成し演奏活動を始めるが、スティーブ・ヒレッジが大学進学の為脱退しトリオとなった彼らはバンド名を"EGG"とし再出発しデッカの新レーベル、デラムと契約にこぎつけ69年にシングル「Seven
Is A Jolly Good Time」を発表に続き69年末に1stアルバム「EGG」を、そして71年には2nd「優雅な軍隊」をリリースするが、評論家筋には受けたが一般大衆には受け入れられず経済的には苦しくデッカともリリースに関してトラブルがおきモント・キャンベルが脱退した為バンドはあえなく解散。その後73年にデイブ・スチュワートはハットフィールド&ザ・ノースへと加入しますが、74年には一時的にEGGを再編し、2nd以降のマテリアルまとめたアルバム「ザ・シビル・サーフイス」を発表しています。
その後75年にハットフィールド&ザ・ノースが2枚のアルバムを残し解散したため、新たにナショナル・ヘルスを結成し2枚のアルバムを作った後、78年にイエスやキング・クリムゾンのドラマーだったビル・ブラッフォードのバンド「ブラッフォード」に参加し4枚のアルバムを発表するが、ビルの新生クリムゾン参加が決まりグループは解散状態となる。その後デイヴ・スチュワートは81年に出したソロシングル「恋にしくじったら」がヒットチャート入りをしたのをきっかけにハットフィールドやナショナル・ヘルスでもコーラスで参加していた元スパイロジャイラというフォークグループのヴォーカリスト、バーバラ・ガスキンとデュオグループを結成した。
スチュワート&ガスキンのサウンドは彼の以前の音楽からは予想できないコンパクトなポップ作品ですが、1stシングルの「涙のバースデイ・パーティー」は英で1位となり、その後もシングル盤を発表し続け、87年にそれらをまとめた編集盤が日本でもリリースされた。そのアルバムはカバー曲とオリジナルが半分ずつという構成でオリジナルでは彼らしいサウンドも聴くことができる。その後88年に2枚目「ドリームス」90年「ビッグ・アイデア」91年「スピン」と発表し、来日も果たしている。
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SPIROGYRA「Bells, Boots and Shambles」 70年代初期に活動していた「スパイロジャイラ」の3作目にして最終作。ガスキンの気品に満ちたヴォーカルがすばらしいブリティッシュ・フォークの名盤です。 |
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ARZACHEL(URIEL)「ARZACHEL」 URIEL(M.キャンベル(b)、S.ヒレッジ(g)、D.スチュワート(key)、C.ブルックス(d))が変名で出した唯一のアルバム。彼らのルーツを伺い知るサイケデリックなロックサウンド。 |
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EGG「egg」 eggの1st、ナイスの影響も感じるが、クラシックの要素をより大胆にとりこんだ彼らのサウンドは独自の世界を築いています。 [1970 Deram Record] |
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EGG「The Polite Force」 2作目は前作からさらに進化し独自のサウンドでぐいぐい引きつけるすばらしい作品。 [1970 Deram Record] |
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EGG「The Civil Surface」 解散後、一時的に再編したEGGの3作目。ハットフィールドにも参加しているコーラス隊ノーセッツも参加。バンドとしてもまとまりがありスチュワートのオルガンが最高!他にもキャンベルの吹奏四重奏団など意欲的な作品。 |
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BRUFORD「One Of A Kind」 ブラッフォードの2作目。このバンドへのデイヴ・スチュワートの貢献度は高く1曲目はスチュワートとアラン・ゴウエンとの共作でもある。ギターはアラン・ホールズワース |
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Dave Stewart & Barbara Gaskin 81年の「イッツ・マイ・パーティー」から6枚のシングルを集めた編集盤でA面にカバー曲、B面にオリジナルを配した一筋縄ではいかない凝ったサウンドが作りが魅力。 |
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Dave Stewart & Barbara Gaskin リトル・エヴァのロコモーションやXTCなど4曲のカバーと5曲のオリジナルで構成。一癖も二癖もある凝りに凝ったポップなサウンドを聞かせる。 |
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Dave Stewart & Barbara Gaskin ボブ・デュランなど4曲のカバーと6曲のオリジナルで構成。オリジナルは結構プログレっぽさを感じる? [1990 MIDI] |
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Dave Stewart & Barbara Gaskin「Spin」 これまた意外な60年代のカバーを中心にオリジナルもそれっぽいサウンド作りがなされたいます。 |
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Dirk Mont Campbell「MUSIC FROM A ROUND TOWER」 エッグ解散後も作曲、演奏活動を続けているモント・キャンベルのソロ・アルバム。ワールド・ミニマル・室内楽等いろいろな要素が詰まったで実験的でユニークな作品。ライナーのD.スチュワートとキャンベルの対談が面白い。 |