インターネットで注意すること


インターネット、どんなふうに情報をやり取りするの?

 私たちは、インターネットを簡単に使っています。コンピュータの画面からNetscape Navigatorやインターネットエクスプローラを選ぶだけで、コンピュータが自動的にダイアルし、プロバイダーに電話回線で接続してくれます。その先は、アクセスしたいホームページを検索していくか、直接アドレスを入力すれば、簡単に画面に表示されます。
 私たちはコンピュータがどんな事をして、どんなふうにデータが送られてくるかを考える必要はありません。ただ、画面をマウスでクリックするだけです。
 では、どのように外国のホームページも見る事ができて、友達にメールを送る事ができるのでしょうか。

コンピュータネットワークってどんなもの?

 インターネットにアクセスするとき私たちは、電話を使います。コンピュータが自動的にダイアルしてくれるけど、友達に電話するのと同じようにも見えます。
 でも、電話とまったく違うつながり方で、インターネットの世界は情報を送ったり送られたりしているのです。インターネットの世界には、何千、何万、それ以上のコンピュータがあります。これらのコンピュータは、同じグループ(会社だったり、学校だったり、研究所だったりします)のなかで、専用回線でお互いが結ばれています。
 私たちが個人で、2台のコンピュータをつなぐなんて、あまりあまりしません。でも、研究所や会社など何台ものコンピュータを使っているところは、コンピュータを専用線で結び、いつでもコンピュータ同士でデータのやり取りができるようになっています。これは小さなネットワークですね。
 会社の中だけでお互いが結ばれているコンピュータたちが、別の会社とデータをやり取りすために会社と会社の間も専用線で結べば、どうでしょうか。ネットワークとネットワークが結ばれることになります。インターネットの始まりです。このように、ネットワークで結ばれたコンピュータが、また別のネットワークの何台ものコンピュータとつながっている、そしてその先にも何台ものコンピュータがあるネットワークが結ばれている。このことが、インターネットなのです。
 私たちが電話回線でコンピュータ(プロバイダーの中心となるコンピュータ)とつなぐと言うことは、プロバイダーのコンピュータネットワークの一員となるということです。そのプロバイダーのコンピュータネットワークは、世界中のコンピュータネットワークとどこかでつながっているのです。ですから私たちは、日本にいてもアメリカのホームページやヨーロッパ、アジアの国々のホームページを見ることができるのです。
 
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