グルジアは4世紀と、アルメニアと並んで世界でも最も古い時代にキリスト教を国教に定めた国として有名です。グルジアという名前はグルジア語では「サカルトベロ」と言います。英語で「ジョージア」と呼ばれるとなんだか変な感じですよね。
トビリシの町は趣があって、旧イベリアホテルが唯一といってよい背の高い建物で、他はガムサフルディア通り(今もこの名前でしょうか)にあるホテルぐらいで、あまり高い建物がないのがいいですね。市内を流れる川沿いに続く道を歩いているとそこは不思議な世界です。いわゆる新市街とか旧市街とかいったものがないぶん、メインストリートでも結構古い建物が残って入るのですが、川沿いの道は伝統的な装飾のついたベランダがある建物が続きます。
グルジアはグルジア正教が国教ですが、教会の建物がとても特徴的です。それは屋根の形で、屋根が円錐状になっているのです。色は街の色と同じ朱色のような渋い色で、グルジアのパンフレットなどに描かれていることがたまにあります。