
サウジアラビアの歴史に残る建国の祖アブドゥル・アジズの英雄伝説が残るのがマスマク城です。
今の国王であるファハド国王の父親である訳ですが1902年にこのマスマク城を取り戻したのが
まさに現サウジアラビア、サウード家のアラビアの始まりともいえます。リヤドの旧市街に位置しています。
外観も中も古い時代のままといわれていますが、修復され

ているのかそうでないかは良くわかりません。
丸い物見のような部分とそのしたに広がる部屋の数々。それほど大きいものではなく、手前にいる人の
大きさと見比べてみてください。入り口のアップもどうぞ。良く見るとわかるようにつくりはとても質素で、
こんなものでよく敵からの襲撃を防げたものだと
感心してしまいます。中を覗いたのがこの写真です

が、柱も実はとても狭いのです。
建物の中ほどに空間がって自然の明かりが入るようになっています。まさに民族衣装な
どが良く似合いそうなので、民族衣装をお持ちの方は身に着けていらっしゃると良いかも知れません。
私は頭に被る布とそれを押さえる黒い輪を持っています。アラファト議長がよく被っているようなものですが、
ここを訪れたときにはそれを持っていかなかったので残念ではあります。