短波と言うのは
アマチュア無線家によってその長距離通信の可能性が発見された周波数帯です。それまでは長波と言う中波より更に低い周波数の電波を利用して大電力で放送していましたが、短波帯を使用するとそれほど大きな電力を使わなくても電波が長距離に届くことが知られるようになりました。多くの海外向けの放送はこの短波帯を利用していて、海外の放送を聴くというときには短波放送を聞くと言うことを指すほどになりました。
短波は上空110km以上のところに位置する電離層で反射される性質があってその反射によって遠距離まで届くのです。電波は電離層と地上で反射しながら遠くまで進みます、でも日本と朝鮮半島は大変接近しているので、季節によってはスキップと言う現象が発生して、近すぎる放送局からの電波が日本の手前で地面で再度反射してしまい、聞こえなくなりことがあります。
短波帯で放送しているのはまずは韓国では韓国放送公社の国際放送。そして北朝鮮ではやはり朝鮮民主仕儀人民共和国ラジオテレビジョン放送委員会の国際放送。そして、いくつかの地方放送があります。このほかいくつかの放送がここに含まれていますが、短波帯はその周波数の放送を受信できるラジオがあれば簡単に受信することができます。
大型電気店などでは短波帯を受信することができるラジオをいくつか扱っています。SONYのように手軽な値段のラジオを扱っているメーカーもありますので実際に手にとって見ると良いでしょう。ラジオは海外放送を聞くのが流行った時代には様々な種類のラジオが各メーカーから出されていましたが、その頃に比べるとそれほど多くはありません。
短波帯の場合には自宅の条件等にも寄りますがラジオについているロッドアンテナだけでなく、外部のアンテナを接続することをお勧めします。