高麗ホテルの客室は部屋がどの階にあるのかによって値段が異なります。つまり階が上になるにつれて部屋のランクが上がるようです。
標準的な部屋は入口を入ると奥にスペースがありそこのには壁いっぱいの大きなの鏡があります。そのスペースにはバスルームの入口があり反対方向に行くとベッドの置かれたスペースがあります。そこには割合に幅が狭いベッドが置かれ、壁にはテレビや冷蔵庫が納められ、その横はクローゼットになっています。(下図参照)冷蔵庫やテレビが置かれている棚状の奥の壁はやはり鏡になっています。もちろんバスルームにも大きな鏡があります。
ベッドルームの窓に近いほうには机と椅子が置かれています。休息スペースには小さなテーブルといすがあり外を眺めながらくつろぐことができます。
窓から見える景色はその部屋の位置によって異なり、平壌駅が見える方向や、主体思想塔といった巨大建造物が見える場合もあります。特にそれら巨大建造物が見えると、朝など「平壌に来ているんだなあ」という実感がわきます。朝もやの中に主体思想塔が見えると幻想的な感じがします。
平壌駅が見える方向だと、朝の通勤ラッシュの様子を見ることができます。また、正面方向に向いた部屋なら、ホテル前の飲食店街の様子を見ることができます。
ホテルの部屋の見取り図
窓 休息スペース |
窓
ベッドスペース
冷蔵庫・テレビ・クローゼット |
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鏡 スペース | ||
風呂 | 玄関 |