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金日成競技場
 この競技場は平壌市内、牡丹峰公園と凱旋青年公園の間、凱旋門の直ぐ横あたりに位置していて、規模としては五一競技場(メーデースタジアム)の次に大きな競技場です。

 この地には終戦直後に公設競技場があったようで、その後牡丹峰競技場を建設、1982年4月に金日成主席生誕70年を期に拡張工事を行い収容能力10万人の競技場にしたということです。その際に名称も金日成競技場と改称されました。

 この競技場はなんと言ってもマスゲームを行うことで有名で、動員された学生や兵士らの一糸乱れぬ動きは圧巻そのものです。

 マスゲームは2つからなって、競技場フィールドでの体操などのほかに観覧席の4分の3近くを使ったボードで文字や絵を作り出す出し物があります。号令にあわせて、音楽やタイミングにあわせて次々と作り出される文字や絵は凄いの一言。最近は動きのあるものもあり、飛行機が飛んで行ったり、文字が徐々に移動するなど凝ったつくりになっています。

 この競技場に前には広場があって、よくこの広場でマスゲームなどの練習をしているようです。