「ログハウスに住みたい」目次へ戻る前に戻るつぎに進む

屋根が半分だけ架かった!'(99.09

9月15日(水)敬老の日。雨。77才で父が逝ってから10日たった。葬儀やらなにやらで多忙だったが、やっと落ち着いたので現地を訪ねた。
家を出るときは台風の影響で風が激しく吹き捲くっていたが、こちらでは風はないものの断続的に雨がふっていた。(この日は渋滞がほとんどなかったので、浦和ICから西那須野塩原ICまでなんと48分)
我が家の入り口にわかりやすい目印が出来た。「ミストラルファーム」という近所の牧場の看板だ。県道29号線(矢板那須線)を塩原から那須方面に向かうと左側に見える。その道を左折するのだが、なんどいっても同じような風景で入り口がわかりにくかったので大助かり!
我が家を訪ねるとくはぜひ目印にしてください!

我が家のログハウス建築は順調に進んでいるようだ。先々週にログ組が始まって、すでにログ組終え2階の小屋組もほぼできあがっている。2本の棟木が印象的だ。屋根は右半分の野地板が張られさらに防水紙が張られていた。左半分は。垂木だけだが、天窓の枠部分も出来ており、たぶん来週には屋根も完成するのではないだろうか。
雨の中で材が濡れている。ちょっと心配。でも、一般建築でも雨の時はおなじだから仕方がないかとひとり納得する。
雨が少ないの事を祈りだけだ。
(上は正面から見たところ。右半分に屋根材が張ってあるのがわかる。右は裏のほうから見たところ。骨組みはほぼ完成している。)
2階に上がってみた。床はコンパネを仮張りしている。脚立でおそるおそるよじ登る。屋根が半分しか架かっていないのでことのほか明るい。
バルコニーからの眺めがなかなかだ。建物の高さが高いので30年生の雑木林に負けていない。ここで酒を飲みながら、訪問してくる友人を待つのもなかなかオツかもしれない。
2階の小屋組みは、屋根の両妻にパネル面を作る構造。棟木が通してあるので束立て構造ともいえる。表面の板材を丸ログ風に加工してあるので、ログウォールを上から積み上げたゲーブルエンド構造のように見える。
(左の写真の壁がそれ、僕がたっているのはバルコニーの入り口。上右はバルコニー、上右はその外観)
屋根をかたち作る垂木の数も半端ではなく多い。上の写真を見てもらうとよくわかるだろう。電気の配線も同時進行だ。ログハウスはこれからが時間がかかる。外見は変わらないが内装や建て具の取り付けが一般住宅より手間がかかるからだ。
ログハウスに興味のもっている人ならポピュラーな話だが、木を横に使うのでセトリングというログハウス特有の材の沈み込みがある。マシンカットでも最初の年は3cmぐらいは沈む。普通に窓やドアをそのままつけたら材の沈み込みで開かなくなるのだ。
雨の中にひっそりとたたずんでいる我が家は、いつまで見ても飽きることがなかった。リゾート暮らしに夢を馳せる。
明日は晴れるだろうか。

「ログハウスに住みたい」目次へ戻る前に戻るつぎに進む