12 26日・27日に山形市の文翔館(旧山形県県会議事堂)において、「渡辺えり子コンサート”愛”を歌う」が開催されました。

 ピアノ伴奏で、シャンソンを中心に、「ON MY OWN」のミュージカルナンバー、東京でのライブハウスでのコンサートのた めに作られたオリジナル曲「祭りの夜」、親友深沢敦さんの作曲になる「夜が好き」、ブルース風にアレンジした「花笠音頭」などアンコールを含め15曲を熱唱しました。
 初日には、ステージ上から親戚・知人が多く目に入り、「昨年亡くなった東 銀之介が大好きで、何かあると歌えというので、何千回も歌った」という「ろくでなし」の出だしの歌詞を忘れてしまうというハプニングもありました。
劇団3○○が山形公演を行うときのように、友人・知人のみなさんがコンサー トを支えてくださいました。

1

「セ・シ・ボン」

2

「ろくでなし」

3

「バラ色の人生」

4

「明日月の上で」

5

「ラストダンスは私に」

6

「暗い日曜 日」

7

「聞かせてよ愛の言葉」

8

「クリスマス・ソング」

9

「愛の賛歌」

10

「祭りの夜」

11

「夜が好 き」

12

「ON MY OWN」

13

「花笠音頭」

14

「ボン・ボワイヤージュ」

15

「水に流して」

 

 初めは、昨年、「身内を集めて 200人ほどでささやかに。」という発想で、今回の制作の菊地悦郎氏と渡辺えり子 が口約束で企画したもののようです。その後、「文翔館でやれれば……」という 菊地氏の想いが、大きな発想の飛躍となりました。

 照明を担当した中井由美子さんによると、「プロだったら文翔館でコンサー トなんて絶対にやろうという発想はしない。」とのことで、なんと野外のコンサ ートのように、ディーゼルエンジンの発電器を持ち込んでの照明となっていまし た。「生あかりでやるというわけにはいかないから。」という苦労で、明治のモ ダンな建築を生かした、上の写真のような見事な照明となっています。


 東京では、12月のコンサートは「シャンソン・ド・ノエル」と題したもので したが、今後2月には、ジャズのコンサートを開くそうです。

 また、1999年1月5日にはCDの録音があり、五木寛之作詞、三木たかし作 曲による「風が吹いてきたら」「昼の花火」という曲が2月1日に発売されます。

 「演劇の活動は2000年から」と渡辺えり子はいっていました。夫の土屋さん は、「演劇の活動を早く開始してほしいので、歌がもし売れてしまうとそっちの 方が忙しくて芝居ができないのでは」と、ちょっと複雑な表情でした。

 

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