|
「西島三重子通信」('78年初冬) いたずらで淋しがりやの秋が通り過ぎて、冬になろうとして います。いかがお過ごしですか。 初秋御見舞いは無事届いたでしょうか・・・・。 今頃皆さんは、楽しかった夏の想い出を振り返って、ニヤニヤ したり、しょんぼりしたりしていることでしょうね。私は夏の 間に花の?才を迎え、増々女っぽく・・・・なりたいと思って います。 さて、私もこの秋で、デビュー三年目を迎えました。 二枚のアルバムと四枚のシングル。 これが私の二年間の記録です。 楽しかったこと、辛かったこと、思えば長いような、短いよう な二年間。 そして、この二年間を振り返って、私は一つの結論を出しまし た。それは、しばらく制作活動のみ専念して、もう一度自分を 見つめ直す・・・・ということです。 初心に帰る−という言葉がありますが、まさにそれだと思って下さい。 そして、その上で更に成長したいのです。 人生には節というのがあります。 私の場合も、これは一つの成長の為の節なのです。 決して大げさなものではありませんが、私を応援して下さるフ ァンクラブの皆様には、今までのように情報を提供できなくな ってしまいますので、身勝手だとは思いますが、今期で一時フ ァンクラブを中断させていただきたいと思います。 また良い作品が出来たり、あるいは良いコンサートの企画な どが出来ましたら、皆さんに必ずお知らせすることを約束しま す。活動の方は一時中断しますが、龍頭事務所には所属してますので、何か良いお話、アドバイスなどがありましたら、お手 紙下さいね。 最後に私のわがままを理解し、心よく受け入れて下さった龍 頭さん、石橋さん、スタッフの皆さん、そしてファンの皆さん に、心から感謝致します。 二年間、私を支えて下さって、ありがとう。 そして これからも よろしく。 西島三重子 |