終結宣言  〜あるいは再生への長い道のり〜


最終回です。

 今回で、週一エッセイ、改め不定期エッセイは最後にします。
 今まで長期にわたり、後悔しなかったことをお詫びするとともに、それにもかかわらず定期的にここを訪れていただき、催促のメイルなどをくれたみなさま、ありがとうございました。ときには精神的負担になりつつも、本当にうれしかったです。

 とはいっても、homepageは新たな内容、レイアウトで再出発します。ますますのご愛顧のほど、よろしくお願いします。

 この一年間、数えてみると40編のエッセイをこのページに載っけてきました。最近はともかく、かなりの期間にわたって週一をキープできたことは、私のささやかな誇りとなっています。
 ざっと読み返してみると、目を覆いたくなるような恥ずかしい文章の間に隠れて、ほんの時々、「ちょっといいじゃん」っていう表現、展開に出会うこともできます。ってじぶんで言うのもなんだけど。ほんの数えるようなそういう文章を振り返ることができるのは、きっと一年間の積み重ねに対するご褒美なのでしょう。

 このご褒美を期待して、さらに一年、二年とエッセイを積み重ねていくことも考えました。しかし、そうした場合、文章をアップする頻度は極端に減り、いいな、と思う文章はさらに激減するでしょう。だから、一旦、このコーナーを閉めます。

別にネタがなくなったわけでも、
面倒になったわけでもないのだけれども。

 理由は、ものすごく個人的なことで、さらにいくつかのものが簡単にあげられるのだけれども。あえて言えば、失望感達成感、かな。
 この数ヶ月、インターネット上でのコミュニケーションの難しさを実感することが多かったことと、そしてなにより、このページを始めるに当たって期待していた、それ以上の「成果」を、あげることができたこと。この二つのことで、今までと同じ状態でページを継続する必要性がなくなったのです。あくまでぼくの中で。

 とまあいいわけをつらつら連ねてきたけど、また、そんなにお待たせせずに新しいページを後悔することができるかと思います。そのときはまた、よろしくお願いします。

 もう一度、本当に今までありがとうございました。

 

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